2006年05月29日(月)

「R.O.D -THE TV-」第1話 紙は舞い降りた(AT-X)感想

評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)

 ようやく観れたー。本当は土日に観たかったんですけど。

 これも、いつかは観たいと思っていた、まさに「観ずに死ねるか」な作品のひとつ。最初からビブリオマニア全開かと思ったら、なんかすごいアクションになってて驚きですが。とりあえず、アニタ@斎藤千和が群を抜いて素晴らしい。何年も逢っていない人でもそのうち逢える、世の中は「そういうふうに出来ている」と言いきるところに感動しました。そういう貴女こそ、前にどこかでお目にかかったようにしか思えないのは私の気のせいでしょうか。

 というわけで、AT-Xではちゃんと全26話やってくれるはずなんで安心して観ていきましょう。

23:09 Permalink [R.O.D]

2006年06月06日(火)

「R.O.D -THE TV-」第2話 ダメ人間ども集まれ(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 19/20 平均 9.5)

 アニタちゃん@斎藤千和、恥ずかしい日記禁止。

 なんかこれ、やたらテンポ良くて面白い。紙姉妹探偵、ネガティブではた迷惑でどうしようもないんだけど、それを魅力的に描いてしまう制作陣恐るべし。別におっきなリボンのアニタちゃんにほだされたとかそういうことは一切ございません。
 家具なんてなくってもいいじゃない、料理できなくたって。本と本棚だけあればそれでいい、あとはTVね。HDDレコーダも必需品でしょ。あとネットにつながるパソコンさえあれば一生不自由しない。本気でそう思う私はダメ人間ですか? そうですか(といいつつ、TV視聴や読書にはそれなりに座り心地のいい椅子なりソファなりがあったほうがいいとは思うけど)。

 ってかこれ、例によって二話連続だから気を抜くとすぐたまるなぁ。もうちょっと視聴本数減ってから見始めれば良かったかな。まだ一話も観てない「スクールランブル二学期」なんか、いつ観れるのやら。

00:35 Permalink [R.O.D]

「R.O.D -THE TV-」第3話 神保町で逢いましょう(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 29/30 平均 9.7)

 西園はるひ@田村ゆかりは反則だよなぁ、いろいろと。巷を騒がすWハルヒに対抗する思わぬ伏兵。

 神田を地図で捜し、神保町の地名に目を輝かす聖奈さんミシェール。自由行動で5時間後に集合って数字がリアルに思えてしまう私は(以下略)。まあ、私も去年はじめて行きましたけどね、たしかにあそこは楽園です。ミシェールさんほど買い込みはしませんでしたけど、気分的には感動に打ち震えるシンディ真鍋マギーが近かったかな。秋葉原とどっちが楽しいかというと、単独行動だったか集団行動だったかの違いがあるんで一概には言えませんけど、秋葉原は楽しいけど歩いてると疲れる街。そして神保町は憑かれる街。何にかって、もちろん本の蟲に(恥ずかしい台詞禁止)。
 そしてやっぱりアニタちゃんが素晴らしくかわいい。本嫌いで紙使い。口が悪くて純情派。私は「ちびっこ」って言い方はあんまりしないんですけど、その形容もけっこう良いかなと思えてきました(ってか、端々で脚本の言葉の選び方の秀逸さに唸らされる)。ちなみに嫌いなのは「お子様」って表現ね。他人行儀というか慇懃無礼でなんかヤ。ただし、ひらがなで「おこさま」だったら下に特定のカタカナ三文字をつければ可(黙れ)。

01:24 Permalink [R.O.D]

「R.O.D -THE TV-」第4話 中一コース(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 39/40 平均 9.8)

 ちゅちゅちゅのちゅー。

 妄想中学編スタート。また田村ゆかりとか出てるけど全部スルーです。新しい制服に身を包んだアニタちゃんがかあいすぎます。ときおり見せる照れた表情とか、めちゃめちゃツボ。ハッピー牛乳いっぱい飲んで、そしてそのままの君でいて。
 てな感じでゆるゆると日常が流れるのかと思いきや、意外な展開。これはなかなか変幻自在で目が離せません。

22:47 Permalink [R.O.D]

2006年06月10日(土)

「R.O.D -THE TV-」第5話 やつらは騒いでいる(AT-X)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 48/50 平均 9.6)

 怪盗アニタ。

 急に話変わったから驚いたけど、こういうのもいいなぁ。強さの秘密は姉妹の絆、紙使い探偵。
 ところで、海外に行ったとき、その土地の古本市を回るというのも面白そうですね。洋書は今まであまり読んだことなかったけど、ちょっと手を出してみようかなぁ。日本では見つからない素敵というのもあるかもしれませんしね。ただし税関に止められないよう気をつけないと(お前な)。

15:53 Permalink [R.O.D]

「R.O.D -THE TV-」第6話 ライトスタッフ(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 58/60 平均 9.7)

 西園姉妹@田村ゆかりに、賑やかし以上の構成上の必然があったとは!!

