2007年03月01日(木)
桃井はるこ「アキハバLOVE」(扶桑社)感想
素晴らしい。ベストセラーばかりが本の価値じゃないけれど。「失踪日記」くらいには売れていい。
もうねぇ、最初の数十ページから読んでて涙が出てきそうになりましたよ。桃井さんの人生は、他の誰でもない彼女だけのものではあるのですけど、私自身にも重ねてしまうところが多々ありました。私なら昔のことを思い出しただけで鬱々ワールドに入り込んでしまうのですけど、それでも桃井さんの筆致は実に冷静で、とっても前向き。何故なんだろうって、それは考えてみれば当たり前のこと。桃井さんが伝えたいと思ってることは、すべて彼女が今まで世に送り出してきた音楽の中に含まれているのですから。「この世のすべて、はじめは妄想」とか、「リアルはあとからついてくる」とか。とくに胸に響いたフレーズが、そのまま桃井さんの生き方の姿勢になっているのですね。想いを言葉に出来る人、他人に伝える術を持っている人は強く優しい。
インターネットに対する評価の変遷も興味深いところ。私もネットという存在にどれだけ助けられたか感謝してもしきれないのですが、その本当の価値は、ネットの上で無ければ一生出逢えなかった、自分に近い思いや趣味を持っている人に出逢えたこと。二次元の価値は至高のものであるのは言うまでもなく、それでもやっぱり、最後には人なんだなぁという想いです。桃井さんもまさに、私にとって同じ時代を生きることが出来て本当に幸せだと思える人。
2007年03月02日(金)
「おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」第10話 サッカーできたらイイナ!(アニマックス)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 96/100 平均 9.6)
思いがけぬ歌ちゃんの「よぉーしガンバるぞー」が出た瞬間、何もかもが無条件で許せてしまいました。[追記]時を超えて届いた想いに感動です(笑)。
無印第5話以来(?)のサッカー部内田くんとマネージャ高橋さん。相変わらず高橋さんの素敵にムテキショートカットだけでも既に頭の中がオフサイド。きーぽんきーぽん。
話としてはかなりムチャクチャというか、歌ちゃんの女子サッカー部がなければ作ればいいのよ! という思いつきに始まって、クロミの黒魔法の意図が不明だったりパパさん監督が出てくる意味が判らなかったり小暮くんがいっけんハーレムに見えて全然活躍してなかったり、あげく黒音符が出たというのに知らん顔でいい話オチにしてしまうとか、わけ判んないんですが。いや〜これも味だよね〜と笑って許せてしまうのは何故でしょうね。個人的には無印よりも数段面白いですよ。殺伐としてた柊様と違って、潤くんがさっぱり敵役らしくないのがゆるゆるっとした雰囲気をかもし出してるのかも。「あの潤くんが!」とか言われる活躍を見せつつ、五分で飽きて昼から眠りの時間になってしまう君が好きです。
「Saint October」第5話 ロリ再戦!エルロックの超リベンジ!(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: +2](累計: 36/50 平均 7.2)
何故に名古屋城……。また荒川稔久脚本かと思いましたよ。山田由香も名古屋出身だったりします?(そういえばアニ横でも書いてたような)
なんとなく面白くなってきたような(吹っ切れたとも言う)。妹のために勇侠青春謳なエルロックさんにしびれたとかいうわけでもなく、くろろりちゃん以上に黒そうなユアンくんの小悪魔のほほえみに夢の扉が開いたということもなく。マイメロに続けて観たのが功を奏した様子。奏したと言っても奏姉ではありません(いいから)。むしろ琴ちゃん希望(禁止)。八武崎さんはあと5年はこーいうアニメに出演されなくていいですからねー(勝手なことを)。
相変わらず変身シーンがどうも好きになれないとか、サブタイトルが超センスを疑うとか、気になるところはありますけど、こういう頭のおかしいノリを楽しめばいいんだとわかりかけてきましたですよ。ノリと言ってものりお姉ちゃんではありません。むしろ雛苺希望、とは言いません。しろろりちゃんといっしょにいちごみるくだとかも決して……。こういことになるからこの作品の感想書きたくなかったんですってば(どう考えても自業自得です)。
2007年03月03日(土)
「ひだまりスケッチ」第6話 7月14日 ひんやり、まったり(BS-i)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 54/60 平均 9.0)
思いがけぬ、ゆのちゃんの「よぉーしガンバるぞー」に心もあったかです(またか)。
先週溜めてしまったので、一週遅れのBS-iのほうを視聴。後提供背景だけあとでプレイリストにして結合するのです。
しかし、BSの16:9画面のせいかどうか、妙に生々しい絵でした。ほんわかアニメを装っていながら、実はとんでもない作品なんじゃないかと思えてきましたよ。それこそ、サナギの下に何が隠れているか判らないように。個人的には、こういうののほうがよっぽど怪談です。あのシーンまで実写だったら衝動的に見切ってしまうとこでした(いや戯言でなく)。
「涼宮ハルヒの憂鬱」第9話 孤島症候群・前編(角川エンタテインメント)感想
評価: 10点[前回比: +2](累計: 93/100 平均 9.3)
ゲストキャラの登場人物名テロップにミステリ魂を感じました。「Saint October」とはわけが違うのですよ。
