2006年04月29日(土)
「xxxHOLiC」第一話 ヒツゼン(CBC)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
BS-iとたった一日の差なんで、地上波で見ます。「ツバサ・クロニクル」第二期とほぼ同時スタートというのもヒツゼン?
これはかなり面白かった。とりあえず、四月一日くん@福山潤があんな良いツッコミ体質だったとは思わなかった。侑子との応酬も完璧ながら、「白菜、高っ」とか一人ツッコミも冴えてます。マル@こじまかずこ・モロ@望月久代もどこの世界から連れてきたんだと言いたくなるベストふたごプリンセスですし、Aパートからテンポは最高。
そして急転直下Bパート。けっきょく仙台エリな娘は(名塚佳織かと思った)「自分は不幸だ」と思いたがる娘だったということですかね? 人を呪わば穴二つ、ひとりでジグソーパズルしてる侑子さんが閻魔あいに見えたりしつつ、今後どう話が転がっていくのか、なかなか楽しみです。
ところで侑子の店はあんなビルの狭間にあったのか。なんか鳴滝荘みたいだなぁ。運命のすべーてが大事Da・I・Ji♪
2006年05月06日(土)
「xxxHOLiC」第二話 キョゲン(CBC)感想
評価: 8点[前回比: -2](累計: 18/20 平均 9.0)
いっそ17歳教に入れと? 17歳教焼き(どんな料理だ)。
なんかタチの悪いアニメですな。最強ツッコミ気質の四月一日くんがいなかったら、ホント救いようのない話になってるところです(だからこそ、彼の存在が必然なんでしょうけど)。ひまわり@伊藤静が気になったりしつつ、「この学校に奇跡など必要ない」とか言ってる百目鬼@中井和哉もなんか企んでいそうで目が離せない。
2006年05月13日(土)
「xxxHOLiC」第三話 エンゼル(CBC)感想
評価: 8点[前回比: ±0](累計: 26/30 平均 8.7)
ネコミミだったら聞こえるの?(ってか、あれはネコミミか?)
なんかこの作品、西尾維新がノベライズするらしいですけど(アニメでもそれを元にした話をやるとのこと)。四月一日くんのツッコミがさらに強化されそうな予感(笑)。しかし、そう思って観ると実にぴったりの世界観のような気がしてきます。今回も災厄をもたらすのは人の漠然とした負の感情。しかも厄介ごとをもらってくるのは事故頻発性体質の四月一日くん。自分の望むと望まざるとに関わらず、妙な縁が出来上がってしまう。うう、楽しみになってきた。
2006年05月20日(土)
「xxxHOLiC」第四話 ウラナイ(CBC)感想
評価: 10点[前回比: +2](累計: 36/40 平均 9.0)
侑子さん、乱歩だったのか。落語天女夢使いではないと思うけど(ネタ間違えた……)。
今回は素晴らしい。冒頭から四月一日くんのひとり芸が炸裂、導入としては完璧。インチキ占いのくだりはどっかで聞いたことある話ですけど、テンプレートなので問題ないでしょう。そして本物登場。この雰囲気の出し方が抜群です。EDのキャスト表示ではインチキのほうが「占い師」になってて、こっちは「老婆」になってたのは何の差別かと思ったけど。
知りたい想い、知れない心。知れてしまう未来、知らなくていいアシタ。この世のすべてが必然だというのなら、「本物」にはすべてが見えているのか? とりあえず今回の話、もし西尾維新が書くとしたら、絶対占い師はもっと性格悪くなってるよなーと思ったんですが、よく考えたら侑子さんがそのまんま姫菜真姫ですな。あと、メイド@加藤英美里がもっと活躍するはず(笑)。
2006年05月27日(土)
「xxxHOLiC」第五話 シリトリ(CBC)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 46/50 平均 9.2)
今日もツッコミ冴え渡る、四月一日と書いてわたぬきくん。しかし、あゆバッグにもちゃんとツッコんでほしかった(そんな逸般ツッコミはいらん)。
今回も素晴らしい。なんか、この作品すっかりツボに入ってしまったみたいです。明確な悪意が出てこない、少し不思議な話がやっぱり好きみたい私。狐の子供がやたらかわいいと思ったらCV:小林由美子。最後にちゃんと「お約束」をやってくれるのも素敵です。
