2007年04月01日(日)
「桜蘭高校ホスト部」第22話 モリ先輩に弟子入り志願(アニマックス)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 203/220 平均 9.2)
毎回れんげさんは素晴らしいですが、いつも後半に出番がなくなっちゃうのが残念。
いきなり極道とか出てきて面食らいましたが、今回はシリーズ中でも屈指の回じゃないでしょうか。お約束、王道をてらいもなくやれる心意気はまさに任侠。オチのつけ方も見事で、そろそろ極上の背中が見えてきたような気がします。
さてしかし、残り話数も限られてきました。けっきょくモリ先輩のキャラ掘り下げ話にはならなかったようで、その手の展開になると妙にふたごが優遇されてるのも気にかかります。今回ラストでボサノバくん(違)がハルヒくんの真実の扉を開けたのも、単なるオチじゃなくてクライマックスへのネタフリになったりするのでしょうか。次回あたり、あと4回なのでいろいろ起こりそう。ラスボス田村ゆかりの出番はまだですか?
「苺ましまろ」第3話 家庭訪問(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 29/30 平均 9.7)
コンサドーレ札幌はダメでも、岐阜羽島はいいんだ……。
やはりこのアニメ素晴らしすぎる。ここまでまともな精神状態で観られないアニメも久しぶりです。原作のわっかりにくーいネタをこねくり回して、さらに判りにくく仕上げたこの脚本は花田十輝あんたかー!(スタッフをあんたよばわりしない) 川澄・能登コンビがこれほどまで強力だとは思いませんでしたよ。折笠さんはこの頃から既にマホの子演技を体得してらっしゃいますし。ぐ・れいとと申しましょう(コーンフレーク?<けっきょく何が言いたかったんだ)。
2007年04月02日(月)
「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」第12話 桜色の未来たち(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 110/120 平均 9.2)
一晩で消えるペンキ……だから初期のOPはあんなに字が見にくかったのかって、納得。OPだけは時間が遡行してたのですね(本気か冗談か判らんことを)。
お見事。最後まで、いまどきまっすぐな学園アニメでした。前回のライブアライブも良かったけど(思わず、そこはめいちゃん@平野綾の出番だろうっって感想を書きたくなったり)、今回は桜の花びら舞うように、あえて動画枚数を減らしてじっくり大団円。
サクライロノキセツはあっという間に過ぎ去ってしまうけど、季節はめぐり、また春が来て、満開に咲き誇るように、これからも続く聖桜学園の歴史の中、きっと語り継がれるであろう第82期生徒会。その中でもとりわけ印象に残ったのは、やはりめいちゃんであるわけでして。いや、別に最近やたらと平野綾さんがお気に入りだからというだけではなく。まなびちゃんという存在に出逢うことによって、なにがしかの影響を、きらきらわくわくを受けとったみんな。みかんちゃんもむーちゃんも、もちろん桃ちゃんも。その中で、境遇的にいちばん共感できるのが衛藤芽生という人格であって。あんまり物語の登場人物に自分を重ねるということはしないんですが、でも他人とは思えませんでした。貴女の未来に栄光あれ。
最後にもう一度だけテーマ曲のことに触れておきます。OPもEDも、元は岡崎律子さんの楽曲ということで、作品ありきで作られたものではないはずなのに、実に見事に主題にマッチした名曲でした。というか、実は iTunes Store で配信されてた元のバージョンを聞くとまた違った感じなので、アレンジの妙、あるいはやはり林原さんの歌い方の賜物なのかもしれません。
総点は89点。あ、あとあと、アイキャッチは毎回素晴らしかったですっ。ちゃんと放映してくれるAT-Xに乾杯。

2007年04月03日(火)
「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第52話 鳴りひびけ!☆平和のベル(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 467/520 平均 9.0)
ふじもとよしたかパワーが注入されてるような……。
まさに全宇宙に響けハッピーのメロディ。シリーズの長さに比例して、キャラクタ、ひいては作品への愛着も大きかったふたご姫シリーズも今回で終わりなんて、ふしぎふしぎ……。最後の最後で登場したブラッククリスタルキング@若本規夫に若干妙なテンションになりつつ、最後まで楽しませていただきました。一年目はリアルタイムに観ること叶わず、二年目も土曜の朝というわけにはいきませんでしたが、一年間見続けることが出来てとっても幸せでした。
学園アニメというならこれも実に王道、学園なかよし計画もいつの間にか成就し、トーマさんとかエリザベータ様とか、伏兵ではハーブさん@金田朋子とか、個性的な学園のみんなと出逢えた幸せ。後半はビビンちゃんがとっても素敵でした。そしてもちろん、レインとファイン、きみたちの笑顔はずっと忘れません。
エリザベータ様の粋な計らいで、あとかたづけもそっちのけで打ち上げパーティ。せっかくだからそのまま卒業式! というノリでも良かったぐらいですが。でも、ふたご姫は1年で卒業するわけないだろうから誰の? んー、減点パラダイスの人とか(えー)。そうそう、学園長先生がヤミ帽だったのはちょっと驚きました(違)。
きっと、この作品に、数年後ふたご姫が立派なプリンセスになって……。というエンドは必要ないのですよ。今はただ、いっしょに笑いあえるともだちがいて。ちょっぴり気になるオトコノコがいて。プーモとピュピュとキュキュがいて。そして、なかよしのふたご。
総点は85点。無印もまだ第18話までしか観てないので、ゆるゆる〜っと追っていきたい所存です。来週からも火曜は佐藤順一デー……になるかどうかは、他の作品との兼ね合いもあって未定ですが。

