2005年01月01日(土)
アニメ宝箱「プラネテスSP」(NHK教育)感想
新年最初の更新です。にゃっほ〜NewYear(ここで書くなよ)。いつものように、2004年10月から12月までに書いたアニメ感想はこちらに移管しました。書いた日付で判断しているのでこれは2005年分ということで。
いやー、数年ぶりに紅白を一秒たりとも観ませんでしたよ(一昨年までは観てたのね)。そのかわりに2004年を締めくくったプラネテススペシャル。
Phase 1「大気の外で」、Phase 7「地球外少女」、Phase 8「拠るべき場所」、Phase 10「屑星の空」の4話を放映。監督などのスタッフと声優のインタビュー中心なのかと思っていたので少し意外でした。なるほど、余計なものは最小限に抑えて、とにかく実際の作品を観てもらうという意図だったのでしょうね。放映作品も、極力伏線がつながるようにセレクトされてたみたいで良かったと思います。まあ、そうはいってもはじめて見る人には「忍者」が謎だったでしょうが。私としては逆に、のちのちの伏線もいろいろ再発見できたのが嬉しいところ。月で働いてたドルフの元同僚とか。あと8話でゴースト捜してるときに言ってた「実験モジュール」って、14話の第三事業部のですよね?
あらためて1話(に限らないですが)を観て思うのは、本当に最初からすべて計算づくで作られているのだなということ。タナベの宇宙への思い、ハチマキのそれ(は今回の放映回にはタナベのセリフでしか言及されてませんが)。宇宙を愛するということ。そして人類にとっての宇宙開発の必要性。やはり谷口悟朗監督の言葉通り、すべてが1話に描かれています。すべては、そこから広がる世界。
今回はじめてプラネテスに触れた方(がここを観てる可能性も低いでしょうが、検索で来る可能性もあるでしょうし)、残りはあと4話ですが今からでも遅くないです。日本全国津々浦々、NHK教育テレビにて毎週水曜深夜24:25-24:50(=木曜0:25-0:50)放映中。
しかし、やっぱり惜しいのは、OPとEDがすべて切られていたことですね。おかげで声の出演もタナベとハチマキ以外判りませんよ(問題はそこか)。まあ最後にOPだけでも流してくれたのは嬉しかったですが(ユーリのコンパスとゴロー/ロックスミスが同時に出てきたバージョンって、実は本放送では存在しないのでは?)。どうせなら地上波デジタルのNHK教育サブチャンネルでやってた(らしい)「十二国記」みたいに、全話一挙放映してくれれば良かったのに。まあ、DVD買えということですか……。
2005年01月03日(月)
「マシュマロ通信」ダーク・クラウド降臨!/アンジェリカの初恋?(テレビ愛知)感想
「パパ、悪いけど私、もう子どもじゃないわ。パパに秘密くらいあって当然でしょ」(アンジェリカ)
夏休み以来、久々の「マシュマロ通信」視聴。愛しのサンディ@福圓美里の怒鳴り声も健在で嬉しかったです。って声優顔出しも!
新年早々楽しませてくれました。この作品、ストーリィ展開も面白いし、セリフ回しも考えられていてスッと入ってくるし、さらにキャラも萌える。かなりの良作ですよ。
Aパート。サンディに邪険にされるクラウド。サンディが子どものころ遊んでいたフィギュアたちの恨みに共振。その元締め・ダークデビルに取り憑かれたクラウドによって仕返しを受けるサンディ。部屋に閉じ込められたり、体が動かなくなったりと、なんかめちゃめちゃエロエロです。注文があるとすれば、口にくわえさせるドーナツはスティックじゃないと(それをやったらキッズ向け偽装アニメだ)。っていうか、フィギュアに「ダークデビル」なんて名前をつけたサンディが騒動の元凶のような気が。海外には言霊という概念はないのかな……。で、この話はつまり、大きくなってもフィギュアを大事にしようという訓戒ですね? 目指せフィギュア萌え族ですね?
Bパート。ラブロマンスにあこがれるアンジェリカ@下屋則子。ナッツに積極的なアプローチを仕掛けます。そんなナッツたちマシュマロ通信のメンバーは、時計塔に伝わる伝説の宝杖を捜すことに……。うあー、こっちはやたら萌え萌えな話です。とりあえずアンジェリカ@下屋則子最高ー! 話としてはツッコミどころがいろいろあるというか、既視感があるんですけど。とりあえずナッツくん、君、理科の成績悪いでしょう? 伝説の「八つの鐘が鳴るとき、その針の示すところ……」とかいう文章に着目して、塔の避雷針の影の頂点をいきなり掘り始める。おいおい! そんなもん、季節によってどんどん変わってくっつーの! まあ話自体は、実は影ではなくて……という話になったんで良かったですけど。でも、「正午に太陽が真上にある」というセリフを訂正せずに放置するのはどうか。なんちゅーことを(6点)。それより、アンジェリカがナッツを選んだ理由は、亡き(?)母親にそっくりだったというラスト、ホントにナッツと兄妹だったという裏設定を妄想してくれといわんばかりですな。
しかし、ダークデビルとかアンジェリカ父(ジーニアスさん)、なんかすごいノリが良かったんで気になったんですが、キャストに出てきませんでしたね。サンディパパ@飛田辰男さんの三役でしょうか?
っていうか、普通キーワードクイズは一文字ずつだろ! 最後に全部言ってるし。まあ応募しますけど。
「スクールランブル」#14 みたことある? かわいくなくない? よろしくおねがいします!(テレビ愛知)感想
「ねえ天満、訊きたいことあるんだけど……。男の人の体って、みたことある?」(沢近愛理)
待望のスクラン初視聴です。やっぱり動くのっていいですねー。天満ちゃんの髪も動いてる動いてる!
