2005年05月22日(日)

「Rozen Maiden」第1話 薔薇乙女(MBS毎日放送)感想

「他人じゃないよぅ、お姉ちゃんだよぅ」(桜田のり)

 うっひゃぁあーーー!!

 すごいわこれ。OPもすごく良かったし、本編に入っても冒頭5分で思わず殿堂入り認定をつけそうになってしまいましたよ。ええ、真紅@沢城みゆきが動き出す前から既に破壊力抜群。ラクロスで眼鏡っ娘でどじっこで弟思いな桜田のり@力丸乃りこ、対するは引きこもりの桜田ジュン@真田アサミ。ああぁもう、なんか知らんが作品の根幹部分が激しく共振いたしましたですよ。もちろん真紅が動き出してからも、もうセリフのひとつひとつ、動きの一挙手一投足がツボにはまる。ラストにはまたのりお姉ちゃんですよ。「きゃー! JUNくんって書いたつもりがJUMくんにー!?」うぎゃ〜、もうやめて〜。
 ああぁもう、著しく狼狽してますので、まともな解析はもう少し落ち着いてから、次週以降にさせてください。とりあえず、ひとつだけ注目すべきは破られた窓(これもΦなる1話を思い出すなー。野川さくらも出るんでしたっけ)。これこそ、閉じられていた桜田ジュンの世界が外に開かれることの隠喩になっているのでしょう。

 とりあえず、来週までにあと2,3回は繰り返して観ないとですね。今後も大期待♪

2005年05月29日(日)

「Rozen Maiden」第2話 雛苺(MBS毎日放送)感想

「ジュンのことを本当にわかっているのは、本ではなく、のりなのよ」(真紅)

 めちゃめちゃ展開早えぇ〜。けっきょく1話も4回ぐらい見返して、ようやく落ち着いてきたとこなんですけど、こりゃ解析が大変だな〜。いつものごとく、関東の方には今さらな話で申し訳ないですが、長文感想行くしかないですね。

 2話というのは、シリーズ構成的にいっても実に重要な回。初回の印象ももちろん大事だけど、その次で、それをどう転がしていくか、しっかり方向性を見据え、視聴態度を決める上でも2話こそが肝要。今回は、ほとんどジュンの部屋の中だけで閉じられていた1話から、すこしだけ物語が外に開かれることになりました。

 で、いきなりもう一体のドール・雛苺@野川さくらと、その家来(?)、柏葉巴@倉田雅世登場。あーえっと、別に私、野川さくらなら無条件で萌える訳じゃないですから。しかし、それまでの経緯とか、こんな近くにたまたま別のドールがいる偶然(=必然)とか、まったく語られないまま話が進みますね。この先描くつもりがあるのかは知りませんが。まあ、嫌いじゃないです、そういうの。「約束よ! 巴と雛との、ぜったいやぶっちゃいけない約束」だから、そういうこと言うと破られるんだって。
 いっぽう桜田家。両手でシュークリームを食べる真紅。「きゃーん! なんてかわいい食べ方!」そんなのりお姉ちゃんも、やっぱ最高にかわいい〜。萌え〜。真紅に萌えてるのりにさらに萌える、これぞ食物連鎖ならぬ萌えキャラ連鎖です。
 部屋から出た真紅が向かった先……トイレを食卓にしようと。えっ、飲食は出来るのに排泄の概念はないのか? ちょっと怖いぞ、それ。
 巴ちゃん学級委員ご来訪で、のりちゃんおもてなし。このあとの接触の雰囲気からすると、ジュンとは幼なじみとかだったり、いろいろ複雑そうですが、やっぱり具体的描写は無し。まあいいや。で、いきなり出てきた真紅。あのー、1話でも思ったんですが、ドアを開けられないはずじゃないのか? ジュンがちょっとだけ開けたとか。そのうち、ネコ用みたいなちっちゃい出入口が家中のドアについたりして。
 で、ごまかすのりちゃん、「新型のねこみみフィギュア」。洋物のダッチ(略)から一歩ランクアップ(?)。ねこみみの必然性は相変わらずゼロですが、のりちゃんの趣味?
 お風呂でのりお姉ちゃん、「もしかして、流れ星!?」残念、クーリエじゃなくてホーリエですからー(これも誰か書いてたりして)。「ジュンくんが元気になりますようにジュンくんが元気になりますようにジュンくんが……」あぁもう、かわいい!(何回言うつもりだ)
 「犯人はお前だ、たぬ!」おお、これが噂の探偵くんくん(他所様感想を見てても、こういうしょーもないとこしか印象に残ってないヤツ)。たしかに舞城ちっく、あるいは殊能将之あたりか。どっちにしろ幻冬舎じゃなくって講談社(笑)。
 で、流れ星を追いかけて、バスタオル一枚でのりちゃん登場。加速してくブレーキ効かない♪(だから違うっつーの) っていうか、ここまでくるとおかしい人です。
 鏡を求める真紅に従って、物置部屋へ。「命のかけらを持つものと、そうでないものがある」と言う真紅に「エンゲル係数の法則」ってなんじゃい、のりちゃん。エネルギー保存則とか、エントロピー増大則とか言いたかったのか?(それでも全然違うけど)
 鏡の中へ行くという真紅。ジュンくんをほっといていいのかと言うのり、真紅に問いを返され「本にそう書いてあったから」。1話でも2回目あたりに見返したときに気づいたんですが、のりは「この前TVで」とか「この前本で」という言葉をよく使ってますね。ジュンのことを想っているのは確かだけど、どう接すればよいのかわからない、そのための逃げ口上になってる可能性もありますね。
 で、雛苺によってメルヘンな世界に連れてこられた巴。ああ、こういうの封神演義(藤崎竜のマンガのほうですよ、もちろん)でありましたね。十天君との闘いのひとつ。あれも人形でしたねー。
 そこに真紅の登場。「まったく、のりがいろいろ持たせるから、いまいち決まらないわ」心配性のりちゃん、かーわー(以下略)。
 で、出てきました、アリスゲーム。説明もまた観念的でよく判らんのが好みですわ。戦闘を開始する真紅ですが、「ミーディアム無しじゃ、力も半減」。名前が違うとさらに半減ですか?(LOVELESSのサクリファイスじゃないっつーの)
 巴の力を吸いすぎた雛苺。けっきょく最後には巴のことを思って、自ら身を引きましたけど、巴の側の意志というのがあんまり見えてこなかったですね。なんだかんだ言って、ジュン自身の決断を尊重している真紅とはだいぶ違います。ドールの間でも個性の違い(出来の佳し悪し?)があるということでしょうか。
 鏡のむこうでは、真紅を心配した(とは素直に言えないけど)ジュンが物置部屋に。ここでの、のりお姉ちゃんの決断も注目すべき点ですね。鏡に手をかざすと、真紅たちが帰還。で雛苺も一緒に。のり、「この子なんて言うの?この子なんて言うの?この子なんて言うの?」志穂かあんたは。いっぽうの真紅、「9時を三分も回ってしまったわ」柳沢教授かあんたは。「夜は眠りの時間よ」だから深夜アニメでそういうことを言うなって。