「桃華月憚」第1話サブタイトル 桜(BS朝日)感想
評価: 6点[前回比: -](累計: 6/10 平均 6.0)
「サブタイトル」とか「アイキャッチ」とかまで表記する親切設計を、すこしでもシリーズ構成に振り分けてはいただけないでしょうか。
ホントに、どう感想を書いたものやら。ヤミ帽スタッフとはいえ、初回のハードルの高さまできっちり再現せんでも。まあ、今さらこの程度でひるんだりはしないわーたしでーすーが(たぶん)。とりあえず、マコちゃんな娘が好みの声。と思ったら、これが喜多村英梨さんですか。むむ……なんか、このところ、某ぴちぴちアニメを観れば絶対に気に入るような状況証拠が出来上がりつつありますが、観る予定はありませんよ、今のところ。
2007年04月05日(木)
「ぱにぽにだっしゅ!」第二拾六話 一寸先は闇(岐阜放送)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 245/260 平均 9.4)
真のオチは「次回よりこの時間は『おかわり飯蔵』をお送りします」という青バック。相変わらず岐阜放送はギャグセンス抜群です。
これも最後の最後まで好き勝手ぱにぽってくれましたね、いい意味か悪い意味か知りませんが。EDというか、過去のOPを凝縮再編集したおかげでさらに原始の海のごとき混迷を窮めているスタッフロールを観てると、なんかもういろいろどうでもよくなってきました。ちびキャラがかわいければそれでいいんですっ(またか)みたいな……。斎藤千和が主役なだけで恥ずかしい文句禁止というか……松来未祐さんはやっぱり素晴らしいとか……。そういう理屈づけをした瞬間に、すべて本質から離れていくような、そんな一筋縄ではいかない作品。禍福はあざなえる縄のごとしな作品。下腹部にあざのある貴方は運命の人な作品。
最後のほうは若干胃もたれがしてきたというか、背景ネタを読むためにいちいち画面を止めなきゃいけないのに正直疲れたり(「ネギま!?」と同時期に観てたせいで、さらに倍してドンだったこともあるでしょうけど。マ〜ホホマホホ)。リモコンが手放せないアニメ。一条さんの妹ちゃんコントロールなら喜んで持ちますけど(遺憾ながら現代の技術力では制御不能と思われます)。お疲れ様、と、誰にともなくつぶやいてみたり。90点。

2007年04月06日(金)
「おとぎ銃士赤ずきん」第39話 さよなら赤ずきん(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 345/390 平均 8.8)
開放的なミニスカートがまぶしい赤ずきんに祝福を。温泉でもメガネを外さない白雪さんに喝采を。
史上最強の女児向け偽装アニメとも、これでお別れ。前回も含め、締めがめちゃめちゃ出来が良かったので、かなり評価が上がってます。やはり皆口裕子さんなお母さんの復活という奇跡が大きい。いっそ夏美ちゃんと千絵ちゃんもいっしょに誘えば良かったのにっ。
「最後はみんなで温泉だよ」という名言を残してくれた僕らの赤ずきん。不自然なバスタオルもないようで善哉善哉(何の話だ)。草太くんたちの姿は見えなくても、同じ星を見ている……というところで、恥ずかしい台詞禁止っ……というか、妙にこみ上げてくる想いが。やはり田村ゆかりさんは最高です。田村さんが主役なだけで名作の資格は充分にあるといってもいいでしょう。見かけはきゅーとな女の子、でも心に秘める想いは誰よりも熱く。田村ゆかりな女の子は誰も、心に銃を持っているのです。ちなみに、白雪さんも負けず劣らず大好きでした。グレーテルさんはお兄様のものですからあきらめます。
フィギュアニメ版や小説版はさておいて、このTVシリーズの起点は、草太くんがお母さんから聞かされた「ふたつの世界の物語」。そして、その夢から出てきた赤ずきんという少女と草太くんとの出逢いが、すべてのはじまり、物語の序章。であればこそ、この物語の決着はこういう形になるしかないのではないかと思うのです。草太くんが道中に見てきたマレーンの物語は、自分で見たものというよりは、サンドリヨンに見させられたという類のものであって……。意図しているかどうかはともかく、サンドリヨンは言わば赤ずきんになろうとしてなれなかった、鏡の中の存在。「この世でいちばん美しいのはだあれ?」と、問いかける存在。ふたつの世界がともにあることを望みながら、ついにそれを自らの心で裏切ってしまったサンドリヨンには、この枠組みでは救いの手はさしのべられないような気がします。私とて、この世に悪い人はいない、誰もが最終的には救われる世界観が嫌いではないのですが……。そこが、女児向け偽装アニメとしてはあと一押しの足りなかったところかなとは思います。
総点は82点。

2007年04月07日(土)
「Master of Epic The Animation Age」第1話(AT-X)感想
評価: めんどくさいのでまとめて10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
いちばんはじめのエピソードが前説という脱力ぶりに惚れました。
いいなぁ、こんなノリだとは思いませんでした。好き好き。うっかりMaster Of Entertainment だと思ってたというのはともかく。OPがクローバー、EDが宮崎羽衣というところからして気になってはいたのですが、一クール遅れで観れました。デビュー以来、宮崎さんの出演作は常にリアルタイム視聴できる環境にいたのが、ついに途切れてしまったと夕陽に涙したあの日(嘘)。まあ、悪いのはここんとこ見切ってしまうことが多かった私でーすー(すもももは今なら絶対見切らなかったのに)。
そんな感じでワラゲッチャー。「ワラゲ」なる謎の単語が「WAR AGE」だと解題されたときには唖然としました。まあ、クローバーと金田朋子で戦隊を組ませるというところからして常人の発想じゃありませんが。わたしにも、ちからがだせるかな。
しかし、他の声優陣も尋常ではない安定感を誇っているところからしても、女児向け偽装アニメというよりは、マジメに純粋な子供向けアニメを志向してるのかもしれません。田中真弓な人も好きな感じです。なんとなく思い出したのは「ようこそ!ロードス島へ」。私、あれが好きだと言ったら、当時の知人にすごく嫌な顔されたなぁ。