なるほど、これはいかにも広範な支持を得られそうだなぁという作りになってます。ラブコメの典型的要素である「すれちがい・かんちがい」を徹底して描いているわけですね。あと必要なのは「あこやがい」ですかね。プロポーズに真珠をプレゼント……っておい! そこまで描くラブコメは少ないぞ(ツッコミ不適切)。
キャラ萌えのことを話しましょうかね。塚本天満@小清水亜美はやっぱり想像通り良いですね。妹の八雲@能登麻美子には、実はそれほど感じるところはなく……。それより沢近愛理@堀江由衣のかわいさがようやく理解できましたよ。画像で見るだけではそれほどピンとこなかったんですけど、ストーリィの中で映えてくるタイプですね。最近、ほっちゃん堀江由衣さんもいろんなタイプの役をやられてますね。「まほらば」の珠美ちゃんもどう演じてくれるか期待していいかもしれません。私は観られませんけど!
しかし、それ以上に思わぬツボだったのは一条かれん@南里侑香! 南里さんって、「W〜wish〜」の秋乃委員長の方ですね。いきなりアマレスのユニフォームで登場って! それに全然動じない今鳥くん@岸尾大輔というのはどういうキャラですか。出逢い方がそんなに問題ですか(違うぞ)。しかし、これまた勘違いでイベント発生の模様。
この一話だけでも、どんどん恋愛関係の状況がややこしくなっていくというのはすごいアニメですね。これからどうなるのかは、まあ、各地の感想で楽しむことにいたしましょう。
あ、ちなみに、烏丸くんとかいうキャラが一度も出てきませんでしたが、まったく心残りには思わなかったです(おい)。
2004年・アニメベスト10
お待たせしました(誰も待ってないのに言うところがコツです)、今日のランキング発表はアニメ作品ベスト10。各クールごとの総評は、光希桃さんの感想率調査に参加することでその責を果たしていると考えて、あえて1年の区切りで評価を出してみたいと思います。ノミネート基準は以下の通り。
- 地上波放映作品に限る(当方の視聴環境の問題により)
- 2004年1月1日〜12月31日に最終回が放映された作品(関西地方で判断)
- ただし、昨年より前に地上波放映された作品の再放送は除く(NHK衛星からの地上波落ちなどは新作と見なす)
- 昨年より前から放映が継続されていた作品も含む
- すくなくとも1話以上感想を「えむいち。」に書いた作品(=アニメ感想カテゴリ2004年1-6月, 2004年7-9月, 2004年10-12月に入っている作品)
基準2の縛りは、作品は完結してこそ正当な評価を下すことが出来るという考えをもっているためです。したがって「プラネテス」「ふたりはプリキュア」などはノミネートされません。で、この基準を厳密に適用すると、「To Heart〜Remember my memories〜」が2004年作品としてノミネートされなくなってしまうことになるわけですが(KBS京都での最終回は1/1放映)。しかし、京都に帰るまで観られないことは変わりないんで、苦渋の決断で対象から外すことにしました。いや、返す返すも残念です。ホント(無意味に強調するな)。
ではでは、ランキング発表のほうに移りましょう。タイトルは当サイトの該当感想カテゴリにリンク。そのあとの[]は最萌えキャラとCVです。単にここからコピペした都合上、こういう書式になってます。
最終回の感想を書いて以来、ずっと悩んでいるのです。私としてはそれほど評価が高くはないのですが、他所の評価がけっこう良いんで。まあ、人それぞれだと思えば良いんですけどね。最終回の(一応ネタばれ)ネタが性に合わなかったのでしょうかなとか、いろいろ理由は考えられるんですが。巫女さん衣装の来栖川姫子@下屋則子はかわいかったことに異論はないです。巫女さん属性はあんまりないって言い続けてきましたけど、元日に初詣に行ったとき(以下自主規制)。
ここで書いとかないと、うっかり忘れ去られそうなんで。第二期であることの利点を生かしきれていたかは意見の分かれるところでしょうが。途中群像劇の様相を呈していたのは面白かったです。男主人公が年いってるという、美少女アニメとして致命的な弱点を克服したことは称賛に値します。百合、ロボ、声優豪華という、2004アニメの典型的な特徴が早くも揃っていたのは先見の明か。
そしてアニメ魂は一気に美少女アニメ路線へ。同時放映の「Wind」とのネタかぶりが一部で話題になったり、ならなかったり。でも面白かったと思います。まあアレですよ、単純に最終回で「○年後……」とかいうの好きなんですよ。某ふゆそな(検索回避)もそうだったらしいですけど(母親から聞いて知った)。あと、放映終了後にはじまったはにはにラジオもけっこう面白いです。結先生@猪口有佳さんと恭子先生@岩居由希子さんには、この調子でアベ商のゆっきー&とんたんを目指していただ……かなくてもいいですが。ちなみに猪口有佳さんは「まほらば」でサクラさん役を演じるそうなんで、楽しみにしていてください>観れる方。
あにたま枠の片割れ。話数を飛ばして放映し、最終回の翌週にみなもの問い詰め体験版を流すという、思い切ったDVD販促作戦は功を奏したようでなによりですね。紫光院&勤コンビとか、まこちゃんの妹・ひなたとか、サブキャラがなかなか魅力的だっただけに、それが本編に生かしきれていなかったのが残念なところ。15分×1クールだから……とは放映時に思ったことですが、その後の「Φなる」の実例を見てしまうと言い訳にならない気も。
はっきりいって完結はしてないんですが。こういうジャンルの作品は自分には合わないかな? と思ってた割に健闘してくれました。「過去編」が実はメインストーリィだった! という叙述トリックにはびっくり。そのうち第二期をやってくれても良い作品です。そのときはちっちゃい真夜の活躍の場もより与えられることでしょう。そのときになっても高柳雅孝の活躍の場はなかったりして。
まだ記憶に新しい作品ですが。不満点はいろいろあって、桜夏祭(文化祭)がけっきょくそれほど重要な意味をもってなかったというのもそのひとつ。文化祭の準備を通して恋が芽生え、当日に結ばれる……なんて、ギャルゲーのネタとしても良さそうに思えるんですけど、そういう作品ってありませんかね? あと、何度も言う通り彩夏(さな)@金田朋子の使い方がもったいない。さなちゃんなら、「私に惚れると、ハレるぜ」くらい言ってほしかったところです(こどちゃネタなんて今時判るのだろうか)。
これも実は完結してないのですけどね。それが致命的な物語ではなかったところが救いと言いましょうか。美麗な作画・美術、奇抜な演出、1話を観たときの鮮烈な印象がすべてでした。まあ、その段階で大方の勝負はついてるわけですが。総集編が「いとしのナディア」級に面白かったことも記憶に残ってます。編集って、便利でしょ〜?
