2006年09月03日(日)

「Kanon」東映アニメーション版(関西テレビ)感想

 Dreamcast版「みずいろ」のCMには時代の流れを感じた(笑)。

 秋改編まであと一ヶ月。ということで、ちょっと思い立って、昔のVHSテープを引っ張り出して、東映版「Kanon」を観てみました。私にしては珍しくテープを残してるだけあって、これそんなに嫌いじゃないです。作画も好きな部類ですし、お話も、まだこの手のアニメをそんなに観てなかったせいか、こういうものだと思って普通に受け入れていましたね。ってか、私の「なまえをよんで」シチュエーション好きは、まさか美坂香里@川澄綾子に刷り込まれたものだったのか!? それはちょっとなぁ(何か不満でも?)。
 しかし、今見返すと、この川澄舞@田村ゆかりの存在感の薄さが信じられませんな。ぶっちゃけ、各エピソードの中でも川澄舞の話がいちばん印象に残らなかったので。京都アニメーション版ではどうなるか期待です。そういえば、性悪生徒会長って神谷浩史だったのね。この人もキャスト変更かなぁ(というか、こいつ出るのか?)。まあ、秋子さん@皆口裕子さえ変更がなければ文句はないです。Kanon「水瀬さんち」また聴きたいなぁ。

2006年10月08日(日)

「Kanon」第1話 白銀の序章〜overture〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)

 例の著作権テロップを KEEP OUT がわりに使う BS-i に惚れた。

 京都アニメーションによる新生「Kanon」(今期はこればっか)。原作ゲームは未プレイですが、東映アニメーション版は視聴済(というか、つい先月見返しました)。東映版も悪くないと思うんですけどね。ラストの処理がちょっと不満ではありますが。
 第1話の導入としては、大枠としての物語に変更はないのに、ディテールの凝り方がやはり京アニなのかなぁと思うところ。各地で話題の祐一くんが別人になってる件ですが、杉田智和さんもけっこう面白いと思います。まあ私はハルヒも、ペーパームーンの店頭で断片的に観てるだけですし(そんなローカルなことを)。それでいて幼少期はCV:安田美和で変わってないのがポイントですね。きっと、変声期あたりで東映ルートと京アニルートに分岐があったのですよ。前の学校で変な女につかまって、妙な部に入らされたとか(やかましい)。
 そのほかのキャラクタは、さすが一度演じ切られているだけあって、もちろんキャリアも重ねられて、演技の厚みが増していて素晴らしい。川澄舞@田村ゆかりの活躍は今後に期待ですが、とりあえず美坂香里@川澄綾子がやたら強力になっていて驚きました。北川くんとのコンビは最高です。あぁ、それにしても、川澄綾子と川澄舞が紛らわしいとか思ってた、あの頃の自分が懐かしい……(遠い目)。
 メインはやはり月宮あゆ@堀江由衣ということになるのでしょうか。良かった、今回はちゃんと食い逃げせずにお金を払ったのですね。背中の翼を見ようとしてくるくる回るところにやられました。その後のシーンも、やっぱり「AIR」が意識されているんでしょうか……。
 水瀬名雪@國府田マリ子も秋子さん@皆口裕子さんもお元気そうで。今回はこの親子にももっと幸せな結末を期待したいところですが……でもテーマに関わるところでしょうから、また泣かされることになるのでしょうか。ともあれ、見守りたいと思います。

 次回、秋子さんのジャムがどう描写されるのか期待。

2006年10月15日(日)

「Kanon」第2話 雪の中の入祭唱〜introit〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 19/20 平均 9.5)

 「普通じゃない自己紹介が見てみたい」って、どういう意味かな、ゆーいちくん?

