2004年01月01日

「トリビアの泉」(関西テレビ)感想

 元日のトピックは夜の「トリビアの泉」スペシャル。
 すでに他のサイトでも書かれていることですが……。
卓球のラケットはどんなに大きくても良い」というトリビアで、実際に巨大ラケットで福原愛との対戦VTR。そのCM前のアオリテロップ。
このあと愛ちゃん初体験! こんな大きいの初めて
 親の横で思わず笑ってしまいました。

 ……ところで、初体験なら大きさの比較なんて出来ないと思いますがどうですか(誰に訊いているのか)。

投稿者 plateau : 00:45 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年01月03日

「古畑任三郎」すべて閣下の仕業(関西テレビ)感想

 懐かしの古畑スペシャル。とある国に滞在し、パスポートをサルに取られ大使館を訪れた古畑。なんとそこにはあの「花田さん」がいた。久闊を叙する二人。と、大使館員の一人が行方不明だという。実は彼は前夜、内部告発を行おうとして大使に殺されていた。ふたたび古畑の頭脳が回転をはじめる……。
 花田さんは八嶋智人さんの演じた古畑第三期の名物キャラですが、あれから八嶋さんもずいぶんメジャになりましたねぇ……。今回も良いところで伏線を効かせていました。
 大使役は松本幸四郎。大使にしては事後処理が杜撰すぎる気もしますが、それが感覚のずれというものなのでしょう。少なくとも、この話の中では。
 って、「赤いセンメンキ」の話が出てるよ! お客様の中でスペイン語の判る方はおられませんかー!?

投稿者 plateau : 00:51 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年01月12日

「新選組!」第一回 黒船が来た!(NHK)感想

 いよいよ開始、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「新選組!」。NHKで新選組ものというと、「飛べ! イサミ」以来ですね(絶対に感覚がおかしい)。
 前半は新選組結成後の1864年、池田屋事件の一コマを描く。そして坂本龍馬の回想から、1854年に舞台を移す。
 貧乏道場の養子となった近藤勇とその友人土方歳三は、ひょんなことから知り合った桂小五郎と坂本龍馬とともに、浦賀に来航した黒船を見物する。桂らの師・佐久間象山の言葉に、近藤の胸に去来する想いとは。
 うん、普通に面白い。さすがというべきか、登場人物ひとりひとりの動きが丹念に描かれ、小ネタもちりばめつつ、全体としての盛り上がりも作る。これから楽しみですね。
まあ、はっきり言って私は今までの三谷作品(TVドラマが主ですが)はほとんど全部好きなので、期待を裏切られるはずはないんですけどね。個人的に三谷幸喜の最高傑作は「総理と呼ばないで」だと思っているので。

2004年01月17日

謎を解け! まさかのミステリー(よみうりテレビ)

 この番組、単発だったころから欠かさず観てますけど、なかなか面白い。TVでここまで「謎解き」に重点を置いたヴァラエティが作れるのは驚異ですね。些細なことでも、着眼点を変えることで立派なミステリィになることを示した良い番組だと思います(単発のころは森博嗣先生の某作品とまったく同じネタがあってびっくりしましたけど)。パネリストのトークにヒントがあるというのも新しい。つい「行列のできる法律相談所」のような調子で楽しんでしまいますが。
 本日の戦果は「牛の床屋」を的中のみ。ふたつめの「空中を飛び越えて産卵した熱帯魚」は謎解きが美しかったですね。弟にだけ判った、何故なら……というのが本格っぽい。

2004年01月18日

「新選組!」第二回 多摩の誇りとは(NHK)感想

 近藤は多摩の知人の屋敷に用心棒へ出向く。賊と戦い、初めて人を斬ったことに動揺する。そんな近藤の姿に、武士になりたくてもなれずに薬売りの道を歩んだ土方は苛立ちを隠さない。否応なく、新しい時代の風が吹き始めていた……。

 なかなか王道な展開ですね。言葉遣いが軽すぎる! とか、行動がおかしいとか気になる方もおられるでしょうが、どのみち役者も、演出も、平成の今の世というパラダイムからは逃れられないわけで、それほど厳密なことを言う必要はないのではと思います。いわば「幕末」という時代を借景としてドラマを描いているのですから。京極さんの作品とかも同じですよね。

