2005年04月02日(土)
「Φなる・あぷろーち」DVD Vol.2初回限定版(トライネット)感想
「テンション上がんねー! 俺のギャラも上がんねー!」(岸尾大輔)
どうもお騒がせしました(夢の跡)。本作を未見の方には、原典のほうが当然のことながら何十倍も素晴らしいことだけをお断りしておきます(文章が微妙におかしかったので修正。まだテンパってたようです……)。
ということで、TVアニメ放映時に幾度となく見返しているから、もうTV未放送カットなんてすぐ判るわけですよ。しかし、5話では守屋美紀の氷結過程詳細&百合佳さん入浴シーン、6話では鐘ちゃん入浴シーンって、なんなんですか、このムダなエロさは。別に私は、この作品にこういう方向性を期待してるわけでもないんですが。まあ、それ自身がギャグになってるんでいいですけど。あと、7話の本編終了後には楽屋(更衣室)トーク追加。守屋美紀×陸奥笑穂コブラツイストシーンが観られただけで満足(笑)。
で、トライネットのプリンセスアワー公式サイトが死んでるんで、初回限定版の内容報告。デスクトップPOPは水原明鐘プラス、シークレット……ってこれ、やばいですよ! さすが西又葵さん、萌え殺されそうです。隔月刊のくせに「週刊」と言い張るブックレットも良い出来(明鐘特集)。そして何より、初限を買い続ける最大の動機となったスペシャルCD「みゆみゆ&だいすけラブラブあぷろーち」。今回も素晴らしい。あのデタラメなDJっぷりを見せつけた岸尾大輔も思わずあぷろーちしてしまった、たかはし智秋の神がかりトーク! すごい、さすがは君のぞファミリー。トラック6の「Φなるゲストタイム・2」7:05以降なんか、年齢制限をつけたほうがいいような(おい)。あと、守屋美紀@田村ゆかりの外郎売(抄)も声優ファン的にはけっこう貴重かもですね。私はまだ、田村ゆかりファンを名乗るほど覚悟を決めてないんですが(あのな)。
いや、さすが私が「最大級の評価」をつけた作品、それに見合うだけの満足感を得られました。こうなりゃもう、Vol.3(5/27発売)も初回限定版行っちゃいますかー!?
[amazon(初回限定版)][amazon(通常版)]
2005年04月03日(日)
「ふしぎ星の☆ふたご姫」第1話 とびきりスマイル☆ふたごのプリンセス(テレビ愛知)感想
「はやくっ、はやくっ」(プリンセスレイン・プリンセスファイン)
新生プリンセスアワー。いつサイコロを振るのかと思って観ていたら、そのまま30分経ってしまいました。最後の「きょうのうらない」は「もしや!」と期待したのに。
や、どうせ次回から観られないと思うと、まともに論考するのが悔しいんですけど、実に楽しげですな〜。(福)さんのおっしゃると〜り、プリキュアとのカウンターという観点から考えると、極限まで虚構性を高めてファンタジィしてるという感じですね。「ふしぎ星史上、もっともプリンセスらしくないプリンセス」な赤だの青だのふたごが、ことあるごとにセリフをハモるのもその現れ。けっして大きいおともだちを萌やそうとしてるわけではありません(たぶん……)。そのわりには背後に見え隠れするスポンサーが同じというのも面白いですが。まあ、別にレジェンズじゃあるまいし(まだ最終回は観れてません)おもちゃ会社は敵じゃないんで、いくらでも稼いでください。
キャラデザも好きな感じ。ふたごのうちでは、レイン@後藤邑子のほうが好きかも。プリンセスグレイス@皆口裕子さんも、どっかの園のクイーンとは違って世話焼きそうな感じ(こらこら)。あと、あやちーとかみさとんとかも紛れていますが、誰が誰か判らん(おいおい)。あ、アルテッサ@水橋かおりさんは良いですね〜。「この声、誰だっけな〜」と思って観てたら、ラスト近くの怒鳴り声で思い出したという(笑)。それこそ、「カスミン」のような良作に育ってくれることを期待します。ただし、ふたごは育たないでね(お約束)。
「ふたりはプリキュアMaxHeart」第9(58)話 邪魔させない! ほのかの一番大切な日(ABC朝日放送メ〜テレ)感想
「あ〜っ、また新しいのが出たぁ!」(キュアブラック)
……あの〜、けっきょくこれって何日の話ですか? ほのかの誕生日は4/4だったはずなのに、どう考えても新学期から一週間くらいは経ってるような感じですが。
語尾が「ですわん」なハーティエル萌えとか、科学部の新入生の野々宮さんがかわいいとか思ったけど、EDにキャストが出てなかったら画竜点睛を欠くじゃないかー! って、そうじゃなくて。こういう周辺のキャラ萌えしか語ることがない展開はちょっと寂しいなぁ。