 ああいかん、思わずプリキュアの感想の文字数を上回るところだった。書き過ぎや自分。

2005年06月05日(日)

「Rozen Maiden」第3話 水銀燈(MBS毎日放送)感想

「うふふふ、58万6920時間37分ぶりね、真紅」(水銀燈)

 換算すると67年と37分(Tigerのウィジェットだったら瞬時に計算できるかな? まだPantherなもので)。ただし閏年が挟まれるんで、日付的にはマイナス16日あるいは17日(たとえば作中の今が2004年の3月以降だったら17日)。すなわち前に逢ったのは第一次と第二次大戦の間くらいといったところでしょうか。

 朝から真紅と雛苺やいのやいの。怒るジュンに真紅が「朝から騒々しいわよ」と返すのはお約束ですね。で、家来をしつける真紅……懸案のドアノブを操作する杖が登場しとる(笑)。でも、けっきょくジュンくんが開けてあげるのね。このときの真紅の眼の描き方、今回よく出てきますが、なんかかわいい。「ムカつくよな、子供って」なジュンくん。
 お待たせのりちゃんです。力作の目玉焼き、あっさり真紅に崩されるのがまたかわいい。で、雛苺は「白くてふわっとして、甘いのがいいの」「うにゅう〜っとして、黒いの、赤いの」のりちゃんの頭の中に浮かぶのは巻き寿司……のりちゃんだけに海苔(黙りなさい)。そんなことより真紅の関心事はマダム真珠(?)のきょうのうんせい!(違)
 またネット通販に精を出すジュンくん。部屋に戻った雛苺、「学校に行かないの?」と問う。自分といっしょだと雛苺は言いますが、もちろん「部屋から出てはいけない」と言われている雛苺と、自分から外に出ようとしないジュンとは大きく異なります。当然それを認識したジュン、「だから子供は嫌いなんだよ」と、また繰り返す。
 授業中でも「うにゅう」のことを考えるのりちゃん。「明太イカスミパスタ!」と思いつき、声に出してしまう。真っ赤になって、かわいいなぁ(何度でも言いますよ、だってかあいいんだもん)。
 またまた名探偵くんくんの冒険(作品タイトルはカタカナ表記なのかな?)。この前は夜やってたし、「引き続き」ってテロップが出てるとこみると、キッズステーションとかのリピート放映かなんかですかね?
 で、「人形が人形劇を観るなよ」とジュンくんツッコミ。と思ったら、チャイルドフッドな雛苺(悪気はないと思うけど)。真紅にちゃんとしつけろと言ってTVを消すが、紅茶を足にこぼされる。ひでえな(笑)。と、雛苺の書いた「うにゅう」の絵を見つけるジュンくん。と、なんか気づいた様子。ひとりぼっちだという雛苺、しかし巴のところには戻れない……。真紅、まだ説明してなかったのか!
「やっぱり子供なんか大嫌いだ。あんな顔で泣いて……」と、三度目の独白。感情をそのまま発露できるかどうかが、本当の子供と、ジュンくらいの年頃の子との違いでしょうね。「何となくムカつくんだ。それだけだ。それだけだからな」と、財布と帽子を手に取る。おお、早くも外に出るとは思いませんでした。いい子やんジュンくん。私の場合、彼に共感するところが多々あって、彼に対する嫌悪感はほとんどないんですよね。まあ、私自身の昔のことはいいとして……。
 ジュンがいなくなると、さっそくTVをつける真紅にちょっと笑いました。何となく観てる、って感じではないですね。つーか、私もけっこう観たいぞ、こんな人形劇あったら。
 ジュンを捜して家中探索。トイレを指さす雛苺に真紅、「教えといてあげる」。しかし雛苺は知っていた(そりゃまあ、巴の家にいたんだから知ってるでしょうな)。「もしかして真紅、知らなかったのー?」と言う雛苺に「家来のくせに生意気な口をきくのね」とぐりぐりする真紅、うああ、めちゃめちゃ萌えのツボを刺激されます。
 と、何故かドアが開かなくなり、窓から脱出する真紅。ここの、壁の上をバランスとって歩くのもか〜わいい。ってこの作品の感想、こればっかですね。だって(以下略)。
 で、出てきたのが水銀燈。と思ったら、戦闘もせずに黒い羽ばっかまき散らして帰っちゃいました。誰が掃除するんだ、この羽?
 いっぽう、和菓子屋さんを回るジュンくん。横断歩道で「危ないじゃないか」って、まあ怒鳴らないだけましですが、やっぱイヤな感じ(まあジュンくんが悪いといえばいえるんですが)。けっきょくたどり着いたのは、学校のそばの和菓子屋さん。知り合いから隠れるようにして……うわー、なんかこのへん、身につまされるー。で、中に入ると、のりちゃんがいるかなーと思ったら巴ちゃんでした。
 何故か屋上でたそがれるふたり。やっぱふたりは幼なじみ? いいシチュエーションなのに、巴ちゃんのとなりに座らないのがジュンくんの臆病者ー! チキンチキンー! というか、まあ彼らしいんですが。で、ちゃんと巴ちゃんと雛苺のなれそめを語ってくれました。ある日電話がかかってきて、「まきますか、まきませんか」。それで「まきます」って答えたんですか、あんた。ジュンくん以上に妙な詐欺に引っかかりそうですよ。
 雛苺のさびしさを感じ取った巴。自分自身も、雛苺を心の支えにしていたところがありそうですね。でも、ジュンに雛苺を託すことに。「ヒナをよろしくね」はてさて、巴から雛苺に対して「ヒナ」と呼びかけたことがあったのかどうかがちょっと気になりますね。
 帰ってきたジュンくんに「大変だった」という雛苺。と、真紅が止める。やっぱり隠しておきたいんですかね。「好きだから、嘘をつくの」(違います)。で、ジュンくんが買ってきた(正確には巴ちゃんですが)苺大福。「ヒナ、ジュンのこと好きになったの」……食べ物だけで釣られた、というわけでもないでしょうけどね。抱きつく雛苺……って、いかんぞ、雛苺@野川さくらにまで萌えそうになってきた。くぅ〜、このアニメすごいわ。次回もなにやら噂の「翠星石」が登場するようですし。

