2004年07月01日(木)
サイトリニューアル
サイト開設半周年ということで、デザインを一新しました。テーマは……まあ見たまんまです。いちおう元のスタイルシートも残してあるので、Firefoxとかのスタイルシート切り替えを実装しているブラウザでは変えられるようです。
あとはカテゴリの整理を。テキストだけなのに300kBもあったアニメ感想のカテゴリをリセットしました。以前のはこちらに。あと、放映終了作品は随時ここにも追加していきます。
「天上天下」FIGHT.13 魔力(ABC朝日放送)感想
「統道学園三年、棗慎見参」(棗慎)
「まいったね、こりゃどうも」(俵文七?)
おいおいおい。死ぬぞ死ぬぞ。過去編だから結果は判ってるんですけど。
相変わらず、どこまで本気なのかギャグなのか判らんアニメですね。しかしいよいよ棗慎VS光臣の流れがつけられてきたという感じでしょうか。
冒頭の真夜とか、ドブス呼ばわりされた葛葉さんの表情とかがやたらに萌えました。
「サムライチャンプルー」#4 以心伝心 其ノ二(関西テレビ)感想
「家族なんて、面倒なもんだね」(フウ)
いや、ふつーにめちゃくちゃ面白いのですが。
家族とか、組織とか、そういうところで暮らしていかなければならない人間の難しさというのがあるからこそ、ムゲンとジンの自由さが引き立つのではないかと。私としては、自然に楽しめる展開に仕上がっていたと思います。
「ふしぎの海のナディア」(再)第13回 走れ! マリー(NHK教育)感想
「つまんなーい」(マリー)
すごい。超傑作。「ナディア」の、あるいはGAINAXの、はたまたNHKアニメの真骨頂。
前半のマリーの島散策から、いろんなパロディを仕込んでおきつつ、後半でさらにそれが爆発。もう笑いっぱなし。シリアスな展開とギャグが見事に融合していて十全に楽しめます。
そしてラスト。唐突に前回のナディアの心境ときっちりつながる展開で、その衝撃たるや。これぞNHKの陰謀だ! とばかり、人生が狂わされる人が続出してもおかしくない。最高。
2004年07月03日(土)
「魔法少女隊アルス」第13話(NHK教育)感想
「アイツ、どこ行った」(シーラ)
「アイツって?」(エバ)
「アイツはアイツだろ。他に誰がいる」(シーラ)
魔女界の危機なんだったら、妖精の檻くらい魔法で結界を張って守っておけという気もしないでもないのですが。それすらも出来ない状況なのかな? まあ誰か内部犯という可能性もありますしね。
お、シーラってまだアルスのこと名前で呼んだことありませんでしたっけ。8月の放送のときに確かめてみよう。もしそうだとしたらあれですね、今後名前を呼ぶイベントが描かれるのですよ、アルスが秘密で書いてた日記帳をシーラが拾って。「魔法はみんなを幸せにする。四葉のクローバは幸運を呼ぶ。そういえば、草のにおいが好き。アタシの靴下は、ちょっと臭い……なんちゃって」とか書いてあって。それで返すときに、「これ、アルスの……アルスの手帳、だろ?」とか言ったりして!(もういいから)
「おもひでぽろぽろ」(よみうりテレビ)感想
「雨の日と、くもりの日と、晴れ。どれが好き?」
「……くもり」(岡島タエ子)
以前にも言ったとおり、私、いままではスタジオジブリ作品、全然観てきませんでした。それが、3月にテレビ放映された「耳をすませば」をはじめて観てから、心を入れ替えたのでした。
しかし、この作品。子どものころ観なくて逆に良かったと思います。なんというか、とくに回想シーン(というのは語弊があるかもしれませんけど)の端々で、自分の現実に重ねてしまって自己嫌悪に陥るというか、正視できなくなってしまいそうな。大学時代までで、そういった過去の所行はすべて再処理を完了したのでなんとか観れましたけど。
ひとつひとつのエピソードが、すごく奥深くて、なおかつその順番が素晴らしい。映画ならではの手法で、徐々に観客のシンクロ率が高まってくるのを完璧に計算しています。冒頭の入浴シーンで心を奪われた人は、その後で女子独特の世界をリアルに描き出されて落ち着かない気分にさせられるのです。反省しましょう(>自分)。中盤では分数の割り算とか、演劇の村人1とか、他愛ない仕草や表情で一気に萌えに走りそうになりつつ、家族の一言によって現実に引き戻される。そして、最後のエピソードは大人になったタエ子の口から語られるのみ。この物語の距離感が絶妙です。