ほのかの誕生日話を二年目にやるということは、去年とは違う観点で、「雪城夫妻にとって大切な一人娘・ほのか」というだけではない、学校の友人たちとのつながりを描くという目的があったと思います。実際、科学部の部長としての役割を果たそうとするほのかが描かれてはいるし、それに協力するユリコ、共感するなぎさというのも描かれてはいるんですけど、どうもちょっとエピソードのつなげ方が弱いような。それに何より、これではひかりとポルンの存在意義がまったくないという、「ひかりの成長物語」としてみたMaxHeartとしては致命的な問題があります。ほのかのような家族のいないひかりの心情は、とか、すこしでも描いてくれるかと思ったんですが。ほのかにも、もちろんなぎさにも、収まる場所、拠るべき港はあるけれど、ひかり(クイーン)の本当の居場所はTAKO CAFEであるとは言い切れないところがちょっと辛いかな(シリーズ終盤あたりで、そのへんがクローズアップされたら面白いと思いますが)。
あと、戦闘シーンがまた浮いてしまってるのは諦めるほかないのかなぁ。けっきょく、デパートでひかりが選んでいたバッグはどうなったのかとか、闘いの後処理はどうなってるのかとか、いつもながら中途半端なことが多くて、いまさらながらひっかかりを覚えたり。
ということで、以下小ネタ集(えー)。
唐突に停電する駅ビル。お、おひさまの恵みの力が弱まっております! ふたご姫の出番です!(そこらじゅうで言われまくってると予想)
また出てきた新しいの、ビブリス。ブラックのツッコミに「もう新しいのは出てこない」って、いきなりメタネタかと思いましたよ。「またみてね」を見る限り、あと一人くらいいそうですけど。
あと、志穂の「そーだよ、そーだよ、そーだよ」のとこ、思わず「そーだよ、そーだよ、そーすだよ」を連想してしまったり(ラジオ・アニメロミックスのせいだな)。
「おねがいマイメロディ」第1話 バイオリンが弾けたらイイナ!(テレビ愛知)感想
「カニさん、おねがい♪」(マイメロディ)
笑顔を振りまいておけばオトコ(漢)はみんなほだされる、という壮絶なテーマ。さすがスタジオコメット制作・テレビ大阪製作。ところでシリーズ構成:夢ケ丘中学校文芸部って。
とりあえず、やーもーみんなかーわーいーいー。ん? もちろん人間の女の子たちですよ。当然ですよ、他に何があるというのです(黙れ)。夢野歌@片岡あづさ・琴@八武崎碧(ついでに奏@加藤夏希)姉妹といい、クラスメイトといい、最高ですなー。とくに妹さん(琴ちゃん?)、ちょこっとだけ髪を留めてたり、観客席でやる気なさげにジュース飲んでたり、かなりツボの萌えキャラっぷりです。しかも発言も素晴らしい。「惚れるならリコーダーやってる男にしてよ」って、にゃー、つまり僕のリコーダーも(自主規制削除)。あと、なんかミュージカルな先生も好きですな。ヒーロー役は柊くん@置鮎龍太郎じゃなくってこっちってことで(おい)。あと、沢城みゆきは相変わらずアナウンス担当ですか(笑)。
しかし、いきなりマイメロディのことがクラスメイトに知れたり、あんまりストーリィをしっかりひっぱっていけそうなキャラがいないような感じなんですけど、どうなることやら(例によって次回以降は観られないんですが)。まあ、どっかでチェックしていきましょう。
「MAR メルヘブン」第1話 開け! 異世界の扉!!(テレビ愛知)感想
「ずるいな、ギンタだけ。……約束! あとでたくさん聞かせてね」(小雪)
すっかり安西信行原作で、すっかりサンデーで、すっかりくまいもとこ主人公なアニメ(笑)。むしろ、なんでテレ東でやるのかという感じですが、まあテレ東なら打ち切りだけはなさそうな(やめろ!)。
冒頭の日常シーン、主人公のギンタが小雪@清水愛とすっかりらぶらぶなのにムカついたり。そのくせ、ギンタが一人だけ異世界に連れて行かれる展開には、ちょっともったいない気もしたり。まあEDにも出てますし、また日常パートも出てくると思いますけどね。それこそサンデーっぽいパターンで。
しかし魔女のドロシー、堀江由衣か? と思ったら中島沙樹。まだまだ修行が足りませんな私。で、なんかワリオみたいな玉、バッボ@銀河万丈……。最近、大物男性声優をこういう謎生物に当てるキャスティングが多いような。やっぱりオーディションで決めてるんでしょうか。