この巻ばかりは限定版で買わないと意味がないのよっby団長。シリーズ中もっとも楽しみにしていたといっても過言ではない孤島症候群、はじまります。原作では一中編だったこの話、アニメで観ると、まるで前後編でやってくれといわんばかりの構成なのは必然か、京アニパワーのたまものか。私はたまものを討つものだから。
冒頭からキョンくん妹がついてきちゃう設定変更に作為的なものを感じつつも、それが神(涼宮ハルヒ)の意志というのなら従うのみ。いつもと違って髪をくくらず、スマートな中にも清楚さを感じさせるショートヘアの妹ちゃんに新たな魅力発見。「わたしコーラー!」とか「ピーマンきらーい」とかいう何気ないセリフに深遠な意味が隠されていようとは、まだ誰も知らない、知るよしもない。
そんなこんなで事件は気づかぬうちに始まっていた。絶海の孤島に目を輝かせるハルヒさん(団長から名探偵にジョブチェンジ)、エセクローズドサークル講義を始める古泉くん。この話のポイントは、犯人は誰か? ではなく、探偵とワトソン役は誰か? ということなのですよ。視点に騙されてはいけない。
「Kanon」第22話 追想の交響楽 〜symphony〜(BS-i)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 209/220 平均 9.5)
奇跡がっ……。
ついに祐一くんの過去への旅も終着駅。もう、ひたすらに切なくて辛くて。この列車は車庫に入ります、ご乗車になれませんのでご注意ください……と思われたその瞬間、折り返し快速列車奇跡行きとなります、とのアナウンス。そのためのスイッチバック、今はもうない大きな木。
祐一くんが過去を取り戻す代償に、ひとり減り、またひとりと減っていった少女たち。秋子さんは少女じゃないので大丈夫です!(なんてことを!!) ついに名雪までNHKにようこそ。最後まで残ったのは心の友、北川くん。この子はホントいい子ですね。祐一くんはみんなから祐一くん祐一くんとよばれてるのに、北川くんは誰からも「潤くん」とかよばれないあたり小暮くん以上に憐憫の情を誘います。北川くんが主役となって、香里さんから「潤くん」とよばれるという世界も、この広い平行宇宙の中でどこかにあるに違いありません。奇跡はきっとあるよ。
「おとぎ銃士赤ずきん」第34話 ヘンゼルとグレーテル(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 302/340 平均 8.9)
「おにいちゃんが妹を傷つけるなんて、そんなのダメだよ!」なんと説得力のあるセリフでしょう、赤ずきん@田村ゆかりさん。
TVシリーズとは直接の関係はないとはいえ、小説版でもフィーチャーされていたヘンゼルとグレーテルのお話。また草太くんが謎の力を発して助けるのかと思いましたが、あくまで愛と勇気の女の子パワーで押し切るのが正しく女児向けですね。おでん缶モード? 気にしちゃダメです。
妹をまもるために力を欲した兄と、そんな兄のそばにいるために力を持たざるを得なかった妹。しかし、事ここに至って「必要ない」が出てしまったヘンゼルに、グレーテルは魔法を捨てて普通の女の子にもどります。もどってまもってグレーテル。グレーテルが赤ずきんからはんぶんこしてもらったビスケットを、またヘンゼルにはんぶんこ。はんぶんこのはんぶんこ、1/4の純情な愛情がヘンゼルにもきっと伝わったことでしょう。
そしてバルディッシュ……もといサンドリヨンの杖暴走。深手を負ったヘンゼルとグレーテルを置いて、サンドリヨン城へ旅立つ三銃士たち。これはもう、三銃士たちがサンドリヨンに苦戦して窮地に立たされるところに、ヘンゼルとグレーテルが颯爽と現れて助太刀するという黄金の展開が目に浮かぶようです。わくわく。
「アニメる!?」(メ〜テレ)感想
みゆみゆー!
田中理恵・松来未祐・小清水亜美の声優三人が、ファンとのライブチャットを行いながらトークをくり広げる声優バラエティ番組。番組進行のテキトーなノリが素晴らしい。チャットの端々にアニメネタが混じるのも不覚ながら笑ってしまいました(しかもテレビ愛知の放映作ばっかり)。そして何を置いても松来さん。番組の最後を飾るものまねしりとりコーナーで、誰もが予想しながら普通には出来ないことをあっさりとやってのける、そんなみゆみゆが大好きです。レギュラー番組化希望。ここは敢えて、一局放映のままでしばらく続けて草の根で話題になるのを待つというのも手かと思うのですよ。目指せ声優番組の「探偵!ナイトスクープ」。
2007年03月04日(日)
「アニメギガ」(NHK BS2)感想
「アニメる!?」に続けて観ると、さすがのNHKクオリティに安心感。
こちらは定期的にやるみたいで、記念すべき第1回目のゲストは声優・山寺宏一さん。これだけ多方面で活躍されつつ、「声優」と名乗る山寺さんはまさに声優の中の声優。尊敬します。
キャスト表を見なければ誰がやっていたか判らないくらい多彩な声を演じ分けられることと、聞いて一発で「この声はこの人しかいない!」と判ること、そんな相反する二つのことを両立させるというのが、本物の声優というものなのかもしれません。山寺さんはもちろん、これからももっとそんな人が出てきてほしいと思います。
山寺さんが落研に所属していたというのは初耳。今更ながら、この方こそ「落語天女おゆい」に必要だったような。
「ぱにぽにだっしゅ!」第二拾一話 鬼に衣(岐阜放送)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 201/210 平均 9.6)
……はうはうって、何?(bpsの予告?)