気分はいつもぐるぐる〜♪ これほどまで、アニメが好きな「大きいおともだち」のために作られた作品もそうないでしょう。妙な韜晦も、自虐趣味もそこにはありません。あるのはそう、愛です! 関西地方では放映が一クール近く遅れたせいで、完全にネタばれ状態での視聴となりましたが、それがほとんどハンディにならない面白さ。音速丸を心の師匠とあがめても良いくらいです。なお、お逢いしました際にはぜひとも、「おっぱいマニア」にもいろいろなタイプがあることを知っていただきたく(黙れ)。
美鳥が昨年のアニメだったとは……。時が経つのは早いもので。1話の録画を失敗して、実家に送ってもらったことが懐かしい。その時点で殿堂入りは約束されていたようにも思います。きわめて真っ当に「ラブコメ」を描いたという感じで、だからこそ私はこの作品を「萌えアニメのパスティーシュ(あるいはパロディ)」と評したわけですが。この作品でもサブキャラ・月島栞@田村ゆかりが光っていました。後半さっぱり出てこなくなってしまったのは、6話で関係性を進展させてしまったが故でしょう。あの話がなければ、最後までセージにちょっかいを出す小学生という属性が保持されていたはず。それをせずにキャラを描いたことは作品にとって良かったのか悪かったのか。まあしかし、最終回を観ると栞ちゃんも幸せそうだったので良いですが。それに後半の最強サブキャラの座はコータくん@釘宮理恵が奪い去ってしまいましたからね。コータくんは幸せになれたんでしょうか。
そして文句なし、断然トップで2004ベストアニメの座に輝いたのはもちろん、「Φなる・あぷろーち」です。いやー、「Φなるは壊れたねあぷろーち」と言っていた最初のころが懐かしい。よもや、ここまで素晴らしい作品になってくれようとは。先日の最終回でも存分に語り尽くしましたけど、全然足りません。やっぱり、出逢い方が良かったです。涼様にとって西守歌との出逢いは最悪だったかもしれませんが、私にとってΦなるとの出逢い方は理想的。プリンセスソフトHPに事前告知された「15分×2の画期的な放映スタイル」という惹句。それほど過剰に期待するでもなく、まったく興味を引かれないでもない第1話。野川さくらOP。そしてアニメイトのイベント。気づけば、観ているこっちもすっかりはまっていました。歴代15分一クール作品の中でももちろん、「瓶詰妖精」を抜いて一番の出来。はじめからギャグをやるのだと割り切って、恋のライバルとか理不尽な別れという恋愛ものの泣かせ要素を徹底的にネタ振りに使うその潔さ。そりゃ放映期間が長いに越したことはないけれど、これでも短すぎると思うことはまったくなく、きっちりとまとめました。一度も外れ回がなかったのは見事。微妙かなと思った9話(えみりん兄とのバトル回)も、のちの展開にとって重要な回でしたし。スパイ衛星といい落下傘といい、この段階で完璧に涼は西守歌のペースにはまっている。これを描いているからこそ12話での涼の決断に違和感がないわけです。そして11話:涙のティアラで最大最後のネタ振り→12話:笑いと感動の偽最終回→13話:真のハーレムアニメを達成した後日譚という、ラスト三話の完璧な仕上がり。この作品を観られただけで、2004年は生きてきた甲斐があった、アニメを観続けて良かったと思いました。
総評。とりあえず超長文になってしまったことをおわびしつつ、ここからが本題です(まだ書くのかよ!)。けっきょく、私のアニメに対する嗜好を如実に反映する結果となりました。毎度言ってることですが、テレ東系アニメ、BSデジタル、CS、サンテレビ(限定かよ)が観られないという環境なので、アニメ全体の流れからはだいぶ遠いところにあります。たとえるならば、学校での沢村正治の机の位置くらい。私にも綾瀬さんみたいな人が舞い降りて! みたいな(阿呆か)。まあそうはいっても、ある程度時流を反映してるとはいえるわけで。私としては萌えアニメをいくらやってくれたところで構わないのです。同工異曲とか、縮小最生産などとはまったく思いません(ネタとしては言うこともありますが)。数年前、本格ミステリ界でも似たようなことが言われてましたが、状況はほとんど同じ。単に作り手も受け手も、そして受け皿としての放映媒体も拡大しただけのこと。その中で、真に良質な作品はこのとおり、しっかり生み出されています。萌えアニメが盛況でなければ、「ニニンがシノブ伝」のあの最終回も生まれ得なかったわけで。現状は肯定していきましょう、と思う私なのです。ってことで今年もいろんな作品と出逢えることを楽しみにしています。
2005年01月05日(水)
「To Heart 〜Remember my Memories〜」第13話 それぞれの未来へ(KBS京都)感想
「幸せのおてつだいができなくなったロボットは、もうロボットじゃない」(マルチ)
京都に戻ってきましたですよ。ということで観残していた最終回を遅れ視聴。いっそ、このまま感想書かずにやり過ごしてしまおうかと一瞬思いましたが……。
そそそそそうか! これはラブコメではなくてギャグアニメだったのですねねねっ! 今まで、すっかり勘違いしてましたよ。アイキャッチの「だぁい好き!」を聞いた瞬間得心しました。なーんだ、それならそうと初めから言ってくれれば、「Φなる」みたいに楽しめたかもしれないのに、いけずぅ〜。
マルチのために夜中に観覧車を動かすセリオ。駆けつける警備員たちに応酬する綾香たち。「僕、神戸でサッカーできるのかな」とぼやく雅史くんが楽しいです。大丈夫、神戸なら楽○だから、問題を起こした選手でも契約してくれますって!(おい) そして芹香お嬢様(というかセバスチャン)、「無礼なことを言うな、たかが警備員が」とオーナー特権を行使。うわーい、「権力って、便利でしょ〜」ですよ。けっきょく浩之ばかりかあかりも来栖大学に入ってしまいますし、マルチ&あかりエンドと見せかけて、裏では芹香先輩が全部糸を引いていたのでは、なんて思ってしまいそうです。4カ年+α計画で着々と籠絡……みたいな。
サブタイトルを「それぞれの未来へ」とまでしておいて、全然それっぽくない最終回というトリックも面白いじゃないですか。レギュラーキャラを差し置いて再登場のToHeart2双子(?)キャラのほうがよっぽど未来がありそうですね、販促的に。けっきょく垣間見えたそれぞれの未来はEDの小さい画面の中でした。しかも葵や綾香、芹香先輩などは未来のシーンまでも使い回しに見えてしまうという変化のなさ。トリに至っては前回唐突に出てきて、何の感慨もない大谷育江キャラの保育士さんで締めるという投げっぷり。そして目覚めたマルチで本日三回目の「大好きだよ」。くり返しギャグもここまでくると見事です。そりゃまあ、ここまで毎回惜しげもなくOPを流してきたら、最終回の定番の「最後にOPテーマを流しながらスタッフロール」という手法も使えませんわな。
……このくらいで許してください。けっきょく最初書いた感想をほとんど書き直してしまった。やはり感想には愛がないといけませんね。愛です、愛!
