2005年02月06日(日)

「砂ぼうず」第1話 妖怪とボイン(MBS毎日放送)感想

「オレがなんで砂ぼうずって呼ばれてるか、知ってるかい?」(砂ぼうず)

 っていうかMBSアニメシャワー枠、「ジパング」→「グレネーダー」→「砂ぼうず」と進むに従って、どんどん火薬の量が増えてくな……。ジパングがいちばん地味に思える時点で凄い。

 ということで4ヶ月遅れの放映開始。今さらそれはいいとして。とりあえず、ほうぼうで言われてる評判をいろんな意味で上回っていました。OPの実写からして、地方独立UHF局でやってる30分ドラマの匂いがそこはかとなく……。そのまま実写ドラマだったら、長澤奈央とか小倉優子とか出てくるのな(KBS京都を観てる人なら判ってくれるはず)。本編冒頭、流麗な「関東大砂漠」のCGに大木民夫ナレーションというネタフリは一分で終了。バカアニメのはじまりはじまり。サブタイトル読めねえよ!
 うーん。思ったほど趣味は悪くないのかなぁ。面白いのか滑ってるのか、この一話だけではなんとも判断がつきかねます(後半、「アレを見ろー!」が連発されてたのはちょっと笑った)。まあ、砂ぼうず@鈴木千尋のしゃべりはけっこう面白いし、若本規夫御大(「岩本」という情報あり)も出てくるみたいなんで、それまで楽しみに待ってます。

 え、この親子、「大波」って名前ついてるけど、レギュラーなの? まあボインちゃんよりは幼女のほうが(略)。

2005年02月13日(日)

「砂ぼうず」第2話 砂と雨(MBS毎日放送)感想

「あんたのやり方は見せてもらったよ。関東のごく狭い地域でのNo.1の取り立て屋の腕を」(砂ぼうず)
「俺も見てみたいもんだ。弱い者虐めをして、名を上げる巧みなテ〜クニックを」(雨蜘蛛)

 うわははは。面白すぎる。「えむぜろ?」に書いたとおり、何故か1話のDVDを手に入れてしまいましたし、これも縁と思っておつき合いいたしましょう。

 まあ、よく出来たコントです(褒め言葉)。串田アキラまで引っ張り出してきて、砂ぼうずのテーマと雨蜘蛛のテーマ、二曲も熱唱させてるし。若本御大もそうですが、最近、こういうセルフパロディが多いですね。まあ嫌いじゃないです。
 そんな本編に負けず劣らず、EDが最高に面白い。取り立て屋・雨蜘蛛のCVはほんとに「岩本規夫」になってるし。Web配信にすらも遅れをとった地上波最遅放映のMBSでもそのままってのは、誤用の意味での確信犯ですか……。あと、「こいけのりこ」という音に「鯉毛海苔子」と当てたり。ちなみにCVは桑島法子さん。この方は「のりこ」じゃなくて「ほうこ」です(まあ、ここを見ている方々にとっては今さらでしょうが)。

2005年02月20日(日)

「砂ぼうず」第3話 マシンガンと戦車(MBS毎日放送)感想

「……すごい幼なじみね」(朝霧純子)

 サブタイトル、縦書きだからこの順序でいいと思うんですけど……。

 砂ぼうずの中の人(鈴木千尋、という意味ではなく)の正体が明らかに。っていうか、とっくにDVDのCMはじまってるんで、MBS視聴組には先に判ってるんですが。しかし、人間の姿でこういうキャラ、ムカつくなー。
 なんかもう、これの前の「グレネーダー」がきわめてまともな作品に思えるくらいデタラメです。やっぱMBS、周回遅れといい放映順といい、狙ってるでしょ。まあ結論としては、グレネーダーで書いた通り。

 ところで、いつも予告の後に流れるコミックビームのCMがなんか好きです。ひっそりと。

2005年02月27日(日)

「砂ぼうず」第4話 狙撃と足音(MBS毎日放送)感想

「い、いや〜ん、犯さないでー!」(小泉太湖)

 次回予告の「ボインなんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ」に1分くらい笑いが止まりませんでした(いやホント)。しかし、本来はうちらみたいな外野の感想系サイトが言って楽しむべきネタを、公式直々にやられると、微妙に気もそぞろというかなんというか。

