2006年10月07日(土)
「ネギま!?」#01「え〜っ、いきなり31人って言われても!」byネギ (BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
「今度のネギまは何でもアリアリ!?」って、自由すぎるにもほどがある。
新房昭之監督による新生「ネギま」。アバンから「The Soul Taker」入ってるなーと思ったら、やっぱり「ぱにぽにだっしゅ!」でしたか。これが噂の黒板ネタ、私は免疫が出来てないのでもう笑いが止まりません。やはり「ぱにぽにだっしゅ!」も死ぬまでには観たい作品。
ええ、まあ、前作には思い入れはないし、原作もほとんど未見のままですし、新房監督のやりたいようにどこまでも突っ走ってくれれば言うこと無しです。訳の判らない衒学性とネタ重視の無軌道ギャグの融合という新たな魔法を見せてくれれば。そして、「なのは」みたいな感動も盛り込んでくれればと期待しておきます。とりあえず、そのどれにも対応できそうなエヴァンジェリンさん@松岡由貴さんをやっぱり一番の楽しみに観させていただきたいと思います。
ところで、これ、BSジャパンには珍しく 16:9 でした。アイキャッチや字幕の出し方を見るに、ひょっとして地上波では左右が切られているんでしょうか……? 思わぬ儲けモノかも。[0:36追記] あ、やっぱり切られてますか。
2006年10月14日(土)
「ネギま!?」#02「うっそ、仮契約ってそんなことすんの!?」by明日菜 (BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 20/20 平均 10.0)
画面分割の腕が「The Soul Taker」のときより上がってると思ったら、今度はタライ。新房作品の集大成ですか。
相変わらず、隅から隅まで面白いです。枝葉の事象を取り去ってもなお、本筋が実に面白いですし。ネギくんが「31人の生徒」と向かい合うという導入において、最初からエヴァンジェリン@松岡由貴さんという存在に焦点を合わせて、魔法使いという存在と教師という存在を渾然としたものにしているのは素直に巧い構成だと思います。そこで生まれる葛藤と、勝とうという意志(高等古典禁止)。あ、言っときますけど、私がエヴァちゃん好きなのは、永遠に成長しない少女だからってわけじゃないですよ(誰に言ってる)。あと、アーニャ@斎藤千和も意外に出番ありそうで楽しみ(話がつながってないんですけど)。
ちなみに、今回の黒板ネタで一番のヒットは麻生大臣の持ちネタ。ところで麻生さんというと未だに「A・I が止まらない!」を思い出す私です。
2006年11月12日(日)
「ネギま!?」#06 「すみません…おでこかほっぺで許してもらえないでしょうか?」 by刹那(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 58/60 平均 9.7)
やっぱり「秘剣百花繚乱」が出てくると燃えるなぁ。もはや業ですな。
「ぱにぽにだっしゅ!」のおかげで、すっかりこのスタッフに惚れ込んでしまったのですが、やはりこれはこれで凄い作品なのではないかと思うのです。アニメは原作と別物でもOKというのは私の持論ですが、同時に、同じスタッフで前と同じことやっても仕方ないという思いもあって。たしかに小ネタは面白いし、木乃香ちゃんがたまに一条さんになるのもかわいかったりしますけど、やっぱり「ネギま!?」ならではの目指すところがあるのではないかと。
いまのところの様子では、意外に真っ当な少年バトルモノを指向してたりするのかなぁ、というふうにも思いますけどね。「友情! 努力! 勝利!」みたいな(それはジャンプだ)。「油状! 土木! 工事!」だったりして(攻略本として「コンクリートガイド」が出るのですね)。個人的には「旅情! 魔法! 少女!」がオススメ(英国鉄道でウェールズに行ったりとか)。
まあ、何をやってくれるか判らんのも魅力のうちということで、楽しませてもらうです(by夕映)。
2006年11月25日(土)
「ネギま!?」#08 「先生、私たちをオトナにしてください♥」 by風香・史伽(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 77/80 平均 9.6)
メガネ祭! このスタッフ最高です。メガネオブジイヤーです。
さんぽ部の鳴滝姉妹と言えばー、前シリーズでもけっこう好きだったふたりなのですが。ふたごという存在はやっぱりふしぎふしぎ。早く大人になりたいーな♪ と願うふたごですが……。そうだね、なれたらいいね(なんだ急に)。いやぁ、私ももう大人ですから。ちっちゃいままの君でいてなんて、それはこどもの自主性を踏みにじる勝手な願いじゃありませんか? 私は巫女長様のごとく寛大な精神でもって見守りますよ。とりあえず140cmくらいが理想かな。
……戯言はともかく。まあ、戯言しかない世界で何をかいわんやですが。チュパ研がまさか料理クラブのような存在になるとは。チュパカブラ研究という高校生らしい活動内容を隠れ蓑に、魔法少女たちの憩いの空間に……明日菜はそうは思ってなさそうですけど。なんか変な敵キャラっぽい人も出てきたし、どこに話が向かうのかは皆目不明ですが、相変わらず楽しみです。