「MAJOR」第19話 かーさんの幸せ(NHK教育)感想
「母親の幸せは、子供にとっての幸せだと思うよ」(美貴)
まさかの美貴@倖月美和再登場おめでとー。相変わらずさっぱりした性格です。
この作品らしく、家族をめぐって一転二転、先が読めないグルグル回る展開が面白い。それに、次回の対戦相手の宇佐美(か宇佐見か知らないけど)親子の話も巧いこと傍流として乗っています。「球太」なんてあからさまな名前だなーと思ったら、やっぱりこういう父親ですか。いるんだよねー、こういう、子供に自分の夢をそのまま押しつけちゃってるバカ親ってさー。次回あたり「僕は、父さんの操り人形じゃない!」とか言いそう。で父親が実は理系技術者で「何を言ってるんだ、今の時代は無線だぞ!」みたいな(なお悪い)。
ところで、球太の顔も不気味だけど、吾郎の夢に出てくる桃子先生の目もめっちゃ怖いー。再婚だけにサイコ(ま、まほらば原作版!?)。
「カードキャプターさくら」(再)第46話 さくらと最後の審判(NHK教育)感想
「わたし、いっしょうけんめいやってみる。なんとかなるよ、絶対、大丈夫だよ」(木之本桜)
素晴らしかった!! もう今回ばかりは、いつもみたいな妄想メタネタ茶々入れ感想は書いてられませんよ。さあみんなでいっしょに、「だいすきーだよー」(うわぁ、台無しだ)
や、ほんとに感動したんですってば! 物語中の人物のテンションと観てるこっちのテンションがちゃんと同期するように、しっかり盛り上げを作ってくれてるから、ラストでOP曲が流れても、笑うなんてとんでもない(だったらもうこのネタ書くのやめればいいのに……いやホント、そろそろ封印します)。
気を取り直して本編。ユエに対し、最後の審判に挑むさくら。ウッドのカードを使うも、月の属性であるウッドの攻撃は跳ね返される。「そんなことも知らないのか」って……それはケロちゃんのレクチャー不足のような。どのカードがどの属性で、どれに強いってあんまり説明しないでしょ? やっぱり、「ケロちゃんにおまかせ」のコーナーが打ち切られたから悪いのか。これも偶然を装った大いなる必然(違)。
樹々に縛られ、呑み込まれていくさくらという、ある意味今回の最大の見せ場(阿呆め)を経て、ユエはさくらの負けを宣言する。と……「夢!?」でアイキャッチ。
そしてBパート。ごくごく平凡な日常、でもどこかおかしな世界。そこはユエが語る「災い」が訪れた世界。朝、さくらをいじらない兄。食卓にない母親の写真。通学路、木陰の下に見えない自転車の影。ビデオカメラを手に持たない友人。もっともらしい嘘を吐かない……もとい、幼なじみを苗字で呼ぶ同級生。自分の顔を見ても赤くならない留学生。教師に対して普通に接する女子児童。そして、「はにゃ〜ん」と言わない自分。……なんか、最後のほうは「それが普通やん」なんですけど(笑)。でも、あたりまえのことがあたりまえじゃない生活も、それがあたりまえだったらあたりまえで、それがあたりまえじゃなくなったときあたりまえの生活をあたりまえとは思えなくなるわけで(ややこしい)。しかし実際問題、この災いが降りかかった世界は現実以上に少子化の危機ですな。それこそRTP委員会でも設置して……も愛が無いからあぷろーちが出来ない、ついでにサブタイトルもつけられない。
しかし、さくらは思い出します。木陰に立つ青年の姿を。それは、「私が、一番好きな人」……この時点では、ですが。
1マス戻る(違)、でふたたびユエとの審判の場面。ウインディでユエを優しく包み込む。まさに風が起こした奇跡。かーぜーがー、このまーちをー。あ、あるいは詞の類似を考えるなら、とびらのむこうにはー(最初の宣言はどこへやら)。
そしてクロウリード見参。彼がちりばめた、偶然に見せかけた必然……いろいろ思い起こしますね。ケロちゃんの「人生いろいろ」発言とか(違うぞ)。いやでも、この2004-2005年に再放送があったこと自体、大いなる必然ですね。ハッピーエンドにしてくれたと、さくらに感謝するクロウリードですが、大丈夫、一度間違ったって、「クロニクル」で、今度は絶対ハッピーエンドにしてみせる!(それは「みさきクロニクル」だ)
で、ラストに字幕テロップ。「『カードキャプターさくら〜クロウカード編』は本日で終了」って、「クロウカード編」はタイトルに組み込まれてたのですか(笑)。しかし、「さくらカード編」は秋に放映予定! ちゃんと枠内で告知するあたり、反響が多かったことを感じさせます……って5月じゃなかったのか!