 で、のりちゃんが買ってきたであろう明太イカスミパスタの行方が非常に気になりますが。

2005年06月12日(日)

「Rozen Maiden」第4話 翠星石(MBS毎日放送)感想

「その線からこっちに入らないで。えーっと、えっと、自分のねぐらに潜って出てくるなよ、わかったか! です〜」(翠星石)

 翠星石(すいせいせき)登場。ここまで、出るキャラ出るキャラ萌やされてきたこのアニメですが、いくらなんでもねー、あなた。今さら「ですー」なんていう桑谷夏子キャラにそう簡単に萌えるわけは……。

 ごめん。めちゃめちゃツボに入った。上のセリフあたりで撃沈。

 しかし、やっぱりいちばん好きなのは「順応性ありすぎ」なお茶づけ海苔ことのりお姉ちゃんなのですよ。翠星石がやってきた衝撃に思わず尻もちをついたり、ジュンくんの部屋に様子を見に来たときの仕草がかわいいなぁ〜。そして、「人間なんて、だいっきらいですぅ〜」と鈴カステラを投げつける翠星石に「食べ物を粗末にするなんて、いけないコです」もとい(それでも意味が通るけど)「めっ! 食べ物で遊んじゃダメでしょ」としっかり叱りつける。
 ジュンくんを「チビ」と呼ぶ翠星石。あ、彼女はけっこう背丈が高いんですかね。自分でドアも開けられるみたいだし(ちょっと残念)。
 で、ジュンくんの魔の手から逃げて(違)階段を駆け下りる翠星石、庭で花に水をやるのりちゃんを発見。その前のシーン、最初は真夜中だと思ってたんで、いきなりここで時間がワープしたような感覚をおぼえたんですが。見返してみると朝になってたんですね。ジュンくんの部屋、カーテン閉めただけでこんなに薄暗いのか。これも彼の内面に対応してると思いますが。
 で、のりちゃんの花の育て方にダメ出し。「かわいがるのはいいことですが、もうお腹はいっぱいって言ってます」。実にのりちゃんらしい感じですな。しかし、紅茶の入れ方といい、いつもみたいに本やTVを鵜呑みにすれば、それなりのものは出来るはずとも思えるんですが……。まあ、そのへんものりちゃんの天然のなせる業ということで、もっ最高ー!
 で、翠星石の力を使ってジュンくん矯正。「何がはじまるのかしらー。お姉ちゃんどきどきしちゃうー」ドッキリドッキリドキドキ☆(黙れ) 「スイドリーム」とやらを召還する翠星石、ジュンとともに彼の夢の中へ。そこは「救いようもない鬱々ワールド」。あぁ、やっぱこういう固有世界ものって好き好きー。
 様子を見に行くという真紅。のりちゃんも「でも、ジュンくんの心が、少しでも理解できるなら」と言うも、「今はきっと、のりには見られたくないはずだわ」と置いていかれる。このへん、微妙につながりが判りにくかったですけどね。しかし真紅、人形とは思えないくらいにジュンのことを思いやってますね。そこまでする義理があるとも思えないんですが。やっぱ家来の躾?
 地面に散らばる参考書。道端の花壇は教師や同級生の声。なんか、本格的にカウンセリングしておりますね。たまらず逃げ出すジュン。と、昆虫のように木々を飛び回るミニカーを見て目を輝かせる。うむむ、これまた唐突な感じ。まあこのミニカー、アイキャッチにも出てる奴みたいだし、ジュンくんがこういうの好きなんでしょうね(彼の世界なんだし)。むしろ、脈絡がないのが夢の世界の構造。
 夢分析なんて、大学の一般教養でかじった程度ですが、そのレベルであえて分析を試みるならば、夢に特徴的なのは反復される在・不在の交代。最初に出てきた参考書や花壇の花々は、怪獣に姿を変えてジュンくんを襲う。それから逃げ出せた後は、ちゃんと「紙=植物」に戻っているのもその証拠。そして、ジュンくんがその紙を手から離したとたん、湖の先に広がる光景も、その転移。自分が逃げ続けている存在に、それでもなお、心のどこかで希求しているということでしょうね。「水から出る・水に入る」というのは、フロイト理論では「出産・誕生」を表す類型夢だそうなので、まさにここでジュンくんは「生まれ変わる」ことになるわけで。
 それにしても、「まったく、肝っ玉までミニサイズです」「チビなサイズで決めつけるから、お前はいつまでもチビなのです」と辛辣な翠星石の言葉がいいですな。個人的にはちっちゃいほうが(最近このパターンもマンネリ気味かな)。
 ちなみに湖を渡るときに、ジュンくんの頭にすがりつく雛苺がかわいすぎるぅ〜。ふつうの子だったらありえない体勢ですからねぇ。こういうの、頭上位って言うのかな?(絶対言わない)
 湖の中央にあったのは夢の主を象徴するチビ木。成長を妨げられたチビ木に翠星石、「すこやかに、のびやかに〜」おジャ魔女にでもなるのかと思ってしまいましたよ(絶対どっかで書かれてる……ってやっぱり)。こんな事しか出来ないという翠星石にジュンくんが声をかけると、またまた「お前なんぞに言ってるわけじゃありません、己を知りやがれです〜」。あぁ、判りました、こういう罵倒を甘受するのが翠星石萌えのポイントなんですね。あんまそういう属性はない(と思う)んですけど、けっこういいかも(笑)。「もう大丈夫ね、光も、そして水をくれる人もいるんだもの。あとは、あなたの生きる力次第よ」
 で、夢から戻ってきたジュンくん。心配してたのりちゃんに抱きつかれる。あうあー、涙までぽろぽろ流されて、これちょっと、どうしよう、姉弟の一線を越えそうに(黙れ!)。
 その夜、境界線をはがす翠星石で締め。まあ、そうはいっても翌日からはまた口論が起こることでしょうが。というか、それを希望。
 しかし、まだ判らんことはいっぱい。けっきょく「翠星石はだれにまきまきされたのー?」の答えは出ないし、左右の目の色が違う(赤と緑)理由もつまびらかでない。これまた、「それはまた別の話」なんでしょうね。