2004年01月20日

「乱歩R」第2話 吸血鬼(よみうりテレビ)感想

 藤井隆さん主演、江戸川乱歩原作の現代風リメイクドラマ。
 初回を観たときはイマイチかな、と思い紹介しなかったのですが、今回はけっこう面白かったです。

吸血鬼」を主演する舞台女優。その彼女に主演の座を奪われ、数年前に自殺した女性の亡霊が現れたという。捜査に当たるのは三代目明智小五郎。必死で彼女を守ろうとする明智。だが吸血鬼の魔手は彼女のすぐそばに迫る。その悲劇的な結末とは。

 細部を見ると気になるところはあるのですが(追われた吸血鬼が消えたトリックが説明されないままだったような……)、全体としてのサスペンスはなかなか。探偵事務所の微妙なボケキャラ面々も、これはこれで。
 しかし、結末の後味悪っ! まあ、けっこうこういうの好きなんですけどね。
 次回のゲストは仲間由紀恵ぱぺっとまぺっとお見通し(違います)。

投稿者 plateau : 00:39 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年01月25日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 忘れてたわけではなく、ビデオ録画してたのを観る暇がなかっただけです。
 今回は謎解き部分が興味深いものが多かったですね。
 宇宙飛行士の話は、今はタジキスタンであって「宇宙に行く技術はない」けれど、昔はソ連の一部だった、というのがサブのミスリードですね、たぶん。
 おじさんのプリクラも面白い。トーク中、「放射線状に……」というセリフがあったので、簡易レントゲン装置かと勘違いしました(法的に難しいか)。こんなふうに、回収されないままのミスディレクションってけっこうありそう。
 最後の糸を縫う天才少女は、いつものパターン。「xxxと言っていたけど、実は思い違いだった」というのは、微妙にアンフェアっぽくて、小説だと地の文(セリフ以外)で書くのは基本的に御法度ですが、まあこの番組では多用されてますので気にしない。

「新選組!」第三回 母は家出する(NHK)感想

 近藤勇の養父は、勝手に勇の縁談を進めようとした。相手は武家の娘。それを知った母は怒り、家出をしてしまう。いっぽう、土方歳三はインチキ薬売りのかたわら、道場破りで金を稼ぐ。
 母を連れ戻しに説得に行く勇。だが、みずからも百姓の出である母から、「しょせん貴方は百姓の出自」と言われてしまう。
 道場破りの逆恨みから逆襲に遭い、痛手を負い道場に駆け込んできた土方に勇は、「俺は武士よりも武士らしくなってやる」と決意を口にする。

総理と呼ばないで」などでも使われた、ふたつの出来事を並行して描きつつ、ひとつのテーマを浮かび上がらせる手法、今回は上手く決まってました。勇の新選組としてのアイデンティティの根幹たる部分の醸造が丁寧に描き込まれていて、さすがですね。

2004年02月02日

「新選組!」第四回 天地ひっくり返る(NHK)感想

 近藤勇の道場には、なかなか門下生が集まらず経営は苦しくなる。勇は受講料を滞納している門下生のもとへ出向く。そこで、後の新選組・斉藤一と出逢う。斉藤もまた借金の取立てに来ていた。いっぽう、道場には北辰一刀流・山南敬助が近藤を訪ねてきた。北辰一刀流を倒せば道場の名が上がると考えた土方は山南をけしかけ、道場一の腕を誇る沖田と試合を行わせるが……。

 面白いなぁ。今回は次回予告やサブタイトルから桜田門外の変の話だとは想像がついていたけれど、まさかこんな形で描くとは。役者もぞくぞく揃い、乗ってきたって感じですね。

2004年02月08日

「新選組!」第五回 婚礼の日に(NHK)感想

 近藤勇の婚礼の日。類縁、親族、もろもろの人々が集まり、盛り上がる場。と、そこに負傷した山口一(斉藤一)が闖入。一は借金の取立ての勢いあまって人を殺めてしまい、役人から追われていた。自分を頼ってきたこと、そのためだけに勇は一を助けようとする。

 なんか今回は今までで一番笑えた。キャスト濃すぎ。「HR」に出てた面々も多々。小日向文世とかもけっこう好き。三谷流、場の一瞬の緩みを突く絶妙の笑いの取り方はやはり天下一品。もちろん本筋もしっかりしている。今回は……あーネタばれかな……最後に役人を追っ払うところでの、ささやかな伏線の利き筋が絶妙でした。