ということで、とりあえず総評。やはり、名作は時代を経ても古びないことを再認識させられますね。この年で観ることで、いろんなことに気づかされ、むしろ評価が上がったといってもいいくらい。私自身、初見の頃に比べ、いろんな意味でアニメ視聴のスキルが上がっておりますので(笑)。ただ、(自己弁明に聞こえるかもしれませんが)ここで言っておかなければならないのは、このような鑑賞法は決して作品に対して不真面目に接しているわけではないということ。や、まじめにふまじめでもいいと思うんですが(この発言自体が既に不真面目に思われるっての)、それは作品に対する「眼」を複数持つことに他ならないわけで(岡田斗司夫氏の言うことに近いですが)。純粋に、子どものころのようにストーリィを追って楽しむというのがコアにあって、そのまわりに、シリーズ構成に注目したり、声優に注目したり、他の作品との類似を捜したり、もちろん他所のアニメ感想を楽しみにしたり、そういった副次的な見方をすることで、作品の面白さは何倍にも膨らむと思うのです。そして、その中心にあるのは、まさにアニメに対する愛。作品に対する愛があればこそ、その輪は幾重にも広がるのです。その意味でも、この「カードキャプターさくら」は極上の作品でした。評価するならば、言うまでもなく「殿堂入り」です。
で、次週からは噂の「ツバサ・クロニクル」ですが……新しいさくらの声の人、大丈夫ですか?(こらこら) や、これも愛ですよ、愛!(あなたの愛は薄っぺらいのよ!)
「名探偵ポワロとマープル」第33回 スリーピングマーダー〜その4 迫り来る魔の手〜(NHK)感想
「女の顔を覆え。眼が眩む。彼女は若くして死んでしまった」(???)
先週の推理、半分当たり(あのな)。回想シーンとはいえ、もう一度子守な門脇舞さんのお声を拝聴できて嬉しい限り。っていうか、犯人自体もCVからだいたい予測したとおり……。ま、下手なキャスティングすると声オタに展開を読まれるということをスタッフは思い知(黙りなさい)。
最後まで、けっこうサスペンスな展開。これはなかなか面白い。っていうか、ひょっとしたら原作では、もっと後まで犯人の正体が明かされないのかもしれませんね。映像で出してしまうと、どうしてもあの時点で犯人を明かさざるを得ませんから。それでも充分面白かったです。マープルおばさまも年に似合わぬ大活躍。これは原作でもこうなんでしょうね(じゃなかったら、メイベルにこの役を負わせたほうがアニメのシリーズ構成的には都合がいい)。しかし事後、グエンダに「あなた、運がいいわね」なんて言ってますけど、相変わらず勘繰ってしまいます。
そして明かされる真実。なるほど〜、綺麗に伏線がつながっていきますね。しかし、今回の動機はけっこう私にとって重い(笑)。水○○とか朝○○○とか木○○○○とかの面々も気をつけたほうがいいですな(冗談ですよ)。
それにしても、けっきょく今回の事件で一番割を食ったのは元メイドのリリーですな。ホントは何も知らなかったのに、グエンダが過去を突ついてしまい、自らも欲目を出したせいで魔の手にかかってしまう。そして何よりの不幸は、けっきょくCVが誰か判らなかったこと(ひっぱるな〜、あんた)。
……って、けっこういい終わり方だったのに、なんで最後であんたが出てくるですか! せっかく今回は耳に優しいキャスティ……ん? んんん? いや、いいんじゃないですか。メイベル成長物語としてはしっかり平仄が合ってますよ? ちゃんと途中でマープルおばさまに披瀝した推理も正鵠を射ていたし、親子愛というテーマにもしっかり沿っています。おかしいな、なんで憤りを覚えたんだろう……。
2005年04月04日(月)
「魔法少女リリカルなのは」第七話 三人目の魔法使いなの!?(キングレコード)感想
「わからないけど……こういうのは、気持ちだから」(フェイト・テスタロッサ)
松岡由貴まで出てくるのかー!! ででで、殿堂入り決定!(気ぃ早過ぎや)
そんなこんなでDVD視聴第7弾。事前に知ってはいたものの、実際に「あのシーン」を観るのはやはり辛く。ああもう、フェイトもアルフもいとしいよぅ!
