評価: 10点[前回比: +1](累計: 102/110 平均 9.3)
長い間ご愛顧いただきました「まにわに」も、残念ながら本巻をもって終了となってしまいました。
ついにここまで来ました。もはや、完全に剣術ものをやる気ないだろうとツッコミを入れたくなってきた頃合いですが、こんな大仕掛けを隠していたとは。藤崎竜「封神演義」にも匹敵する歴史嘘語り。途中は「とってもラッキーマン」になるかと危惧しましたが。壮大といえば壮大、あんまりといえばあんまりなオチですが……。しかし、良き西尾維新の読者たるには、やはりここは「この刀語がこういう話になるであろうことを、私はあらかじめ予測していました」と言うべきでしょうか。そう思うと、戯言シリーズにおける木賀峰約は、四季崎記紀の最後の末裔だったのかもしれませんね(名前の響きも似てるし)。って、それはそれで、なんともしょぼい……。
そんなこんなで、とがめさん派も否定姫さま派も目が離せない怒濤の引きで、来月、ついに最終巻。