「円盤皇女ワるきゅーレ」(チャンネルNECO)感想
■無印最強
アニメ第一期(いわゆる無印)。しばらく前に第三期・第四期をAT-Xで観て以来、放映を心待ちにしてましたが、なんとチャンネルNECOで放映。真田さん率いるネコミミ侍女隊の尽力の賜物でしょうか(違うと思うが)。
例によって、ぐらんど・ふぃな〜れを先に観てしまっているというよろしくない状況ですが、さすが長く展開されていく作品の嚆矢だけあって素晴らしい出来映え。「おんなのこが空から降ってくる」たぐいの作品なのに、ここまで虚心坦懐に観られるのは時代性ゆえか。OPがメロキュアという時点で既に切なくなるのですが、ここぞという場面で Agape を流すのはもはや卑怯ですって。ちっちゃいわるちゃんに象徴されるギャグパートと、大きいワルキューレなシリアスパートという切り替えが絶妙。第一話からあんまり状況説明せずに雰囲気先行で話を進めていったり、ライネさんの宇宙船が御都合主義的に使われることでスピーディな筋運びがされていたり、さりげなく計算しつくされたシリーズ構成です。
■秋菜ちゃん最強
まあそんなことはどうでもよくて、第9話「秋菜小変身」が超絶傑作。もはや、この回が観られただけで、本作に触れたかいがあったと言えます。幼なじみキャラというものは、すべからく主人公に淡く切ない恋心を抱いているべきという、そんな個人的妄執を絵に描いたようなお話でした(まあアニメだから)。こどものころは素直になれたのに、今は少しだけ遠いお互いの距離。それはいろいろなことを知ってしまったから。ワるきゅーレと対極の位置にいるキャラとして、黒ちゃん並に報われないなぁという愛しいかけら秋菜ちゃんでした。最終話(第12話)と合わせて、あらためて認めましょう、貴女こそ宇宙最強の巫女さんだと(だから介錯原作でそれはどうか)。あとリカちゃんは宇宙最強のめがねっこ妹ちゃんということでひとつ。
2008年07月29日 23:24
[円盤皇女ワるきゅーレ]