この物語の主役はまぎれもなく大人になったタエ子であって、彼女が11歳の自分を連れて田舎に行き、そこでようやく過去をきっちりと自分の中に組み入れる、それこそが主題。読売のテレビ欄の紹介記事にあった「自分探し」という言葉はあまり好きじゃないですけど(って、これ書いたのが福さんだったらどうする)、今まで見えなかった、見ようとしなかったものに向き合ったという意味では、探し物を見つけたと言えるのかもしれません。
うにゃ。ということなんで、理想を言えばこの作品、大人のタエ子の声を今の本名陽子さん自身にあててもらってリメイクしてほしかったですね。
そんなわけで、結論としては。もう、タエ子はほんと良い子ですねー。健気萌えとか、そんなレベルを超越してますよ、これはもう。表面的に良い子のように振る舞っておいて、その内面では他人を傷つけていたかもしれないということを悩んで。でもしっかりと、その想いを打ち明けることができたのですから。たとえそれに、10年以上かかったとしても。そしてそれを、隣で受け止めてくれる人がいた。そんな幸せ。
小学生だった頃のタエ子には、そんな存在がいなかった。家族にも。あからさまに戦後民主主義的な空気を感じさせる人々の言動、挿入歌、そして「ひょっこりひょうたん島」。「ひょうたん島」の異常なまでの存在感が、まさにそれを象徴していると思います。
……と。
いけないいけない。またジブリの術中にはまってしまいました。どうしても解析したくなってしまうなぁ。まあ、アニメ感想系の端くれとして、たとえ予備知識がほとんどなくても、誤読だとしても、観た作品の意味を追求しようとしてしまうのは業のようなものですが。その行為自体にも、なんらかの意味があると信じて。
「カードキャプターさくら」(再)第13話 さくらとゾウの力くらべ(NHK教育)感想
「今日は、ほんといい日だよぅ〜」(木之本桜)
さきに「ハイリスクみらくる」なんて読んだもんですから、ラストのあの写真で、桜は知世に一生弱みを握られるのだと思ってしまった。
えーと……今回の話のテーマはなんなんでしょう。前回カードをゲットした小狼が陰でこっそりさくらを助けた、いい話……というか、ズルですよね、これって。単に早くナマケモノの動いてるとこが観たかっただけかもしれませんし。
というかね、もうですね、「ケロちゃんといっしょケロちゃんにおまかせ(間違えるなんて、ありえない!)」のコーナで最後に「人生いろいろ」なんて名言が出てしまったので、それに頭がいっぱい(笑)。そうか、男に恋する男の子もいる、シスコンの兄もいる、人生いろいろ、アニメもいろいろですね。
2004年07月04日(日)
「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第14話 何でどうしてどうなるの!?(関西テレビ)感想
「あっち行ってよ! レジェンズなんて大嫌い!」(メグ)
主要キャラにレジェンズを嫌いと言わせるとは。販促アニメを逸脱しすぎですが、それでこそ。
土のサーガ・ガリオンの問いかけが全編を支配していて、今後の展開に先が見えない不安さが漂いますが、BBたちのセリフなどでそれがうまくメタ化されていて、不思議な安定感の出た仕上がりになっています。
「ふたりはプリキュア」第22話 ウッソー! 忠太郎がママになる?(ABC朝日放送)感想
「ご主人というより、マブダチかな」(忠太郎)
忠太郎話してるよー……(子犬とですけど)。声、置鮎龍太郎さんだし! モコはくまいもとこさん……って、だからこの名前なんかー。暗合として、小熊の回との類似が想起されますね。
えっと、今日は某みかか関連の資格試験があるので、夜にちゃんと更新します。とりあえず、前にちょっと考えた、「プリキュアを支えてくれる人の存在」というのが忠太郎によって達成されるというのは盲点でした。話も非常に興味深かったです。案の定、前回の話もいろんな感想サイトを見てもう一度試聴したら見事に評価が好転しましたし。
#ということで夜になりました。解析を続けます(一度言ってみたかったセリフ)。
やっぱり二回目に観ると主題がはっきりと判って書きやすくなるんですが、初見では全然気づけないというのは、ほかの作品も含めていつも書いてる感想の意味はどうかという話になって複雑な心境ではあります。