「ウエルベールの物語」第1話 始まりの章(メ〜テレ)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
チョーさん戦車に視聴続行Goサイン。
そんな感じで時限つきアニメ、はじまります。メ〜テレ制作アニメもあなどれません。なんとなくキャラデザが好きと言えなくもないかもしれないという消極的理由でとりあえずチェックしてみたら、この有様。本能的にバカアニメをかぎつける能力が備わってきたのかもしれません。I.G.もだんだん作風がGONZOに似てきましたね。説明もなく脈絡もなく突っ走る展開に目眩がしてきます。女神ならぬ王女様なリタ・シオール@高橋美佳子、今度は逃避行にご一緒しませんか? ちっちゃいようせいさん@仙台エリ(ただし人語を解する)にノーツッコミとは肝が据わってます。それともティナ@竹内順子以外には見えていないんでしょうか。そういう基本的なことがあいまいみぃなまま進んでいくのは一抹の不安も覚えつつ、おそまつ一抹ジュウシマツ、妹は十人も十二人も必要ない……! 妹想いなローデン・シオール@杉田智和の今後の動向にも注目です。
「ロミオ×ジュリエット」第1幕 「ふたり」Destino〜出会わなければ〜(CBC)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
せっかくGONZOなのに、「RED GARDEN」のCMが普通でつまーんなーい。
ということで、いかにもGONZOアニメ。中部日本放送製作もあなどれません。そろそろ、MBSにかわって全国枠を取っても良い頃合いじゃありませんこと? 何故か佐藤順一さんが音響監修という謎のポジションに収まっていつつ、第1話としてはすこぶる好印象。これはぜひとも地上デジタルで録っちゃっちゃいましょう、そうしましょう。
お話としては……ヒトゴロシイロイロな人の原案をベースにしつつ、アニメらしく仕上げていくという感じなのでしょうか。何にせよ、このスタッフなら心配はしていませんので、とくに言うことはないわbyレイラさん(違)。例によって例のごとく、みゆみゆさいこーとか言っててもしょうがないので。あと私はいいかげん堀江由衣と川澄綾子の区別がつくようになるべきだと思いました。
西尾維新「刀語」 第四話 薄刀・針(講談社BOX)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 35/40 平均 8.8)
まにわにが大変なことにっ。
ついにやった、やってくれましたね西尾維新。毎月刊行大河ノベル、本一巻に刀一本、刀語りの嘘語り。予想を裏切り期待を裏切らない、切った貼ったはお手の物。地味に盛り上がってまいりました(地味って言うなぁ!)。
2007年04月08日(日)
「フルーツバスケット」第一話・・・/第二話・・・(キッズステーション)感想
うう、もうOPの岡崎律子さん「For フルーツバスケット」を聴くだけで泣けてきます。
懐かしいなぁ、フルケット(その略称はどうかと)。言わずとしれた大地丙太郎監督の代表作のひとつ。原作も買いました。途中で止めてたけど、最近完結したとのことで、これを機会に全巻購入して、また最初から読み直してみるつもりです。
あぁしかし、今でもはっきり憶えてるもんですねぇ。原作の雰囲気を大切にしつつ、しっかり大地アニメしている。あの頃のテレ東夕方アニメは本当にすごかった。……とか思うあたり、私も年をとったもんです。それにしても、第一話の脚本・シリーズ構成が中瀬理香、演出・助監督が宮崎なぎさ。第二話の脚本は池田眞美子って、この頃から既に今に至るレールは引かれていたのだなぁと感慨深いものがあります。本田透役の堀江由衣さんのまさに透き通る演技も素晴らしいですし。しかし、第一話の透ちゃんは一瞬「私の王子様」とか言ってる人に思えてしまってショックです。何故かショックです。
「ハヤテのごとく!」第1話 運命は、英語で言うとデスティニー(岐阜放送)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
もう岐阜放送はTXN系列に入ってください。地デジだと超額縁じゃなくてちゃんと16:9だし。
ううむ、褒めどころが多すぎて何から書こうか迷ってしまいますね。今期最高レベルとの呼び声が高いのもうなずけます。釘宮理恵というキャスティングが納得過ぎるお嬢様、相変わらず遊びすぎな天の声@若本規夫、さらに白石涼子のオトコノコ声と来れば、もう観ずにはいられようか、いやない(反語)。きっと久米田康治も草葉の陰で喜んでいることでしょう(おいおい)。
純朴そうな好青年と見せかけて、意外に苦労人なはやてくん(何故タイトルだけアクセントが違う?)。クリスマスイヴ、借金のカタという流れで、てっきり、サンタさんからに弟を願ったナギちゃんにクリスマスプレゼントとして贈られるのかと思ってしまいました。よもや、ちょこちゃんにもそんな暗い過去が……とか焦ってしまったじゃないですか(知るか)。……えーまあ、定番の古典ネタはもちろんとして、こういう時流のネタをどれだけ織り込んでいけるかが注目ですね。「だゾ」には今後も期待しています。
「ひまわりっ!!」全拾参話(ファミリー劇場)総評
しきみさん@平野綾は拷問なんかに屈しないんだからっ(はーいそうですねー)。
最後まで、よくわからんビミョーなテンションで突っ走ってくれました。ラストなんか、やり過ぎなくらい大げさな話になってしまいましたけど、随所にしょーもないネタを忘れないあたり、ufotableとは別の意味で、楽しんで作ってるなぁという印象を受けました。
この現代を舞台に、忍者ものをやる意味……というところまではつかみきれなかったのが残念ですが。まあ、しきみさんの逆ナイロール眼鏡が見られただけでその価値はあるといっても過言ではないです。こういう書き方をすると、まるで私がしきみさんにしか興味がないかのように思われそうですが、いや、みんなそれぞれにひまわりとの絆を描かれていて、それなりに愛着が持てるようになりました。ゆすらちゃんもあざみさんもいい人です。味噌汁姫は最後までムダに思わせぶりだったので減点1。
