評価: 10点[前回比: ±0](累計: 450/520 平均 8.7)
えいえんはきっとあるよ。
見事でした。ジャヴェールの言葉どおり、数奇な運命を生きた男、ジャン・ヴァルジャン。ずっと胸に秘めてきたその過去を、ついにコゼットに打ち明ける。そして、その想いは、ジャンからコゼットやガブローシュ、さらにはコゼットの娘の代へと受け継がれていく。この世の来し方行く末を見渡すような、大きな拡がりを持った物語になったと思います。
前科者の証である、黄色い旅券。そのネガティブなイメージが、コゼットたちが歩いていく一面の菜の花畑によって、ポジティブなものに転化されていくラストは感動的。もうね、黄色いバカンスとか言ってる場合じゃありません(反省)。
総点は88点。途中、辛いお話や暗い展開も見られましたけど、それも含めて文字通り世界名作劇場。復活第一作にふさわしい作品だったと思います。もちろん、名塚佳織嬢の存在も大きなものがありました。

ということで、来年のこの時間は望月智充監督「ポルフィの長い旅」。いきなり二連続で予告を流したりなんかしちゃってツカミはオッケー、みたいな。世界名作劇場にはますますのご発展をお祈り申し上げます。いっそ絶対に地上波局には流さないくらいの心意気で。
2007年12月30日 20:44 [世界名作劇場レ・ミゼラブル 少女コゼット]