2004年02月10日

「爆笑問題のススメ」(よみうりテレビ)感想

 ゲストが唐沢俊一さんということで、初めてこの番組を観ました。情報を得たのも唐沢さんの「一行知識ホームページ」の裏モノ日記です。日記にも書かれてあったとおり、最初のX-GUNのネタ(?)はいかがなものかと。明らかに嫌そうな顔をしてらっしゃる唐沢さん(笑)。
 そして例の本もやはりカット。まあTVなんてこんなものです。唐沢さんの話は良かったですが、これもいつも作品や日記で書かれていることですしね。けっきょく作家の方がTVに出られるときというのは、大抵広く浅くのプロモート的なものがほとんどなわけで、それが別に悪くはないですが、コアなファンには不満が残るもの。

投稿者 plateau : 02:32 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年02月14日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 なんか感想書くの久しぶりー。アニメ以外だとどうしても気分次第になってしまう。
 今回は「行列のできる法律相談所」のメンバがゲスト。いつも以上にトークからのヒント捜しに身が入らなくなるかと思いきや、最初のは簡単すぎるぞ。良いけど。
 ふたつめの、命を救ったゴールは難しい。どちらかというとアリバイ崩し系かな。
 最後の映画監督アラン・スミシーが○○○○○だっていうのは、映画に詳しくない私でも知ってたくらいなので、有名だと思ってたのですが。知ってると一発で判ってしまうというのはアシモフ系か。ともかく、出題の仕方がなかなか巧妙で楽しかった。
 で、来週はまた小倉優子嬢がゲストですか……。彼女が出てくるとさっぱり推理に集中できないんですよね(笑)。

2004年02月15日

「新選組!」第六回 ヒュースケン逃げろ!(NHK)感想

 桜田門外の変以後、尊皇攘夷の機運はますます高まりを見せる。そんな中、米大使通訳のヒュースケンが暗殺の標的になる。その仕事を請け負った者の中には勇の古い知り合い、永倉新八もいた。勇は永倉に金目当ての暗殺を止めるよう説得するとともに、ヒュースケンにも逃げるように言う。ヒュースケンの言葉からは、日本を愛し、憂う気持ちが伝わってくる。だからこそ開国をと言うヒュースケンに、彼の言葉を受けて勇は言う。「井の中の蛙、大海を知らず。ーーされど、空の深さを知る

 今も昔もやってることは変わらない国だなーと思いつつ。まあなんでも良いですが。川平慈英の怪しい外国人演技に眼を奪われつつ、ひそかに木村祐一が気になってます。
 えー、ところで、ラストの勇の言葉なんですが……あれー? ホントだったんだ、これ。……ホントかな?

2004年02月21日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 小倉優子嬢の「にゃん」は反則だと思う。
 …………。
 一つ目の「地下室でレントゲンを集めるおじいちゃん」は凄かった。また「実はレントゲンじゃなかった」というネタかと思ったら、さにあらず(サニーサイドアップ>いちお)。思いもよらない発想の転換が見事でした。

2004年02月22日

「新選組!」第七回 祝・四代目襲名(NHK)感想

 天然理心流の四代目を襲名し、前途洋々に見える近藤勇。しかし本人は、激動する時代の中で、いまだ自分の生き方に迷いを抱いていた。その夜の祝宴で、坂本龍馬が彼のもとに出向いてきた。龍馬は土佐勤皇党に加入したという。攘夷思想を滔々と説く龍馬の仲間に、勇は苛立ちを隠せない。しかし勇の心中には、なにか大きなことをはじめようとする龍馬への憧憬があった。
 しかし、大河ドラマで「多摩勤皇党」って……よくやったなぁ。一瞬気づかなかった。

2004年02月29日

「新選組!」第八回 どうなる日本(NHK)感想

 幕府の講武館教授方に取り立てられた近藤勇。しかし講武館は教わるほうも教えるほうもやる気の無い惨状だった。いっぽう、以前土方歳三の売っていた薬を求めて、イギリス公使館の警護をつとめる松本藩の人間が尋ねてくる。勇たちは薬を持って公使館に出向くが、そこで彼らを待ち受ける運命とは。