 さて次回、なんかやたら話題になってる「階段」ですが、予告を観るかぎり、なんか想像してたのと違う〜。や、楽しみ楽しみ。ちなみに通常より一時間遅れらしいので気をつけましょう>自分。

2005年06月19日(日)

「Rozen Maiden」第5話 階段(MBS毎日放送)感想

「無理かもしれないわね、花丸ハンバーグ」(真紅)

 なんじゃこりゃー。

 いやぁ、予想以上に極上(生徒会に非ず<黙ってろ)。デフォルメキャラ好きにはもうたまりません。のりちゃんがあんまデフォルメになってくれなかったのは残念至極ですけど!
 既にして半分別の作品になってますが、「半分」というとこが肝心で、もう半分はしっかり「ローゼンメイデン」の主題に沿っているところがまた素晴らしい。冒頭、真紅と一緒に「名探偵くんくん」を楽しむジュンくん。バリケード籠城で、雛苺と共同戦線を張るジュンくん。「子供ね〜」とは言われつつも、翠星石や真紅の性格を的確につかんで知略を巡らせるその姿は、第1話以前の彼とはまったく異なったもののはず。人形相手とはいえ、社会的な発達段階の、それこそ第一歩を上りはじめたところといっていいでしょう。
 だからこそ、この場にのりお姉ちゃんがいないことは必然であるわけで。冒頭、私ののりちゃんに手を出そうとする不逞の輩山本くんなる人物の告白(と思われる)を放棄する彼女。ある意味彼女もまた、ジュンくんと人形に囚われているともいえるわけですが、Bパートで描かれるのは、校庭で花を育てる女の子に、翠星石から教わったであろう水やりのコツを伝授する姿。彼女自身、人形たちから得るところが多々あるのでしょうね。もちろん彼女はジュンくんよりも階段(あるいはヒエラルキー)の上位に位置してるわけですから、必然的に今回の紛争に参加出来ない、というか最終兵器としての役割を課せられてしまうのですが。でもでもー、個人的にはのりちゃんには大人の階段上って欲しくないッス! いつまでもシンデレラのままが一番ッスよ!!(誰だお前) あ、怒るとおっかない女の子は大好きですのでよろしく。

 次回は2:10から。相変わらず時間はコロコロ変わるけど、最近MBSアニメシャワー枠自体が休止することは少なくなって嬉しいですね。

2005年07月03日(日)

「Rozen Maiden」第6話 涙(MBS毎日放送)感想

「何か言いたいのはあなたのほう。でも、何を言えばいいのか判らない。それは、あなたが迷っているから」(真紅)

 サブタイからして、雛苺@野川さくらが「涙のティアラ」を歌うのかと思った。「出逢い方が、そんなに問題なのー?」みたいな(関東組には言えないネタを言ってみようキャンペーン中)。

 や。とっても面白いですよ。ですが……。最近のりちゃん@力丸乃りこの出番が少ないことに、少なからず不満をおぼえている自分がいることも確か。いかんなー、これじゃミヤビちゃん@釘宮理恵があんまり出てこなかったからって評価を下げてしまったニニンがシノブ伝の二の舞きさらぎじゃないですか。最萌えキャラは、あくまでアニメをより楽しむために設定してるものであって、それが作品評価をおとしめることになったら本末転倒ですな。
 ま、別のキャラに萌えとくのが一番なんですけどね。今回、やけに真紅フラグが立ってますし(違)。しかしなー、ジュンくんの行動がとっても身につまされるだけに、その「治療者」としての真紅を単純に「かわいー」とか思えないのが辛いところです。窓のシーンなんか身に覚えがありすぎる。
 翠星石でもいいんですけどね。「おどかしやがって、ムカつくカバです。さかさまにしてバカにしてやるです」ってとこ最高。しかし、水銀燈との戦闘で全然活躍してないですねこいつ(庭師だから戦闘タイプじゃないのかもしれませんが)。口先だけじゃない強さを見せてくれたら嬉しかったんですが。やっぱ使い魔はご主人様がいないとダメなのかー(たとえ関東組で言われてようが知ったこっちゃないキャンペーン中)。
 それはともかく、闘いでバラバラになってしまったぬいぐるみを、ジュンくんが直=治してあげるとこはいいシーン。あの裁縫箱って、私が小学5年の家庭科で買ったのにそっくり(笑)。授業で習ったとは言明されてないけど、ジュンくんの思わぬ一面が見られました。中林義貴みたいな超テクまで見せられると逆に引くけど(おい)。人形たちにとっても、外科手術をしてくれる医師みたいなもんだから、好感度というか尊敬度は大幅アップでしょう。「神のような裁縫さばきで、奇跡を生み出す命の芸術家!」みたいな。これで「手術料は1000万だ!」とか言ってくれたら、ブラック・ジュンくんの称号を差し上げたのですが(好感度大幅ダウン)。
 と思ったら、真紅に異変。こ、怖いなぁ。とっても心配です。もう一気にシリアス展開まっしぐらなんでしょうかね? ……と思ったら次回予告、探偵くんくんかよ!