これはまた、アニメ史に残るもんが来ましたね。沢城みゆき嬢の演技力に聞き惚れていたら、実は斎藤千和さんが殊勲賞だったという。「自分と違う人物を演じる」という今回のテーマにもぴったりはまって、改めて声優さんは偉大なり。
沢城さんは元々、ものすごく聞き分けの難しい方で。個人的には皆川純子と双璧です。そして、どっちも男の子声のほうが好きという共通点もあるのですが……(皆川さんだと中林義貴@これとか)。今回の芹沢茜のツッコミが一部小暮くんみたいでちょっと好感度アップ(それは今回のテーマ的にいいのか?)。あ、黒薔薇男爵は「男の子」じゃありませんので。
「月面兎兵器ミーナ」#03 やくそくの魔球(BSフジ)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 27/30 平均 9.0)
なんたるチア……。
これはいい、面白いですよ。観るたびに演出がツボに入ってきます。女子高生スポーツアナという設定から、自分の学校の野球部を取材、そのエースは幼なじみという展開の仕方が見事。前回のプロレスがお約束肯定だとしたら、今回はそれにプラス、さわやかに青春。現実の野球はあまり興味ないけど、野球マンガや野球アニメはけっこう好きな私には格好の題材でした。……はいはい、誰ですか、お前が興味あるのは幼なじみとか妹のほうだろうってツッコミを入れるのは。まあ、羽蝉ナコル@花澤香菜はなんかなんか素晴らしい娘でしたけどね。さやわかに青春。
「ロケットガール」第2話 アッセンブリ -assembly-(WOWOW)感想
評価: 9点[前回比: +2](累計: 16/20 平均 8.0)
早々に見切ろうかと思ったけど、逆ポーランド演算に思い切り吹いたので。「二度と普通の電卓が使えない体にしてやる」て。
まあ嬉しい誤算という奴ですか。思った以上に頭のおかしいハイテンションな作品のようです。ほとんど怒鳴りっぱなしの森田ゆかり@仙台エリを見ているだけでも楽しいですし。みんなからゆかりちゃんゆかりちゃん言われてるのを聴くと幸せな気分になれますね。初見時はまた川澄かと思ったんですが、なるほど仙台さん、思い起こせば今までもけっこうテンションの高いキャラをやられてましたし、さらに一段高いステージに上がられたようでメリー・イグニッション。どうやらいじられキャラの道が開けたっぽい安川さん@田中一成にも思い切りツッコミを入れてくれることを期待します。
ストーリィ展開的には、引っ張るかと思ったゆかりちゃんのお父さん捜しもあっさり解決してしまって、しかもその父親との約束で宇宙に行くことを目指すという、遠回りなのかなんなのかよく判らない動機づけですが、まあ、あまり深く考えず楽しめばいいのかもしれません。個人的には「プラネテス」より「パトレイバー」を彷彿とさせるのですが。ゆうきまさみのマンガに、マツリちゃんみたいな娘の出てくる作品があった気がするし。
「世界名作劇場レ・ミゼラブル 少女コゼット」第9話 テナルディエの悪だくみ(BSフジ)感想
評価: 9点[前回比: +1](累計: 79/90 平均 8.8)
メイエさんが本当に改心したのか疑ってしまった私を罰してください。
なんか先週は辛い話らしいということで観る勇気が出ず、今週2話続けて観たんですが……。辛い目に遭うのはファンティーヌだったのですね。だったら(おい!)。いや、どうもこの人にあまり同情できないんですよね。自分のことを棚に上げてるようで我ながら身勝手シンキングだとは思うのですが(沈むぞ)。
しかし、10フラン必要だというところでエポニーヌ夫妻のような悪知恵が働かず、愚直にそのままの金額を言ってしまったり、コゼットにあげた(と思っている)スカートのおかげでなりすまし詐欺に気づかなかったりと、嫌らしくも巧いシリーズ構成ですね。ようやく事態を知ったマドレーヌ市長が自ら乗り出そうとするも、ジャン・ヴァルジャンの疑いをかけられた男の裁判の話を聞きどうすれバインダー。次回もコゼットちゃん、ふぁいとっ、だよっ。
次回予告。やっぱり視聴者目線で語ってるのか……。写真より携帯端末があれば。ジャベールより写メール(商標です)。
2007年03月05日(月)
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第10話 お菓子を作ろう☆プリンセスパーティ(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 203/230 平均 8.8)
リオーネが「レイン、ファイン」ってよんでるー!(だから何)
懐かしいなぁ、「パラダイス・プリンセス」。もしも山に創作おしるこ……遭難します捜索隊出動の準備を(それは不敬罪に当たりますよbyユーフェミア殿下)。てなわけでスウィーツ探検隊。アルテッサから送られた塩を、おすもうさんに砂糖と交換してもらって……。この頃のプロミネンスの回りくどさというのがけっこう好きな私です。まあ、こういうので一年話を回していくというのも難しいんでしょうけど。シコ踏んじゃって地面が揺れて、飛び上がるプリンセスたちがなんかかわいかったです。
と思ったらアルテッサに意外な副作用。スウィーツプリンセスパーティの冠に反して苦い結果に。さとうはさとうでも今回は甘くなかったわけですか……。それもまた、ふたご姫の成長の道標。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第11話 マジ修行☆もっとすてきにプリンセス(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 212/240 平均 8.8)
プリンセスグレイス@皆口裕子さん! やはりいつ拝見しても神々しい。
前回の経験をバネに、ふたご姫すぷりんぐはずかむ。こんなとこで早くもふたご姫ねこねこもーどがっ。修行の成果で、家庭教師の面々を次々と病院送りに(違)。まさに減点パラダイス。それもプロミネンスの伏線だったというのが相変わらず感心する筋運びです。オメンドを助けるあたりは微妙に「奪われた 仮面」を思い出してしまいましたが(オメンドはネコですか)。ルルくんならそこでメモメモしてますよ(違)。ともあれ、キャメロットさんにもプリンセスの使命が伝わってよかったダ〜ンス。
