オーディオコメンタリも全力全開でした。
まほうがとけたDVD版。初回特典ランドセルの出来が意外に良くて、まあ、その、なんていうか良かったです。思ったよりちっちゃくて、DVD全巻収納BOXのはずなのに、この1巻だけで既にきついですが。「砂沙美☆魔法少女クラブ」のてんこ盛りパックだったら全然入りませんよ(脚本が岡田さんつながりということで……)。実物だったら余裕で入ると思うんですけどね。この時期、イオンとかに行けばいっぱい並んでますし(実行しません)。
round shell featuring Rin の話はこのくらいにして。本編、改めて観ても完成度高いです。のの字が回らないとか、変なSEが入らないとかいうレベルではなく。ツッコミが過激なオーディオコメンタリでもしっかり指摘されていましたが、作り込みが実にきめ細やか。新任教師である青木先生の目線と、りんちゃんたちこどもの目線のせめぎ合い。それが、OPの演出から本編の情景描写、あらゆるところで読み取れるようになっています。
今回気づいたのは「階段」の使い方。後の話でも重要な場面で出てきますけど、第1話から、青木先生に「ごほうび」をあげる三人組というシーンで、階段が効果的に使われています。さらに第2話、こんどはりんちゃんが先生にごほうびをねだるシーン。体育館裏ですが、ここでもわずか数段しかない石段の上に座るりんちゃんが描かれています。どちらも、りんちゃんが上の段にいるのに注目。大人だけど教師としては新人の青木先生と、こどもなのに大人びた言動で、こっそり先生の授業進行を助けるりんちゃん、その立場の逆転がここに明確に現れている。そしてそれは、危うい微妙なのよバランス。「止まれ」のラインを踏み越えたらもう戻れない。今はまだ、スクールゾーンの内側だけれど。この先、いろんな意味で大変なことになっていく物語ですが、もう一度ちゃんと追っていくのが楽しみです。