とりあえず、長くなるのもアレなので、二つにテーマを絞りたいと思います。
それは、「七夕とプラネタリウム〜星に願いを〜」と、「頼もしき忠太郎 あるいはチュータロの家族愛」です(どういうセンスだ)。
まず、季節テーマでもある七夕ですが、七夕と言えば笹の葉の願い事の他に、もうひとつの意味があります。それはもちろん「織姫と彦星」です。しかしけっきょく、今回はこちらはほとんどクローズアップされることはありませんでした。これは当然逆の意味で、それが今のふたりにとって禁忌に触れるものだからでしょう。
離ればなれになったふたり。しかし、一年に一度だけ出逢えるという、そんな悲しい「運命」。しかも、メタ的には4クールの作品ならば実質的にそれが叶うのは一度きり。しかも、雨の日には逢えないという残酷な掟まで。これが何を意味しているかは明確です。
ですがしかし、今回の話ではそれを避けて、天の川の連想からプラネタリウムへと主軸をずらしました。プラネタリウムの形状が、HONOKA-I号に酷似していることも言及しておきます。そして、プラネタリウムと本当の星空の違い、それは星座が明示されるかどうかです。星座とは、はるか昔の人々が星に託した幻想、そしてまた、不遇にその生涯を閉じた人々を空に送ることで、神話の中で生きながらえさせるという役割も果たしています。ということは、ここでザケンナー化した星座たちにプリキュアレインボーセラピーを使ったことで(前回の話で何故使わなかったかというのが話題になったようですが)、一部ではあっても前回の昇華を果たせたことになるのではないでしょうか。
さて次に、忠太郎の話です。いきなり言葉を話してるのにびっくりしましたが、これって佐々木倫子「動物のお医者さん」[bk1] [amazon]の手法の踏襲ですね。しかも今回の話自体、この作品の33話を下敷きにしている可能性が高いです(文庫版2巻収録。TVドラマでもほぼ原作通り放映されたのでご存知の方も多いと思います)。主人公のハムテルが犬の散歩のバイトをして帰ってくると、家が空っぽだったというお話。
その類似自体は今ひとまず措くとして、ここでもやはり「本来あるべきところから逸脱してしまった存在と、そこで惹かれあう相手。そして別れ」というパターンが現出してきます。だからこその、ラストのほのかのシーンにつながってくるのです(正直な話、初見ではこの構造がまったく読み取れませんでした)。
飼い主のアキオを愛していながら、離ればなれになってしまい、忠太郎に親愛の情を寄せるモコ。しかし、忠太郎は一途にアキオの手がかりを捜し続けます。飼い主探しをほっぽってプラネタリウム鑑賞なんかしてるなぎさたちとは正反対です(このなぎさの行動にも明確な理論があるんですが、長いので割愛)。
モコに慕われ、そして当然の帰結としての別れがあっても、表情を変えることのない忠太郎(犬なので当然と言えば当然ですが)。その態度は非常に頼もしく、大人です。しかし、それも彼が、自分や相手が本来いるべき場所を知っているから。彼自身の言葉のとおり、飼い主=ご主人様というよりはマブダチ、あるいは家族そのものの存在を、その愛を感じ取れるからこそでしょう。逆に言えば、もしモコとの生活がもっと長く続いて、モコとも家族の情が深まれば、その別れはもっと辛いものになったのかもしれません。
ということで、今後の展開への布石もいろいろ気になるところですが、今回はこれまで。
「名探偵ポワロとマープル」第1回 グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件(NHK)感想
「どんなに幸福であったとしても、それが自分で選んだものでなければ、意味がない。わたしは、わたしらしく生きていける、新しい世界を覗いてみたい。それは、どこにあるんだろぅ……」(メイベル・ウエスト)
ああもう、メイベルかわいいよメイベル(やめなさい)。思わずセリフ起こししてしまいました。表情とか口ぶりとかすべてが最高。
昨日、NHKのどっかのスポットで番宣してて、折笠冨美子さんもちゃんと出てて嬉しかったですが、そこでディレクタだかプロデューサだかか「ある意味判りやすいキャラによって、視聴者との架け橋に」とか言ってましたし。つまり、意訳すれば「萌えキャラ投入ですよ〜」ってことですね!!
