2006年02月25日(土)

「REC」第1話 ローマの休日(アニメイトTV)感想

評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)

 昔使ってたノートPC(WinME)がまだ実家に置いてあったので、引っ張り出して視聴。

 むー、これ、めちゃめちゃ出来が良いと思うんですけど。単に原作ファン(というか花見沢Q太郎ファン)の贔屓目ですかね? もちろん、アニメは原作通りである必要なんか全くないんですが、この1話に限っては実に原作の世界観に対する理解度が高い作り。「声優拾った」というのは原作1巻のオビに書かれたアオリ(原作者自身が考案したらしい)ですが、まさにそんな感じで、はじまりはいつも突然、そしてどこまでも止まらず突っ走る、それが花Qワールド。
 恩田赤@酒井香奈子の演技についてはもう言うこと無しです。実に素晴らしい、「声優のタマゴ」そのままのあり方です。というか正直めちゃめちゃ好みの声質ですわ。ラジオで聴いてた感じではそれほどでもなかったんですけどね。まあ共演者が野川さくらと宮崎羽衣ですから(笑)。あと、松丸くん@保村真が原作以上に魅力のない男になっててちょっと笑った。この方もΦなるの黒服以来ずっと注目してたのですよ。

 ということで、BS-iが入り次第、本放映を追随予定です(どうやらCATVよりスカパー!110+BSデジタルの線が濃厚になってきた……)。DVD-BOXの購入はほぼ確定かな(笑)。

16:59 Permalink [REC]

2006年03月10日(金)

「REC」Take5 昼下がりの情事(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: -](累計: 19/20 平均 9.5)

 ねこキをあんまりフューチャーするのだけは気にくわないなぁ。木だけに(やかましい)。

 これは文句なしに素晴らしい! いや、私は既に原作ファンとして、それこそ赤を見守る松丸くん以上に贔屓目で見てしまってるから、客観的評価じゃないと思うんですけど。
 このエピソード、原作では初期のうちでいちばん好きな話だったんですけど、このアニメはそれを軽く越えてしまいましたね。流れはほぼ原作を踏襲してるんですが、最後にごく些細な、しかしものすごく重要な変更点がありまして。それで赤の心情と込められた意味がまるで反転してしまっているのですよ。でも、大局的に見るとたしかにこのほうが筋が通っている。しかも、他の話で描かれた松丸くん自身の仕事に対する考えについても一気に消化してますし。どうせ原作エピソードを全部は使えない短期決戦アニメとしては、非常にシリーズ構成が優れていると思います。吉田玲子サイコー。
 ってか、これは正直な気持ち、酒井香奈子の演技力ってそんなに言うほどアレですか? 私としては充分及第点だと思うんですけど。いや、別にラムズ声優だから贔屓してるわけじゃないですよ、ホントに(何度も言うと怪しいって)。
 そういえば、こういう話があるから、赤のキャストも最初からその手の人を使うんじゃないかって最初は期待してたんですけどね。まあ、あんまり話が生々しすぎても良くないし。
 だいたいですね、私はあまねく声優さんを尊敬してますからね。アニメ声優とエロゲ声優の間に貴賤の別があるなんて考え方からして理解できない。名前を変えてよーと、同名でやってよーと、続編でキャスト変更という体をとろーと(何)、どれも立派な仕事だと思います。まあTPOというのはありますから、キッズアニメのヒロインを演じてちっちゃいこたちの人気者になるようなわけにはいかないと思いますが。「この声は実はこの人」というのは、我々のような一部の人間が内輪ネタ的に楽しめばいいものであって、それがゴシップ的になることはあってはならないことだと思います。私はオタクじゃないし、コアな声優ファンでもありませんが、一アニメファンとして、作品の魂の一部たる声優を差別するようなことは絶対に許さない。

 なんか変なテンションになったな(笑)。ちなみに、件のゲームのタイトルも原作とは変わってますな。もともとは原作者の花見沢Q太郎が実際にキャラデザした「星刻のかなた」というタイトルをもじって「星刻の蒲田」だったんですが(まあファン以外には意味不明なタイトルだろうし)。

14:44 Permalink [REC]

2006年03月17日(金)

「REC」Take6 噂の二人(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: -1](累計: 28/30 平均 9.3)

 BS-iなのにあの決定的瞬間を再現してくれないなんて!(心底どうでもいい)