総点は74点。第一期に比べて評点が下がってるけど、前期から評価を厳しめにしてるので(満点以外は全体的にオフセット-1くらいの感覚で)、実際はそれほど評価が落ちてはいない……はずです。たぶん。

来週からはいよいよ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」ですよっ。予告を聞くかぎり、なのはさんが蘭花さんになってたりはしないようで安心しました(当たり前だ!)。まあ、斎藤千和が主役ならそれで良いのです。
「ひだまりスケッチ」全12話(CBC/BS-i)総評
だから、このアニメはなんでそうキャベツを実写にしたがるんですか。
さっ、最後に智花ちゃん@釘宮理恵なんて、らぶりぃ妹ちゃんを出してきて評価を上げさせようとしたって、そうはいかないんだからねっ。どうせなら、金髪ツインテールのワガママお嬢様にしなさいよねっ(何を言ってる)。
まあ、それはともかくとして、終わったのかどうなのかよく判らないテンションでした。時系列シャッフルの意味が今ひとつ不明なままですが、まあなんの変哲もない日常をくり返しながら、ひだまり荘の日々はまーるということでしょうか。つまるところ永遠の17歳な吉野屋先生@みゆみゆさいこーということで。
うぅむ……。妙に評価に困る作品なのですよ。キャラデザははっきり言ってめちゃめちゃ好みだし、前述の通り松来未祐さんとか後藤邑子さんとか水橋かおりさんとか、もちろん主役の阿澄佳奈さんも、声優陣は申し分ない布陣。しかし、どうも見てる最中、気が散って仕方ありませんでした。「ぱにぽにだっしゅ!」や「ネギま!?」の新房演出はむしろ好意的に見られたのですが、ひとえに作風の違いというものでしょうか。やっぱり、悪いのはブラッククリスタルなみにみーんな実写のせいなのかもしれませんけど。まだOPやEDが実写にならなかっただけマシと言えましょう。たとえキャラデザや声が好みだろうとなんだろうと、OPやEDが実写になったとたん見切る私でーすー。
まあ、総点は78点といったところでしょうか。あ、ちなみに第10話、CBC/BS-iでは「富士山」はちゃんと作画されてました。そういうのとは関係無しに話が理解できなかったので評価を下げてるだけです。

2007年04月09日(月)
「ながされて藍蘭島」第1話 ながされて、天国!?(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
おボクさま以来、feel. は妙なデフォルメキャラをおぼえたようです。もう一度 ZEXCS と共同制作をするべきかと。
これまた実にまったくもって、スタチャ純度1000%なアニメですね。ちなみに原作は最初のほうだけ既読。すず@堀江由衣なんて、読んだ瞬間思い浮かんだことをそのままやってくれる音響監督が好きだぁ! あまりにそのままなりん@白石涼子にも思わず笑ってしまいました。OP/EDも堀江さんで気合い入れすぎです。今回も林原さんに歌っていただく手もあったかと思いますが。ほらほら、岡崎さん曲でちゃんとあるでしょう、いっつそーわんだほーな曲が(やめなさい)。
まあね、好きか嫌いかで言えば、好きですっと言うしかないのですが。いかにもお約束なハーレム全開で始まったこの物語を、どういうところに落とし込めていくかという池田眞美子さんの手腕にも注目なのです。その過程で、藍蘭島の愛らしい女の子の魅力を描いていってくれれば、言うことはありません。
2007年04月12日(木)
「ロミオ×ジュリエット」第2幕 「約束」〜思ひ出の香り〜(CBC)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 18/20 平均 9.0)
なんでだろう、ジュリエットよりもロミオくんのほうがかわいいと思う私でーすー。貴方は何故ロミオなの。
今回も出来の良さは引き続き、思わず見入ってしまう面白さです。「ひとひら」といい、今期は演劇ものが熱いのでしょうか(「大江戸ロケット」が観れないのはちょっと惜しい)。そういえば「Master Of Epic」だって前説やってたしー(ムリヤリつなげんでよろしい<しかも世間的には前期のアニメだ)。この舞台にタライなど必要ない……! とばかりに悲劇まっしぐら。でも大丈夫、GONZOだから。 あとは、ハーマイオニ@大原さやかが天然なのか、実は裏でいろいろ考えてる人なのかというあたりも気になるところです。
2007年04月13日(金)
「神曲奏界ポリフォニカ」第2楽章 オペレッタ 見つめる精霊(CBC)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
神谷浩史さんの復帰を祝して。
何故か第1話を見逃してしまったんですが、これはけっこう面白いかも。つかみどころのなさが「セイントオクトーバー」を思わせてアレですが、むしろ「ゴーストハント」みたいな感じかも(そのどっちも途中で見切ったくせに)。いや、この作品には、ちっちゃなせいれいさんがかわいい! という大きなアドバンテージが……という養分冗談はともかくとして(誤変換禁止)。固く言えばテーマは「精霊」なるモノと人間との関わり、ということになるのでしょうか。この1話だけ観てもまとまりは非常に良く、コーティカルテ@戸松遥の魅力もじゅうぶん描けていたと思います。まさに精霊して愛し。なればこそ、北は札幌仙台、南は広島福岡あたりでも放映してほしかった(アホか)。ちなみに関係ないですが、全国放送を謳いながら東海地方はテレビ愛知で事足れりとする風潮には断固異議を申し立てたい所存にございます。
2007年04月14日(土)
「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第1話 空への翼(ファミリー劇場)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