いや、真面目な話、これは本格ミステリィにとって重要な話でして。古典作品というのは、舞台も昔で、人々も今とは違う価値観で動いていたりして、なかなか没入感が得られません。といって、トリックだけを見ても、たしかにシンプルで美しい名作はあれど、やはり後発の作品のほうが洗練された形になることが多いわけで。すでに民放でやられた現代もののミステリアニメとくらべれば、地味にならざるを得ない。
となれば、選択肢はただひとつ。キャラ萌えに走る! つまり、これ。
はっきりいってこの作品、タイトルを「名探偵見習メイベル・ウエスト」にしてもいいくらい、物語自身をメイベル・ウエストという少女の成長物語に仕立て上げて、事件もトリックもそのために奉仕する形になってます。最初からアリバイ崩しトリックという地味な話を持ってきたのもきっとわざとで、こういう展開で素人探偵(あるいは視聴者)がよくハマる、人の印象だけで犯人を決めつけてしまう罠に、やっぱりメイベルもひっかかってしまう。それをポワロがしっかりいさめるという展開は充分に正統的。
そう、別に邪道なわけじゃないんです。メイベルの設定も、父親が推理作家だったり、全寮制の女学校に通ってたりと、やたらに類型的ですし。
ということで、なかなか今後の展開が楽しみな作品です。やはりNHKは最高!
……って、いきなり来週は参議院選挙でお休み。うーん、まあそれがNHKの本分だから仕方ないところはありますね。何気に選挙速報って好きですし。しかし、「来週は参議院選挙のため……」とかそういうセリフをポワロに言わすなよ!! メイベルに(違、いやだから、あんまり醒めさせるようなことはしないでほしいです。逆にやるなら徹底的に、NHKアニメの総力を結集して、ナディア&さくら&アルス&カスミン&メイベルが送る参議院選挙速報! なんてことをやってくれたらいいのに。有権者との架け橋ですよ! 夢中になれるのはアニメだけですか?
2004年07月06日(火)
「月は東に日は西に -Operation Sanctuary-」第1話 空から舞い降りた少女(KBS京都)感想
「天ヶ崎美琴です。好きなものは杏仁豆腐、嫌いなものはとくにありません」(天ヶ崎美琴)
これ、どこまで正式タイトルなんだろう……。長ったらしいので「東奔西走スクールライフ〜」ってのは外しました。通称「はにはに」。例によって例のごとく原作ゲームはやってません。
最初のシーンとか、微妙に怪しげな伏線はありつつ、とりあえずは典型的な始まり方ですね。とくにストーリィ上コメントすることもないような……。キャラで言うと茉理(ツインテール妹キャラ嫉妬系)と結先生(ちっちゃい先生)なんかが好きな感じですかね、やっぱり。
ところで、やたら早いスタッフロール、ほとんど見たことのない声優陣ですけど、これってやっぱり……ってことなんですかねぇ。ふぅん。
「Wind -a breath of heart-」第1話 再会のメロディ(KBS京都)感想
「さすが分度器。心の角度、しっかり測ってるね」(丘野真)
「はにはに」と一緒に15分ずつの放映。こっちもやっぱり原作知りません。
お、なんかこっちのほうが好みなストーリィ&キャラですかね。
いきなり子どものころの結婚の約束、そしてハモニカという回想から、遅刻しそうになり慌てる兄妹、路面電車! さらに怪しげな関西弁男とツッコミ担当らしきメガネっ娘。喫茶店に舞台を移しウェイトレスはどうでもいいや……と思ったらもうひとりの眼鏡っ娘!! こっちはおとなしめ図書委員属性できました。で真一人のシーンになりゆったりとしたテンポのまま、メインヒロインらしき少女との出逢い。「こんにちは」の表情がまた良い。間CMなし15分という時間をしっかり考えた構成で、なかなか良かったです。