 これはなかなか原作から離れたところで面白くなってきましたね。アニメオリジナルの演出として、オードリー・ヘップバーンの映画になぞらえて進むストーリィ(原作でもたしかに1話で赤がセリフを復唱するシーンはあるけど、それっきり)。赤が「知らない」と言った映画のセリフを暗唱する吉岡マネージャ。「恋人じゃない」という言葉を積み重ねるうちに本当の気持ちに気づくという、それはラブコメ的お約束の後付け的説明でしかないかもしれないけど、お話としては実に実にスマート。
 ちなみに作品の内容を説明するときに役名じゃなくて演者の名前を使うのはあんまり褒められたもんじゃないんですけど、この作品自体が恩田赤@酒井香奈子という新人声優の存在を二重写しにしてる部分があるので、故意のものかもしれません。赤自体、自らの体験と感情をそのまま演ずるキャラの心情に重ねてしまっていますし。前回描かれたとおり、それはまだまだ役者として未熟な技法ではあるとは思いますけど。でも、今の段階は序章に過ぎないわけだから、それでいいんだと思います。理想を言うならば、「その先」も含めて描くだけの時間的余裕があってほしかったとこですけどね。

 びんちょうタンもそうだけど、エンディングがないと落ち着かないなー。

16:33 Permalink [REC]

2006年03月24日(金)

「REC」Take7 戦争と平和(BS-i)感想

評価: 9点[前回比: ±0](累計: 37/40 平均 9.3)

 やっぱり「ただいま」は外しませんね。それだけでもう満足です。

 これは……逆本マネージャの存在が消されてるせいで、原作以上にほんわかゆるゆる、だだあまストーリィになってますね。ええ、ええ、大好きですともこーいうノリ。「お約束」の大切さを実感した回でありました。いつものようにセリフを引く赤、それに自然に問い返す松丸くん。このモティーフ、話数が少ないからこそ出来た芸当だと思いますけど、私はとっても気に入ってます。

 あれ、次回「マイ・フェア・レディ」って、原作だと第1話のサブタイなんですけどね。あと2話、どう締めてくれるか楽しみです。

13:25 Permalink [REC]

2006年03月31日(金)

「REC」Take8 マイ・フェア・レディ(BS-i)感想

評価: 8点[前回比: -1](累計: 45/50 平均 9.0)

 松丸くん、極上生徒会をパクっちゃいかんよ。

 えー何、こういう話になるの? 松丸くんと赤の「仕事」をめぐるすれ違い。てっきりそれは前回までで済ましちゃったと思ってたから、ちょっとびっくり、というか唐突、というか強引。9話しかないのに、今さらそんな線の引き直しをしてどうするんだ! と思って原作読み返してみたら(単体アニメ作品を評価する場合には最低の行為だけど)、原作もほとんど同じ流れだった(笑)。ああ、これならけっこう綺麗にまとまりそうですね(大オチはどうなるか知らないけど)。
 しかし、ホントに1巻の内容だけで作ったという感じのするTVアニメシリーズ。個人的に好きなのは2巻以降の、キャラが揃いはじめてからなんでちょっともったいない気が(四季ちゃんの出てこなかった「成恵の世界」と同じようなパターン)。まあ私は原作原理主義者じゃないし、「RECの雰囲気」は十全に出てると思うんでいいですけど。

 「男の子役もけっこうイケる」というのはあれですか吉岡マネージャ、恩田赤にショタ声優を目指せと?

11:28 Permalink [REC]

2006年04月09日(日)

「REC」Take9 いつも二人で(BS-i)感想

評価: 10点[前回比: +2](累計: 55/60 平均 9.2)

 素晴らしいっ!!

 私としてはもう大満足ですよ。前半観てて、ちょっと松丸くんの態度が赤に辛く当たりすぎとも思ったんですけど、その分揺り戻しも大きかった。アニメオリジナルの要素として、映画の名台詞を毎回引用するという手法が、最後でしっかり効いてきた感じです。二人の生活は、これから始まったばかり。シナリオのない物語の、本当の始まり。オチの変更は想定の範囲内(笑)。
 私はこの原作、声優マンガだと思って読んではいないんですけど、このアニメも実はそんな感じだったのかなぁと。職業を限ることのない社会人応援アニメ。私は社会人になったばっかりで、実際的な仕事の経験はまだ無いんですけど、二年目、三年目あたりに観るとまた印象が違ってくるかもしれません。

 ということで、DVD-BOX(5/16発売)予約済なんで、総評は観てない部分を補完した後に。視聴スケジュールはどんどんタイトになってますが、まあ15分だしムリヤリねじ込んで早期視聴に努めます。

11:55 Permalink [REC]