物語の軸が、少しずつ、なのはのいる日常からずれていく。賛否両論のあった展開であることは承知ですし、私自身、他の作品(CCさくらとかプリキュアとか)では「日常シーンの描き方」をこそ評価しています。でも、この作品は、こういう作品なんですよね。第1話アバンの、なのはの独白がこの世界観をすべて表しています。この物語は、なのはにとっての異世界交流。TV放映時にも話題になった、場面転換ごとに日時と場所をテロップで出す今回の演出は、だから、たとえ異世界の住人であってもなのはたちと同じ時を共有しているということを表したかったのでしょう。と同時に、この物語が、いわゆる通常の「魔法少女もの」から逸脱をはじめていることを判りやすく示してもいます。たしか鳴茂さんがいつか、この作品を「魔法少女ものじゃなくてSF」と評されていたと思うんですが、まさにそのとおり。こういう手法ってSFではお馴染みのもの(さらに叙述トリックまで疑ってしまうのはミステリ読みの悪癖ですが)。
で、私的に重要なのは、なのはにとっての異世界である「時空管理局」のキャラもけっこうみんな魅力的なこと(えー)。エイミィ@松岡由貴さんは言うに及ばず、三人目の魔法使い・クロノくん@高橋美佳子もかわいい。やー、あなたがいてくれるから、これからのハードな展開も安心ですね。なにしろ事前情報によるとこれ以降、クロノくんはフェイトの心の鎧をはがすためにいっしょに旅に出て、それを逆恨みしたなのははフェイトの母・プレシアと組んで、刺客を送り込むという、一話からは想像もつかない展開に(どこの偽情報だそれは)。
と、そんな阿呆なことはともかく、本物の次回予告でも、やけに呑気ななのはがちょっと面白かったですな。次回の視聴は……って最近期日を守れていないんですが、4/8に観れたらイイナ!(おい)
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2005年04月05日(火)
「まほらば Heartful days」第13話 鳴滝荘のタカラモノ(テレビ愛知)感想
「にぼしかなー? にぼしが足りないのかなー!?」(黒崎朝美)
完全オリジナルストーリー?(未単行本化の話とかでなければ) 梢ちゃんの過去とか、鳴滝荘の来歴については原作では厳密に遮蔽されていますから。26話(とは限らないけど)で終わらせるために、この設定追加は当然のことでしょう。
鳴滝荘の「外」で八百屋のおじさんの口から語られる、鳴滝荘の過去。基本的に悪い人がいない、という「まほらば」の雰囲気から、そのエピソードは微妙に逸脱してはいますが、「内」で繰り広げられる騒動は、まさにいつもの鳴滝荘そのもの。こういうときこそ原作を知らない方の感想を聞いてみたいですね。私としては、原作エピソードに比してもまったく遜色のない出来だったと思います。騒ぎを起こす桃乃さん、振り回される白鳥くん、何気に張り切るくせに相手にされないジョニー(灰原さん)と、キャラも違和感なく動いていて楽しいし。そして何より、縁の下に潜る沙夜子さんがめちゃめちゃかわいいなぁ〜。ちなみに、黒崎家のあの話も超名作なんでぜひやってほしいところ(あの人が出たということはやりそうな雰囲気ですが)。
最後に明らかになる「タカラモノ」の正体、そこからのオチは予想通りの展開ですが、まさにそれが心地良い。過去の鳴滝荘の住人が、今の住人の似姿そのものなのも、「いつまでも変わらず、そこにある」という世界観を大事に、あえて「よくできたお話」にしているのでしょう。鳴滝荘の過去が明かされる、というよりは、現在の幸せな状況の再確認、という意味づけが強いようです。さて、ここから先二クール目、どう展開していくのか、傍目で観てる私としてもちょっと楽しみ。
ところでラスト、珠実@堀江由衣の「なんですとー!?」がちょっとかわいかった。
「こいこい7」課外授業 その1 花弁満開! 恋の華咲くこいこい7です〜(テレビ愛知/KBS京都)感想
「6人だけどこいこい7! 呼ばれなくても即参上!」(こいこい7)
