評価: 10点[前回比: ±0](累計: 113/120 平均 9.4)
最終回だからって、回想シーンという裏技で伸恵お姉ちゃんの制服姿なんか出しても喜びませんよ。私は。
かくして輪廻は閉じられる。最後にクリスマスのエピソードを持ってきたのが実に示唆的。幻想の中の存在は、いつまでも色あせることはない。ごーろりごろりしてできた雪だるまは、現実には次の日には融けてしまうものだけれど、物語の中では永遠にその姿を保ち続ける。そして季節はめぐり、また春が来ても、みんなの学年が変わっていないという奇跡が今ここに(3月じゃないの? というツッコミは却下)。二次元世界の幻想というものを完璧に描き出した傑作だと思います。
まだOVAを残してはいますが、TVシリーズとしての総評。って、総評も何も、「かわいいは、正義」というキャッチフレーズ(あるいは世界の公理)が文字通り原動力となって、ここまでの世界を作り上げたということに尽きるでしょう。公理というものは証明が不要なもの、証明が不能なもの。それを受け入れられるか否かで、すべてが決まる。同じ世界観を共有できた人は幸運、できなかった方は残念ながら理解することあたわざるものであったことでしょう。まあ、それはそれで、その気がないということが証明されたわけで、おめでとうございます(何)。もちろん、数学的には逆は必ずしも真ならずなので、誤解無きよう(だから何の)。
総点は97点。