 ってか、これ最高ですわ。妄想中学ふたたび、久美ちゃんとの友情、アニタちゃんの本との因縁。この話があるから、先に第5話がなければならなかったわけですね。動き始めたアニタの時間、そしてねねねの時間。こうなるとシリーズの終わりがある程度予想できてきますが、それを外さずに期待以上のことをやってくれたら高く評価します。
 本の中は、もうひとつの現実。楽しいことも嫌なこともあるけれど、読んでいる瞬間は三次元の現実を忘れて、物語の中に没頭することが出来る。人が物語を欲するのは、人生がたった一度きりであることへの抗議だというのは北村薫の言葉ですが(うろ覚え)、終わりの見えない人生に対し、基本的に物語とは終わりの存在と位置が確定しているもの。だからこそ安心できる、楽しめる。良い物語とは畢竟、終わり方が巧い物語であると私は思ってます。だからこそ、終わりを迎えるためにはじめなければいけない。本当の終わりを、はじめるために。そして、新しい何かをはじめるために。

16:33 Permalink [R.O.D]

2006年06月18日(日)

「R.O.D -THE TV-」第7話 藪の中(AT-X)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 67/70 平均 9.6)

 雛見沢村よりタチ悪いな、この街。

 今回も面白かったです。「偽物」のシーケンスはすぐ見抜けたけど(あえて見抜かれるように作ってあるようにも思える)、アニタちゃんが気づかないのは仕方ないのかなぁ。まだまだ守られっぱなしのアニタちゃん、シリーズが進むにつれて成長も見せてほしいところ。ただし成長といっても内面的なものに限りますよ。

 ところで、ジョン・スミスってこの作品で出てきたのね。とある作品の元ネタがひとつ判った気分(汎用的な名前だけど、関連性は確実にあるはず)。

11:23 Permalink [R.O.D]

「R.O.D -THE TV-」第8話 夜に惑わされて(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 77/80 平均 9.6)

 セリフ途中で切られまくってる西園なつめ@田村ゆかりが愛おしくてたまらない。

 あぁもう、この妄想中学編、破壊力強すぎです。微細な表情や仕草が的確でコレクトでクリティカルヒットですよ奥さん(誰が奥さんか)。まさにテーマは「初恋はじめました」。う〜ん、しかしこれがそのまま「続いてます」になるのかどうか微妙なところが油断なりませんね。ハッピーエンド以外認めないぷらとーさんですが、刹那の青春の素晴らしさを実証するために妄想世界を破壊するのもひとつの手段ですからね。まあこの作品の場合、西園なつめは成長してもそのまま西園はるひのようなステキ女性になることでしょうから問題ありませんが(待て待て、何を言っておる、私はアニタちゃん一筋ですよ)。

12:46 Permalink [R.O.D]

2006年06月29日(木)

「R.O.D -THE TV-」第10話 クリスマス・キャロル(AT-X)感想

評価: 10点[前回比: +1](累計: 96/100 平均 9.6)

 灰皿を前にしてボールペンをくわえるリーさんが素敵です。

 なんで急に尺が伸びるんだ……。25分で録画してたからEDが切れてしまった。ということもあって(?)定期感想書きはしませんが、今回はとくに素晴らしかったので書いておきます。
 クリスマス・イヴに起きた小さな奇跡、あるいは聖夜の贈り物。ねね姉の話と、三姉妹誕生のエピソードを同時にやってしまうという荒技ですが、見事に決まってしまいました。倉田英之、ホントすごいわ。
 これまでの流れからして、アニタちゃんには相当の辛い過去があることが容易に想像できたのですが、それでもこういう形で出すことによっていくばくかの救いが見いだせます。過去の回想はしょせん過ぎ去りし出来事であり、現在、そして未来へつながっていくことではじめて意味のあるもの。今回、この話がねね姉の決心とともに描かれたこと、また、かつてのアニタちゃんのねね姉への発言が非常に前向きだったことからも、今後に期待が持てそうです。明日に向かって、小さな一歩を踏み出せちびっこ。

 ……とはいえ、クリスマス(&誕生日)をいっしょに祝う人がいないって、アニタちゃんは学校の友達でも呼べばよかったのに。あ〜、西園なんちゃらがついてくるって? まあ、それはそれで。

21:35 Permalink [R.O.D]

2006年08月19日(土)

「R.O.D -THE TV-」全26話(AT-X)総評

 さんしまいー、さいこー!