来週の、ってもう明後日ですが、アニメ魂新番組は「まじかるカナン」! わーい、楽しみなんだかダメっぽいんだか微妙な予告ですよ。まあ、こっちこそ「元」を知らないほうが楽しめるような気もしないでもないです。といいつつ、先日古本屋でノベルスを読んでしまいましたが……。ちなみに元日放映のAT-Xを除き、地上波ではKBS京都が最速の模様。
2005年01月06日(木)
「プラネテス」Phase 23 デブリの群れ(NHK教育)感想
「なぁ〜んか、縁があるんだよねぇ、あいつらとは」(フィー)
おお、すごく話が大きくなってきました。大晦日スペシャルで前半の、今思えば牧歌的な話を観てしまったから余計に。
とりあえず、こんなことを言えるのも今回が最後の機会かもしれないから言っておきましょう。フィー姐さん最高! ユーリとクレアを待ってイライラしつつ、いつになく辛口な連合批判。って、やっぱり煙草を吸いたかっただけですか! クレアがあからさまに嫌そうな顔をしてるのも、非喫煙者としてはよ〜く判るのですが、ことこの作品においては、やはりフィーの肩を持ってしまいます。そんな今回唯一の笑いどころも、12話・ささやかなる願い以来の宇宙防衛戦線との因縁につながっているわけで、毎度のことながら抜かりない展開です。
そしてタナベをフォン・ブラウン号に向かわせたユーリ。なるほど、ユーリが一肌脱ぐのは今回でしたか。やはりハチマキのことを気にしていた模様です。で、何故コリンとリュシーが同伴……? まあコリンのコネをうまく使ったということなんでしょうが。リュシーも微妙にコリンを見下してるっぽい口ぶりだし、なんかコリン、いいようにあしらわれてますな。次回あたり、戦闘に巻き込まれて……なんて悲惨な結末が目に浮かぶような(いや、どうなるか知らないんですけど)。
しかしクレアも宇宙防衛戦線の側についていた! ハキムと共謀してDS-12を乗っ取り。フォン・ブラウン号を静かの海に墜落させるというのは、12話のときの計画と同じように「デブリの群れ」を発生させて通信を断絶させるつもりなんでしょうか。猫の画像に載せた犯行声明が鮮烈。うーん、やっぱり「猫が好きな人に悪い人はいません!」というのは嘘ですね(当たり前だ)。宇宙防衛戦線の使う暗号、「虎」がフォン・ブラウン号で、「マタタビ」は……? 猫の天敵だし、やっぱりDS-12なのかな?
テロの発生を知らせるフォン・ブラウン号の船内放送。「各自、自己責任の下」とか「これは訓練ではない」というセリフにちょっと不謹慎ながら笑ってしまいました。たしかにロックスミスなら、こんな訓練もやりそうな感じではあります。しかしまあ、「自己責任」という言葉を自らの責任逃れの口実として使うような人間ではないと……思いますけど……。
そして、闘いの渦中でフォン・ブラウン号に赴くタナベ。いっぽう、ふたたびハキムを捕らえるハチマキ。まさに全世界の命運を賭けたこんな状況下で、ふたりの再会の時も近いようです。
いわゆる「セカイ系」的な描き方からはほど遠いこの作品ですが、タナベは、そしてハチマキはどんなふうに世界と向きあうことになるのでしょうか。次回、もうそのまんまのサブタイトルですが、フォン・ブラウン号の中心で愛をさけぶ(であろう)タナベ、期待しています。
2005年01月07日(金)
「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第38話 風がどうにも止まってた(関西テレビ)感想
「バリアの中は、風が吹かないんだな」(マック)
なるほど、フジ地域とかはこれが昨年ラストの放送で年を越したわけですか。覚悟してた通り、やはりきつい展開です。
ジャバウォックに操られ、サーガたちの家に群がる市民たち。いや、あのTV放映だけでじゅうぶん群衆心理を操っているような気もしますが。そんなふうに簡単に人心がなびいてしまう様を描いてしまったら、「人類は自然の敵」とか「文明の黄昏れ時」というガリオンやランシーンの言葉を否定できない気も。じゃあ、ユル(ハルカ父)はいったい何がしたいのか? ということになりますな。自分の妻をも犠牲にして、けっきょく娘のハルカを守りたいだけなのか、それとも……。
タリスダムを生み出してしまったことに後悔の念を抱くディーノ父。ディーノ母に優しく諭されます。この、回想シーンと顔が全然違うとこに数少ない笑いを見出しつつ、そういえばディーノ父の新会社に再就職したBB、JJたちはどうなったんだ! と思ってたら久々の登場。内職の正体は「究極というほどじゃなかったレジェンズ」、メイズオクトパス量産型だったのね。「置くとパス」って、それ、うちの高校の英語教師が言ってたネタですが……。って待て待て待て! おまえら、英語でしゃべってるはずじゃないんか! 最近、英語A太@沢城みゆきが出てこないからすっかり忘れがちですが。
そんなわけで、今回もギャグ分がどうにも止まってたわけですが、その供給源たるシュウがこんな状態では仕方ありません。明日の夕食のメニューを尋ねつつ、黒水晶に呑み込まれるシュウの母親。うあー、こういうのに相変わらず弱いです私。