しかし、こうふたつの作品で似たようなキャラ相関やシーンがあると混乱するような気もしないでもないですね。きっとそれも狙いのひとつなんでしょうけど。
「ダイバージェンス・イヴ」といい「神魂合体ゴーダンナー!!」といい、既存のジャンルの定石を強く意識しつつ、それ以上の何かを模索してきたと評価する「アニメ魂」枠らしく、美少女ゲームから深夜枠萌えアニメへという最近の定番の流れに乗りつつも、ある意味逸脱したなにかを見せてくれると嬉しいですね。
2004年07月07日(水)
「サムライチャンプルー」#5 馬耳東風(関西テレビ)感想
「そんなの、イイワケじゃない。がっかりさせないでよ」(フウ)
今日はこっちを生で観てみた。
にゃぎー。面白すぎ。すっかり平成の優男風味の菱川師宣といい、大胆すぎる史実の再構成が絶妙に決まっています。フウを助けるムゲンの立ち回りも格好良いし、ストーリィの流れがとっても心地良い。この作品、一貫して高い水準にあると思います。
……と、作品自体には文句はないんですが、関西テレビはいつまで時間帯を「天上天下」とかぶらせるつもりですか。もともとの定刻ならギリギリ重ならないはずなのに。まあー、ある程度予測してたことでスカラー、いいんデスけどー。
「天上天下」FIGHT.14 業火(ABC朝日放送)感想
「俺にとってこの炎がお前だ、真夜」(棗慎)
この作品、キャラクタ全員がすっかり理解不能。文七復活するのかよ! しかも勝つのかよ!! ほえ〜ん。葛葉さんあたりが一番まともに思えてくるのでした。
「ふしぎの海のナディア」(再)第14回 ディニクチスの谷(NHK教育)感想
「進路反転180度。全速でリーフ64に向かう」(ネモ)
うむむ、素晴らしい。前回の引きをしっかり回収する話。
前半は、ネオアトランティスの隊員を撃ったネモ船長を敵視するナディア、そして吊り橋理論によりフラグが立ったサンソンのマリーを心配する様子が描かれ、視聴者にもネモ船長やノーチラス号に疑念を感じさせる展開に。しかし、そこはお約束の展開でネモ船長の方針変更。そして後半の展開でしっかりその地位を回復しています。銃がけっして人殺しのためだけの道具ではない、ということを子どもたちに教えてくれる貴重な話です。
戦略的に言えば、目先のことにとらわれて大きな目標を見失うことは許されないことですが、このような描き方なら文句はまったくありません。潜水艦という閉ざされた環境で何より大切なことは、仲間の信頼関係を損なわないこと。だからこそ、エレクトラも反論しつつもすぐ命令を復唱し、ほかのクルーも文句ひとつ言わずに従ったのでしょう。もちろん、これまで充分にネモ船長に対する信頼感が醸成されていたからこそでしょうけど。
2004年07月09日(金)
「魔法少女隊アルス」第14話(NHK教育)感想
「信じるもんは自分だけだ。ホントはお前だってそういう女のはずだろ?」(シグマ)
これはすごい。本当に8分の番組なのか。夏休みの一挙放映で観ると、ものすごいハイスピードな作品に見えるかもしれません。
信じていたはずのアテリアから切られ、今まで自分がやってきたことがなんのためだったのか悩むシーラ。これまでもずっと伏流として描かれてきたシーラの闘いがついに噴出します。しかも、その決断を最初に打ち明けるのがエバやアルスではなく「彼」だというのが絶妙の距離感。とことん素直になれないシーラちゃんで素敵です。萌え萌えです。
そしてアルスからも、シーラが必要という言葉が引き出される。彼女の向かうべき先はどこなのか。信じる仲間は。今後の展開が楽しみです。
えむいち。