モコナ108のひみつわざの一、超シリトリ(違)。アニ横シリトリみたいに異世界に行く魔法かと思ったら、夜道を歩くときの護法だそうで。「ずんたった・ぽこてん・ずんたった・ぽーん」とどっちが強力でしょうね。でも灯里だったらすぐ詰まってしまいそうです(こらこら)。
2006年06月03日(土)
「xxxHOLiC」第六話 タンデキ(CBC)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 55/60 平均 9.2)
きんどーちゃんって「マカロニほうれん荘」かよ! と思ったらそのまんまだった。四月一日くんはそうじで決定。
その侑子さん、着々と人類最強の赤色化進行。マンガ好きなとこも狙ってやってるのかと思いますね。よっぽどこっちのほうがタチ悪い気もしますけど。
ネット中毒についてはあまり語りたくないのですが(笑)、逆に「いつやめてもいい」と割り切れるからこそ、気楽に続けられるということもあると思いますけどね。極言すれば人生だって似たようなものと思ってますし。足りないのは覚悟というよりは余裕なんじゃないかなぁというのが個人的所感。まあなんだかんだ言いながら、二次元も三次元も捨て切れていない中途半端な奴ですから。
次回、秘密部登場(違)。
2006年06月10日(土)
「xxxHOLiC」第七話 アジサイ(CBC)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 64/70 平均 9.1)
あじさいのさく頃に(「あじさいのさくころ」に非ず)。
これはまた辛い話。最初、意味判んなくて、あとの侑子さんとの会話で了解。どおりで能登少女にやけに心揺らされると思った。四月一日くんは、ちょっとの間でも彼女を幸せにしてあげられたのでしょうか。
2006年06月17日(土)
「xxxHOLiC」第八話 ケイヤク(CBC)感想
評価: 8点[前回比: -1](累計: 72/80 平均 9.0)
魍魎の匣かと思った。そっちならむしろ四月一日くんが危ないな(ネタばれ気味)。
これがNHKだったら、「受信料を払いましょう」という教訓になるところ(こらこら)。しかし何気に地デジの宣伝してたのを邪推してみたり(するな)。しかし、在名TV局のキャラクタはみんな萌えませんね(チューキョーくんぐらい?)。テレビ愛知ですら方向性を間違えてるし。
閑話休題。この話の怖いところは、プラットフォームでの出来事の後、その惨劇よりも「願いがひとつ消費されてしまった」ことのほうに気が向いている点。自分を過信しているとかいう以上に自己中心的な彼女の性格が浮き彫りにされています。ラストは、彼女の存在自体が他人の記憶から消されるのかと思いましたが、そこはちょっとぼかした描き方。まあ、大学生がどうなろうと知ったことではありません(なんて勝手なんだ)。
2006年06月25日(日)
「xxxHOLiC」第九話 ユビキリ(CBC)感想省略
評価: 9点[前回比: +1](累計: 81/90 平均 9.0)
ひぐらしに対抗するようなサブタイトルの出し方に引けを取らず、本編も恐怖しつつ笑える内容でした。管狐かわいいなぁ。
2006年08月02日(水)
西尾維新「xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」(講談社)感想
いや、斜めってありますよ?(いきなりあとがきに言及するな)
西尾維新ノベライズ。この人、世界観の継承の仕方が巧いなぁ。CLAMPによる「xxxHOLiC」というクラスを継承しつつ、紛う事なき西尾維新メソッドでオーバーライドを達成している。私は原作未読ですし、CLAMPファンとはとても言えないレベルですが、西尾文体愛好家として大満足の出来。とりあえず四月一日くんのツッコミは予想通り冴えまくってましたし。
つうか、最終章なんか、勝手に物語終わらす気かと思いましたよ。侑子さんじゃなくて四月一日くんが世界の中心だったらこういう終わり方もさもありなん。アニメの最終話がこれ原作だったらすごいなぁ(いや、実際、第一章は既に第17話の原作になってるらしいですが……中部では放映まだ先ですけど)。これもまた、西尾維新から視た一つの世界のあり方。
ちなみに、ひまわりちゃんは名前の言及だけで一行たりとも登場せず。別にいいですけどね、下手に登場したらどんな萌えキャラにされるか判ったもんじゃありませんから。随所に登場する妙にコアなネタもスルーの方向で。