そしてEDは噂の日本語バージョン。もう半年以上英語バージョンが耳になじんでますから、かえって違和感を感じてしまいます。そんなお披露目回にサブタイトルが「どうにも止まってた」ってんですから、ある意味山本リンダにケンカ売ってんじゃないかと思ってしまいますけど。
さて次回。なんか予告を見ると、まるでハルカが世界の中心で愛を(略)。今回も出てきた、回想シーンの幼女バージョンがやたら萌えるので、そのへん期待(何を言ってるんだ)。
「魔法少女隊アルス」Destiny 21-24(NHK教育)感想
総集編その6。っていうか、冬休み中に別時間枠で毎日天才ビットくんを放映してたくせに延々(以下略)。
いや、やっぱりこの22話「海賊レノン」のアルスはめっちゃかわいカッコいいですな。レノンが何故魔法界が滅亡することを魔女たちに告げたのかとか、魔法を使えない魔女たちしかいない人間界行きの船に何故妖精の羽根の入ったホウキがあったのかとか、彼女たちはその後どうなったのかとか、ストーリィ的には疑問点が多い回ですが、魔法は奇跡を起こすという彼女の理想を体現した言動が素晴らしかったです。
そしてレノン@泰勇気(!)も登場し、次々と謎が明かされていくわけですが、そういえばエバちゃんに訪れた天啓の謎もありましたね。こうして魔法少女隊の一員として覚醒したエバ@広橋涼は、まじかるカナンとしてアニメ魂に降臨……(違うわボケェ!!)。
2005年01月08日(土)
「まじかるカナン」第1話 魔法戦士カーマイン登場!(KBS京都)感想
「あの動物、ボクと目が合ったとき、笑ったような気がしたんだ」(柊ちはや)
うわははは。とりあえずは放映を観られただけで満足。さて、書きたいことはいろいろあるんですが、何から書きましょうか。
まあ、あれですね。とりあえずは単純に楽しめばいいというスタンスで行きましょうか。OPにこういうノリのいい曲(マジカルちょーだいっ)を持ってきたことも、そういう風に観てほしいという製作陣の意思表示なのでしょうし。実際、一発で好きになりました。「はーい、がんばりまーす」とかいう合いの手が入ってるのもいいし。シノブみたいにCD版では効果音が切られてるということがなかったら、買ってもいいくらいです。
さて本編。まあ、イミテーションとはいえ「魔法少女もの」の導入をきっちりこなしてます。というか、もうこういう描き方しか出来ないんだろうなぁと。学園ものの第一話における転校生、あるいは幼なじみとの再会と同じような感じで、見たこともない小動物との出逢いというのはテンプレートの一種です(別に毒を吐いてるつもりはないですよ、一応)。ということで、ここで言うべきはただひとつ。柊ちはや@広橋涼、かわいいなぁもう! 伝説のボク女、ここに降臨。狙いすましたかのような(というか、実際狙ってるんでしょうけど)シチュエーションの乱れ撃ち。ひとつひとつに反応していくと、あまりにも感想がバカっぽくなってしまうので割愛しますが(既に時遅し?)、美味しゅうございました。
で、「夜間外出は禁止されてるんだよー」といいつつ、小動物につられて家を出るちはや。そしたらなんか化け物が現れて、謎の声を聞く。希望の光を失わなければ、誰にだって魔法は使える、とかなんとか言ってませんでしたっけ?(空耳です) そしてちはや、「もういい加減にしてー!」と言ったところで小動物発動。「光のパワーを受け取れポポ!」とか言われるんじゃないかと思ってドキドキでした(もうやめろ)。で、もうね、こういう変身シーンにいちいち釣られるのはやめようと思うわけなのです。一瞬裸になるくらい……って局所的に増量されとる!? まいった、これには爆笑しました。
なんか変身しちゃいましたけどー、みたいな。いいですね、この1話ならではのきょとん感覚。で、またどこからともなく声が聞こえるわけですよ。「大丈夫、僕を信じて」とかなんとか。いやあの、見知らぬ人を簡単に信じちゃいけませんよっていうか、そもそもこの段階では姿すら見えてないでしょうに。いいから魔法のステッキをしゃべらせなさい。っていうか、このステッキの形状、某ハイリスクな有料式ステッキに似ててどうにも落ち着きません(というか、こっちが元ネタという可能性も)。
そして戦闘終了。って、また黒水晶ですか!(種人間とか言ってますが) 最近流行ってんの? だからこういう絵面は生理的に受けつけないっつってるでしょーが(知るかよ)。で小動物こと、ナツキが本来の姿に。へー、こんな柔和な性格だったのですか、この人(おい)。まあ羊の顔していても心の中はオオカミですからね(黙れ)。「君がやさしくしてくれたから」というセリフは完全に狙ってると見た。あと、ここはセオリー通り、ちはやの照れる表情を見たかったところです。といって、次の日からも普通の顔して一緒にお風呂に入ってたりして。ところで、「カーマイン」って、ちはやのことだったのか! 全然それっぽくない名前だったんで、別のキャラかと思ってました。じゃ「カナン」って誰?