あー……。実は昨日、実家でリアルタイム視聴した時は、どうにも耐えられなくなってAパート途中(保健室のシーン)でTVの電源切って寝ました。しかし、困ったことに下宿のKBS京都でも録ってたんですよね。で、今日下宿に戻って、CVチェックだけでも、と再視聴。こっちだと、何故かそれなりには観られました(笑)。まあ、期待の度合いが大幅に下がったせいもあるんでしょうが、「まほらば」に続けて放映するテレビ愛知の編成もどうかと(そーいえば前期はこの枠、「らいむいろ」だったな……)。
トライネット制作で、類似のシーンも多々あり、何よりDVDのCMが流れてるということで、どうしても「Φなる・あぷろーち」と比べてしまうことも、非常に不幸な要因。あんな、今後数年出るか出ないかの超傑作(私にとって)なんかと比べちゃいけない、「あの素晴らしいΦをもう一度」なんて思っちゃいけない、とは思いつつも、明らかにそれを誘発するような作りになってることもたしか。プロデューサのサブちゃん(大宮三郎さん)、どうにかしてくださいよ〜。またもや松来未祐さんが出てるのは、やっぱりΦなるDVD1巻の初回限定版特典ドラマCDの企画で、次回作への出演権を獲得したおかげなんでしょうか。喜んで良いのか悪いのか(おい)。そーいえば、ΦなるDVD2巻に入ってた、「こいこい7」の番宣が一枚絵だったのを観た段階でかなり不安だったんですよねー。「IZUMO」のほうはそれなりに作り込んであったのに。
えーと、中身の感想ですか? いやね、もう、いかな回想シーン史上主義の私でも、あんなもんには萌えられないという時点で「萌えアニメ」ではない。Φなるは萌えアニメを装いつつ(しかも、実際にそういう消費の仕方も可能でありつつ)、完璧なラブコメを実現したところが高い評価点なのですが、果たしてこの作品はどうか。あまりにも冗長なAパートに比して、ムチャクチャではあるけれどもBパートはそれなりに楽しめました。まあAパートで慣れたというのもあるでしょうが。バカならバカでいいんですけど、テンポの良さというのは大事ですね。まあ、冒頭の不可解さは措くとしても、1話の最後まで辿り着けばやりたいことはけっこう明白で、あとはどう転がしていくか、というところでしょうね。視聴継続意欲が持てば、なんですけど(今期はちょっと全体の本数が多いからとくに)。
それにしても、ありえない単語が聞こえた次回予告、気は確かかと。「また見るです〜」に、よけい観る気をなくしてしまったり。シークンにそう言われた時は、「もっちろんだよ〜」と守屋美紀@田村ゆかり反応してしまったというのに。
2005年04月06日(水)
「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」(ABC朝日放送/メ〜テレ)感想
「なんでぜんぜん泳がれへんねや〜!!」(妹尾あいこ)
ABC子供アニメ大会の一気放映で視聴。まだ今週分のは観てないですが、とりあえず。1話だけは見逃したんですが、帰省中にメ〜テレで補完しました。しかしメ〜テレは普通に週イチで放映するみたいなのに、ABCはなんでこんなもったいない放映形態を……。「またみてね」もないし。
どれみについては私、「ドッカ〜ン」のラスト十数話を再放送で観ただけなんで、ほとんど思い入れがないんですが、毎回実に完成度の高い話を提供してくれたという印象があります。このシリーズも、そのクオリティの高さはさすが。
なかでも一番なのは3話「泳いでナンボ! あいこのないしょ」。「涙を知るひと ぽっぷとハナのないしょ」も大爆笑でしたし、さすが成田良美脚本。や、単に松岡由貴さんが好きなだけかもしれませんが(笑)。泳げないのに水泳大会のリレー選手になってしまったあいこ。スイミングスクールに通っていたはづきに泳ぎを指導してもらい、特訓に励むが……。単純に魔法で泳げるようにする、というのではなく、特訓のためのプールを作る、というのがいいですね。しかも出てきたのがビニールプールで、逆にみんながちっちゃくなるというのに喝采(違)。そして、万事うまくいくラストになってもいないのが素晴らしい。