 うーむ。なかなか今後にとって重要になりそうな話。ラストの盛り上げは素晴らしかった。
 ところで、「名前を憶えてもらえない」というのは、ディープな三谷ファンにとっては狂喜乱舞(?)の裏ネタ。

2004年03月05日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 この番組、ネタが意外に持つなぁ。
 ちなみに、この番組の感想を求めて検索でいらっしゃる方がけっこういらっしゃるのですが、このサイトは一応ミステリィ系サイトを標榜している手前、ネタばれはせず、番組を観たという前提で語りますのであしからず。
30人でたったひとりを警備」……あーそういえばそういうニュースもありましたね。結びつけられないよなぁ普通。
天井から魚が降ってくる家」は、以前にも似たようなミステリー(空から魚が降ってくる)があったと思ったけど、ネタは全然違ってて感心。さっぱり判らなかったけど、聞いて納得。美しい。
空を飛ぶ金魚」は今回の一番。草?(なぎ>文字化けるかも)さんのヒントで判りましたけど、出題の仕方が「ラヂオの時間」なみの叙述トリック。さらに、「白い金魚」というのにも美しい解答が用意されていたのが素晴らしかった。実際、書く人が書けば立派な日常の謎派短篇に仕上げられそうな感じ。

2004年03月07日

「新選組!」第九回 すべてはこの手紙(NHK)感想

 幕府講武館の教授方の要請を受けたはずの勇であったが、その初日講武館に出向いてみると門前払いを食らう。もとが百姓の出であるという理由で反故にされたのである。その帰り道、坂本龍馬に出逢い、勝海舟佐久間象山と引き合わされる。だが勇には彼らの話についていけない。日本を動かしたいという想いをあきらめようとする勇。そんな亭主の様子を見て、つねは浪士組への参加を呼びかける山南からの手紙を見せまいとする。しかし、運命の悪戯が、あるいは左之助の食い気が、勇とその手紙を引き合わせる……。

 うーん、あざとい(笑)。最後の手紙はあざといよ。良いですが。ここまで何度もリフレインされてきた、武士でありたいと願う勇の心境が、ここできっちりと生き筋になってくるのですね。それに絡んで、つねの裏腹な思いとか、土方の愛人(?)問題とか、さすが縦糸と横糸の使い方が巧い。

2004年03月14日

第二回R-1ぐらんぷり(関西テレビ)優勝は浅越ゴエ

 ひとり話芸の日本一を決める大会、R-1ぐらんぷり。ちなみに前回優勝はだいたひかる
M-1グランプリ」(ABC朝日放送)に比べて賞金も10分の1、事前番宣も少なめ、決勝放映も日曜昼のカンテーレローカルと、規模が違いすぎですが、めっちゃ面白かったので詳細れびゅ。(本文中敬称略)
 もともとピン芸人って大好きで、好みの激しい漫才コンビに比べほとんどまんべんなく好きなんですが、今回の決勝8組は非常に濃いメンバでしたね。結果として優勝は浅越ゴエだったわけですが、ここまで土俵の違う面々を順位づけするのは至難の業だったと思います。正直全員すごかったので、ひとりづつ感想を。検索上位を狙ってるわけではありません(笑)。

浅越ゴエ

 すっかり定番となったしっくりこないニュース。毎回ちゃんとアレンジしてあって楽しい。個人的には今回は無かったですが「今日戦争がありました。では次のニュースです」ってのが好きですが。

友近

 病院の変わった患者モノ。ちょっといつもと趣向が違いましたが、演技力はさすが。っていうかぷいぷいの角(かど)さんって、大阪人以外にはなにが面白いのかすら判らないぞ。ラストの逆転劇に最近凝ってるんでしょうか? いまいち意味不明。

ヤナギブソン

 ひとり大喜利。ふたつのフレーズを組み合わせたお題に瞬発的に答えていくという無茶な企画もの。切羽詰り方が面白かった。

陣内智則

 ピン芸人の中でもとくに好き。レシートすごろくやってた頃が懐かしい……(Amazonにあった→ [本クワンガクッ?レシートすごろく全軌跡])。卒業式ネタ。何度見ても面白いけど、新作だったらもっと良かったのに。