そんな感じの一話でした。まあ幸いにも(?)、当方「リリカルなのは」の視聴はこれからなんで、あれと比較してどーのこーの、というのは(今回書いたような「ネタとして」の場合を除き)無くて済みそうです。まあそのうちDVD観始めると気になるかもしれませんが……。とはいえ、今回を観た限りでは、両者の目指すところはずいぶん違うようなので、こっちは気楽に観ていきましょう(あくまで当面ですが)。
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第14話 白馬の王子を追いかけろ(KBS京都)感想
「恋と登下校は焦らずに、ね」(白馬ガク)
元日の分。第二クール突入で、なんとOPがついた! 素晴らしい完成度です。しかも、上北ふたごさん画で「なかよし」連載されてたんですね。おお〜、まるでABC日曜朝の世界だ。
そして本編も初期の超展開が戻ってきました。社会の授業で街のスクープを捜すころんたちの前に、謎の美少年・白馬ガク@福山潤が現れる。どういうキャラかというと、髪型は遊戯王にでも出てきそうで、無意味にキザな言葉を連発する、レジェンズのディーノ(初登場時)みたいな奴。実際、飯根くんには「キザオ」って呼ばれてますし。
そして、そんな彼にメロメロで追っかけをはじめる女子。こういうのが女子にはいいんでしょうか、よくわかりませんけど。このクラスメイトの言動がいちいち楽しい。中野アカリ@神田朱未の出番も多くて嬉しいですね。キャラとしてはプリキュアの志穂みたいな、ただしくり返しは二回まで。あと隅田さんとかいう無口系眼鏡っ娘もちょっとかわいい。氏名不詳の白馬をこっそり「オスカル」と呼んだりするセンスが抜群(別の意味で)。
あと、そんな騒動とは無関係な尾上さんの行動も酷い。スクープが見つからないからといって、男子に泥棒の格好をさせて自分が捕まえるというやらせ……もとい、「事実の再現」(本人談)を試みます。なるほど、このへんが朝日放送では放映できなかった由縁でしょうか(やめろ!)。そのあとの展開もすごい。おまわりさんに見つかって叱られる尾上を見て、ころんがアクビに助けを求める。エリカ先生に変身して、無意味に色仕掛けを試みるアクビ@谷井あすか。や、だから、何のサービスですか。
まあけっきょくは転校生だった、という予想通りのネタで落としてくれました。しかし、冒頭で「チコクチコク〜」といって彼にぶつかったころんちゃん、落とし物を返してめでたしめでたし、という、見ようによってはフラグが立ってるとも思えるオチです。え〜、ころんちゃん・飯根よしあくんカップルは既定路線だと思ったのにな〜(手久野くんは論外)。ともかく、まだまだ楽しめそうで嬉しい限りです。
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第15話 オトたまが来ちゃった!(KBS京都)感想
「やっぱりオトたまだったのねー! おとなしくツボに戻りなたーい!」(アクビ娘)
転校生・白馬ガクをあらためてフィーチャー、と思ったら、まったく関係ない話でした。ま、いいですよ、あんなやつ(おい)。
大々魔王をだまくらかし、壺の外に出たハクション大魔王。へー、壺の世界は百年の眠りについてるという設定だったのですか! 30年ぶりの人間界……って、このスパン、初代の放送と対応してるんですかね? リアルタイムで観た記憶が無いから、20年以上前の作品だろうとは思ってましたが……。
ハクション大魔王を呼び出した手久野くん、願いはころんとのツーショット。白馬との写真を盗撮して、コラでもするんかと思いましたが。PC持ってるのに何故焼き起こした写真を切り取る? 大魔王が校長先生に似てるという3話の伏線を生かし、校長に変装させます。本当に他人の空似だという設定も凄いけど、それをちゃんと伏線にしてるのも凄い。
そして大魔王が外に出たという知らせを受け、大魔王を捜し回るアクビ娘ところん。校長先生に化けた大魔王を疑わしくジロジロ見るアクビちゃんがやたら萌え萌えでした。30年経って日本に新しく出来たのはハンバーガーショップだけじゃなくて、萌えですな(やかましい)。
アクビ娘とハクション大魔王、親娘の魔法対決。なんか、どっちもどっちですが、娘のほうがちょっと強い? 無理矢理手久野くんところんのツーショットを撮ろうとする大魔王に、アクビは手久野くんにコショウを振りかけてクシャミを起こさせます。おいおい、その距離じゃころんちゃんにもかかると思うんですが。いや、単に咳き込む女の子の顔が見た(略)。
さて。今回は、けっきょく何のために挟まれた回だったのか。状況の変化としては、手久野くんが大魔王(そして魔法)の存在を知ってしまったというのが大きいでしょうね。二度と出てこない大魔王を恋い焦がれ、クシャミをくり返す手久野くんの姿が切ないです。それはまるで、ディスプレイから二次元美少女が飛び出してくる日を心待ちにするごとく(阿呆め)。
「MAJOR」第8話 チーム結成!(NHK教育)感想
「ばかやろう! 腰抜けはてめえじゃねえか」(清水薫)
まあね、こういう小学生というのは、まだ非常に小さな世界しか見えてないわけであって、それがすべてだと思い込んでしまう。だから自分のまわりにいる「友達」との関係を絶対的なものだと思って、それを壊したくないと思うわけです。自分勝手に「いじめの構図」なんか作り上げたりして、それが壊れると急に不安になって、仲直りしてみたり。はたから見ると、なんてちっぽけな人間関係の中で自己完結してるんだと感じてしまいますが、当人たちは真剣なんですから。仕方ない。
ラスト、仲間に入れてくれと言う沢村に「あ、わるい、もう人数揃っちゃったから。またね〜」とか言って突き放してくれたら面白かったんですが。するわけないよなー、もうEDでユニフォーム着ちゃってるし(そっちで判断かよ)。
うーん……。しかし、すっかり清水薫がかわいいよという以外に言うことがなくなってきましたな。まあ、次回は曲がりなりにも試合をやってくれるみたいなんで、期待していましょう。
「カードキャプターさくら」(再)第35話 さくらのすてきなクリスマス(NHK教育)感想
「おねがい、もう一度さくらといっしょに頑張って」(木之本桜)