このあとは「ドリフ大爆笑」ってファミリー劇場、そのネタが通用するのは無印までですよ(無印でも禁止です)。
そんなこんなで魔法少女リリカルなのはセカンドシーズン、はじまります(違)。もとい、翼はゆめ、そして空へ。宮崎羽衣でも広橋涼でもなくスバル・ナカジマ@斎藤千和、がんばります。第一話としては異例の構成を取ってきた本作ですが、やはり続編の強みというか、世界観やキャラクタが既に確固としてあるところへの上乗せだから、盤石の安定感を誇っていますね。Objective-C風に言うと @interface Nanoha (StrikerS) みたいな(判らんことを言うな)。リリカルメソッドはちゃんと実装されてることを祈りましょう。
語弊を恐れずに言えば、キャラがひねくれてない「R.O.D -THE TV-」みたいな(恐れ知らず)。スバルやちびリイン@ゆかなの素晴らしさは言うに及ばず、いろいろと危惧していた高町さんちのなのはさん@田村ゆかりも、実にまっすぐに育ったという感じで、えぇもう、まさに永遠の魔法少女。えいえんはあるよ、きっとあるよ。正直、こういう田村さんなら何歳でも細かいことは気にしな〜いというもんです(それはいばら姫@沢城みゆき)。
過去と向き合い、今を生き、未来を選び取る少女たちの物語、魔法少女リリカルなのは。今シリーズでは果たして、どのような物語が紡がれることになるのか、ようやく準リアルタイム視聴できる喜びをかみしめつつ、楽しみに見守ります。
「ラブ★コン」第1話 高1の夏!絶対カレシ、つくったるわ!(CBC)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
提供にロート製薬が入ってるから、「ろ〜と、ろ〜とろ〜と」が聴けるかと思ったのですが。
LOVELOVELOVEが見えてもうてん。思わぬところから今期の超伏兵。巨神兵よりはちびリイン部隊長補佐のほうが「伏兵」って感じがしていいよねっ。登場人物のすべてが関西人キャラという「アベノ橋☆魔法商店街」以来の衝撃。個人的にはオール阪神巨人より中田カウスボタン派なのですが、どちらにせよ完璧な漫才のノリに終始楽しませていただきました。まあ例によってエセな私の所感ですから、ネイティブ関西人の方から見てどうなのかは知りませんが。しかし大谷くん@永田彬って誰と思ったら、RUN&GUN というのには驚きました。あとはやはり注目注耳すべきは千春ちゃん@こじまかずこ。この方も大阪の方のようですが、相変わらず恐ろしいまでのポテンシャルの高さです。
そんな感じで、まさにツカミは大成功の初回。ここから、このテンションを維持したままラブでコメな話になっていってくれるのか、絶対出てきそうな松岡由貴さんの活躍とともに期待に胸がふっくらブラウス(それはハロゲンの憶え方だ)。変な姉ちゃんある暗闇で、とかいう展開は堪忍してや(なるか)。
2007年04月15日(日)
「スレイヤーズぷれみあむ」(チャンネルNECO)感想
これが佐藤順一監督だったとはっ…………!!
などと思わず三点リーダを4つもつなげてしまいましたことよ。こんな私でも昔は東映アニメっこでして、この作品も当時映画館まで足を運んで観たのですよ(といいつつ、公開2001年だから既に大学生か)。今回、チャンネルNECOで放映された劇場版を一通り観てみましたが(OVAは今後の放映)、やっぱり他の作品とは一線を画しています。個人的な好みでも群を抜いています(次点は「RETURN」)。尺が短いとか、登場人物の顔ぶれが違うとかいうこともあるでしょうけど(ナーガが最後に出てくるの、すっかり忘れてた)。それ以上に、完璧に佐藤監督作品になっています。知恵たこ@櫻井孝宏はまるでエドちんだし、お気楽コメディなのは作品のカラーなのかもしれないけどさらに強調されて、基本的に悪人(・悪たこ)の出てこない世界観も健在。「あなたはたこご」のうたまで佐藤監督が作詞してたとは思いませんでしたが。あらためて我々は、でっかい広いの輪っかの中に生きているのだなと実感しました。
それにしてもリナ・インバース@林原めぐみですよ。やっぱり私、林原さん大好きっぽい。あの独特の口調で「レイウィング」とか「黄昏よりも暗きもの」とか言われるだけでテンションが上がる自分にびっくりです。むしろキャナル派だと思っていたのにふしぎふしぎ。しかし、今見るにつけ、このキャラデザはあんまり小柄じゃないよなぁと(お約束ですから)。
「ハヤテのごとく!」第2話 三千院ナギの屋敷と、新たなる旅立ち(岐阜放送)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 20/20 平均 10.0)
ニカ学習帳じゃないんだ。
かくして、これが私の執事様、と相成るわけであった(主従逆転)。いや、この作品のテーマがナギ@釘宮理恵をいじって遊ぶというところにあるのだったら、それで大正解なのですが。やはり、こういう釘宮さんは何回聴いても良いのです。みんながにてーて、みんながちがーう。そのうち釘宮伝説が成就することでしょう。日野聡が追いかける役に回っているのも狙っているとしか思えません。
メタ的なことに目を向けてみれば、ハヤテ殿@白石涼子が天の声@若本規夫と会話してたり、ABパートののりしろまでいじってきたりと、アニメという枠組みの中で思いつくあらゆることに挑戦してくれそうで楽しみ。巷で話題沸騰のCMというのが当方の環境では蚊帳の外なのが寂しいですが(テロップ無し提供背景はAT-Xみたいで嬉しいけど)。
2007年04月16日(月)
「十兵衛ちゃん2〜シベリア柳生の逆襲〜」第一話 地球のどこかが溶けていた(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
まっすぐゴー。
素直に「フルーツバスケット」と続けて観れば、大地丙太郎アワーに堀江由衣アワー、さらに岡崎律子アワーと綺麗に決まるというのに。そこに「ながされて藍蘭島」なんか挟むからわけが判らんことになるのです自分。まあスターチャイルドアワーであることに変わりはありませんが。