それにしても反逆のエクリプス……もといシェイドは何やってますか。よその国の王室に勝手に入り込んで、どう見ても不審者です。とりあえず、プロミネンスの秘密を探りたいなら、ふたご姫の寝室に盗聴器と隠しカメラを山ほど仕込まないと(あなたを犯人です)。
「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」第8話 たたかえ聖桜生徒会!(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 73/80 平均 9.1)
唐突にハリセンで武装しだしためいちゃんに今回もまっすぐゴーです。
このアニメまで時限制にっ。しかも「まほろまてぃっく」より単位が細かいですよ。思った以上に女狐だったブラック学園長先生……もとい理事長@久川綾、油断なりません。
学園祭の中止を中止にしようと(ややこしい)奮闘する聖桜生徒会。学美ちゃんのアジはその文言、どっから引っ張ってきたんだと思いましたが。数世代前の地層から発掘された黒板でも参考にしましたか? というのはともかく、そんな生徒会の面々に反してテンションの低い一般生徒たち……という構図は見ててあまり気持ちのいいものじゃありませんねぇ。まあ、彼女たちなら何とかしてくれるに違いありません。そうだそうだ、めいちゃんならだいじょーぶ。
2007年03月06日(火)
西尾維新「刀語」 第三話 千刀・ツルギ(講談社BOX)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 25/30 平均 8.3)
まにわにのファンが増えそうです、いい意味で。
序章から巫女みこ言ってたり、「みたいなっ」が出たりと、いやがうえにも期待して読んでみたら。まったく、どこまでも一筋縄ではいかない作家ですね。絶対、読みを外して喜んでるでしょう。みんな、あいつの手のひらの上で踊らされていたんだ……、ただしカレイドステージ! みたいなっ。ロゼッタみたいな天才剣士少女の登場が待たれます。……冗談です当分(時限制かよ)。とがめさんが恥ずかしい台詞を言っていたと知れるまで、あと2巻。とりあえず映像化するとしたらCV:平野綾でよろしく。
「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第48話 ハッピーの花☆シェイドの宝物(BSジャパン)感想
評価: 8点[前回比: +1](累計: 428/480 平均 8.9)
これなにクイズにツッコミどころがないと逆に寂しい。
BGMに、無印第一期のEDをアレンジした曲がかかってしんみりしたり(今、佐藤順一アワーで後追いしてるとこですけど)。あぁ、二年続いたふたご姫シリーズも終わりが近いんだなぁ……という。だから今回サブタイにもなってるシェイドのことも、そういう視点で捉えるべきなんでしょうね。はじめのころは誰にも頼らずひとりで星を救おうとしていた彼も、今やいっしょに汗を流してくれる仲間がいて。花は小さくても、立派な命。この作品の感想には、赤ずきんアルテッサ@水橋かおりに週末朝(地上波準拠)の三大女児向けアニメがひとつになる瞬間を見たなんてネタは必要ない……。
2007年03月07日(水)
「カレイドスター」第18話 ユーリの すごい 罠(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 157/180 平均 8.7)
っていうか、あのふたりはどうなったっぽいんでしょう……。まさかとは思うけど、このまま見えなくなったりとかします? ジュリー@大森玲子は好きだったのに(「は」って言うな)。関係ないけど「みえる」を敬語として使うのはどうも名古屋弁っぽい。
よもや、こんな段階でカレイドステージが存亡の危機に立たされるとは。四クールの予定が諸般の事情により二クール未満で打ち切りとかいうわけでもないでしょうに(やめなさい!)。しかし、ユーリがカレイドステージを裏切った理由がこんなしょうもないものだとは思いませんでしたよ。佐藤監督作品にこんな小悪党など必要ない……。いや、やっぱりあとで救済されるのかも知れませんけど、まあいいや。そんなことより次回はレイラさんでありますよ。ついに自分の気持ちに正直になって、そらと同じステージに立つ喜びを認める。やっぱり すごい いいひと。彼女の去就こそ、今後もっとも注目されるところです。
「おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」第11話 潤になれたらイイナ!(アニマックス)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 106/110 平均 9.6)
美紀ちゃんの両親ってこれが初登場? 相変わらず濃いキャラしか出ないアニメです。
ここんとこ、音符集めがないがしろにされるにも程がある気もしますが、そっちのほうが面白いんだからどうにも。ないがしろだけに無いが城、そろそろ動くアホ御殿の出番でしょうか(ありそうで怖い)。
兄に対抗して恋人捜しの潤くん、なんだかんだいって、けっこうみんないい感じだったような(真菜ちゃんも?)。いや、真菜ちゃんも新手のツンデレとしてけっこう脈ありと見ますよ私なら(だからあなたはダメなのです)。真菜ちゃんらぶ。そんなことより今回は歌ちゃんなのですよ。夢の扉が開いたというマイメロ報知器に「先に行ってて」と買い物優先の歌ちゃん。そのデパート、ふっふ〜♪ なんてCMやってるとこだったりして、とか思ってたら、まさかの急展開。ついに血を分けた柊兄弟が血で血を洗う修羅場に突入ですか。いや、車で通りがかった柊先輩がよく音が聞こえたなとか、あんた、前クロミにギターは得意じゃないって言ってなかったっけとか、そんな疑問は「柊先輩だから」でシャットアウト。聞こえる聞こえる、音程の狂ったギターの音が(柊先輩が聞いたら怒るぞ)。傷つきハートの潤くんに、そっと歌ちゃんハンケチーフ。ラブリー笑顔にフォーリンラヴ。小暮くんご愁傷様。男ふたりの友情(あるのか? そんなもん)の行方も気になります。
2007年03月08日(木)
「ぱにぽにだっしゅ!」第二拾二話 槿花一日の栄(岐阜放送)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 211/220 平均 9.6)
