2008年04月05日(土)

「俗・さよなら絶望先生」(BS11)感想

総評: 96点(全12+13話 累計: 240/250 平均 9.6)
評点グラフ - 俗・さよなら絶望先生

 絶望した! 最終話を4:3で放映するBS11に絶望した! 最初は演出意図かと思ってしまったのは、何のリトマス試験紙ですか。

 もはや何をか言わんや。複雑に入り組んだ現代社会を、怒濤に駆け抜けた一迅のノンストップカルトアニメ。久米田の野郎と新房シャフトが奇跡の邂逅を果たした第一期からさらに進化した俗編は、久米田的ネタの面白さと実験映像とが核融合を起こし、未曾有のエネルギーを生み出す。「ARIA」とは対極の、アニメの可能性を追求した作品だったといっていいでしょう。「おかわり」といい、昨期は惑星直列なみに、すたちゃ史上稀にみる当たりクールだったのではないでしょうか。ま、今期は観ませんけど……。
 基本的にDVDを買いたいと思わないかぎり96点以上はつけないのですが、そのかわり最近「かってに改蔵」をシンコ書店で買い直してたりします(ポロロッカ現象ではなく、サンデー連載時に全部既読)。絶望した! あの名作が今やシンコ書店でないと買えないこの国の出版事情に絶望した! まあ、サンデー作家いじりが多いから、講談社漫画文庫とかで復刊も難しいのでしょうが。見どころは赤松健大先生とのバトルだけではないのですよ。それにしても、けっきょく今期も赤松健大先生がエンドカードに登場しなかったのは残念。やはりラスボスとして第三期のお楽しみということでしょうか(第三期前提で話すな!)。「かってに改蔵」も、OVAでもいいからアニメ化してください新房監督。あ、そうか、OVAをつけて復刊するという手があるか……。

2008年04月05日 20:28