ところで、宮崎のどか@能登麻美子がだんだん好きになってきた私がいたり。アステラさんもそうだけど、この人の役って回を追うごとに魅力がわき出してくるような。読子さんみたいになるのはいいけど、モツ@斎藤千和とは仲良くしましょうね。
2006年12月01日(金)
「ネギま!?」#09 「“心”を“刃”で隠して“忍”と読む。“本気”と書いて“マジ”と読むのとはチョット違うでござる」 by楓(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 86/90 平均 9.6)
本編中に大々と「斎藤千和」の文字が映し出される……やはり斎藤千和は斎藤桃子の一歩も二歩も先を行ってますな。
いっぽにほさんぽ、さんぽ部進んでふたごがる〜♪(るーこかよ! 未知との遭遇かよ! チュパカブラじゃなくてエイリアン艦長@麦人よんじゃうよ!) みたいな。もうこの作品判らん(笑)。新房作品週二話放映はキツいですよいろいろと。とりあえず、鳴滝姉妹がオメガかわいいというしか。森の中を歩いていくと、鳴滝姉妹がいっぱいなった木があってですね(1点)。本物をあてないとちっちゃくなっちゃうんですよ! マコちゃんみたいに! それはそれで歓迎っ! みたいな。や、だから、こんなもんにどう感想を書けと。葉加瀬さん@門脇舞の本編参戦も待たれます。そして魔法少(以下全力で略!)。
2007年01月20日(土)
「ネギま!?」#16 「昨日の敵は今日の友」 by美砂/「喧嘩するほど仲がいい」 by円/「いやよいやよも好きのうち!」 by桜子(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 152/160 平均 9.5)
回想シーンのアスペクト比がBSジャパンでは訳の判らないことになってるのですが……。地上波だと疑似16:9なのでしょうか?
つい最近気づいたんですが、私、「あゆあゆ」とか「ういうい」とか「みゆみゆ」とか、ひらがな二文字のなまえをくり返されるのに弱いようです(このサイトのURIは何だったかな?)。であるからして、この作品では、「ゆえゆえ」こと綾瀬夕映@桑谷夏子と、「ちうちう」こと長谷川千雨@志村由美がお気に入りなのは当然の演繹法的帰結なわけで。物語的には明日菜といいんちょのお話だったような気がしますが、そんなことはお構いなし。何、この作品において主題などというものは酷く些細な問題なのですよ。異空間に取り込まれるという一大事の中、各人各様に時を過ごす3-Aの生徒たち。相変わらず随所に挿入される黒板ネタや張り紙ネタ。それらの、いっけん主旋律とは無関係に重畳される無秩序な集合音の、任意の一群に耳を澄まし、副旋律として受け取ることができるのが視聴者の特権。指揮者であるはずのネギくんがふがいないのも、この無秩序を生み出すための、きっと必然。
2007年02月09日(金)
「ネギま!?」#19 「童心に返って遊ぶっていいよねー。童心に返らなくても遊ぶけどねー」 by和美(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 181/190 平均 9.5)
まさか、OPの完成形がこんなちびキャラ天国だとは、誰が予想したでしょう。
そして本編もA〜LY YA〜ちびキャラたちよ。素晴らしい。「Φなる・あぷろーち」が2年も前に辿り着いた萌えの新境地に、ついに肉薄する作品が現れましたよ。今回だけでこの作品は後世に残す価値があると言えるでしょう。
感想はなかなか書けないんですけど、とくに魔法世界に来てからの本作の展開は素晴らしい。31人の生徒たちすべてのキャラを立たせるという無理難題に果敢に挑み、しかもそれにかなりの水準で成功していると評価できます。複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな萌えとネタを徹底的に究明する新房新喜劇、貴方が監督の新房昭之です。
2007年02月17日(土)
「ネギま!?」#20 「大きいと大味だって言うけど、実はそうでもないんだよ」 by五月(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 191/200 平均 9.6)
エヴァちゃん@松岡由貴さんがマコちゃんに! むしろ眞子ちゃんに(それは違う)。
ダメだ、もう理屈じゃありません。完璧にツボにはまってさあ大変。シチミが出てきてこんにちは、するだけで笑ってしまいます、いい意味で。少なくともここ二週は「ぱにぽにだっしゅ!」をも上回っています。まあ、あっちはあっちでメイドスーパーバイザのメディアさん@松来未祐がやたらお気に入りになってきたのですが、それはそれとして。学園の危機に知恵と勇気と和の心で立ち向かう3-Aに幸あれ。ラーメンは和の心に入りますか? ナルトがルーレット☆ルーレットしだしたときには思い切り笑い転げました。