 うぐぅ。何でしょうねぇ、このクオリティ。ここまで圧倒的なものを見せられたら、もうごめんなさいごめんなさいという他ないですよ。やたらツッコミ属性が強化されてる祐一くんのセリフのタイミングも絶妙だったりと、一秒たりとも観ているこっちを飽きさせない展開。正直、気の滅入る描写はあまり好きじゃないので、今のうちはせめて楽しく観られるというのはありがたいです。
 とりあえず、名雪目覚ましの「あさー、あさだよ〜」が東映とバージョン違いになってた時点で既にしてやられました。そこでシッポを動かす辺りが京アニクオリティといったところでしょうか。ホントの猫が飼えないから、せめて目覚ましで、という名雪の心情がおもんぱかれて良いですね。そういう代償行為は判りますよ。詳細は以下略ですが。
 そしてついに、秋子さんのジャム。何ですか、そんな広域魔法の発動するものだったんですか!? 不満そうにジャムをつけたパンをぱくってする秋子さん@皆口裕子さんが素敵です。
 「なんでこんなにヒロインだー」とばかりに、他のキャラクタとも続々遭遇。やっぱり、佐祐理さん@川上とも子は相変わらずご機嫌麗しゅう。そうか、この人がいるから、どうしても川澄舞@田村ゆかりの印象が薄くなってしまうのですね。緑のリボンがアイシアちゃんみたいでかあいいです(いや、影響関係は逆かもしれない)。って祐一くん、「青のリボン」って何言ってますか……と思ったら胸のほうですか。普通そっちに注目するか? そうか、祐一くんは女の子を見るときは、まず胸に注目するんだね(何)。
 あー、逐次感想を書くつもりはないんですけど……どうも良い意味でツッコミどころが多い作品ですな。「AIR」より格段に感想は書きやすいです。筋は知ってるから、大枠がつかみやすいということはあるんですけど。あとは、あゆが相変わらず動きまくっててやたらかわいかったり、北川くんが変な方向にキャラ立てされてたり。こういうのを世間ではおいしいキャラというんですね。でも北川くん、世間は秋子さんのジャムと同じで、甘くないですよ。

 次回予告。……その固有名詞、ものすごく懐かしさを感じました。何年ぶりに聞いたかなぁ。

2006年10月21日(土)

「Kanon」第3話 記憶のない組曲〜partita〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 28/30 平均 9.3)

 「うぐぅ」をマネされて怒るあゆあゆ。どっかのバカレンジャーにも怒らないと。

 やっぱりこれ、テンポが性に合うのか、なんかなんか面白い(いくらマコちゃんだからって)。感想書き継続決定。
 祐一くんへの恨み以外の記憶を無くした少女。名前も知らない誰かを探しに来た、苗字を名乗らない少女。そして、7年前になくした何かを探す少女。祐一くん自身も説明台詞を述べてくれたとおり、実に丁寧に伏線を張っているというところですね。そろそろ東映版の時空ともズレ始めてきたところでしょうか。といいつつ、名雪ちゃんが約束すっぽかされるのは変わってないのね(ちょっと悲しい)。あとは、まだ出番がちょこッとしかないのに佐祐理さんが猛烈な勢いで好きになっている自分がいたり。佐祐理さんって、東映版で描かれた川澄舞との絡み以外に別ルートあるんですかね? そのあたりも楽しみにしています。

2006年10月28日(土)

「Kanon」第4話 休日の奇想曲〜caprice〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 38/40 平均 9.5)

 たいやきを食べるあゆあゆがかわいい! 作為的なちょこバナナよりよっぽど素敵です。U-15ビデオか教育テレビかの違いですな(黙れ)。

 ということで、今回は回想シーン長めでごちそうさまでした。あゆあゆはあゆあゆ言われるのがお気に召さないようですが、私はなんか気に入ったのでよびますよ。あゆあゆあゆあゆ。祐一くんも、当時から今みたいな性格だったらかえって連呼しそうです。
 いや、ホントに今シリーズでの祐一くんは面白いです。あらゆるものを超越した冷静ツッコミ。こんな彼が、のちのち舞や栞やあゆあゆのために真剣になるかと思うと想像を絶しますが、それもギャップ萌えということで(ゆーいちくんに萌えてどうする)。
 そんなこんなで、そろそろ川澄舞ルート突入の様子。そのための必要条件である、深夜の学校に侵入するという筋道をつけつつ、名雪のほうの伏線まで張ってしまうところが見事。その契機となった美坂香里からして思わせぶりですからね。さて、今回出番の無かった北川くんはどこまで話に絡んでくることでしょうか……。
 てなわけで川澄舞エピソード、どう料理してくれるか楽しみです。この次回予告も、本編シーンを羅列してるだけなのにやたら面白いし、もう文句のつけようがないですね。