そんなこんなで、AT-X的には第一期から約半年ぶりだけど、制作期間には5年のブランクが存在する第二期シリーズ。これが時代の流れというものか……。主人公の菜ノ花自由は小西寛子さんから堀江由衣さんに声変わりし、さらに他の面々もちょこちょこと代替わり。ついでにキャラデザまでなんかまるくなってしまって。まあ、好きか嫌いかと言われれば、そんなキミが好きだぁ! という他ないのですが。大地アニメには欠かせない存在である齋藤彩夏さんの活躍にも期待がかかります。
お話のほうは相も変わらずといったところ。それこそ、どんな曲がりくねった道でも構わずまっすぐゴーしてしまうのが大地丙太郎。浜の真砂は尽きるとも、南極の氷は溶けるとも、昨日の敵は今日のとも。どちら様も笑っていいとも。世にギャグアニメの種は尽きまじ。まじくまじからマジカルガール(リリカルな人じゃありません)。大地監督なら何をやってもOKですので。
2007年04月17日(火)
西尾維新「新本格魔法少女りすか」3(講談社ノベルス)感想
おお、ビューティフルドリーマー。むしろダーティフルドリーマーと言ったほうが良いでしょうか(英語が不自由な子なの?)。
そういえばこんなシリーズもありましたねぇと……。読み手がすっかり前の話を忘れているというのを逆手にとった仕掛けを繰り出してくるのが西尾維新という作家なの。一話目のオチもたいがいやりたい放題で、こんなのが許されるのはメフィスト賞作家広しといえど……あれ、けっこういるな(おい)。石崎幸二の新刊をずーっと待ち続けてる私なの。
などといいつつ、西尾維新の諸作の中ではいちばんマジメに作ってる感のあるこのシリーズ、相変わらず体感温度低いです。ありていに言って地味です(地味って言うなぁ)。最終刊たる次巻の後は新シリーズ、地味変格魔法少女ツナギがはじまります、ということにはなりませんかそうですか。
「月面兎兵器ミーナ」#11 最後アナウンス(BSフジ)感想
評価: 9点[前回比: +2](累計: 100/110 平均 9.1)
皆口さんなミーナもぜひ観てみたかった。
最後はまた綺麗に落ち着くところに落ち着きました。前回急に暗くなっちゃったときにはどうしたかと思いましたが。あからさまに思わせぶりな能登さんがラスボスかと思わせて、実は川澄さんだったという婉曲的なネタをやりたかっただけなんでしょうか。
それはそれとして総評。海のものとも山のものともつかない当初の不安はどこへやら、思った以上に気持ちのいいお約束満載アニメに仕上がっていて楽しめました。とりわけ小鳥遊由宇@こじまかずこが大収穫。彼女の存在だけでじゅ〜じつといっても過言ではありません。
総点は80点。こういうのこそ、もっと話数をかけてやってほしいものですが。ミーナな皆口さんはともかく、佃美奈がアナウンサとしてどう成長を遂げたかというエピローグはほしかったと思います。

後番組は観ません。
2007年04月19日(木)
「おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」第17話 マリーランドになったらイイナ!(アニマックス)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 162/170 平均 9.5)
ちびキャラ天国っ。
夢野家おとなりさん受難シリーズ。おとなりはマンガ家のお姉さん@榎本温子って、アニ横にも似たような話はあったけど、むしろ「だぁ!だぁ!だぁ!」(アニメ版)のみかん先生@かないみかを思い出しました。由緒正しきサンリオアニメにぱちもん登場。担当さんは岩明均になるかと思いました。何にせよ、歌ちゃんや小暮くんや潤くんのちびキャラ化という夢の扉が開いてしまったからには評価しないわけにはまいりません。むしろ、このままでもいいじゃないっ! 第三期もこの人間キャラでサイコロ振ればいいじゃないかっ。とか思わなくもなくもなくもないのですが、涙目になって早く人間になりたーいと訴える真菜ちゃんがかわいかったのであきらめます(かわいいって言うなぁ!)。
2007年04月20日(金)
「陸上防衛隊まおちゃん」第1話 日本は自分が守ります!/第2話 初出動のまおちゃん!(キッズステーション)感想
評価: 8点[前回比: -](累計: 8/10 平均 8.0)
評価: 8点[前回比: ±0](累計: 16/20 平均 8.0)
まおちゃん@こやまきみこの第二種陸上装備を観てるだけで、もう他はどうでも良いか〜と思える、そういう瞬間って人生にはあるよね。
喝采のまおちゃん。旧作かと思ったら、OP/EDがAice5に差し変わってるので、地上波の再編集放映版と同じ扱いなのでしょうか。どうせなら新房監督xSHAFTでリメイクしてくれればいいのに(冗談です、いい意味で)。
というか、これ、赤松健原作ではないと思うのですけど。せいぜい原案という理解でしたが。まあ、良いんですけどね〜アニメは原作と別で〜。だってXEBECだしー。XEBECですか? XEBECだったのか……。純粋な赤松健原作なら、むしろ「いつだってMyサンタ!」を観たい私であります。
まあ、岩崎良明監督の作品は深く考えちゃダメということで。むしろ余計なことを考えさせられる作りにするのが問題だという向きもあるかもしれませんが。ここはとりあえず、シルヴィアちゃん@堀江由衣の視点の定まっていない瞳に乾杯ということで、どっすか?
「天元突破グレンラガン」第1話 お前のドリルで天を突け!!(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
眼鏡っ娘もいいけど裸眼もね(そういう意味ではないと思われます)。
これも何故かBSジャパンで第1話を見逃してしまったのでAT-Xで補完。いやぁ……素晴らしい。もはや何一つ文句のつけようもない出来ですね。なんだかんだ言って、やっぱりGAINAXとは相性が良いようです私。サブタイトルの含意からして、また実に練馬的な……。と思いつつ、とことんポジティブに突っ走ってくれるので観てて心地良い作品。あとはまた後半で話が暗くなったりしないことを祈るのみです。天元を突破した彼らに暗い話など必要ない……!
