なんてコイル的世界。
夏頃に買った作品。今年中に読めて良かったです。いつもと違う棚で見つけた作品でしたが、あにはからんや、きょうだい愛にあふれた物語で僥倖。 前半の、紫都子ちゃんと妙子ちゃんに襲いかかる「怪異」の描写が、とりわけ映像的で面白い。対して後半は、なにやらオハコ様的な厄介なものが出てきて、むしろ粘着的な心理描写。文体も、最近あまり見ない、明治〜大正あたりの文学を思わせる感じで、それだけでも楽しめます。来年は、このあたりもちょっと攻めてみようかな。