評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
みずきみずきよばれて、水樹奈々さんはアフレコやりにくくないんでしょうかと余計な心配をしてみたり。
原作既読であるおかげで、この第1話がわりとアニメオリジナルっぽい話だというのが判るのですが、それによって、アニメ版「もっけ」が何を目指しているのかが明確になった気がします。ここにあるのは、静流と瑞生という姉妹の成長物語。この1話を観ただけで、姉妹の置かれた状況、現在の立ち位置が明確に判る。純粋に自分の想いを貫こうとする瑞生と、瑞生を守ろうとする静流。原作でも、いろんな話の中でくり返し立ち現れてくるテーマ。それを、まず最初に基本形として提示することで、物語のスタートラインをしっかり線引きしていると評価できます。
原作はいわゆる時系列くるくるシャッフル方式を採用していて、それがまた各話の完成度を高めているとも思うのですが、厳密に話数の限られたアニメという媒体なら、ちゃんと時系列に沿った再構成をしてくるのではないかとも予想されます。そうしてふたりの心の成長が描かれていくのなら、なかなか面白いものが見られそう。アニメに出来そうだったり、明らかに無理っぽかったり、いろんな話がありますが、それに加え、どうシリーズとしての盛り上がりをつけていくのか……(そもそも、つける必要があるのか)。それは観てのお楽しみということにしましょう。おばあちゃんの話は絶対にありそうですが。
さて、あとは声優話。とりあえず、静流@また川澄か! ……まあ好きか嫌いかで言えば大好きなんですが。そして冒頭に書いたとおり、瑞生ちゃん@水樹奈々。これはとても良い水樹奈々さんですね。ポリフォニカに引き続き、平野綾さんにも近い系の役どころで素敵。ということで是非、小学生時代の話を中心に構成してください。最後に、個人的にはお爺ちゃんが青野武さんじゃなくて残念なのですが、果たしてどんなキャラとして描かれていくのか。いろいろ期待しています。