2006年11月05日(日)

「Kanon」第5話 魔物たちの小夜曲 〜serenade〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 48/50 平均 9.6)

 寡黙な川澄舞@田村ゆかりをなんとかしてしゃべらそうとする祐一くん。あんた最高だ。

 何でしょうねぇ、ホントにやたら面白いですよ。テンポがすごく性に合うというか、油断してるとそこかしこで笑えてしまいます。やはりキョンか、キョンなのか。栞ちゃんに「お兄ちゃん」とよばせて、すぐに反省してるとこが素敵です。それにしても、BS-iのテロップは絶対にわざとやってるだろう。
 川澄舞エピソードかと見せかけて、複線で沢渡真琴も併走。なかなか一筋縄には行かない展開になってきますね。真琴を気遣う台詞を口にする舞、ひょっとして梨花ちゃんみたいな役割を課せられるとか? やたら睡魔に襲われてる名雪も心配してあげてください。
 東映版との違いを挙げればキリがないですが、大人の階段のぼるマコちゃんが「こどもはみちゃだめ〜」な本を買いに行かされるところ。東映版ではあんまり好きなシーンじゃなかったのですが、こういう婉曲的な描写なら普通に笑えます(当人にとっては同じでしょうが)。確かに、全般的に京アニ版の演出のほうが私の趣味には合ってるのかも。

2006年11月11日(土)

「Kanon」第6話 謎だらけの嬉遊曲 〜divertimento〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 57/60 平均 9.5)

 たいやきを食べるあゆあゆがかわいい!(再掲) ところで、今のあゆあゆの横からのラインには断固として異議を唱えたいところです。

 うぐぅ……何ですかこれは。むしろ da capo という感じではないですか。あ、曲芸のじゃなくて、純粋な音楽用語の意味でですけど。
 たいやきを食べるあゆあゆ、イタズラをくり返す真琴、誰かを待ち続ける栞、魔物を討つ舞、眠り姫な名雪。何度も何度も、同じことのくり返し。昨日のような今日が終わって、また明日、同じ場所に立って、同じ誰かを待って。停まっているようにみえて、実のところ、太陽に対して公転を続ける地球のような、疑似等速円運動なのかもしれません。
 であるならば、彼女たちの回転の中心は、やはり祐一くんということになるのでしょうか。そして、万有引力の法則に従い、ひとたびそのバランスが崩れ、互いの距離が接近し始めたら、あとは吸い寄せられるように中心へと、重力ポテンシャルの奈落の底へと落ちていく……。オヤシロサマの訓辞を受けてしまった舞によると、どうやら一番最初にそうなるのは真琴のようで。じわりじわり、破局への秒読みは始まっているといったところでしょうか。その時が来て、この祐一くんがいったいどういう態度を見せるのかというのも気になりつつ、次回もこの映像と動きに魅了されたい次第です。

2006年11月18日(土)

「Kanon」第7話 家出と仔猫の遁走曲〜fuga〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 67/70 平均 9.6)

 秋子さんの特製ジャムを涙目になって食べる真琴がかわいい!