 Aパートの砂ぼうず@鈴木千尋対大沼次郎@田中秀幸の耐久戦に、このアニメもとうとうマジ路線に……と思ったら太湖@斎藤千和登場で不安解消、雲霧消散。「いえいえ、お金で命が買えるなら、安いもんです、はい」「だーいじょーうぶでーす。あたしには、ぜーったい当たりませんからー」等の萌えセリフを連発したあげく、上記のセリフですよお兄さん(誰)。グレネーダーに続いて、このアニメでも幼女分を補給してくれるとは思いませんでした。それなのに砂ぼうずときたら、「ガリガリのぺったんこには興味ない」だとー! じゃあ私にく(以下略)。

 いやー、太湖、レギュラー定着してほしいなぁ。あと、この前リファラで飛んできてましたけど、皆口裕子さんもそのうち登場されるんですね(MBSだといつになるか判りませんが)。ええ声優萌えアニメや〜。

2005年03月06日(日)

「砂ぼうず」第5話 井戸と罠(MBS毎日放送)感想

「おぉ〜っ、これは羨望のまなざし! この眼はオレに惚れている、間違いない」(砂ぼうず)

 放映が遅れたせいかネタが古いな……。あと、放送修正をギャグにするのは個人的にあんまり好きな趣向じゃなかったり。

 なんか前回といい、このアニメAパートがさっぱり面白くないなぁ。そもそも砂ぼうずが素顔で出てるとムカついてしょうがない。斎藤千和の早期再登場を望む。

2005年03月13日(日)

「砂ぼうず」第6話 ロケットと放浪(MBS毎日放送)感想

「オレを踏み台にしたー!」(江戸川組)

 ああそうか、前回の続きか。すっかり忘れてた(おい)。

 ……で、なんだこの妙なパロディは。さっぱり面白くないのですが(わざとか?)。いったいどこを見所にすればよいのか途方に暮れますなぁ。まあ次回は斎藤千和が再登場するみたいだし……って、次は4/9かよ! またMBSアニメシャワー枠の必殺ズレズレ攻撃が始まった。これ以上遅らせてどうする気ですが。今年中に終わるかな……(冗談じゃなかったりして)。

2005年04月10日(日)

「砂ぼうず」第7話 師匠と弟子(MBS毎日放送)感想

「ふっふっふ、ついにアレを見せるときが来たようですね」(小泉太湖/小砂)

 超久しぶりー。他地域ではとっくに放映が終わってますが、まだ7話(笑)。しかし、こういう世界観ってけっこう好きなんで視聴は最後まで継続する気ですが。

 つーことで小泉太湖@斎藤千和も久しぶり、と思ったらキャストは早くも「小砂」になってた。斎藤千和やっぱ良いですな〜。「お届け物でーす」x3のところとか、同じセリフでも感情の込め方が違うというのは聴き応えがあります。これだけでもこのアニメ観る価値はあります(や、魅力はそれだけじゃないけど)。なにげに大波波子@升望も再登場してるし、実はちっちゃい娘要員もけっこう豊富なアニメ。「ナインにはナインの良さがあるんです!」わたくしにはボインの良さなんて判りませんが(阿呆だな)。

 ヨゴレ仕事も快く(?)受ける便利屋だから闘いに勝てた、という砂ぼうずの理論はいっけんまともそうだけど、それが全然作品のテーマになってないところが最高。

2005年04月17日(日)

「砂ぼうず」第8話 犬女と岩(MBS毎日放送)感想

「怨念と欲望の闘い! 地獄だ、これこそ、この世の地獄だー!」(小砂)

 絶賛。久々にリアルタイム視聴したからかもしれないけど、今回は最高傑作。古き良きギャグアニメって、こういう感じだったよな〜という、いくばくかの哀愁も込めて。

 いつものように最初から砂ぼうずを出すんじゃなくて、犬女岩には祟りの伝説があって、川口三兄弟とかほかの便利屋も敬遠して……ということを律儀に描いてるから、砂ぼうずのまさに神をも畏れぬ悪行が際だちます。雨蜘蛛@若本規夫まで出張らせて、惜しげもなく討ち死にさせていく。しかし、若本規夫、なんかノリノリだな〜(笑)。
 あと、あえて萌え視点でみれば、祟りでマスクが故障して、小砂(小泉太湖)の顔が見えているというのも重要(や、もちろん実際は狙ってるんでしょうけど)。