 次回はまた時間変更……大丈夫かなぁ。ま、休止しまくって9月頃まで放映して、第二期にシームレスにつなげるというのもアリですけどね。

2005年07月10日(日)

「Rozen Maiden」第7話 夢(MBS毎日放送)感想

「なにムキになってるです? やはり真紅がイイのですか?」(翠星石)

 うあーうあーもう、なんだよこのアニメ! きっと私、十年前にこのアニメ観てたら耐えられなかったでしょうな。とにかくもう、ジュンくんが愛おしくてしょうがない。あれだ、まさに「昔の自分を見ているみたい」(笑)。

 前半、やたら顔のアップの多いカメラワーク。これによって、人形と人とのパースの違いを超えた演出が可能になって、目を醒まさない真紅の固まった表情がより強調されます。さらに、あとのシーンでのジュンくんの対人恐怖症にもつながってくるという効果も。
 こんなときでも翠星石の毒舌は相変わらず。人形相手ならどんな残虐描写も許される……って逆だ逆! 被害者はジュンくん! と思ったら、ネジをまきまきしても真紅は起きず。なんかダカーポ(一期)のロボ美春エンドを思わせて不吉です。続けて雛苺@野川さくらまで動かなくなってしまうのを見て、枯れない桜の呪い再来か! と身構えてしまいました(黙れ黙れ、こんな回にもネタを書かんと気が済まんのか)。この前後での翠星石の態度の微妙な違いが見事ですね。
 「役立たず」という翠星石の言葉に消沈するジュンくん。しかし、のりちゃんは「ジュンくんが何とかしてくれるわ」と全幅の信頼。お姉ちゃんが思い出したのは子供の頃の思い出。ぬいぐるみを作ってくれたジュンくん。はぁ〜、前回のはこれかー! すごいすごい。そして、そんな「過ぎ去りし美しき時」を語ってジュンくんを勇気づけようとするのりちゃん、という構図は、真紅が来るまで幾度となく繰り返されてきたことでしょうね。しかし、今はもう一言、つけ加える言葉があって。「真紅ちゃんはジュンくんのこと、大好きなのよ」。だ、大好(強制終了)。
 そしてジュンくん、ふたたび一念発起。手がかりは自らの中学校にある「Rozen Maiden」の原作本(違)。や、たしかにBIRZコミックスは入手困難で(黙れと言っとろうが)。図書室の前で邂逅するは柏葉巴@倉田雅世。「学校へ来るなら制服着てきたら」という一言がいい感じです。この世界の倉田雅世は頼りになりますね(だーかーらー)。持ち出し禁止の本、こっそり渡すのかと思ったら一緒にお勉強ですか! あぁ、どんなときでも規則を曲げない典型的いいんちょタイプ、超好みです(言うてる場合か)。ああいかん、私にはのりちゃんという心に決めた人が(一生引きこもってろです、このダメ人間)。や、真面目な話、ジュンくんにとってもこの場所でこういう行為を行う、そのこと自体が大切な意味を持ってくることでしょう。
 ってことでハーティエルに縋るですー(いい加減にせい)もとい、人工精霊に委ねることに。ついに真紅の復活です。ネジ穴に水銀燈の黒い翼がはさまっていたのですね。そうか、ってことは逆に、ロボ美春も桜の花びらが引っかかってただけなのかも!(もういいって)
 で、ここからのシーンが圧巻なのです。お目覚めの「平手打ち」に続いて、「人がどれだけ心配……」「してたの?」「……し、してない……」「そのわりには目が赤いようだけど、ジュンくん」って、うあーもう! もう! こ、ここまでジュンくんに感情移入して観てただけに、このタイミングでこれが来られると悶えるしかないですよぅ。このシーン単体で超殿堂入り認定してもいいくらいです。
 次回は翠星石の片割れの話。つつつ、次は是非翠星石に「ジュンくん」と呼んでいただきたく!(趣旨が変わってる)

 今週ののりちゃん。「キャッチセールスはお断りしています」山本くん哀れ。っていうか寝起きなのりちゃんを見られただけでもありがたいと思え! あんまりしつこいと警察呼びますよ!

2005年07月17日(日)

「Rozen Maiden」第8話 蒼星石(MBS毎日放送)感想

「妹想いね、翠星石」(水銀燈)

 って蒼星石@森永理科、女の子だったのかー!

 アバンは探偵くんくんの指定席、だったはずなのにいきなり変なおじいさんが出てきて驚きました。録画時刻を30分間違えたかと思って焦った(嘘)。こういう妄執にかられた話って好きじゃないんだよなー……。なんというかこう、マンガやアニメが実写化されたときの気持ち悪さ、みたいな。せっかく人形たちとか出てきてファンタジーに振ってるところをこの仕打ち、それも狙いのひとつなんでしょうけど、私みたいなダメ萌え視点で観てる人には辛いです。
 でもまぁ、だからこそジュンくんちの良さが引き立つというか。のりちゃんの花丸ハンバーグ出た−! えぇ、えぇ、私ものりちゃんの手料理だったらなんでもいいです。余計な手間は素材の味を損なうことになる、なーんてことは申しませんよ。ところで山本くん、まあ、あんたはそーいう役どころです。「桜田さん、早いよ……」って、オトコノコが女の子から「早いよぅ」って言われるよりは(こいつ最低ですぅ)。
 鏡の中? での翠星石と蒼星石の会話。蒼星石を誘う翠星石が健気です。相変わらずジュンくんの意向は無視ですが。「契約は、まだです……でも、どうにも頼りないチビなんです。私がそばにいてやらなきゃ、心配で心配で……」目をそらして言うのがかわいいなぁ。「いい人なんだね、好きなの?」と言われてデフォルメ化。ちょっと等身も下がった?(そこが重要かよ) この会話を聞く限り、ローゼンメイデンにとって、主人への愛情というのは許されてるんですかね。真紅だけが特別ってわけでもなさそう。
 蒼星石の説得に失敗し、ひとり夜中に泣き濡れる翠星石。それを偶然目撃したジュンくん、とばっちり。真紅、「ジュン、あなた翠星石に何をしたの」相変わらず酷ぇな。「僕はトイレに行こうとしただけだ」って、えーっと邪推すれば(以下削除)。