 ……って、この作品では、食べてるとこのシーンばっかり言及してる気がしますが。や、だって、動画があまりにもかあいいいんですもん。肉まんを食べようとしてネコに取られちゃうとこもかわいいです。あと、黙々とたこさんウインナを食べる川澄舞も。
 っていうか、いなくなった真琴の行方を訊きに舞に頼る祐一くんもどうかと思いますが。それで居場所を言い当てる舞さんも舞さんです。すっかり困ったときの川澄さんになってる気がしますが……。なんか面白いので、どうせなら彼女にはこのままの立ち位置でいてもらって、ご自身のお話は最後まで取っといてもらいたいです。好物は最後の楽しみに取っておく一人っ子なおにいちゃんです(矛盾)。川澄舞狙いと見せかけて、本命は佐祐理さんだったりするのですよ。「あははー」にいったいどんな意味が隠されているというのか……楽しみです。
 閑話休題。天野さんが出てくると、真琴ルートも煮詰まってきた(正用)という判断でよろしいでしょうか。真琴も美紗緒ちゃんのことが心配なんだよー!(大違) まうまうならぬ、あうーあうーな真琴ちゃんに、私のハートはずっきゅーんです。
 そしてこちらも登場、ピロ(仮)。ねこーねこーな名雪ちゃんはやっぱりテンションが東映版に比べて明らかにおかしいと思ったり。祐一くんも、「憶えてるというより、思い出した」というセリフが印象的だったのですが。そもそも、祐一くん自身が昔のことを思い出せない、というのがあんまり強調されていないような。あくまで、今作の主役は少女たちということでしょうか……。だからこそ、祐一くんはいっそ傍観者のような感じでツッコミ役に専念出来ているのでしょうが。それだけに、真琴がピロ(仮)を歩道橋から落とすシーン、本気で怒る祐一くんにギャップ蕩れ(流行らせる気はないんじゃなかったのか)。けっきょくは女の子に手を上げられないところも好印象。
 真琴が「家族」というものを実感する演出も胸に沁みつつ、そろそろ別れの時が迫ってきたようで。果たして……。

2006年11月25日(土)

「Kanon」第8話 追憶の幻想曲 〜fantasie〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 76/80 平均 9.5)

 画面の端っこでお弁当を食べる佐祐理さんがかわいい!(精神に混濁がみられます) 地上波だったら切れてるなーとか思ってしまった自分(「ネギま!?」じゃないんだから)。

 沢渡真琴、あたしのにゃんこ。ってそうか! これこそ本来的な意味で一瞬の出逢いと別れの奇跡なのですね。にゃんこはピロかと思わせて、実はマコぴーだというミスディレクション。祐一くんが少しずつ昔のことを思い出していく過程も盛り上がりを高めています。ベタベタの少女漫画を素敵に朗読する祐一くんも、何気に伏線になってるような。りぼんりーぼんではなく花とゆーめ♪ ということで、つまり、天野さんがホスト部に(違)。そういえば、天野美汐@坂本真綾のキャストも東映版と変わってませんね。
 その天野さん。自分から祐一くんに近づくのではなく、またも川澄舞のご神託を受けた祐一くんのほうから話しかける流れになってますね。傍観者然とした感じがより出てて良いかも。まあ、傍観者とか言う人は、昔なんかあって(やめなさい)。「奇跡を起こす二つの条件」を語る天野さんがピースしてるみたいでかわいかったり。彼女にも救済の手は差し出されるのでしょうか?
 つかの間の日常を謳歌しつつ、沢渡真琴の奇跡の時間も終わりが近い様子。しんしんと降り続く雪。ゆーきやこんこ、あられやこんこ……。春をこいねがう、冀う彼女は、翼を手に入れることが出来るのか。

2006年12月02日(土)

「Kanon」第9話 子狐の子守歌 〜berceuse〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 86/90 平均 9.6)

 ようこですか……。「いぬかみっ!」観てなくて良かった。

 あぁ……なんですかこのダカーポ。鈴の音は、お兄ちゃんにいつでもさがしてもらえるようにという願い。真琴も、ずっと自分を見つけてもらうことを、ふたたび出逢えることを希っていたということですか。祐一くんの口からもツッコミは出なくなり、他のヒロインズも雲隠れにし夜半の月かな。はーんぶんのー、つきがー。ひたすら切ないです。この期に及んでは、もはや私も、あ〜んってしてるマコちゃんがかわいいなんてことは、けしてけして。

2006年12月09日(土)

「Kanon」第10話 丘の上の鎮魂歌 〜requiem〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 95/100 平均 9.5)