 無事、最終話まで視聴完了。良かったです。20話までで打ち切られたことを想像してみると大変なことになりますが、最後はちゃんとこれ以上ないハッピーエンドで満足。「THE TV」の名に恥じない映像的な見せ場満載の壮大なストーリィ。倉田英之を見直しましたですよ。原作は未読なんですけど、おそらく小説は小説、アニメはアニメでメディアの特性をしっかり理解した書き分けが出来る方なんじゃないかと思います。いずれ小説も、そしてOVA版にも触れたいところ。
 特筆すべきは、やはり声優の存在感ですね。菫川ねねね@雪野五月の演技巧者ぶりは言うに及ばず、読子・リードマン@三浦理恵子も、まさかこういう声質の方だとは思ってもみませんでした。そして、なんといってもアニタ・キング@斎藤千和ですよ。いつ聴いてもこの人の演技は……否、もはや演技とかいうレベルじゃありませんね。一冊の本が、人の心に深く染み入る、心を揺さぶるだけの力を宿しているのだとしたら、声優という存在もまた然り。この作品は一面ではアニタの物語であると言っても過言ではないと思いますが、その価値をこのうえないまでに高めてくれました。
 そんな感じでなだれ込むエピローグ、妄想中学の復活に感涙です。あぁまったく、「かみちゅ!」より先にこっちを観るべきだったかもしれません。ここからさらに純度を高めて培養したのがあの作品だと流れをはっきり理解できました。しかしまあ、向こうでは肝心の中学生な斎藤千和や田村ゆかりは観られないんですよね……(ん? 一人多いぞ?)。
 本好きの一人として、秋葉原なんかより神保町のほうがはるかに落ち着く空気を感じた者として、このような素晴らしい作品に出逢えたことを嬉しく思います。91点。

 評点グラフ。後半、続き物になってしまうと各話単体での評価はしづらくなってしまいましたが、終始安定した水準を保っていたと思います。

評点グラフ - R.O.D -THE TV-

16:09 Permalink [R.O.D]

2006年12月20日(水)

「R.O.D-READ OR DIE-」全3話(AT-X)感想

 アニタちゃんがいなくても、やっぱり R.O.D は最高でした。

 「R.O.D -THE TV-」が非常に楽しめた私としては、OVA版を放映してくれるとのことで喜んで視聴。いやぁ、やっぱりこの世界観大好きです。第1話の冒頭、まったく変わりのない神保町の光景が出てきただけでもう嬉しくなってしまいましたよ。そして、読子さんの言動がめちゃめちゃかわいくて、終始和んでしまいました。やっぱり、本が好きな人に悪い人はいませんね(などという台詞は、たいていすぐに反例が上がるものではあるけれど)。
 TVシリーズで匂わされてた「偉人軍団」との闘いの顛末。っていうか、このスタッフ最高にバカですね(褒め言葉)。現代に蘇った偉人たちが超人的な能力と兵器を駆使し、人類の淘汰を企てる。玄奘が筋斗雲に乗ったり口から火を噴いたりするシーンには笑いが止まりませんでした。突き抜けたスケールの大きさ、ベタとしかいいようのない王道の展開、それをてらいなくやり通せるのは立派です。これで完全に倉田英之の評価が固まりました。
 総点を出すとしたら88点。やっぱりエピローグは神保町で締めてほしかったなというのもありつつ、それでもTVシリーズの補完以上の満足を得ることが出来ました。

00:49 Permalink [R.O.D]

2007年01月13日(土)

倉田英之・スタジオオルフェ「R.O.D」第一巻(集英社スーパーダッシュ文庫)感想

倉田英之_R.O.D_1

 この頃から既に妄想が暴走していたのか……。

 遅まきながらR.O.Dの小説版に手を伸ばしてみました。いやぁ、これ、思った以上に良かったです。まさか、ねね姉の高校生時代の話だったとは!(そこかー) しかも現役女子高生作家。なるほど、こういう形で読子さんと出逢ったわけですか。アニメの原作というよりは、全部が一体となって、ひとつの世界を形作っているという感じでしょうかね。
 読子さんの愛らしい言動も相変わらず。そのステキ眼鏡に隠された秘密もちょっとだけ明かされましたし。度は合っているのか? というのは気になりますが。

11:48 Permalink [] [R.O.D]

2007年01月30日(火)

倉田英之・スタジオオルフェ「R.O.D」第三巻(集英社スーパーダッシュ文庫)感想

倉田英之_R.O.D_3評価: 9点[前回比: ±0](累計: 27/30 平均 9.0)

 ジョーカーさんはメイド(さん)萌えの人だったのですか。

 相変わらず素晴らしいですね。TVアニメ第1話で描かれた、菫川ねねねサイン会の憂鬱、こんな頃から変わっていないわけですか。個人的には、作家のサイン会とかに行きたいとは思わないタイプですけどね。マンガ家なら、直筆原稿をもらえたら嬉しいとは思うかもしれませんけど。声優さんだったら、自分のなまえをよんでくれたら嬉しいとか思ったり。「お兄ちゃん」だったら普通にアニメで聴けますけどね、声優さんの口から自分のなまえを聴ける機会なんてそうありませんから。
 第三章の読子さんもべりーきゅ〜と。まあ私も、電車の中とか飲食店とかで、本がなかったら、そこらの活字を追いますな。というか、それは普通にやる行為だと思ってましたけど。そうじゃなきゃ、電車の中吊り広告で、さも目をこらして読んでくれと言わんばかりにちっちゃいフォントが使われるわけはないと思いますが。

22:41 Permalink [] [R.O.D]