ネゴシックス

 児童の提出した音楽の問題の解答と習字のネタ。雨上がり宮迫の言うとおり、「音符が迫ってくるよー!」というのは最高。ドの位置がおかしかったり、平成の成の字が違っていたりという細部が気になった。

南野やじ

 四文字熟語をお経風に読む。前に何かの番組で一回だけ見たことがあります。はじけっぷりが凄いです。「見ちゃいけません!」

ヒロシ

 自虐自己紹介を連発するネタ。自分の絵の具にだけおうど色が多いというネタがツボ。

あべこうじ

 道交法上歩行者は自転車にベルを鳴らされてもどく必要はないということだけは明らかにしておきたい。ラストあたりの、視覚に訴える連想の飛躍は見事。

投稿者 plateau : 18:04 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年03月15日

「新選組!」第十回 いよいよ浪士組(NHK)感想

 清河八郎の主導で浪士組が結成され、京に上ることになり、勇たち試衛館の面々も参加を決意する。ただし、勇は沖田総司だけには道場を守るため江戸に残るように命ずる。
 いよいよ浪士組招集の日。予想外の人出に、予算の心配をする幕府浪士取扱・松平上総介。しがない中間管理職ゆえの心労は、彼をむしばみつつあった……。

 なるほどー。冒頭の勇の額が気になったけど、30分ぐらいでようやく判明。カットバック手法が巧い。今回はささやかな人物トリックもあり、さすが「古畑任三郎」を書いた人だけのことはある。
 生瀬勝久まで登場。今回は役回り不明だったけど、今後重要キャラなのかな(新選組をよく知らないのでキャストからは判らない)。さらにまだ八嶋智人も出てくるしなぁ……。

2004年03月21日

「新選組!」第十一回 母上行って来ます(NHK)感想

 浪士組の一員として、京に上る決意を固めた近藤勇たち試衛館の面々。それぞれ家族に、愛しい人に、別れを告げる。胸中複雑な想いを秘めつつ、別れを惜しむ友人たち。
 勇の決意を目の当たりにし、母・ふでは、自分もまた百姓の出であること、それゆえに武士よりも武士らしくありたいと願い生きてきたことを打ち明ける。「あなたはーー私です
 いっぽう、浪士組結成の仕掛け人である清河八郎の胸には、自身の思惑のために浪士組を利用しようとする魂胆があった……。

 一年スパンの作品編成を考えると、こちらもまた一クール目の終わりとして、今までの総まとめ、さらに本筋に至る土台づくりを十分なしえたという感じですね。現在唯一視聴している実写ドラマですが、出来れば脱落せずに見続けていきたいです。

2004年04月04日

「新選組!」第十二回 西へ!(NHK)感想

 先週の録画見が遅れたので、けっきょく土曜の再放送で見ました。
 いよいよ浪士組が出立の日を迎える。しかし、試衛館三代目たる近藤勇には役職が与えられなかった。土方は金を包み、清河八郎にかけあう。しかし清河もまた、指導部との内部対立により別行動をとることに。血気盛んな浪士たちの中で、どれだけの人間が国を憂いているのか。そしてその中で真に時代を動かすことのできるのはさらに一握りの人間であると山南は言う。はやくも雲行きが怪しくなる中、彼らは京へ向け旅立つ。数多の錯綜した想いを、旅立つ者、見送る者の胸の中に残して……。

 なんだー、これは。伏流に、いろいろ怪しい動きが渦巻いてきましたね。捨助(中村獅堂)が架空の人物だというのは初めて知りましたけど、どうも今後も鍵を握ってくるのでしょうか。あと、生瀬勝久(がやってた役)はどうなったんだ?(笑)

「新選組!」第十三回 芹沢鴨、爆発(NHK)感想

 京へ向かう道中の、宿の手配の役を与えられた近藤勇。相方は使えない人物で、勇は試衛館の仲間とともに宿探しに奔走する。だが、手違いで芹沢鴨に鶏小屋を割り当ててしまう。鴨は野宿すると言いだし、往来で巨大な焚火をする。対峙する勇と鴨。だが鴨の狙いは、誰が使えるかを見極めることにあった。騒動を鎮火させた近藤勇の名は、浪士組の巷間にのぼることになる。

 面白いですねぇ。実に巧い。尺の長さを計算に入れた、火の前のふたりのシーンなどは抜群です。ちゃんと一クールめ(江戸)と二クールめ(京都)の橋渡しをする回として、新選組につながる、勇と試衛館以外の隊士とのつながりを描いている。ぐっど!