あうあうあー。何度も言うけど時期ずれまくり。せめて冬休み中に放映するとか、なんとかならなかったものでしょうか。再放送とはいえせっかく途中まで綺麗に合ってたのにー。
クリスマス=雪兎の誕生日。いっしょに遊園地&プレゼント渡しを画策するさくら。「新しい意見を取り入れて」、苺鈴にプレゼント選びを相談。誤解する苺鈴の妄想の黒さくらがなかなかアレですが、ともかく答えて曰く、「プレゼントは、何をもらったかより、誰がどんな気持ちで選んだかでしょ」。おー、まるで雪城ほのかのような優等生的回答ですよ。そのあと、「嫌われてたら何でも同じ」とつけ加わりますが(笑)。
雪兎と約束を取りつけて、クリスマス当日。お約束通り、帽子にサングラスで変装して後をつける知世ちゃん。なんかこの格好、「宇宙の法則世界の基本」の科学部千葉ちゃんみたいだなと思った人は、それほど多くないでしょう(おい)。ところでサングラスをかけたケロちゃん、「怪しい人みたいです」と知世ちゃんに評されてますけど、そもそも姿自体目撃されたらまずいのでは? 「気分の問題や」とか言われそうな気もしますけど。サングラスをかけたぬいぐるみって存在も怪しい……なめ猫?(お前、年いくつだ)
これまた「偶然」苺鈴と小狼に出逢うふたり。そしてお兄ちゃんも「たまたま」遊園地でバイト中。ほーら、このへんになるとだんだん怪しくなってきますよ。さくらを気にする小狼にめざとく反応する桃矢の目つきがめっちゃ怖いですな。同じ想いを持つ者同士、すぐ判ってしまうようです。ってまあ、ほかの面々が揃いも揃って鈍感だということもあるでしょうが。
と突然、電球や木が発火。四大クロウカード・ファイアリィの仕業。タイム&スリープの連携なんてできるんですね。時間を止めてたら、眠らせるも何もないような気がするんですが……。タイムの効力が切れた瞬間に発動する、ということでしょう。ところで、ちゃんと遊園地の門は閉めました? 普通に考えて、有効範囲は遊園地の中が精一杯だと思うんで、もし外から普通に人が入ってきたらさらに大騒動になると思いますよ。
そしてさくらはウィンディ&ウォータリィの高位カード二枚を同時に使って、無事ファイアリィをレリーズ。ケロちゃんも魔力がちょっとだけ戻り、爪に火をともすことが出来るように……って、その言い方は誤解を招く(笑)。
眠りから覚めたみんな。知世ちゃんはまたも肝心なシーンを録り逃してます。まあ特定の人だけ眠らせないなんて器用なことはする余裕もなかったでしょうけど。知世ちゃんもそろそろ学習して、自分の意識が落ちたら自動的にスイッチが入るようなビデオを作らせたらどうですか?
そして観覧車に乗る雪兎とさくら、小狼と苺鈴。ケロちゃんのささやかなイルミネーションに彩られて、ひとまずの大団円……なんですが、しかし……。なんか某アニメのせいで、こういう感動的な場面でOP曲がかかると思わず笑いが込み上げてきてしまいます。ほんとにもう、ひどい話ですよ。これをTo○eart-Rの条件反射と名づけて学会に発表しましょうか。
さて! 次回から新章スタート。期間は三ヶ月と短いですが。
2005年01月09日(日)
「ジパング」第10回 交流(MBS毎日放送)感想
「故郷ってのは、ひとつだ」(角松洋介)
ガダルカナル島での戦闘に介入し、歴史への関与を決定づける「みらい」。しかし、元の歴史自体を知らねぇぇ。「ガダルカナル」なのか「ガタルカナル」なのかすら、ことえり(MacOSのIM)たんに教えてもらった私……。やっぱ問題あるよなー、日本の歴史教育って(責任転嫁)。
「じいさんの世代を知りたい」と、海軍戦艦に乗り込む小栗。自分たちの世代が、戦争を戦った人々に感謝している、というのが一番の大嘘か。当然のごとく見抜かれてしまいました。河本が言う通り、本心を容易に明かさない態度というか、そういう中身からして同じ日本人でも違いを感じさせます。それは軍人だからという問題ではなく、骨身に沁みた教育の違いなんでしょうね、良くも悪くも。戦後の日本の経済発展を誇らしげに語りながらも、どこか空虚な響き。
歴史を変えることを恐れていた菊池による、米輸送船(こう書くとコメを運んでるみたいだ)の攻撃作戦。角松は、目の前の人命救助だけを考える、という信念を口にしますが、これは本当に難しい問題ですよ。それこそ、二万の命を救うために、目の前の数百人を殺せるかという問。ナディアでもプラネテスでも出てきた命題ですが、正しい答えなんて出せそうにありません。そもそも、角松が草加を助けたからこうなった、ということもありますし、本当にその結果について考えてないとは思えませんけど。
「グレネーダー〜ほほえみの閃士〜」第一話 ほほえみの閃士(MBS毎日放送)感想
「ご一緒しませんか?」(天道琉朱菜)
おお、これはかなり面白かったです。単なるバカアニメだと思ってたら大間違いでした、相当に心地良いバカアニメです。
まずOPがなかなか良かったですね。OPが良いアニメが、必ずしも本編も良いとは限りませんが、OPがダメだったら大抵本編もアレなわけで。そういえばこれ、地上波版で新しくなったんでしたっけ。とりあえず、おっぱいリロードだけじゃなくて幼女分もあるようなんで楽しみが増えました(頭の悪い発言)。
のっけから、やっちゃん@中井和哉と琉朱菜@高橋美佳子のコンビがいい感じ。「やっちゃん」なんて文字煽りまでしてるし、こういうノリは好きです。「琉朱菜(るみなるしゅな)」の字もEDキャストではさっぱり判別できませんでしたが、次回予告でデカデカと出てくれて助かりました。まあ、大きいこともたまにはいいこともある(何の話だ)。
いや、琉朱菜のキャラが思った以上に好きになれそうでよかったです。やっぱ、大きいか小さいかなんて些末な問題かもね(話題が既に特定されてるやん)。戦わずして勝つ極意……。んまあ、のおこめんとの方向で。
さて、一話の出だしとしては、非常に理想的な形でした。とりあえず、感想を書きたいと思わせるに充分な期待の高め方。この先、物語がどこに向かっていくか、楽しみにしていきたいと思います。
「ふたりはプリキュア」第46話 サイアク〜! 石の力が奪われた〜!?(ABC朝日放送)感想
「ホントホントホント、なぎさは天才だねっ」(久保田志穂)
今回は、この作品には珍しく、長期スパンの伏線がいろいろと効いていた回でした。ちょっと驚き。