これは他の話にも共通していて、最初の目標を必ずしも達成してはいない終わり方なのに、実に爽やかな印象。そもそも、このシリーズ全体が「おジャ魔女どれみ」という物語の過去話という枠組みになっているため、それを意識した仕掛けがふんだんに盛り込まれています。頻繁に回想シーンが挟まれるのもその現れでしょう。そして、おんぷの「変わらないものなんてない」、ばあやの「年をとると悲しいことは忘れてしまって、楽しいことだけが思い出に残る」といったセリフが彼女たちの「過去に対する姿勢」のあり方を示しています。過去に逃げ込むのではなく、前を向いて歩んでいく。だからこそ、時を経て振り向いたときに、嫌なことも、うまくいかないことも含めて、大事な思い出に昇華されるのですね。実に理想的な「外伝」の作り方だと感心しました。
私でもこれだけ楽しめたのだから、きっとこれ、「どれみ」シリーズをずっと観てきたひとにはたまらない作品だろうなぁと、うらやましく思います。
「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第50話 風と共に去ったとさ(関西テレビ)感想
「じゃあな、シュウ」(シロン)
おあー。「なまえをよんで」シチュエーションそのままに、綺麗に終わってしまったー。ディーノは名前で呼んでないけど(笑)。
あまりにも綺麗すぎて、なかなか感想が出てこないのが困りもの(あのな)。もっとギャグ満載で終わることを期待してはいたんですけど(それこそエンディング曲に「レジェンズクラブのテーマ」を持ってくることも頭に思い描いた)、ま、これくらいがちょうどいいのかも。グリードーの「火を見たら、火の用心」はタイミング的に絶妙で良かったです。
ユルについては、けっきょく改心したのか、なんか勝手にまとめてるし(笑)。今回の事件の社会的責任とかは追及されないのでしょうか。ニュースキャスタは「原因不明」とか言ってますが、や、明らかにユルが電波ジャックで煽動してたでしょ。まあDWC社員一同あわせて、復興支援に協力してください。総務さん@沢城みゆきあたりの力を借りて。そういえば、レジェンズ以外の他のキャラのその後も気になるところですね。ED後ラストで復活したねずっちょ、てっきり、ねずみのシュウたちと出逢って締めかと思ったんですが。
総評。やはり、もっとも輝いていたのはコメディ全開の最初のころ、という印象は拭えません。そしてやっぱり、「6マス戻る」という展開が禁じ手っぽいなーと引っ掛かりを覚えてしまうのも事実。とはいえ、今までに見たことのない玩具販促アニメだったことはたしかです。関西テレビでの放映時間変更にもめげず、なんとか1年間の長丁場につき合えたということも加味して、評価は「おもろ」あたりで。
「まじかるカナン」第13話 永遠の大樹(KBS京都)感想
「奇跡としか言いようがありません」(ツユハ)
上のは名セリフではありません。聞いた瞬間、本気でキレかかりました。つーか、この作品で選んだのはだいたい聞いて呆れたセリフばかりです。最終回にきても同じという時点で程度が知れるかと。今回でいうと「これは、幻のプログレッシブフォルム(?)」というのにも呆れましたけど。知るかよ、んなもん。
展開はなんとなく、レジェンズの最終回と似たような感じ(続けて観たから余計に)。しかし、こっちのほうがはるかに単調で、カタルシスが感じられません。それでも途中までずっと、セルリアンブルーが出てくることを心待ちにしてたのですよ。彼女が出てきてくれたら評価を上げようと。まあ結果は案の定。それどころか、最後まで、さやかちゃん@水樹奈々のセリフすらないのはどういうことですか? これでは本当の意味の日常回帰シーンを描いたことにはなっていません。学校に突如現れた大樹、見上げたちはやが「あ、絵美さん」なんて、何度でも言いますけど、本当に笑わせようとしてるんじゃないですよね!?