2006年08月19日(土)
「xxxHOLiC」第17話 ジショウ(CBC)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 150/170 平均 8.8)
ドラえもん云々のくだりはカットですかー。
待望の西尾維新脚本原案の話。前述の通り、大勢に影響しないところは多少削られてますが(西尾維新はそこが面白いんだけど)、ほぼ小説通りの展開。ラストは個人的な解釈と違ってて驚きましたけど。むしろ、大川緋巴はこういうふうに読み取ったんだ、と興味深く感じました。
キャラクタ自体は小説読んだときと同様、まったく違和感なし。しかし、小説をそのままアニメにすると、やっぱり長広舌になってしまうんですかね? ちょっと「Fate/stay night」を思い出しました(あれも文脈的には似たようなもんかも)。大原さやかさんお疲れ様です。侑子さんの眼鏡っ娘姿が見られて、一番喜んでるのは西尾維新だったりして(勝手な想像を)。
2006年09月02日(土)
「xxxHOLiC」第19話 リフジン(CBC)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 169/190 平均 8.9)
まさか、この作品にも雪兎さんが出てくるとは思わなかった。
なんか今回、異常に面白かったんですが。脚本は櫻井圭記という方で、劇場版も書かれてるようですが、こんな妙なパロディを入れる人なんでしょうか? それとも水島監督の意向なのか。むしろ演出の湖山禎崇のほうが有名なのかもしれませんが。
ファンタジーの御旗の下にはっちゃけつつ、核にあるのは四月一日くんの気の持ち方という問題。酒と食べ物しか頭にないような侑子さんの振るまい、それが彼女の人生に対する向き合い方というものなんでしょうか。なんか、公表されてるラストあたりのサブタイトルがやたら愉快なのも、そんなとこにつながっていったりするのかななんて思ったり。
2006年09月09日(土)
「xxxHOLiC」第20話 アガナイ(CBC)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 179/200 平均 9.0)
「ツバサ・クロニクル」の第17話で小狼くんたちに差し入れられたフォンダンショコラって、四月一日くんに作らせたものだったのか!! それでいて倍返しを要求する侑子さんって……。
なんてことを言ってる場合じゃないくらい恐ろしい本編でした。ある意味お約束の展開ではあるけれど、もっともこの作品らしい回だったのではないかと思います。
人の生を奪ったものに課せられた対価。なるほど、私が写真に写るの嫌いなのも、そういうことだったのかもしれません。って、べっ、別に隠したい過去なんて……うぐぅ(こういうのを藪をつついて制御棒、バケツでウランと言います<言わねぇよ<っていうか、「天の川なんだね」レベルに高度なんじゃ?<高度か?<だから西尾維新ファン以外には判らんって)。
ところで、OP直前に流れた「愛・地球博閉幕一周年記念イベント」のCM、無言で画面に近づいてくるモリコロ(のきぐるみ)が怖いよ(笑)。
2006年10月07日(土)
「xxxHOLiC」全23話+外伝1話(CBC)総評
おお、ホントに最後は「ヤキニク」で終わった(一時、しょぼいカレンダーでラスト二話のサブタイが「スキヤキ」「ヤキニク」になってたので)。
ということで終了。まあ、CLAMP作品に触れた経験は浅いので突っ込んだことは言えませんが、こういう世界の見方もあるんだろうなぁというところ。「この世に偶然なんてない」という侑子さんの決め台詞が象徴するとおり、オムニバス形式でありながら、それが横への広がりを見せるのではなく、むしろ同じ一点を指し示しているような。世界観の構築の仕方ということで言えば、京極夏彦と似たところがあるかもしれません。今「邪魅の雫」を読んでるとこだからそう思うのかもしれませんけど(通勤列車で読むのは辛い……)。「この世に不思議なことなど何一つとしてないのだよ」というセリフを引くまでもなく、京極堂と侑子さんの立ち位置は似たようなところにある気がします。それも含めて、西尾維新がこの作品のノベライズを手がけたのもヒツゼンだったということでしょうか。
