意外にも、ふつーに終わった(ふつーって言うなぁ)。
うぅむ。けっきょく、千尋とみやみやのラインは交わることなく、平行線のままだったですね。なんか倒錯的な叙述トリックでも仕掛けられているのかと期待してたんですが。いや、うれしはずかしなアレではなくて、折原一的な意味で。時空平面上で縛られている千尋という存在からすれば、創無理筋でもないと思ったんですけど(勝手に言ってなさい)。
冒頭に書いたとおり、最後はえらくふつーなハッピーエンドになってしまったなぁという想いが強くて。鬱展開になるのは嫌だとかいうくせに、我ながら身勝手な言い分だというのは承知してますが。道行が道行だっただけに、それが最後につながっていたのかどうか、よく判らないところ。ってそれは、このスタッフの演出が苦手だというのを口実に、ちゃんと直視していない自分が悪いのです。レンズ越しに観ても、フレーム越しに眺めても、けっきょく受け手が読み取ろうとしなきゃダメだというのが結論。
総点は74点。個人的には「Wind -a breath of heart-」を超えられず。