 美汐さんになまえをきかれて、「ま○○○」と答えるとこ、「ぷぎゅる」を連想してしまった(反省)。

 真琴の夢の時間に、ついに終止符が打たれるとき。あぁ、ほんとうの家族になることを約束したのに、消えてしまうなんて。やっぱり妹にすることを選んどくべきでしたか(違)。残った想い出はプリクラだけ……。あれ、撮ってみたら真琴だけ映ってなかったとかいったら切なすぎると思ったので、そこはちょっと安心。
 真琴の楽章はここで終わりでしょうが、でも Kanon としてはいわば序曲。美汐さんのまとめ台詞、うまい具合に今後の展開を予感させるものになってます。この街の人々の半分くらいは、ひょっとしたら人ではないかもしれない……。そうそう、すぐそばにいますよ、宇宙人とか未来人とか超能力者とか(重ねて反省)。
 さて……。この経験によって、祐一くんの性格がどう変わるかも気になるところですが。そもそも、一度マコちゃんに「結婚しよう。ずっといっしょにいよう」なんて言った身、せっかく立てまくってきた他の女の子とのフラグを台無しにしちゃった気もなきにしもあらず。ということで、学校をサボりすぎて不良のレッテルを貼られたゆーいちくんが、同じく後ろ指さされ組の川澄舞にシンパシーを感じる次回と予想(えー)。この流れならむしろ先に栞さんのような気もしますが、ともあれ楽しみにしています。

2006年12月16日(土)

「Kanon」第11話 光と影の間奏曲 〜intermezzo〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 105/110 平均 9.5)

 アイスクリームを食べる栞ちゃんとイチゴサンデーを食べるなゆちゃんとねこフードを食べるピロと牛丼を食べる舞がかわいい!

 もうOPから、映像は変わっていないのに、その意味するところが違って見えてきます。それと同様に、ゆーいちくんにも元の生活が戻ってきたように見えて、着実に物語は進行している。前と同じ、あるいはさらにパワーアップしてるようなノリの良さも、この日常こそが奇跡というべきものだということを象徴しているような。
 ゆーいちくんのフラグ立ても再開。しばらく逢ってなくても好感度は下がらないのですね。どころか、真琴のことをみんな本当に心配していた様子が伝わってきます。あゆあゆと名雪の初顔合わせが効果的に演出され、さらにピロとあゆあゆのつながりまでが語られる。これは本当に、マルチシナリオの原作が、ひとつにつながるという離れ業を見せてくれるのでしょうか。最後はやっぱり、あゆあゆと名雪ちゃんで、ゆーいちくんの妹の座をかけた修羅場展開になるのではないかと思いますが……。
 その前に、今度は川澄舞ルート突入の様子。「はちみつくまさん」も東映版にはなかったんですよねぇ。というか、私がこのタームを知ったのも田村さんのラジオだかウェブ日記だかですが。次回予告、たこさんじゃないウインナを食べる舞がかわいい! とは言いません。

2006年12月23日(土)

「Kanon」第12話 異形の円舞曲 〜waltz〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 115/120 平均 9.6)

 「よく判りませんけど」って、佐祐理さんは砂沙美ちゃんだったのか! どうりで惹かれるはずです。

 これが月日の重みというものでしょうか……。川澄舞@田村ゆかりの魅力が、東映版とは比べものにならなくなってますよ。YES/NOを「はちみつくまさん」/「ぽんぽこたぬきさん」でローカライズするところもそうですが、おさるさんダンスに反応するところがかわいすぎます。生徒会長の久瀬は、東映版では神谷浩史さんでしたが、ハチクロIIに引き続き野島健児さんに配役変更。むぅ、この作品が正真正銘川澄舞だけの物語だったら、それこそ貴子さんみたいに、少しずつ舞の魅力に惹かれてく過程を描いてくれたかもしれないのに。最終的にはずっきゅ〜ん確定なのに。
 いっぽう、こちらは月日の重みを逆の意味で感じさせてくれる回想シーン。いつもにも増してみんなの表情が細かくて破壊力強すぎです。なんか、これでもかというくらいに伏線を張ってるような……。うぐぅ、あゆあゆのほうも、今から期待と不安でいっぱいです。
 次回も佐祐理さんの「あははー」を楽しみにしています。

2006年12月29日(金)

「Kanon」第13話 あぶなげな三重奏 〜trio〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 125/130 平均 9.6)