この物語の主人公は誰か? と言われれば、それは公式でもシモンくんだと設定されてはいるものの、やっぱり頼れるアニキはカミナさん。「お前を信じる俺を信じろ」は、さっそく一部の界隈で流行ってそうな予感。そんな二人と、たぶんヤマモトじゃないヨーコさん@井上麻里奈、この3人の立ち位置が定まってくれば、もう盤石といっても良いでしょう。楽しみにしてます。
2007年04月21日(土)
「カレイドスター 新たなる翼」第30話 もう一人の すごい 新人(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 258/300 平均 8.6)
アイキャッチのちびそら、上達したなぁ。
さてさてさて新たなる翼。先週は二話連続放映で両方とも総集編という すごい ことになってましたが(古語的用法)、良い感じのスタートです。いよいよ扉を開いたロゼッタ@水橋かおりに期待がかかるのはもちろんですが、わんこなライバル、メイ・ウォン@中原麻衣も気になるところで、どちらに注目すればいいか迷います。ここはやはり、ロゼッタちゃんはお持ち帰りぃ〜しつつ、メイちゃんはこちらでお召し上がりということで(最悪だ)。このふたりとそらがいれば、レオンなんてカレイドステージには必要ないのに。また消息が不明っぽいジュリーとシャーロットの出番も待ちつつ。
2007年04月22日(日)
「苺ましまろ」第6話 真夏日(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 57/60 平均 9.5)
ここは現代のアクアか、ネオ・ヴェネツィアかっ……!
素晴らしい。ここまで、一話おきに傑作がくるという飛び石傑作ぶりを発揮してくれた苺ましまろでしたが、偶数回でもついに来ました。いい意味で散漫な原作のエピソードを、ムダに綺麗な伏線をつけて再構成する横手美智子脚本、それをひと夏の風景として見事に仕上げる神戸守絵コンテ、阿部達也作監に拍手。
はじめに言葉があった、言葉は神であった。人類が言葉という叡智、文字という武器を獲得して数千年、ある真夏日、そのシニフィエは蜃気楼のように霧散する。現代日本アニメーションの到達点がここに。
2007年04月24日(火)
「ひとひら」第4幕 頑張ってる…?!(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 33/40 平均 8.3)
麦ちょこちゃんの弱々しい「よぉーしガンバるぞー」が素敵すぎます。
行人くんやオール阪神巨人でなくても思わず「無理って言うなぁ!」とツッコんでしまいたくなる麦ちょこちゃんに訪れた試練。追いかけて野乃先輩@川澄綾子。なんだ、ギャグアニメだったのですか。麦ちょこちゃんが主役と思わせて、野乃先輩最強伝説を描くとは恐れイリヤスフィール@門脇舞。けっきょく試験の結果がどうなったのか判んないのは、即興劇にしてもオチが弱いとダメ出しされてしまいますよ。しかし、試験結果を引っぺがすマネをしといて誰も教師が出てこないとは、北高@涼宮ハルヒの憂鬱以上に生徒自治の確立した高校ですな。顧問の先生も出てこないっぽいし。
次回予告、マジメにやってるのにこんなに面白いなんて。久しく忘れていた感覚です。
「カレイドスター 新たなる翼」第32話 氷の上の すごい 対決(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 277/320 平均 8.7)
そらとメイのさむーいアイススケート。メイちゃんが好きすぎます。もうメイリンちゃんでいいんじゃないでしょうか(禁止)。
なんか、すごいことになってきましたね。すごいすごい、ものすごい。いやダメだ、まだここは「ものすごい」を使うところじゃありませんね、きっと。そらと同じようにカレイドスターに憧れ、そらになれなかったメイ・ウォン。やっぱり、一目見たときからただ者じゃないとは思っていました。しかし、主人公の写し鏡的な存在は、時として辛い結末を迎えてしまう場合があるのが気がかり。この先けっこうな鬱展開になるといいますし、いろいろ不安が頭をよぎります。佐藤監督なら、こんなメイちゃんにも等しく幸せを与えてくれると期待してはいるのですが。やはりここはフールの言うとおり(禁止禁止!)。
それにしても、前回の「あやまれ! レイラさんにあやまれ!」といい(これが初出だったとは……)、直接登場してはいないのにレイラさんという存在のなんと大きいことか。やはり、貴女はカレイドステージに必要でした。ついでに先日の発言を取り消します、レオンさんもこれはこれでカレイドステージには必要なのかもしれません。そして次回はいよいよ、すっかりマリオンやジョナサンといっしょに背景キャラ化してるロゼッタちゃんもカレイドステージに必要であることを示してくれるでしょうか。
2007年04月27日(金)
「おおきく振りかぶって」第1話 ホントのエース(CBC)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
このアニメの主人公も「む、無理です……」かよっ。麦ちょこちゃんと気が合いそうです。
原作は未読ですが、これは良いですねぇ。野球マンガ・アニメはたいがい好きですが、ちょっと類例を思いつかない雰囲気、こんな作品があったなんて。脚本も黒田洋介で、思わずノイタミナかと思ってしまいましたがTBS系。しかし、黒田洋介も球種の多い方ですね。「極上生徒会」や「まおちゃん」みたいなゆるゆる変化球ばっかり見せられた後だと、こういうまっすぐゴーが浮いて見えるみたいな。まあ、水島努監督からしてそんな感じなんですが。
お話のほうは、出来たての野球部が一歩ずつ成長していくという定番の展開になるんでしょうか。三橋廉くんの翼はゆめ、そしてそらへ(エースだけに)。あるいはキャッチャー阿部くんの地味な野望みたいな(地味って言うなぁ)。そろそろ視聴作品数が週30本を超えそうで辛いのですが、楽しみに観させていただきたいと思います。
2007年04月28日(土)