2004年04月10日

「極限推理コロシアム」ドラマ化

 よみうりテレビ公式サイトモノグラフさんより)
 5/3〜5/6放映予定とのこと。原作は第30回メフィスト賞受賞作の矢野龍王「極限推理コロシアム」。先に読むべきかなぁ。
[bk1][bk1.jp] [amazon]

投稿者 plateau : 12:35 [TV番組感想/アニメ以外]

2004年04月11日

「新選組!」第十四回 京へ到着(NHK)感想

 京に着いた浪士組。厄介者の芹沢鴨とともに近藤勇たち試衛館の面々が割り当てられた屋敷では、邪険に扱われる。そして清河八郎は、幕府を裏切り、浪士組を尊王攘夷派とするため署名を集め、建白書を朝廷に献上する。

 京都編スタート。逆さボウキって、今意味が判る人どれくらいいるんでしょうね?

2004年04月18日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 なんかめっちゃ久しぶりー。しかし相変わらず難しいですね。「実は○○だった」という叙述トリック系ネタは冒頭の「一分間ミステリー」になっていて、スッキリした演出です。そういえばこの前なんか「5分で解ける……」とかいう番組があったような? あれー? ひょっとしてあれってパロディだったのかな……。
 今回は実は虫シリーズだったようです。一つ目の「面白くないラジオ番組が大人気」ではそれが意外な答になっていて、二つ目「ホタルを必死で捕まえる男たち」と三つ目「ハエのシールを注文する男」は問題編になっているという構成の妙。ホタルは絶対電気絡みだと思ってしまいますよね……。判らんぞ普通。三つ目は、後から、そういえばそういう話を昔聞いた(読んだ)ことがあると思い出しましたけど、結びつけられなかった。またしても「日本でもやればいいのにー」と思いましたね。フッ素入り水道水のときみたく。ラジオはともかく、シールなんか絶対反対なんて起こりそうにないのに。

「新選組!」第十五回 行くか、残るか(NHK)感想

 浪士組を朝廷のための組織にした清河八郎。将軍の上洛を待たず、浪士組は江戸に戻ることになる。それに対し、近藤勇ら試衛館の面々、そして芹沢鴨の一派は京にとどまることを選ぶ。そして鴨は清河を討とうとする。勇たちは表向きは鴨に賛同しつつ、なんとか清河を逃がそうとする。そんな中、意外な人物が現れ……。

 面白い〜。流れがエキサイティング。伊東四朗あたりが要諦か。

2004年04月23日

「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

 すっかりミステリ系サイトを名乗れなくなって久しい当「えむいち。」ですが(はじめから?)、北村さんの本とか今読んでる途中なのでしばしお待ちを(誰も待っていない気がするのが恐ろしい)。
 今回は三つ目の「一億人を救う草」が白眉であり、すべてといった感じ。「空飛ぶ大蛇」「幸福の黄色いハンカチ」の出来が今ひとつだったのを補ってあまりある美しさ。
 厳密に言えば、最後に紳助さんが言った通り、あれは人の命を奪うのが主目的ではないので「命を救う」と言えるかは微妙ですが(それをヒントにすればもっと良かったかも)、すっかり環境問題絡みだと思っていたので意表をつかれました。なにより、その草を生み出した「技術」、その発想が素晴らしい。このへんはまた明日「アリエナイ理科ノ教科書」の感想に絡めて書きます。正反対のように思われるかもしれませんが。