ベッキー@斎藤千和のうしろに「恥ずかしいセ○フ禁止中」て。鈴音さん@広橋涼のうしろにも何かネタを(でっかいお世話です)。
カオスって言葉は純粋に学術的な意味以外ではあまり使いたくないんですが、これはもう仕方ないですかね。もう勘弁してください。ちなみに、ひらがなだと寒鰤屋の接頭語だったり。むしろ先カンブリア紀。あるいは戦艦ブリリアン。ブリリアンさんの友達はエイリアンさんなんですよね。エイリアン部下@杉田智和の憂鬱。学園シミュレーションゲームのCGが長足の進歩を遂げる中、ヤシガニを屠ってみる張り紙に、いつの時代も変わらないものはきっとあるよと遠く空を仰ぎ見ます。アニメ業界の明日はどっちだ。
2007年03月09日(金)
「ネギま!?」#23 「ちょっとそれはないよ、ネギく〜ん」 by裕奈/「そやで、うちらパートナーやんか!」 by亜子(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 219/230 平均 9.5)
「人数が多ければ、初心者でも大きな力を発揮できることがあるって、魔法書に書いてあったのよ」っていう早乙女さんのセリフがちょこちゃんっぽい(まさか、この期に及んで狙ってはいないでしょうが)。
斎藤千和がラスボスという、それだけでもはやすべてが許せてしまうのですが……。アーニャ@斎藤千和の虚栄心、ネギに対する羨望、そして目の当たりにする3-Aの結束力。巧い具合にパズルをはめ込んだという感じですね。いや、ネギくんが好きとかあんまり関係なく、あんたら好き勝手にやってたような気もしなくもないのですが。そんな疑問もエヴァちゃんと茶々丸の仮契約ですべてが吹き飛びましたよ。照れてるエヴァちゃんがもう。ゆえゆえ、ぴんちっ。エンディングでひたすらグーを出し続けるモツのように、ぐっどだよ、ぐぅ〜っど! と言わせていただきましょう(恥ずかしい台詞禁止)。
ちなみにBSジャパンでも「なかよし」のCMが。いいじゃないですか、まもってなんちゃらポップでも入ったんだし(そりゃ掲載誌ですから)。
2007年03月10日(土)
「涼宮ハルヒの憂鬱」第10話 孤島症候群・後編(角川エンタテインメント)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 102/110 平均 9.3)
再現フィルムの凝り方といい、マニアックなネタを仕込みながら見せ方がスマートな京アニ作品が好きです。
そして本筋も、実に綺麗にまとめてきましたね。ちゃんとハルヒさんが「名探偵」(ただし木更津悠也!みたいな)してますよ。めいたんていツンデレだから。そのぶん長門有希の小粋な活躍が目立たなくなってて、ファンの人には不満かも知れませんが。まあ、それがこの時空平面上の必然。あくまで涼宮ハルヒという個性を立たせるアニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」(第一期<願望)としては納得のいく構成だと思います。妹ちゃんの「ピーマンきらーい」もホントに伏線に効いてきて見事。夏だなぁ。
映像特典では原作者・谷川流氏とイラスト・いとうのいぢ氏のお姿が。のいぢさんが女性だとは思いませんでしたけど、谷川流はなんか想像してたとおりでした、いい意味で。そして平野さんはやっぱり「DEATH NOTE」のエンディングコーナよりこっちで観る方が素敵です。
「Kanon」第23話 茜色の終曲 〜finale〜(BS-i)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 219/230 平均 9.5)
ふぁいとっ。
なんと驚きの、沢渡さん(大)登場<朝比奈さん(大)みたいに言わない。救急車をよばずに家に連れ込むというのはキョンくんとしてツッコむところではないでしょうか(人違いです)。なんて戯言もはばかられるくらい、圧倒的なフィナーレ。グランド・フィナーレ(禁止)。
守れなかった約束。守れなかった人々。思い出せなかった記憶は、忘れられない思い出。この物語はしかし、哀歌ではなく賛歌だったのですね。幾千の奇跡と幾万の日常を包み、町は今日も眠りにつき、そして新しい朝がくる。そんな街で、生きていく人々。
残り一話。何をやってくれるのか想像もつきませんが、楽しみにさせていただきます。
「劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢」/「劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」(キッズステーション)感想
四月一日くん@福山潤のツッコミ懐かしー。
ということで劇場版xxxHOLiC(初見)。制作はTVシリーズよりこちらのほうが先ですが、さすがにメインキャラは全然変わらず、四月一日と書いてわたぬきくんと百目鬼くんのかけあいは既に完成された漫才の域に達してます(漫才って言うなぁ!)。作品全体の雰囲気は多少違うような印象を受けましたど、このくらいの振幅は本作にとって許容範囲のような気も。一見して受ける印象とは逆に、実際は「ツバサ」よりこっちのほうが世界観的に上位概念なんですよね。基本的な舞台は日本の一都市に限定されてるけど、描いている人間の心の広がりは無限大。だから、究極的にはどんな世界観をも許容できる。だから、西尾維新のノベライズだって許容される(いや、世間的には「DEATH NOTE」のほうの評判しか聞かないので、なんとなく)。
さて同時上映はおえかきモコナ……もとい、Production I.G. によってリメイクされた「ツバサ・クロニクル」です(それも違う!)。EDテーマが牧野由依なのが今聴くとARIAちっく。終わりよければすべてよし。逆に言うと(以下略)。
「まほろまてぃっく」第9話 ライムライト〜Limelight〜(BS-i)感想
評価: 9点[前回比: +2](累計: 81/90 平均 9.0)
まほろさん、冗談です半分。
ありとあらゆる運転免許を取得してるまほろさんに憧れます(「乗馬」なんて欄、ホントの運転免許証にあるの?)。それも、かつての任務のため……ということを考えると切なくなりますが。今このときのちゃーみんぐな私服姿に目を奪われつつも、やっぱりつきまとう黒い影が気にかかります。どうしてもこの手の、表面はコメディでも設定が重い作品って苦手なんですよねぇ。それを思うと、そんなことを全部忘れさせてくれる式条先生のような存在はたいへんありがたいものなのかもしれません(冗談です全部)。