 って続くのか! MBSアニメシャワー枠で話を続けられると怖いのは……ってやっぱり!! また来週は休止ですよ、次回は7/30。あうー。本気で9月末まで続きそうな気がしてきた……。

2005年07月31日(日)

「Rozen Maiden」第9話 檻(MBS毎日放送)感想

「すまん、30字以内で頼む」(桜田ジュン)

 とかジュンくんにも言われちゃったんで手短に書きます。いろいろと文句を言いたいところはあるのですが、とりあえず、「のりちゃんはどうした!」

 けっきょく妄執「うざじじ」のとこに戻ってしまった翠星石。ジュンくん更正物語としての視点から言えば、一樹くんに対する「現実から目をそむけて、安全な夢の世界に閉じこもってる」という批判の言葉を引き出し、さらに翠星石を身を挺して守る行動に出た時点で、翠星石とのプログラムは終了(修了)したということなんでしょうね。ジュンくんと誓うところまでは行かなかったのは残念ですが(二期もあるし、今後も出てくるんだとは思いますけど)。
 今回の白眉はやっぱり翠星石が何度もジュンくんのことを「人間」と呼んでいて、最後の最後で「ジュン」と呼んだとこ。今回は不意打ちじゃなくて十全に予想できたから、身構えつつ楽しませていただいたです(笑)。
 ラストの柴崎老夫婦と茶をしばく翠星石・蒼星石のシーン、明らかに真紅の紅茶と対応していますね。翠星石がお茶を熱がってるのも、1話でのりちゃんが出した紅茶がぬるすぎたのと好対照。だったら! ここで桜田家もお茶会にして、のりちゃんの上達のほどを見せてくれても良かったと思いませんか皆さん(誰)。

 次回からは終盤戦の模様……って、次の放映は8/20かよ!! やっぱ10月改編に合わせる気かなー。

2005年08月21日(日)

「Rozen Maiden」第10話 別離(MBS毎日放送)感想

「その指はきっと、魔法の指だわ」(真紅)

 紅茶のシーンはここだったのかー!! むー、まあいいや。

 今回のギャグ→シリアスな構成とか雰囲気はD.C.S.S.#7と酷似していて、これぞ花田十輝、と思ったら脚本は別の方(玉井☆豪)なのね。うーん、長谷川勝己脚本は最近確実に見分けられるようになったんですけど、まだまだ修行が足りない(なんのこっちゃ)。
 水銀燈に決闘を申し込まれた真紅。「ジュン登りー」とかうるさい雛苺にも無反応で、いつもと違う様子に戸惑うジュンたちですが、いきなり翠星石が遊びに来て元通り。わーい、まさかこんなにすぐ再登場するとは(といってもMBSだと3週間ぶりなんですが)。あ、山本くんの災厄もいつも通りですがどーでもいい。
 ということで、「人形のほうが人口密度が高い」ジュンくんの部屋。さらにのり姉ちゃん@力丸乃りこまで頼ってきます。「お願い、ジュンくんだけが頼りなの」言われてみたいなぁ(一生無理)。ならせめて「働けワカゾーですー」でもいいですよ(黙れ)。
 「はいほーはいほー、ここはもーりのなかー、しらゆーきひーめと、うたっておどって、たのしいまいにーちー」すごいなぁ雛苺@野川さくら、ここまでデタラメな節で歌えるってのは。ちっちゃいようせいさんなドールたちと、ナレーションのりちゃん。「でも、タイミングとか合わせるのは、ひとりじゃムリなのよ〜」こ、この人、狙ってるのか天然なのかさっぱり判りません。「不本意だわ」と怪人赤マントもとい白雪姫・真紅。そして「わるーい魔女のおばあさん」・翠星石@桑谷夏子。「ぴったりなのー」うん、ぴったりだ、何かよく判らんけど実に笑える(おい)。
 「さ、妙においしいよ」(違)と毒リンゴを渡された白雪姫は深い眠りに。で、「ジュンは王子様なのー」やっぱのりちゃん、狙ってるのか狙ってないのか判らんなぁ。キスを渋るジュンくんに翠星石の攻撃、そして雛苺乱入。「あ〜あ、練習がめちゃくちゃに」ってのりちゃん、こいつらに劇なんてやらせたらこうなることぐらい過去の経験から明らかだと思うんですけど……。「惜しかったわね、ジュン」と真紅、演技放棄。うーん、演技とはいえしてほしかったのでしょうか?
 Bパート。ジュンくんが扉を開けたらそこは身体測定……もといお着替えドール。照れるジュンくん、なんか人としての道を踏み外しそうで怖いですよ(お前がな)。
 紅茶のシーンは前述の通り原作準拠。でも、原作では真紅がのりちゃんと出逢ってすぐ「おいしい紅茶の淹れ方」を指南しているのに対し、こちらでは「別離」の直前に教えているという点で、やはり意味合いが異なっています。真紅なりの、のりに対する置き土産みたいなもんでしょうね。のりちゃんにとってはこれまでずっと紅茶の淹れ方が下手なままだったという「停滞」をも意味することになってます。
 部屋で絶賛妄想中のジュンくんのもとに、カフスを縫ってくれと真紅。そしておもむろに上着を脱ぎ出す……。うーん、これらの対象がすべて人形であるところにこの作品の、通俗の萌えアニメとは一線を画した点がありますね。ある意味より病理的ですが。しかし寝そべって足をパタパタな真紅がちょっと(略)。と真紅。「そんなに球体間接が珍しい?」ってのもすごいセリフだけど、それに返して「ちょっとお前らの呪い人形設定を忘れてた」とジュンくん。やっぱ惜しいなぁ、もしこの街に枯れない桜の木があれば、みんな普通の人間として(お前その短絡思考どうにかしろ)。
 ネジが切れ、深い眠りにつくときのことを語る真紅。「ちょっといいなぁ、それ」とそれに憧れを抱くジュンくん。まだ現実から逃げたい心が残っているようですね。さらにアリスゲームの真相を語る真紅。これしかし、一歩間違うと某テスタロッサの親子みたいになっちゃいそう。でも、「だって、生きることは闘うことでしょ」と真紅の決意は固い。きっと、そう思えるだけの時を重ねてきたんでしょうね。いつかどこかで、同じように運命に立ち向かう少女と出会って、その頭のリボンを交換したりとか(余計なこと言わんでいい)。
 夜は眠りの時間。「いけないわジュンくん、姉弟なのよ〜」って、なんて夢を見てるですかお姉ちゃーん!! す、翠星石、爺さんなんてどーでもいいから早く夢の扉を(黙れ)。
 そして、真紅は静かに服を着替え、闘いに旅立つ……。