 北川くんが役に立ってる……。

 もはや一分の隙もありませんね。いつも、エンディングに入るタイミングが微妙に不自然なのが気になってたんですが、今回は見事に決まっていましたし。
 栞さんと予定を組んだり、あゆあゆを真夜中の学校に連れてったりと、他のキャラをスプーリングしつつも、最優先コードは川澄舞。前回のおさるさんに続いて、いぬさんいのししさん。なんで干支の順番なんですか。酉は飛ばされてますけど。だから今回のサブタイは「tri0」なのですね。飛べない鳥はただのトリということで、翼のない人間を象徴していると見た(ホントかよ)。舞も、うたかたの夏に、あの日の笑顔を無くしてしまったのですよ(高度だな)。
 そんな舞と佐祐理さんが出逢った、牛丼の想い出。相変わらず佐祐理さんも超絶らぶりぃなのですよ。舞を想う気持ちをストレートに表現したプレゼント。貴女は隆士くんだったのですか!(例によって影響関係は逆の可能性あり)
 そして祐一くんも、真夜中に愛の告白。まったく君は、この前マコちゃんに「結婚しよう」なんて言った舌の根も乾かぬうちにそれですか(お約束としてツッコんでるだけですので、否定的意見ではありません)。その結果、またしても彼自身の記憶が抉られることになるとも知らず……。えいえんはあるよ、きっとあるよな少女の登場も近いでしょうか。引き続き目が離せません。

2007年01月05日(金)

「Kanon」第14話 ひびわれた協奏曲 〜concerto〜(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 135/140 平均 9.6)

 ウサミミ仮面の登場か、なんて思ってしまった私がバカでした。

 まさかの展開に息をのむばかり。きりんさんがすきです、な川澄舞に惚れ蕩れしていたら(誤字に非ず)、思いもかけぬ佐祐理さん@川上とも子回想シーン。よもや、この愛らしい先輩にそんな過去があったとは。一瞬、はるまお兄ちゃんなのかと思いましたが、むしろのりお姉ちゃん……でもないなぁ。桜田姉弟ならぬ倉田姉弟。つよいこであろうとした佐祐理さんは、弟にもそれを求めたということですか……。舞との関係は、ある意味その代償行為。
 そして言及される「Kanon」というタイトルの寓意。くり返される旋律。たしかに、前作を知っている者にとっては、この佐祐理さんのエピソードは容易に他のあるキャラクタの話を連想させるものであって。あくまで、その物語は彼女たちひとりひとりのものであるけど、全体としてみると、それは同じ主題を何度も奏でているということでしょうか。では、そのスパイラルを駆け上がる(あるいは墜ちてゆく)のは誰かといえば、それは祐一くんでしかないわけで。秋子さんのジャムは回避する学習能力はあっても、女の子たちとの関係はそうはいかないようです。
 回想シーンの幼い倉田姉弟の泣き顔だけで個人的には威力充分だったんですが、さらにラスト、佐祐理さんを危険にさらして顔を崩す舞。このあたりはもう、言わずもがなでも言わずにはおられない京アニ力と言ったところですが……。一刻も早く、彼女に救いの手を。いや、しゃんしゃんではなく(言わんでいい)。

2007年01月13日(土)

「Kanon」第15話 かくれんぼの小奏鳴曲 〜sonatina〜(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 144/150 平均 9.6)

 川澄舞@田村ゆかりのいたずら雪うさぎさん。私はもう、田村さんが「にゃはは」と言ってくれるだけで満足です。

 舞と祐一の関わり、こういうことだったのですか……。佐祐理さんとの想い出の牛丼よりも優先されてしまった、祐一との想い出。魔物の正体も得心がいきました。……と思ったら、すぐあとに祐一くんが「魔物なんて無かった」なんて言ってて、ちょっと違和感を憶えましたが。自分が約束を破ったことを責任転嫁してるような感じで。うさみみ少女も、「魔物はいるよ、きっといるよ!」と主張するべきだったのに。
 すべてが終わって、舞もふつうのおんなのこに戻れるかと思いきや、剣を自らに突き刺しての断罪。やっぱり憑依していたのはオヤシロサマだったのですか(汗)。こわいよーこわいよー。祐一くんが圭一くんじゃなくて良かったです(意味不明)。ちゃんと憑物を落として、明日からは元気に登校できることを願ってます。うさみみ装備は必須で。

 さて、次は栞さんですか……。というか、一気に物語全体が急展開のような予感が。「AIR」では、みちるちゃんの消失以降、視聴意欲が急速に減退したので、ここからが正念場です。