2008年05月13日(火)

「極上生徒会」第1話 拝啓、ミスター・ポピット(コナミマルチメディア)感想

■極上声優陣

 「Solty Rei」や「なのA's」と迷ったりもしつつ、今週からの再見アニメはこれに決定。これも何度観ても楽しめるというか、幸せな気分になれるというか。ここまで幸せオーラ発生装置な作品というと、他には「Φなる・あぷろーち」ぐらいじゃないかと思います(今期だと、今のとこ「かのこん」が匹敵するレベル)。「砂沙美☆魔法少女クラブ」は別の意味で幸せになれたりしますけど……。
 ともあれ、この幸せ感の要因のひとつとして、やはり声優力というものを挙げないわけにはいかないでしょう。第1話から、西の田村ゆかりさまに東の斎藤千和嬢を配する鉄壁の布陣。田村ゆかり脇役最強説を採る私ですが、こう全編しゃべり通してくれると、最高です貴女っと言わざるをえません。まあ、この作品の場合、そのうち主役なのに目立たなくなるので……(なんてことを)。

■エクスキュースなしの導入

 シリーズ構成的に、この第1話を捉えると、あらゆることがエクスキュース(言い訳)無用に進んでいくのが最大の注目点。「理屈は判らんが」とか「よくわからないけど」みたいな言い回しが頻出して、ノリと勢いにまかせて突っ走るような世界観。主役であるところの蘭堂りの@田村ゆかりからして、手にプッチャンという謎の人形をはめていて、相対した人間にそれを無言ではたき落とされるがままという無茶なキャラづけ。
 そうやってツッコミどころを無数に分散することで、極上生徒会という舞台そのものに対するツッコミを回避しているかのよう。実際、極上生徒会の極上たる所以は次の第2話で、これ以上ないくらい簡明に描かれますので。アニメの生徒会は変人の巣窟とか、偶然入居した女子寮は美人ばっかりとか、久米田康治が言いそうな「お約束」を体現した上で、その一歩先へ進んだ世界。それこそが極上。上には上がいると言うけれど、極上には極上しかないのかも。それとも下克上?(それは清涼院流水) 一介の転校生にすぎなかった蘭堂りの、その宮神学園下克上物語が、ここから幕を開ける(そういう作品ではありません)。
2008年05月13日 22:31 [リバイバル企画] [◎ 極上生徒会]