2007年02月24日(土)
「ネギま!?」#21 「漢はだまってラーメンたかみち」 by高畑/「なんだそりゃ!?」 byカモ(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 201/210 平均 9.6)
私はー、ゆえゆえがー、好ーきー!(びんちょうタン?) ゆえゆえ好きなのに理由はいらない。もちろん、ちうちうにもあゆあゆにも。
ということで今回は、ゆえゆえこと綾瀬夕映@桑谷夏子が最高にかわいかったです。むしろ、しきりにゆえゆえ言ってる宮崎のどか@能登麻美子が好きなんじゃないかという気もしてきましたが。ファンダヴェーレではクローバーは四つ葉なのが当たり前なんだよなんて無粋なことは申しますまい。この無垢で健気な乙女ゴココロに打たれました(コがひとつ多いぞ)。このアニメはむしろ乙女ロココ。男性陣はバロックロック。鎮座まします黒薔薇男爵。このアクロバティックな話のつなげ方は驚嘆に値しますね。何気にシリーズ構成が相当に練られてるようです。ねるねるじぇらじぇら。寝る子は育つ(育っちゃいけません!)。前回育ちすぎたエヴァちゃんが島流しされてるのもよく判んないけどほほえまシーン。シーンとマシーンをかけてるのですよ、茶々丸だけに(3点)。ゴンドラ通りまーす。
2007年03月09日(金)
「ネギま!?」#23 「ちょっとそれはないよ、ネギく〜ん」 by裕奈/「そやで、うちらパートナーやんか!」 by亜子(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 219/230 平均 9.5)
「人数が多ければ、初心者でも大きな力を発揮できることがあるって、魔法書に書いてあったのよ」っていう早乙女さんのセリフがちょこちゃんっぽい(まさか、この期に及んで狙ってはいないでしょうが)。
斎藤千和がラスボスという、それだけでもはやすべてが許せてしまうのですが……。アーニャ@斎藤千和の虚栄心、ネギに対する羨望、そして目の当たりにする3-Aの結束力。巧い具合にパズルをはめ込んだという感じですね。いや、ネギくんが好きとかあんまり関係なく、あんたら好き勝手にやってたような気もしなくもないのですが。そんな疑問もエヴァちゃんと茶々丸の仮契約ですべてが吹き飛びましたよ。照れてるエヴァちゃんがもう。ゆえゆえ、ぴんちっ。エンディングでひたすらグーを出し続けるモツのように、ぐっどだよ、ぐぅ〜っど! と言わせていただきましょう(恥ずかしい台詞禁止)。
ちなみにBSジャパンでも「なかよし」のCMが。いいじゃないですか、まもってなんちゃらポップでも入ったんだし(そりゃ掲載誌ですから)。
2007年03月17日(土)
「ネギま!?」#24 「ネギ先生、どうやらクライマックスです」 byアキラ/「みんなで一緒に帰ろうね、ネギくん!」 by美空(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 228/240 平均 9.5)
まさか、OPがアーニャの夢の扉の中だったとは。いや、最初のころから「Rozen Maiden」に出てきたジュンくんの鬱々ワールドみたいだと思ったのですよ。
相変わらず斎藤千和がラスボスなだけですべて許せてしまうのですが。さんざん、ぱにぽだぱにぽだ言われてきて、最終的には(まだ最後じゃないけど)「The Soul Taker」になってしまうのが何ともマニアック。どれだけてんこ盛りなアニメですか。こちらは残り2週、楽しみにさせてもらいます、いい意味で。
2007年03月31日(土)
「ネギま!?」#26 「寂しいなんて言いません!だって、きっとまた会えると信じてますから!」 byネギ(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 247/260 平均 9.5)
表記は違えど、「よーしがんばるぞー」が出てしまったからには評価せざるを得ず。
そんな感じで新房監督の次回作にご期待ください。にぱ〜なこのちゃんお持ち帰りぃ〜、ごいっしょにぱにぽのどかさんもいかがですか? ふたご探偵鳴滝姉妹そして31人がいなくなる(また閉鎖空間に戻る気か)。葉加瀬さんはもう、そうするしかない。お父さんの謎解題のまき絵さんは紛う事なき合格です。
総評。ちびキャラが出てくればそれでいいんですっbyぷらとー。最後の最後まで実に「ネギま!?」でした、いい意味で。この作品の主題は何かと言われれば、31人の生徒たちひとりひとりを描くこと、それに尽きると思うのですよ。そのための仮契約、そのためのちびキャラ。ちびキャラ踊れば世界も回るとあみちゃんも言ってます(言ってません)。最終的にはアーニャ@斎藤千和とネカネさん@沢城みゆきも加わって、一大スペクタクル学園ロマン。物語のためにキャラクタが奉仕するのではない、キャラクタがいるからこそ、そこになにがしかの物語が捏造される。それはまさに、このアニメの企画自体がそうであったように。その点では要求定義を1000%満たす、大成功の作品であったと評価します。
総点は91点。