2004年04月25日

「真剣10代しゃべり場」オタクの何がいけないの?(NHK教育)感想

 観るつもりなかったんですけど、いつも観てる「たかじんのそこまで言って委員会」(よみうりテレビ)終わってたまたまチャンネル変えたら再放送の時間だったので観てしまいました。思ったよりは悪くなかったかな。いきなりシスプリかよ! ダカーポかよ! まほろさんかよ! とか思いましたけど。
 私としては、偏見というのは(これに限らず一般論として)あっていいと思っていて、それが結局は世間の常識というものを形作っているわけです。もちろん、偏見を持たれる側がそれに反抗するのは当然のことであり、そういう外圧があるからこそ理解してもらおうと思う行動を起こしたり、あるいはそれに超然として「我関せず焉」という態度をとることも出来る、そういう自由度が生まれてくると思います。私個人の考え方としては後者に近くて、現実で自分がオタクだと公言するようなことはしてません(あーあと、オタクという呼称は他称であり、自分で宣言するものじゃないというふうにも思うんですけど、オタクの定義にもいろいろあるので、今回はカット)。どうしたって理解できない人はいるんですし、それはそれで悪いとは思いません。他人事と思うというのはある意味健全な考え方です(相互不干渉が徹底している場合に限りますが)。
 もうちょっと詰めてほしかったなと思うところは、現実とか「生身の実体験」とかに寄りかかり過ぎだというところ。現実なんてそんな確固としたものじゃないというのは、現代思想的には当然の諒解事項なんですけど、まあそこまで求めるのは高望みかな。

投稿者 plateau : 17:50 [TV番組感想/アニメ以外]

「新選組!」第十六回 一筆啓上、つね様(NHK)感想

「励め」(松平容保)

 清河に背き京都に残る事にした勇たち。新たに斎藤一も加わり、壬生浪士組を結成。しかし幕府の後ろ盾がないと何も出来ないことを痛感し、京都守護職である会津藩主・松平容保に接見し、会津藩預かりとなる。一方、江戸に戻る浪士組の上層部は、芹沢鴨の動きを警戒し、壬生浪士組に密偵を残す事にした……。

 なんと! あの人がスパイだったとは!! 最後の最後でびっくり。
 今回は江戸・試衛館の家族に宛てた手紙とともに話が進行。文面と実際の微妙な齟齬がなかなか楽しめる趣向でした。

2004年05月02日

「新選組!」第十七回 はじまりの死(NHK)感想

「人に頼るな」(芹沢鴨)

 幕府側から間諜の役を押しつけられた殿内義雄。だが、すぐさまそれは近藤勇や芹沢鴨に知られてしまう。勇は殿内を説得し仲間になるよう言う。金のために浪士組に参加し、まわりに振り回されてきた殿内も、その言葉に心動かされようとする。しかしその晩、彼は芹沢鴨に斬り殺されてしまう。翌朝それを知った勇と土方歳三は、壬生浪士組のため鴨の告発を断腸の思いで我慢する。しかし、試衛館以外の面々は離反してゆく……。

 すごいすごい。組織というものの難しさ、ちょっとした行き違いの取り返しのつかない末路。もちろん幕末という時代を描き、形は違いながらも現代に通ずる問題のクローズアップが面白い。これからの新選組の行方につきまとう組織としての影の部分をしっかり描いていて素晴らしいです。
 作品全体を見ても、この前出てきた病弱な人が狂言鑑賞を中座することで殿内の間諜を垣間見たり、粕谷という男が壬生浪士組に加わるときの言葉が生きてきたりと、綿密な伏線が張られていて、まったくマニア好みな作品ですね。役者の人選も最高です。殿内義雄@生瀬勝久の意味は今回ようやく判りましたけど、前回とかも、情に厚い会津藩主・松平容保@筒井道隆なんて、もうそれだけですべて諒解してしまう(笑)。

2004年05月04日

「極限推理コロシアム」第1話(よみうりテレビ)感想

 さてさて、以前も話題にした矢野龍王原作の第30回メフィスト賞受賞作のドラマ作品、4話連続の一回めです。
 おお、なかなか本格っぽい。「夏の館」に集められた7人が、殺人ゲームの推理を行う。当然、「夏の館」があれば「冬の館」もあるわけで……。
 こういうシチュエーションと言えば、即座に綾辻さんのアレとか森先生のソレといった名作を思い浮かべるわけですが、当然メフィスト賞作品なんだから、まったく別の結末が待っていることでしょう(けっきょく原作を読んでいない)。役者の演技がどうとかいう問題はあるにせよ、基本的にドラマ向けの作品のような感じです。こんな感じで石崎幸二さんの作品とかもドラマ化してくれたら面白いような気もしますけどねっ。あれをドラマでやると寒いだけかな……。

投稿者 plateau : 02:07 [TV番組感想/アニメ以外]