「桜蘭高校ホスト部」第26話 これが俺たちの桜蘭祭 (アニマックス)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 240/260 平均 9.2)
れんげさん@吉住梢とエクレール嬢@田村ゆかりで大激突!! 愛と野望の龍虎! というオチを予想した私がバカでした。
満を持して登場、エクレール嬢@田村ゆかり。ラスボスだという事で期待してましたが、「RED GARDEN」の世界からやってきたようなその風貌はむしろ、終わらない物語を終わらせるために遣わされた、冥界よりの調停者。艶のある声色、対立軸にいながら切なさを感じさせるその立ち位置はまさに田村さんの独壇場。
そんな感じで田村ゆかりがラスボスなら思わず何もかも許せてしまいそうになるのですが、ちょっと気になるところはあって。けっきょくハルヒくんが桜蘭高校に来た理由・目的というのが、ほのめかされつつもはっきり描かれなかったように思うのですが。見落としていたら単に私の注意力不足ですけど。とはいえ、あくまでこの作品のタイトルは「桜蘭高校ホスト部」。「藤岡ハルヒの借金」なんてタイトルならいざ知らず(そんな直接的なネーミングがあるか)、この物語が主に藤岡ハルヒという闖入者の目から見た「ホスト部」を描いていたということなら、それはそれで良いのかもしれません。
総点は81点。大きく崩れることもない優等生的アニメでした(いい意味で)。

「怪物王女」第1話 蘇生王女(CBC)感想
評価: 8点[前回比: -](累計: 8/10 平均 8.0)
EDが本編です。
まあ、どうにも「Rozen Maiden」サードシーズンのそしりを免れない初回ですが、面白くなりそうな気配はあるので、次回以降に期待です。皆口裕子さんなお姉ちゃんだけでも見続ける気になるというもの。ただし、地デジでも4:3だったので、次週からはBS-iで観た方が良さそうですね(1日違いだし)。番組表だと「ロミオ×ジュリエット」「おおきく振りかぶって」「怪物王女」が全部同じ枠でまとめられてるのですが、CBC制作の「ロミオ×ジュリエット」だけは16:9そのまま、後ろふたつは左右カットということは……くんくん探偵でなくても犯人の目星がつきそうです。
2007年04月29日(日)
「ハヤテのごとく!」第4話 はぢめてのおつかい〜こちらスネーク。誰も応答しない(岐阜放送)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 40/40 平均 10.0)
ラブ★コンと闘ってください。
困ったなぁ。下げられないよ!(評点を) みたいな。風雲急を告げる学園ドタバタラブコメディ、はじまります。出てくるキャラもみんな魅力的で素敵です。にゃははと笑ってる瀬川泉@矢作紗友里はべりぃきゅ〜と。生徒会長が生天目さんじゃなくてその妹@伊藤静というひねくれたネタが好きです。次回はみゆみゆ登場っぽいし、まったく困ったものです(意訳:困ってない)。
お笑いブームと闘うという天の声に嘘はなく、お約束をお約束としてしっかりやってくれるのがとても心地良いのです。程よく次の展開が読めて、さりげなく先が見えない、微妙なのよバランス。毎回手を変え品を変え、アニメ表現の限界に挑み続ける「ハヤテのごとく!」に死角無し。
「ぼくらの」第1話 ゲーム(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -](累計: 9/10 平均 9.0)
GONZOがまた新境地を。
これはまた……圧倒されるばかりで言葉が見つからない作品です。原作は未読というか、鬼頭莫宏に微妙に苦手意識を持っていて、アニメもスルーしようか迷ったのですが。ジブリアニメではいちばん好きな「猫の恩返し」の森田宏幸監督ということで観てみることに。いや、さすがに、あの雰囲気をこの作品に期待したわけではないですけど。とはいえ、思ったほど心理的負担がなく観られた初回でした。これから先、少年少女たち(主にカナちゃん)にどんな災厄と最悪が降りかかるかと思うと心苦しいところがありますが、物語の目指すところにも興味がありますし、精神の保つかぎり追っていきたい所存です。
「フルーツバスケット」第七話・・・/第八話・・・(キッズステーション)感想
もみっちこと草摩紅葉@齋藤彩夏、懐かしー……っていうか、齋藤さん変わってないなぁ。
そして変わらないのは作品自体の価値も同じ。はとりの過去を描いた第八話は、今観ても感極まってしまいました。「あなたに逢えて良かった」という台詞は、奇しくも「ARIA The NATURAL」が行き着いたテーマでもあります。想いは時を超えて、人を超えて。ギャグパートではこの後、シリーズ中でも屈指の持久走エピソードが待ち受けてますので(たしか第十話だったかと思いますが)、引き続き楽しみにしております。草摩杞紗@名塚佳織嬢の登場も心待ちにしつつ。
2007年04月30日(月)
「びんちょうタン」第1話〜第4話(TBSチャンネル)感想
第1話 評価: 10点[前回比: -](累計: 53/60 平均 8.8)
第2話 評価: 9点[前回比: -1](累計: 62/70 平均 8.9)
第3話 評価: 9点[前回比: ±0](累計: 71/80 平均 8.9)
第4話 評価: 8点[前回比: -1; 次回比: +1相当](累計: 79/90 平均 8.8)
びんちょうタンの誕生びん5月7日だったのね。来週に観るべきでしたか。
CSのTBSチャンネルで放映してくれたので、見逃していた第4話までを視聴。アニアニランドと同じく第9話までで、しかも4:3だったのが残念ですが、まあTBSだから。「REC」のほうはそのうちDVDで観ます。
しかし、この初回の素晴らしさは言葉が出ません。本放映時、環境アニメとか形容されていましたが、それもむべ山灰をタンと言うらむ。台詞がほとんど無くても、ただびんちょうタンの一日を淡々と(むしろ炭々と)描くだけで、たしかに伝わるものがある。後半、妙に大人というか人間の影がちらつくのが気になったのですが、やはり初回を先に観ておきたかったなという思いです。とりあえず総点を77点から79点に上方修正。第10〜12話を観るまではまだ暫定ですが。


