「バンブーブレード」(AT-X)感想
■ばんぶれタマ気持ちいい
いまどき真っ当な青春熱血剣道アニメ、ひとまず終了。中盤からどんどんテンションが上がってきて、といってもDVD買うしかない……!! とまでは行かないのですが、終始とっても気持ちよく、もといタマ気持ちよく観れました。
惜しい点があるとすれば、AT-Xはもっと早く放映してほしかったというくらいですか。よりにもよって感動の終盤を、
すとぱにだっしゅ仮面のメイドガイと同時進行で観なければいけなくなったというのが……。同じ剣道部でもえらい違いです。
■タマちゃんタマかわいい
まあまあそれはそれとして。やはり最大のポイントは、タマちゃんこと川添珠姫@広橋涼がタマかわいいということ。ふだんのちょっと気の抜けた声と、打って変わっての試合中の気合い声、やっぱり すごい 広橋涼アワー。そして何より、アニメや特撮に夢中になっているときの幸せそうな様子。好きなことを自信を持って語れるタマちゃんのような子はとっても憧れます。
そんなタマちゃんのみならず、室江高剣道部の面々、さらには他の高校のライバルまで、みんな実に魅力的。そして、出発点はそれぞれだったけれど、お話が進む中で、みんなそれぞれのやり方で、しっかり剣道に向き合うことができた。「剣道って楽しい」ということを第一義に伝える作品だったとすれば、その目標は十全に達成されたといっていいでしょう。
■倉田英之タマカッコいい
それだけでも部活ものとしてじゅうぶんに及第点ですが、この作品がすぐれているのは、さらにもうひとつの物語が描かれていること。それが、石田先生の物語。彼ら現役の高校生と同じ剣の道を歩んでいながら、序盤では生徒からダメダメだと言われていた先生。そんな石田先生の成長というか変化が、ここではっきり描かれている。
実際、もはや高校生ではないけれど、ものわかりの悪い大人でもない、こういうキャラクタが一人いることで、自分も含めた大人の視聴者が感情移入しやすくなるのですよね。いわば深夜アニメ的メソッドみたいな……。人生の敵は理不尽だとか、そういう微妙に黒い話もありつつ、せめて竹刀を握っている間は、竹を割ったような調子でいきまっしょい、みたいな(いや、意味判らん)。
そんなこんなで相変わらず、倉田英之脚本の巧さを感じた作品でした。しかも最後は斎藤千和って、隙がないにも程があります。第二期「バンブーブレードSchneiderS」でまた逢いましょう。
2008年05月30日 22:14