 次回は時間変更はあるけどちゃんと来週(もはやそっちのほうが珍しい)。

2005年08月28日(日)

「Rozen Maiden」第11話 運命(MBS毎日放送)感想

「真紅は……真紅は、僕が守る」(桜田ジュン)

 こちらもすごい盛り上がり。やはりクライマックスはこうでなくては。

 真紅と水銀燈との闘いの裏で進む、ジュンくんの自分との闘い。ジュンくんの登校拒否の理由はこれでしたか。中学受験なんて私の頭になかったから思いもよらなかった。自分の本当の居場所はここじゃないという思い、他者に対する優越感は、自己の劣等感の裏返し。あるある、こういう感覚、やっぱこの子も私に似てるわー(笑)。
 そんなジュンくんを助けるため、翠星石と蒼星石はのりお姉ちゃんの力を借りることに。蒼星石もジュンくんって呼ぶのか(んなことどうでもいい)。原作ではハリセンは釘バットですかね?(いや、それ永遠の眠りについちゃうから)
 夢の中で邂逅するジュンくんとのりちゃん。「僕は、本当にイヤな奴なんだ。ごめんねお姉ちゃん。何も出来ないくせに、イヤなことばかり言って困らせて。こんな奴、いないほうがいい。安心してお姉ちゃん、僕もうすぐいなくなるから。そうしたらお姉ちゃん、部活いっぱい出来るでしょ。友達とも遊べるでしょ。僕は何やってもダメなんだ。いつもお姉ちゃんを困らせてばっかりいて。お姉ちゃんだってイヤなんでしょ、僕みたいな弟がいるの」引用しすぎだお前。ああでも、言葉とは裏腹にホントにイイ奴だなぁジュンくん。思ってても、ここまで口に出来ませんよ。
 「僕は、ダメな奴なんだ。ごめんね、今まで。ごめんね、お姉ちゃん」と言うジュンくんに、のりちゃんぱーんち(お前なぁ、雰囲気ぶちこわし)。「そうよ、あなたはダメよ。でもね、ダメじゃない人なんて、この世の中にはいないわ。誰だって、自分はダメな奴だって、いつもいつもいつも思ってる。あたしだって、ジュンくんを立ち直らせられないダメな姉だって。きっと、パパもママもそう。巴ちゃんだってそう、みんなそうなの。だから、みんながんばってる。自分に負けないように笑おうとしてるの。楽しくしようとしているの。何もせずに逃げ出すなんて、お姉ちゃんは許さない。絶対に許さないわ」だから引用の範囲を超えてるって。でもここも外せないからなぁ。お姉ちゃん素晴らしいですよ。1話からの彼女の言動のすべてが、この言葉に凝縮されていますね。だから山本くんも自分に負けずガンバレ(ほっとけ)。
 立ち上がったジュンくんの目の前に広がる、真紅と水銀燈との闘い。真紅が水銀燈を「ジャンク」と呼んでるのが気になりますね、それに水銀燈が過剰に反応してるのも。二期で水銀燈が出てくるかどうかにやたらこだわってる方がおられますし、そう思わせるだけの何かがあるんでしょう。単純にラスボス水銀燈を倒して終わり、だったらここまで多くの方が高評価をしてるとは思えませんし。
 そして、右腕を削がれた真紅の前に立つジュンくん。カッコいい〜、いい引きですよ。

 これも次が最終回でしょうかね。ってことは二期との間になんか別の作品が挟まるのかなぁ。砂ぼうず枠と二話連続だったらTBSが始まるまでに1クール分放映出来そうですよ(休止さえなければ)。

2005年09月04日(日)

「Rozen Maiden」第12話 真紅(MBS毎日放送)感想

「この木は大きく大きく育たなくてはいけない木。まわりの草くらい、自分の力で何とかしなくちゃ。やれるよね、ジュンくん」(桜田のり)

