評価: 9点[前回比: ±0](累計: 72/80 平均 9.0)
ついに来週から視聴年齢制限が……。わざわざ第9話からというのは、もはや狙っているとしか。
げに恐ろしきはSchool Days効果。その波紋は遠く「瀬戸の花嫁」から「CODE-E」、果ては「かみちゃまかりん」にまで至り、この界隈の視聴者をして心胆寒からしむるところとなっておりますが。もはや、ななついろだけが最後の砦。
毎回毎回、この伊藤誠という奴は頭大丈夫かと思っておりましたが、ここにきて判りかけてきました。少なくとも今回は、まだしも了解可能な形で描かれています。主人公がハーレム状態にあることに説得力を持たせる努力を放棄しているのかとも思ってましたけど、どうやら違うみたい。ぱっと見、なんの取り柄もなさそうだけど、だからこそ、こういう状況に陥ってしまったというか。永澄さんほどの侠気もないけれど、目の前で泣いている子に手を差しのばす程度の神経は持ち合わせているという。無垢な刹那さんの背中を押してしまった、桜の木の下のそれは呪縛。
だからこれはきっと、伊藤誠のせいだけじゃない。きっとみんな人として軸のぶれた世界(世界さんではなく)。誰もが誰かを必要として、自分は相手にとって必要だと思い込もうとして。そうしなければ立っていられない、重力に打ち勝てない。そんなあんなアンバランス。一方通行になってしまった原巳浜の駅名標が印象的でした。