 そういえばDVDだと規制緩和で砂ぼうずマークが外れてるという話だけど、ほんとにあんなんまでそのまま出してるんでしょうか? 見たくないけど(笑)。

2005年04月24日(日)

「砂ぼうず」第9話 人生とゲーム(MBS毎日放送)感想

「五年後には重力に負けてるな」(小砂)

 たった五年なのか……。貝塚薫@大木民夫も五十代であの風貌だし、こういう世界だから寿命も短く老いのスピードも早いのでしょうな。ということで気になるのは小砂(小泉太湖)の成長スピードなのですが、どうやら母親がボインというのは嘘のようで一安心。どうせ砂ぼうずといっしょにいれば栄養もにぼしも足りないでしょうし、発育不良のままを所望いたしますです。ビバ☆ちっちゃいままの君でいて!

 んな脳の煮えた譫言はともかく。この作品って、筋運びは実にしっかりしてるのですよね。そのへんが良質なギャグアニメとして評価できるポイントなのですが。今回は遺跡の謎とか、宝探し人・貝塚の目的とか、朝霧純子の影での行動とか、いろいろほのめかしがあってミステリちっく。次回が実に楽しみ。

 と、こういうときに限ってMBSアニメシャワー枠は休止したりするのが常なのですが、今回はそんなこともないようでよかったよかった(っていうか、それが普通だっての)。

2005年05月01日(日)

「砂ぼうず」第10話 番人と宝探し人(MBS毎日放送)感想

「よけいなことは、考えない」(小砂)

 なんだこりゃ!? 至極真っ当に面白い。思わず解析したくなってきますよ?(笑)

 なんといっても今回の重要なポイントは、小砂の成長。仮にも師匠である砂ぼうずには「クソガキ」と罵られ、裏切り者・朝霧純子には打ちのめされ、「悔しい」とつぶやくAパートのラストは強く心に残ります。なるほどな〜、これが「萌えアニメに宣戦布告」ということなのかもしれませんね。
 「萌え」という概念は、その対象がある意味「成長しない」ことを希求します。その言語の転意のもとが「草木の芽生え」であることからもくみ取れるとおり、成長の初期段階における可愛らしさ、愛しさを(性的なメタファを伴って)表したのが「萌え」というもの。だからこそ、「育っちゃダメ」「ちっちゃいままの君でいて」なわけなのですが。実際、小砂は今まで通り「ボインなんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ」と言いつつ、砂ぼうずのまわりでやいやいにぎやかす立場を堅持していても良かったはずで、普通の萌えアニメならそうしてたでしょう。
 しかし、小砂は成長する道を選んだ。「よけいなことは、考えない」と、純子のセリフを教訓に、自らを奮い立たせた。ここに描かれているのは、まぎれもなく少年マンガに典型的な成長物語のそれです。
 実際、今回の話、実にジャンプ的ですね。うち捨てられた城を、残されたロボットが守るという話は、鳥山明の読切「騎竜少年」のエピソードそのままです。原作者のうすね正俊ってジャンプ出身らしいですから(私は世代がずれてたのか記憶にないですが)、これが原作相当エピソードだとすれば、語義上正しく確信犯でしょう。宝探し人・貝塚の立ち位置も、いかにも砂ぼうずの強敵にして到達地点、という感じですし。
 やっぱこの作品、実はとっても名作なのでは? と思った次第です。

 んで、次回予告。こ、これか、噂の「わたしのしもべ〜」(笑)。

2005年05月08日(日)

「砂ぼうず」第11話 罪と罰(MBS毎日放送)感想

「子孫繁栄! これがすべての鍵なんだ」(砂ぼうず)

 ん〜、実に小粋な寓話というか。寓話か? 寓話でしょう。ちょっと前に食われてたカブトムシみたいなヤツが効いてきたのは巧いな〜と思った。

 まあ今回もドラゴンボール最初期みたいな話からはじまるんですけど(ピラフ城とウーロンのワゴンハウス)、そこから導かれる結論がこれというのはある意味リアルというか、人間の本質ではあります。

