2007年10月05日(金)

西尾維新「刀語」 第十話 誠刀・銓 (講談社BOX)感想

西尾維新_刀語_9評価: 9点[前回比: -1](累計: 92/100 平均 9.2)

 大満足です、否定姫さまっ。

 相変わらず、作者だからって好き勝手に書いてますな。作者だから当然か。もう来年は否定姫さまを主役にした「刀不語(カタナカタラズ)」でも書いていただくしか。
 それはともかく今回は、世界の中心で愛をさけばない穴掘りとがめさん。終盤になるとカヲルくんみたいな奴を出さずにはいられないというのは、もはや我々の年代の呪縛のようなものでしょうか。いろんな陰謀と思惑と伏線とが絡み合って、いい感じに物語がまとまるような気がしてきました。
 っていうか、第一話でいきなり大オチをネタばれしといて、ここにきてまたそれをさらっと書いてきたり、第四話のあの趣向がこういう形で活かされたり……例によって、小憎らしいほど小賢しいですね、西尾維新という作家は! まあ、大きいよりは小さいほうがいいので許せますが……(何の話だ)。

2007年10月05日 21:17 [] [西尾維新]