2007年03月11日(日)
「妖精姫レーン」お宝コケたらみなコケた/お風呂が空をとんでいた(AT-X)感想
第1話冒頭、いきなりレーン@高橋美紀が「ネギま!?」とか言ってて大笑いしてしまいました。しかも第2話にもリーン@久川綾のセリフに出てくるし。
大地丙太郎監督の初期作品……。いきなり暴走しすぎですぅ。10年は時代の先を行ってるような。EDキャスト見るまでCV:山寺宏一と気づかなかった主人公、何言ってんだかさっぱり判らないキャラクタ、ふたごなんてキャラ立てとしてヌルいと言わんばかりに増殖する姉ちゃんズもといNature's@岩坪理江、めがねっこ幼なじみな真理ちゃん@こおろぎさとみ(何)。存在しない第3話の次回予告が哀愁を誘います。ららるーららるー。
しかしまあ、私が子供のころにいちばん好きだったアニメと言えば、間違いなく「こどものおもちゃ」であるわけでして、本作がその前段階であるという捉え方をすれば、いろいろと感慨深いものがあります。懐かしや、「こどちゃ」の略称のアクセントをめぐって、同級生の女の子と激論を交わしたあの日(誇張表現)。
「ひまわりっ!!」其の九 昨日の友は今日の敵(ファミリー劇場)感想
評価: 9点[前回比: +3](累計: 68/90 平均 7.6)
ミサミサ@DEATH NOTEに引き続き、しきみさん@平野綾さんの「サイテー」も最高に素敵でした。
やっぱり、この作品は適当にはっちゃけてくれたほうが面白いです。壮大な伏線がつながってきたように見えて、細かいところは全然つじつまが合っていないところが素晴らしい。あざみちゃん@白石涼子が珍しく私の情報以外で活躍してたのも見どころ。
「ロケットガール」第3話 ランチパッド -launch pad-(WOWOW)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 25/30 平均 8.3)
木下さんに泣かされたっ。
むう。想像以上に振幅の大きい作品ですね。わがまま現代っ子なゆかりちゃんが相変わらず超絶かわいいと思って観ていたら、かわいいが正義なだけじゃなかった。宇宙ものの名を借りたドタバタコメディと思わせて、その実ちゃんとマジメに人々の夢を描こうとしてるのかも知れません。ゆかりちゃんというひとりの人間にとってはちっぽけな一歩、でも人類にとっては大きな一歩。研究所にいるそれぞれに秘めた想いがあって。星を見上げるとき、人はみな、胸に大きな野望を抱くことが出来る(恥ずかしい台詞禁止っ!)。ということは、安川さんも今後きっと活躍の場があることでしょう、そうに違いありません。
「世界名作劇場レ・ミゼラブル 少女コゼット」第10話 迷いのマドレーヌ(BSフジ)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 88/100 平均 8.8)
机に身を乗り出して神父さんに手紙を差し出すコゼットちゃんがかわいすぎる。これに反応しない奴は○○じゃない(○○?)。もう神父さんは転勤といっしょにコゼットちゃんを連れて行くべきだと思います。
例によって本編はら〜ららら、ららら〜(アイキャッチB)なので感想略。次回予告、「格差社会とか、勝ち組負け組とか」。このアニメ、次回予告の突き抜けた面白さは「おとぎ銃士赤ずきん」に匹敵するかもしれません。
「ひだまりスケッチ」第7話 10月12日 嵐ノ乾燥剤(BS-i)感想
評価: 8点[前回比: -1](累計: 62/70 平均 8.9)
台風の日になるとピザを頼むゆのっち。配達員さんへの嫌がらせでしょうか。
シロナガスクジラ609円。国際捕鯨協会への挑戦でしょうか。
大家さん@沢城みゆきの煙草が地上アナログのアスペクト比だと大半見切れてる。新手の規制でしょうか(むしろ好ましい)。
相変わらず興味深い素材ではあるのですが。「ぱにぽにだっしゅ!」や「ネギま!?」が割と何も考えずに楽しめる新房作品なのに比べると、こっちは出来がいいのが観ててなんか悔しいと思うのは何故でしょう(単なる自問なので答えないように)。没入感が薄いのですよ。実写が多用されるのが実写アレルギーとしては性に合わないのかもしれませんが。とりあえずは、吉野屋先生@松来未祐ふぁいとっ、ということで。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第12話 タネタネの国☆ちっちゃいって大変(AT-X)感想
評価: 7点[前回比: -2](累計: 219/250 平均 8.8)
初期のティオはキャラ濃いなぁ。
このーきなんのき、きになるキー。この番組はAT-Xなのでどこの提供でもお送りしていません。ただし提供背景はそのままでー(佐藤監督風)。
そんなこんなでタネタネの国が大変なことにっ。民衆たちは水乞いの踊りで国威発揚、原住猿は迫害されて食糧難。国王は人の話を聞かない、独裁軍事国家でした。……この作品でそんな殺伐とした話は観たくなかったのですが。レイン怪獣じゃないもんっ。みたいな話を希望。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第13話 こわ〜い森☆ちょっぴりドキドキの体験(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: +3](累計: 229/260 平均 8.8)
なんたる倒錯、と思ったらバクの仕業かっ!!
えー、私、こう見えてレイン派なのですが(あ、知ってました?)、今回ばかりはファインが大変なことにっ。エクリプスにLOVELOVELOVEが見えちゃったファインに、こっちもどき☆どきが止まりません。前回と今回で、レインとファインのふたりをお姫様だっこのエクリプスはレインの想像した以上の重罪人。私はあなたによく似た人を知っています、それは月の国のプリンス・シェイドと申しまして……と、ジャベール警部並の執念でもって告発したい気分でいっぱいです。
そして出ましたブライト様のファインびいき。それに気づいた様子のレインも切なくてもう。そんなふたりのらぶらぶ成分多めでお届けしております無印ふたご姫ですが、まあ最終的な結末は判っているので安心して見守りたい所存です。ふたご姫に修羅場など必要ない……!