 のりちゃん最高ー! やはりこの作品、あなたの存在感こそがもっとも大きかった。

 ということで最終回です。12話で最終回ってのは、なんか「いーちわーたーりなーい」って感じでちょっと物足りない気もしますが。TBSでもちゃんと全12話でしたよね? MBSアニメシャワーが休止ばっかりしてたから、なんか1話飛んじゃったとかいうこともないですよね?(やめい)
 といいつつ、ちゃんとエピローグも織り交ぜてやってくれたので満足です。まずは前半、水銀燈と真紅・ジュンくんの闘い。なんか、某リリカルなのを彷彿とさせるような戦闘シーンでした。魔法少年ミーディアムジュンくん(そっちかよ)。え、だって真紅は使い魔(真紅は使い魔なんかじゃないよ!)。
 ネタはともかく。水銀燈の謎も明かされました。うむむ、腕を削がれた真紅といい、人形とはいえこう「不完全さ」を強調されると、個人的には複雑な心境です。人形としての宿命とか、「おとうさま」のこととか、けっきょくよく判らないままになってしまいましたしね。
 まあでも、エピローグが示すとおり、この物語がジュンくんのための物語だったということを考えれば、許容できない瑕疵ではありません。ジュンくんの夢の中で真紅が最後に言ったとおり、「闘うことは生きること」、そしてそれが、真紅のドールとしての闘いを通して、しっかりジュンくんの心に響いたという軸がしっかり貫かれていました。
 っていうかホント、この日常回帰が素晴らしい。ひとつの事件が終わって、戻ってくるいつもと変わらない日常。でも、それは以前とは少しだけ違う風景。こういうの大好きなんですよー。
 いなくなった真紅たち。のりちゃんに朝ご飯を頼んで、「散歩」と出かけるジュンくん。うーん惜しいなぁ、ここは「お姉ちゃん」と呼びかけるとこでしょうに(相変わらずだなお前)。
 っていうか既に登校時間なのか。のりちゃんは時間大丈夫なのでしょうかね。同級生(?)の姿を見かけ、思わず電柱に隠れるジュンくん、でも意を決して歩を進める。巴との会話が音声OFFになってるのも、内容を想像できていいですね。「よーねーちゃん、学校なんかさぼってオレと海を見に行かない?」「まあすてき!」みたいな(言うか馬鹿)。そして信号待ちでジュンくんの横に並んだ少年、これ、1話の冒頭でのりお姉ちゃんが体験したのと同じですね(この子が同一人物かまでは判りませんが)。こういう演出もいいなぁ。
 で、自分の部屋に帰ってきたジュンくん……そこにいたのは真紅と雛苺。うわぁ、最高だこれ。さらに翠星石と蒼星石も窓から突入。繰り返しギャグの甲斐がありましたねぇ。のりちゃんも階下から「みんなー、くんくん探偵始まるわよー」あんた、真紅たちが戻ってきてること知ってたのか。ってかホントに時間は大丈夫? そして真紅をだっこして、ジュンくんも下に降りる。窓はそのままかよ! とかいうツッコミはいたしません。開かれた窓、それは外の世界への扉。ジュンくんが自分の手でそれを開く日も遠くないでしょうから。

 ってことで総評。うーん、エピローグでずいぶん評価を上げたから迷うなぁ。ま、「殿堂入り」に限りなく近い「名作」ってことで(それは数学的には「殿堂入り」と同義だ)。まあねぇ、すぐ(?)第二期も観られるし、ここで最高評価にするわけにも(個人的評価基準では上に「超殿堂入り」があるんだけど、それこそおいそれとは出せないし)。アニメシャワー枠は休止が多いんで下方修正されがちですし、実質「美鳥の日々」と同等くらいです。1話ののりちゃんからツカミはバッチリだったということで。ギャグっぽい演出もありつつ、楽しませていただきました。

 ちなみに次週からはしばらく「機動警察パトレイバーOVA」を放映するようで。何話あるのか知らないけど、OVAだったらそれほど長くないかな?

2006年06月13日(火)

「Rozen Maiden」第1話 薔薇乙女(キッズステーション)感想

評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)

 ああ、やっぱちっちゃいこすてーしょんだと提供画面がない。

 一挙放映中。ってまた観るのか自分(笑)。いや、一期はDVDレコーダ買う前で残してないんで。やっぱりこの第1話と第7話は私の中で永遠で特別で伝説ですよ。今観るとジュンくん@真田アサミの演技がちょっとぎこちないかなと思いますけど、のりお姉ちゃん@力丸乃りこの素晴らしさは変わらない。今回もまたTVの前で転げ回ってしまいましたとさ。

2006年06月20日(火)

「Rozen Maiden」第2話 雛苺(キッズステーション)感想

 Bパート冒頭、既に花丸ハンバーグの姿が。やっぱりシリーズ前半におけるのりお姉ちゃんの暴走ぶりは今見ても見惚れます。

 雛苺があれくらい闘っただけで巴ちゃんが倒れちゃうのは、後々のアリスゲームの展開を思うとちょっと不思議。それともやっぱりジュンくんはああ見えて(検閲削除)。

「Rozen Maiden」第3話 水銀燈(キッズステーション)感想

 この作品を殿堂入り認定しなかったのは間違いだったかもしれません。なんかもう観てるだけでてれりこてれりこというか、嫌な汗が噴き出してくるんですが。もう夏ですのう。

 ジュンと真紅。巴と雛苺。やはり、人間と薔薇乙女とは対なる存在、鏡を隔てた存在であるのでしょうね。ならばこそ、一期ではミーディアムを持たない水銀燈が、このように描かれるのは必然。そうであれば、ジュンにとっての物語であった「ローゼンメイデン」の鏡像体として、真紅にとっての物語である「ローゼンメイデン・トロイメント」があのように一見不完全な形で描かれたのもまた必然。のりお姉ちゃんやジュンくんの物語が見たかったのにーという当時の私の叫びは、読み違え、認識不足も甚だしい。それはたとえるなら「D.C.S.S.」で(以下略)。

2006年06月21日(水)

「Rozen Maiden」第4話 翠星石(キッズステーション)感想

 スイドリーム! スイメロディ!

 この回、やっぱり今見てもシーンごとのつながりが不自然というか、絵コンテがうまくいってない感じ。まあ、今回は翠星石@桑谷夏子の素晴らしさを堪能する回なので無問題(断言)。
 ちびちび言われて怒るジュンくんがアニタちゃんみたいでほほえましい。そして紙は舞い降りた。