2007年09月29日(土)

「ロミオ×ジュリエット」全24幕(CBC)総評

 コーディリアに幸あれ。

 とどのつまり、あなたがいない世界を選べなかった二人。もうこの作品については、ごめんなさいというより他にありません。良い舞台を作るには、良い脚本、良い役者をはじめとした作り手と同時に、良い受け手も必要不可欠である。とするならば、私は良い観客にはなりきれませんでした。けっきょく、何故こんなファンタジィ要素を入れなければならなかったのかも汲み取れずじまい。「運命に翻弄される」というのが、まさかこういう意味だとは思いませんでしたけど。
 視聴意欲が下がってしまった要因はいろいろあるのですけど……。コーディリア嬢@みゆみゆはまだしも、川澄の子や斎藤千和の子の使い方が実にもったいない。アントニオ@広橋涼といっしょに、争いのない平和な世界を作るのは君たちの世代の役目なのですよ。あとは個人的に2ndEDが性に合わなかったのも残念。せっかく本編でロミオくんとジュリエットが必死になってるのに、開口一番「無理するなよ」って気は確かかと。
 っていうか、私は前々から、二クールあるからって途中で主題歌を変えるのは悪しき慣習だと思っているのですよ。主題歌は作品の顔であり、そのテーマを表す重要なもの。実写は論外として、そうやすやすと変えていいものではないと思うのです。たとえ物語の前半と後半で雰囲気が変わるとしても、それをも織り込み済みで作られるのが真の名曲アニソン。見なさい、「怪物王女」を。ちゃんと二クール通してOPもEDも不変ではないですか。けっして予算がないとか、そんな即物的な理由ではないのです。きっと。たぶん。

 総点は63点。やはり、世界名作劇場を作るのは難しいということで。けつろん。

評点グラフ: ロミオ×ジュリエット

2007年09月29日 21:21