2007年03月13日(火)
「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」第9話 わたしたちのうた(AT-X)感想
評価: 8点[前回比: -1](累計: 81/90 平均 9.0)
自分で切望しておいて、林原めぐみの声に気づかないとは……。聞き返せばたしかに。
ということで今回は自分に減点1です。めいちゃんが恩田赤(原作)みたいになりそうでドキドキしたとか言おうと思ってた私はもうどうしようもないですね(だから書くな)。
生徒会(執行部)の一員でもない桃葉ちゃんが起こしたさざ波。第1話のまなびちゃんの校歌に乗せて流れる、生徒会のみんなが過ごした日常と、対比される新しすぎる校歌。めいちゃんとむーちゃんの心に起こった変化。いますぐには現状は変わらないけれど、それでも少しずつ動き出す。展開としては文句はないのですが、どうも、めいちゃんのときほどではないとはいえ、観てて心苦しいアニメですね。そこかしこにトラウま!? 発動装置が仕掛けられてるような。何ですか、いまさら自分の行動の結果に後悔してるとは言わせませんよ自分。いやいや、決してそんなことは。座右の銘は「後悔だけはしたーくーなーいー♪」ですからね(嘘)。やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいいなんて……そんな経験は山ほど……(恥ずかしいネガティブ思考禁止!)。
まあ、未来が大切というのは否定しないにしても、今このときを大事にしないことには何も始まらないということでしょうか。右そのつぎ左と、しっかり安全確認してから、まっすぐゴーなのです(れれ@広橋涼?)。
「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第49話 ふたごVSビビン☆最後の対決!(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: +2](累計: 438/490 平均 8.9)
ブラッククリスタルキング、エフェクトかかってても明らかにあのお方です。むしろこっちこそ、これなにクイズの最終回にふさわしかったような。
ということで、なんかもう若本キングが強力すぎてなんでも良くなってしまったのですが……。ロイヤルワンダー学園、ホントにブラック学園に吸収合併かと思いきや姉妹校提携だそうで。しかし姉妹校とか姉妹都市とか、どうして兄弟とか兄妹じゃないんでしょうね、というのはともかく。プリンセスフォトの姉妹もどっちも妹さん(推定)がレインだったのはなんでなんで?(むしろ好ましい) ビビンちゃんなかよし計画の成就は言うに及ばず、プリンセスやプリンスたちの将来の夢とか、ちゃんとフォローされてたのも良い感じでした。がんばるルルとかも。
2007年03月14日(水)
「カレイドスター」第19話 家族の すごい 絆(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 167/190 平均 8.8)
ケンくん、ふぁいとっ、だよっ。
うぅむ、そらたちの置かれた状況とは裏腹に、いよいよ調子が上がってきたといったところでしょうか。カレイドステージ復興を目指すそらたちのために、ルーシー@千葉千恵巳という助っ人が!(違います) はいはいはーい、質問でーす。彼女の再登場はありますか?(答えなくていいです)
新たな生命の誕生と、育まれる絆。そらが名づけた妹の名は、ゆめちゃんですか。魔法遣いには大切なことです。そら@広橋涼だけに。……いや、カレイドスターはある意味、舞台の上では魔術師みたいなものだという意味ですよ? 他意はないですよ。えーと、つまるところ私も、まだ自分に妹ができることをあきらめてはいないのです(最悪な話の逸らせ方だな)。
「カレイドスター」第20話 ゼロからの すごい スタート(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 176/200 平均 8.8)
ロゼッタ、君を待っていた。やっぱりロゼッタちゃん@水橋かおりとそらはメル友だったのね。驚かせようと思って、メールの返信も出さずにこっそり来ちゃった、とかいうことじゃなくてよかったです。
そしてサラさんもカンツォーネならぬチャンコーネ修行の旅から帰還(3点)。フールの存在意義がだんだん判らなくなってきた気もしつつ、いや、そもそも最初からずっと判んないままなんですけど。面白ければそれでいいのです。
何であろうと、なりふりかまっていられない一同。そら、やけにレイラさんのことを気にしてるっぽい(ぽい?)のが気にかかりますが。着ぐるみのシーンには某美少女海洋バトルアクションアニメを思いだしてしまったのが不覚。
最終的には、この遊園地全部が私達のステージよ! ということで……。許可もらってなかったのかよ! まさに綱渡りのステージ。結果的には概ね好評のようで何より。しかし、なりすまし詐欺の電話の主が気になりますね。これもユーリさんの仕業というなら、ホントに誰かに操られてるんじゃないのブラックユーリさんとか思ったのですが。サラさんはカロスの仕業と言いつつも、真相は不明。謎の仮面の人との関係も気になります。次回予告の「仮面スター」って呼称がなんか面白いんですが。ウサミミな人か、はたまたねこみみ姉妹か。さてさてさて。
「おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」第12話 かまってくれたらイイナ!(アニマックス)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 115/120 平均 9.6)
まさか夢野家がアホ御殿になるとは。
なんのこっちゃいむ。マイメロちゃいむ。小暮くんも潤くんも出てこないなんてっ。明るくてきゅーとなラブコメディがそれでいいのかっと言いたくなりましたが、壮絶な寒風戦隊ダジャレンジャーの果てに、テーマは家族愛というわけの判らない回でした。バコ、甘えてばかりでごめんね(古いぞ)。すずお母さん@笠原弘子が出てくるたびに皆口さんじゃないのが気にかかるんですが(まだ言うか)、ダジャレ好きな人に悪い人はいないということで(ほほぅ)。
「苺ましまろ」第1話 バースディ(AT-X)感想
評価: 10点[前回比: -](累計: 10/10 平均 10.0)
AT-X、いくら素材の味を大事にするからって、BS-iテロップまでそのまま流さんでも。