しかし、完成度の高さに比例して仕方のないことかもしれませんが、どうも地味な印象を受けてしまいました。いや、ラスト二話+外伝がそう感じたからかもしれませんけど。水島監督ともあろう方が、こんな地味オブジイヤーなアニメを作るとは。地味アニメオブジイヤー(舌噛みそうだな)。タン塩いっちょー(焼くのかよ! 喰うのかよ!!)。とりあえず、四月一日くんは稀代のツッコミキャラとして歴史に名を残すことでしょう。それはもう、アニ横のケンちゃんなんか比較にならないくらい(酷ぇな)。
総点は76点。評点グラフは以下の通り。

後枠として「009-1」の番宣が流れましたが、絶対観ません。
2007年03月10日(土)
「劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢」/「劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」(キッズステーション)感想
四月一日くん@福山潤のツッコミ懐かしー。
ということで劇場版xxxHOLiC(初見)。制作はTVシリーズよりこちらのほうが先ですが、さすがにメインキャラは全然変わらず、四月一日と書いてわたぬきくんと百目鬼くんのかけあいは既に完成された漫才の域に達してます(漫才って言うなぁ!)。作品全体の雰囲気は多少違うような印象を受けましたど、このくらいの振幅は本作にとって許容範囲のような気も。一見して受ける印象とは逆に、実際は「ツバサ」よりこっちのほうが世界観的に上位概念なんですよね。基本的な舞台は日本の一都市に限定されてるけど、描いている人間の心の広がりは無限大。だから、究極的にはどんな世界観をも許容できる。だから、西尾維新のノベライズだって許容される(いや、世間的には「DEATH NOTE」のほうの評判しか聞かないので、なんとなく)。
さて同時上映はおえかきモコナ……もとい、Production I.G. によってリメイクされた「ツバサ・クロニクル」です(それも違う!)。EDテーマが牧野由依なのが今聴くとARIAちっく。終わりよければすべてよし。逆に言うと(以下略)。
2008年07月18日(金)
「xxxHOLiC◆継」 (BS-i)感想
■アヤカシよりも暗きもの
いろいろ大変なことになっていた「xxxHOLiC」第二期ですが、最後はしっとりと、善意の連鎖で幕を下ろしました。アヤカシよりも暗きもの、真に恐るべきはヒトの悪意。第一期以上の辛辣な描かれ方に、正直観るのが辛いところもありましたが……。こはねちゃんを本気で引き取りたいと思いましたよ。わからないことをわからないままにしておけばいいのに、自分がわからないことをどうして否定しようとするのか。まったくもって侑子さんのおっしゃるとおり。■ノミクイ
ヤキニクで終わった第一期と呼応するかのように、今シリーズの最終回(外伝)もまた、おでんを肴に宴会で夜は更けていく。もちろん偶然はこの世になく、あるのはヒツゼンだけというCLAMP世界観に基づけば、やはりここに意味を見いだすべきでしょう。なにかを食べている、酒を飲んでいるシーンが非常に多い(しかも、一様にとても楽しそう)本作品。単に侑子さんが酒豪だからとか、四月一日くんが料理上手だからというだけではない理由。それは食物連鎖、いのちの循環。すべて「つながっている」世界。そんなことを考えてしまいました。相変わらず地味なんですが(地味って言うなぁ)、地味は地味でも心に染み入る作品、みたいな(わかりにくいなぁ)。■ツナガリ
さて、そんな物語の連鎖は、次はどこにつながるのか。水島監督的には「おおきく振りかぶって」第二期につながるような気もしますが、それは措いといて。CLAMPキャラ原案な「魍魎の匣」はマッドハウスらしいですし……(それはある意味、CCさくらからつながっているとは言えますが)。やはり、どうしても頭から離れないのが、西尾維新「化物語」をこのスタッフでやるんじゃないかという妄想。この作品の雰囲気が、個人的に「こういうふうにアニメ化されたら理想」というのに非常に近いこともあります。ま、それは実現しなかったとして、そういうイメージは自分の頭の中に既に確固としてあるんで、まったく問題はないのですが。っていうか「xxxHOLiC◆継」の感想でまで西尾維新の話をするなんて我ながらどうかと思うのですが、それもまた斜め上のランドルト環、ランドルトとランドセルって似てるよねということで。とりあえず「CLAMP学園探偵団」でも観て待ちます。