 って、子孫を残したいなんて思ってもいない私が言ってもなぁ。ちっちゃい子に萌えるというのはその観点からいってどうなんだろう(以下自粛)。

2005年05月15日(日)

「砂ぼうず」第12話 少女と救出(MBS毎日放送)感想

「ひど〜い、パパにも触らしたことないのに」(若芽)

 いや、ガンダムパロなのは判る。判るが、触らしてたらまずいだろう。

 うんと、あの、誤解がないように言っときますが、別に私、こういうのが趣味ってわけじゃないですよ。そりゃまあ〜、若芽@野中藍に萌えないかと言えば、そこはその、それもやぶさかではないというか、前向きに善処していきたい所存ではありますが。でも私、基本的にちっちゃい子に幻想を持ってますから! いじっちゃダメなのです。

 それにしても、小砂はいい味出してるなぁ(こうやって誤解されるようなことを書くお前が悪い)。でも、確実に成長してるよね。

2005年05月22日(日)

「砂ぼうず」第13話 理想と現実(MBS毎日放送)感想

「俺は、お前みたいに器用に生きられなくてね」(海堂勝)

 おお、もうOP・ED変わるのか。2クール目からだと思ってたけど、今回からだったのですね。OPはやっぱり実写よりはこっちのほうがアニメとして良い感じですね。EDはなんか真面目になっちゃったけど。

 ということで本編も、真面目にテーマを据えつつ、最後はしっかり落としてくれるという、良質のお話。普通の作品なら主人公になりそうな海堂勝@遠近孝一の考え方を単に否定するんじゃなくて、ちゃんとひねってあるのが素晴らしい。小砂の「しつもん!」が本質を衝いている感じ。

 それにしても、今回もあさり&しじみ姉妹なんてゲスト幼女を堪能できました。これなら私も助けたくなりますよ。今まで生きながらえてきた(このやり口が通用してきた)というあたり、関東大砂漠でもそーゆー需要はあるんでしょうねやっぱり。

2005年05月29日(日)

「砂ぼうず」第14話 小砂とフルオート(MBS毎日放送)感想

「砂漠の便利屋、小砂参上! 砂漠に巣くう悪人たちよ、さっさとおうちにおかえんなさ〜い!」(小砂)

 あー、ついに来ちゃったよ、噂のプリキュアパロの回。冒頭の魔法少女といい、すごい悪意を感じんるんですけど。

 と思ったら、そのあとは普通にいい話でした。けっきょくちっちゃい子は分相応ってことで……くぅ、萌え妄想が封じられると感想を書けない……。
 それにしても雨蜘蛛@若本規夫、相変わらず面白すぎる。口もとが見えないからって、やりたい放題遊んでるようにしか聞こえませんが。

 で次回は「まじかる小砂たん」第1話 イヌミミモードでボケガエル(違)。いいのか斎藤千和、これ。「見逃したらマジ萌えアニメにしちゃうよ」えーっと……どう返して良いのやら。

2005年06月05日(日)

「砂ぼうず」第15話 兄弟と幼なじみ(MBS毎日放送)感想

「やっぱり、凄腕美人だー」(小砂)

 うおー、川口夏子@皆口裕子さん、破壊力強すぎー。出てくることはあらかじめ知ってたけど、こういうキャラかー。最高。

 で、そんな彼女の勇姿がしっかり小砂の目に焼きついているのもシリーズ構成的に巧い。すっかりめろりんきゅ〜な感じです。つくづく、砂ぼうずなんかがこんなお方の幼なじみなんてもったいなさすぎる。いいから替われ!

 次回予告、皆口裕子にまで何言わせてんだ。

2005年06月12日(日)

「砂ぼうず」第16話 カレーとライス(MBS毎日放送)感想

「あーすっきりした」(川口夏子)

 あ、やっぱカレーって原作ではアレだったのか。っていうか、今回も「鼻が」とか言ってるし、絶対わざとやってるでしょ。

 まあ順当にオチをつけて、順調に伏線を張っていってる感じ。あまり書くことないですね。少なくとも、ここで書ける範囲のことは(何を考えてたんだ)。

 次回は一時間遅れ。