新年。「あけましておいしそ〜」な年賀状を眺めつつ、新学期の学校へ急ぐほのか。もちろん年賀状が来たのはその日ではないでしょうから、何度も見返していたんでしょうね。ほのかにとってははじめてのなぎさからの年賀状ですし。おそらく届いているであろう両親からの年賀状よりも、ある意味大切だったりして(年末年始くらい両親も帰省してるのかもしれませんが)。年賀メールというのも増えてきている世の中で、実際に中学生・高校生の友人どうしで年賀状を送り合う風習がどれだけ生き残ってるか判りませんが、やっぱりプリキュアの世界はこうでなくちゃ。
そんななぎさの年賀状は、志穂莉奈にも好評の様子。ほのかも合流して、「いよいよ三学期」。ああ、このあたりの時期って、ほんとにクラスのみんながいちばん打ち解けてくるころなんですよね。それこそ文化祭だとか、合唱とかで力を合わせつつ、多くの時を共有してきた重み。と同時に、お別れの時も迫ってくるわけで……。4人の後ろに現れるベルゼイ、そしてジュナとレギーネ。なんかこの構図が面白いなと思ったら、そうか、昔のアニメの最後のコマでよくあるような、画面の片隅に小さい丸があって、その中にキャラが描かれてるという、あれを思い出したのです。その牧歌的な雰囲気とのミスマッチにちょっとウケました。
3人の姿が見えない志穂莉奈の隙をついて、ふたりは公園に向かい変身。えぇぇ、また……。いや、これについては後述。けっこう意図的なものかと思いはじめてきました。
時間がない、と言ってわりと本気モードの三人。なんか、よくわからん動きですな。そしてポルン発動のタイミングを狙って、ポルン=石の力をとらえるベルゼイ。囚われの身となったポルンが、なんかやけにかわいいなぁと思ってしまうのですが。ああ、かわいいものをいじめるなんて、ちょっと許せんなぁベルゼイ。
そして石の番人・ウィズダムを呼びよせる。え? 番人をカゴに閉じ込めていたことに意味があったのですか! 「私がお前と同じ部屋にいっしょにいて、ただ漫然としていたと思うのか」……すいません、そう思ってました。小山翔子(レギーネ)さんをからかって遊んでたとばかり。執事ザケンナーもちちくりあってるだけだったと思うけどなぁ。
番人の能力を読み取り、呪文を自ら唱えるベルゼイ。そして7つの石の力がもとに戻ります。おお、某フリーザ様より用意周到ですよ、この人。言い回しもけっこう洒落てるし。
とり残されるなぎさとほのか。石の番人を取り戻すことを誓い合う。「どんなことになっても、わたしとなぎさはいっしょだよ」と、手を取り合うふたり。そこに「ポルンもいっしょポポ」……おまえな、空気読(略)。
翌日、志穂に学校で合唱コンクールの写真を見せられるふたり。このね、まわりの友人たちの変わらない態度というのがとっても大事なんじゃないかと思います。けっきょく始業式をサボった(と思われる)ことも触れられないし、この前の合唱コンクールのことも、結果がどうなったかすら語られない。ましてなぎさとほのかが遅れたことも。ただ志穂莉奈、そして夏子&京子が大切にしているのは、みんながいっしょにいて笑い合っていること。そりゃ、普通ありえないとか、なぎさがラクロスの試合に何度も遅れたら信用なくすと思うのも判りますけど、でも、最後には必ずなぎさは(そしてほのかも)戻ってきた。その結果が良ければ、それまでのことは不問に付してしまえる、そういう理想的な世界なのだと思います。
そしてここで、なぎさの思い詰めた表情を一瞬見た志穂がきょとんとする、このシーンが非常に印象に残りました。そのあとすぐ、莉奈に話しかけられ、明るい話題が続くところも含めて。前回、ひょっとして志穂莉奈たちはプリキュアのことを気づいてるじゃないかと夢想したのですが、気づかれていようといまいと、友人に対する秘密をもっているという状況の重みは変わりません。このシーンが挟まれることで、みんなが笑い合っている「日常」、なぎさやほのかが大切に思っている日常が、実はとても不安定で、かりそめの土台の上に立つものなんじゃないかと思わされるわけです。
でも、だからこそ。だからこそ、守らなければいけないという想いもまた、より強くなります。蘇る、これまで友人たちと過ごした日々。そしてふたりは、あの丘に立ちます。さなえおばあちゃまが、希望を忘れてはいけないと思い立った、あの丘に。そして眺める、変わらない街の景色、ベローネ学院。いいですね。そういえば今回、回想シーン以外では「大人」がひとりも出てこなかったことも意図的かと思われます。さなえおばあちゃま、あるいはアカネさんを出すことも出来る流れをあえて回避し、ベローネ学院の友人との関係に焦点を絞った構成は、そのまま第二期の骨格を表しているように思います。
そしてバックに流れる音楽は「☆shining star☆」! 今度は1stアルバム「DUAL VOCAL WAVE」の販促……というわけでもないでしょう。2ndアルバムはベローネ学院の日常を描いたキャラソン集であって、プリキュアの世界全体を網羅しているのは1stアルバムの曲なのですから、当然の選択かと。それに乗せて、本日二回目の変身。展開的に、このまま最後までいきそうなので、この変身バンクも見納めかもしれません(フルバージョンじゃないですが)。そしてこれもひょっとしたら聞き納め?「とっととおうちに帰りなさい!」と言うなぎさの指先が示すのは、すべてを生み出す石の光。そうは言いつつも、次回予告で言った通り「おうちに帰りたい」という気持ちも当然あるでしょう(ネガティブな意味ではなく)。「必ず取り返す」「みんなの笑顔を、もう一度見るために」……微妙にジャンプの打ち切り最終回みたいなのは気にしまい。
さあ、今シリーズも残りあとわずか。第一期のラスト(25,26話)を思い出すと先行きに不安はあるものの、それすらも今のなぎさやほのかの心境に重なって、ある意味作品構成の妙と言えるかもしれません。ぶっちゃけ、「MaxHeart」(よく考えたら、これを第二期と呼ぶべきなのか?)が発表されてるわけですから、もとの学園生活に戻れるのは既定なのですが。ひとまずの締めとして、納得のいく形になってほしいところ。
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