総評。完成版OPの歌と絵のノリの良さは充分に加点対象。というか、あの放送事故がなかったら、完成版OPを見る直前で見切ってた公算が大きいことを考えると、むしろKBS京都をこそ評価すべきでしょうか(おい)。そうはいっても、あまりにも素点が低すぎます。最後まで見た以上は、どこかに良さを見つけられるはず、という観点から、あまりこの評価を出したくはなかったんですけど、これは仕方ない。「駄作」認定。さ、忘れて忘れて。次は「こみっくパーティーRevolution」。って、また過去作の続編ですか(これの一期は完全視聴してます)。アニメ魂枠の将来がちょっとだけ案じられるような。
「愛してるぜベイベ★★」第1話 彼女(ゆず)は☆5歳!(KBS京都)感想
「ゆず、へーきだよ」(坂下ゆずゆ)
今期の最注目作(半分本気)。や、これはしかし、期待以上に素晴らしい〜。真性の私にとっては、坂下ゆずゆ@黒葛原未有、あまりにも破壊力が強い。
物語の導入としては当然のことながら、原作をほぼ踏襲。しかし、ここで重大な問題が。「ゆずゆ」のアクセントが私の思ってたのと違うー!!(またかよ) 「ゆず」と同じアクセントを想像してたのに。そういえば、原作既読アニメの最大の懸念材料はここだった(えー)。
ともあれ本編。事情はどうあれ、大切な家族から見放されてしまったという点では、結平もゆずもおんなじ(悔しいので今後は「ゆず」の表記を使います)。だからこそ、通じ合える心なのですね。これ以降、個人的にはあんまり見たくない(嫌悪している、と言ってもいい)、他者の視線、見えざる悪意の波状攻撃が彼らを襲うことになるのですが、それをはねのけるのが、ゆずの前向きな姿勢、そして笑顔。だからこそ、第1話でまず、母親がいなくなったという状況を彼女に認識させ、一度だけ結平の腕の中で泣かせることで、それに立ち向かう、強い意志を確立させることが出来るのです。やっぱりね、ちっちゃい娘には笑顔がいちばんではあるんですけど、そうじゃないときもあっていいと思うのですよ(この発言は別に問題ないですよね? よね?)。
ちなみに、片倉家の家族もけっこう好きなのです。鈴子姉ちゃん@遠藤久美子ははじけてますな。原作だとたしか、今回のラストの砂場のシーンで結平をどつくんじゃなかったでしたっけ。まあ流れ的にカットしたほうが綺麗ですな。よくできた弟くん・皐@鈴木真仁も地味に好き。「消えたっていっても手品じゃないんだから」という冷静なツッコミがツボです。学校の面々とかも、原作そのままにギャグのテンポも良くて大満足でした。
あ、あと今回は、「よばれてとびでて! アクビちゃん」のときのように感想がひとりぼっちじゃないのがちょっと嬉しい(笑)。
2005年04月07日(木)
「今日からマ王!」第5話 セーラー服ときかん坊(NHK教育)感想
「この正義の文字、見忘れたとは言わせねぇ!」(渋谷有利)
んん? なんか流れがよくわかりませんが……。魔剣を求めて旅をすることになったんだっけ(こういう基本設定をなおざりにして観ると後々響いてくるような)。
自分の境遇を、他人と比べて不幸だとかそうでないとか考えるのは、私もあんまり好きじゃないですね。どんなときでも自分は自分、人は人だと思っておくのが、精神衛生上よろしいかと。しかし、こんなツインテール幼女@下屋則子に「あなたがはじめて」なんて言われた日には、替え難いこの世の極上の幸せ(黙れ)。
なんかこの作品、地味にいろんな作品のパロディを出してきますね。NHK公式サイトの惹句からして「奥様は魔女」のパロディだし。サブタイトルは赤川次郎原作「セーラー服と機関銃」ですが、本編にどう関係があったのかよく判りませんでした(笑)。有利の大見得はむしろ桃太郎侍あたりのような(よく知らんのですけど)。しかし、あんな船上パーティに出てくる骨をかき集めて人体骨格なんか完成するはずないというのもツッコんじゃいかんのでしょうな(面白いからいいけど)。
ところでネコはメーメーなのに、ヒッヒッフーがラマーズ法なのはおんなじなのね。こういう細かいネタが実にツボに入って、なかなか見切れないのは困りもの(実はあんまり困ってない)。
それにしても、男同士で互いの見た目がかわいいとかどうとかいう会話にどうしても馴染めないなぁ(馴染む必要はありません)。
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