2007年03月03日(土)

「涼宮ハルヒの憂鬱」第9話 孤島症候群・前編(角川エンタテインメント)感想

涼宮ハルヒの憂鬱_5評価: 10点[前回比: +2](累計: 93/100 平均 9.3)

 ゲストキャラの登場人物名テロップにミステリ魂を感じました。「Saint October」とはわけが違うのですよ。

 この巻ばかりは限定版で買わないと意味がないのよっby団長。シリーズ中もっとも楽しみにしていたといっても過言ではない孤島症候群、はじまります。原作では一中編だったこの話、アニメで観ると、まるで前後編でやってくれといわんばかりの構成なのは必然か、京アニパワーのたまものか。私はたまものを討つものだから。
 冒頭からキョンくん妹がついてきちゃう設定変更に作為的なものを感じつつも、それが神(涼宮ハルヒ)の意志というのなら従うのみ。いつもと違って髪をくくらず、スマートな中にも清楚さを感じさせるショートヘアの妹ちゃんに新たな魅力発見。「わたしコーラー!」とか「ピーマンきらーい」とかいう何気ないセリフに深遠な意味が隠されていようとは、まだ誰も知らない、知るよしもない。
 そんなこんなで事件は気づかぬうちに始まっていた。絶海の孤島に目を輝かせるハルヒさん(団長から名探偵にジョブチェンジ)、エセクローズドサークル講義を始める古泉くん。この話のポイントは、犯人は誰か? ではなく、探偵とワトソン役は誰か? ということなのですよ。視点に騙されてはいけない。

2007年03月03日 12:18 [涼宮ハルヒの憂鬱]