それはともかく、ついにCS降臨ですよ。言うまでもなく原作既読。これはしかし、凄まじい……。数十秒おきに意識が飛びそうになりましたよ。原作のギャグマンガとして特異な「間」を、アニメとしてこういうふうに表現できるとは。見るものの陶酔感をいざなうこの空気、佐藤卓哉恐るべしです。UFOが空から墜ちてこなくてもできるもんですね。
キャラクタについてはもはや言うことなし。番組紹介で、ことさらに「短大生20歳」という設定を強調されてる伸恵お姉ちゃん@生天目仁美も含めて大好きです。もちろん、かわいければなんでもいいのです。そういう価値観が理解できる人だけが観るべし。私はとりあえずOVA購入決定だっ。
「月面兎兵器ミーナ」#05 ミーナに赤札?(BSフジ)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 46/50 平均 9.2)
ヤバい、このアニメ本気だ……。
前々から感じてたのですが、この作品、やけに心地良く観られると思ったら、部分的に「カレイドスター」のノリを導入してますね。ミーナの直情径行は苗木野そらをほうふつとさせますし、名無しがだんだんフールに思えてきました(本人、故意かどうかはともかく)。そしてついにロゼッタ登場です(違)。いいなぁ、小鳥遊由宇@こじまかずこ。小雪ちゃん@くじアンでの破壊力の強さも記憶に新しいところですが、今回はツンデレ小学生という新しいジャンルを開拓。ランドセルはデフォルト装備、天才子役という表の顔に隠された二面性、さらにうさみみ&アメリカンクラッカーでわーたしさくらんぼ。若干やり過ぎの気もしないでもないですが、良きかな良きかな。アニメの世界に、レッドカードなど必要ないのです(恥ずかしい台詞イエローカード!)。
2007年03月15日(木)
「月面兎兵器ミーナ」#06 露天風呂のソコ(BSフジ)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 55/60 平均 9.2)
毎回構図おんなじなミーナの家のシーン。さすが皆口さんなお母さんだけあって、ミーナの外泊もあっさり了承。
一度ツボに入ってしまうと、もう何もかもが楽しくて仕方ありません。これぞ愛と死の湯けむり地獄(違わない?)。お約束って素晴らしい。そろそろタライは日本が世界に誇る伝統芸能として重要文化財に指定してもいいんじゃないでしょうか。使用権はパブリックドメインで。修正BSDライセンスでもいいけど(著作権表示はドリフと新房昭之の連名)。
しかし、「お・や・く・そ・く」で済ますと書くことがないのが困りもの。あえて高望みをすれば、前回との話のつながりが少し薄かったかなと(最近、最優先コードの作品以外は隔週で2話連続視聴したほうがテンション上がることに気がついた)。いや、由宇ちゃんを出せと言ってるわけでは決して。一クール未満なのが悪いんだとは思いますけどね。もお、深夜の日本名作劇場と称して一年くらいやってくれても構わないくらいの勢いなのですが。よもやBSフジなら打ち切りはしますまい。
「まほろまてぃっく」第10話 戦士としての宿命(BS-i)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 90/100 平均 9.0)
「阿部の橋魔法商店会」なんてタイトルをこっそり名作棚に忍ばせておくGAINAXが好きです。えぇ、私もアベノはエヴァと並ぶ名作だと思いますです。
ということで実にガイナらしい手堅い作り。まほろさんが過ごした戦士としての日常。闘いの合間に、映像アーカイブスで人類の叡智を吸収していくまほろさん。それにつけても思い起こす、己に残された時間。生身の人間だって、映画にしろアニメにしろ小説にしろ、過去の名作から現代の作品をすべてわがものとするには、一生という時間はあまりにも短い。この世にある小説を全部読むまでは死ねませんっ! と言ってる元大英図書館特殊工作員もいましたけどね。まさに、出逢いは一期一会。ところで、まほろさんが「えっちなのはいけないと思います!」という信念を持つようになった経緯って、あの部屋の奥にある秘密の一角に迷い込み、観た内容にカルチャーショックを受けて……ということだったのかな、とか思ったり。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第14話 プーモの修行☆ケンカしちゃったふたご(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 238/270 平均 8.8)
カンフーを習いたいなら、プーモはサラさんのとこに行くべきでした。つまりブラック学(「Gyu!」のネタばれ自粛)。
ケンカしてもついつい声をハモらせてしまうふたごが好きです。やっぱりねぇ、どっちかをひいきするなんて良くないですよ。うんうん。レインもファインもいい子です(まだ何か?)。あるがままに。あるがママなら、キュウリはお父さん。でも本当のお母さんは皆口さんですからー。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第15話 月の国☆謎の招待状(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 247/280 平均 8.8)
らびゅ〜んダンスが素晴らしい。らぶりぃべり〜きゅ〜と。らびゅんごーとか言う人は許しませんよ。
そして、そろそろ月の国の大臣の活躍が見られるのでしょうか。「Gyu!」から先になじんだものからすると、EDの「ヤン」「ラウ」という表記に違和感を憶えるのですが……。まあ、出世魚みたいなもんと思えばいいか(おいおい)。
佐藤順一アワー「ふしぎ星の☆ふたご姫」第16話 ミルキー大ピンチ☆エクリプスの正体(AT-X)感想
評価: 8点[前回比: -1](累計: 255/290 平均 8.8)
吟遊詩人ナギーニョ@矢薙直樹……そんなキャラもいたなぁ。エルザ王妃@川澄舞となかよくなれそうです(何)。
さて本編は、月の国の王室を影で操ろうとする大臣一派に、プリンセス・ミルキー@こじまかずこが大変なことに〜という展開ですが、とてもそうとは思えないくらいゆるゆる〜な雰囲気が相変わらず素敵です。エクリプスことシェイド@皆川純子がだんだん好きになってきましたよ。妹想いの、いいお兄ちゃんです。えんえんエクリプス。
2007年03月16日(金)
「Kanon」第24話 夢の果ての追復曲 〜kanon〜(BS-i)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 229/240 平均 9.5)
めがねっこ川澄舞とともに、奇跡が今ここに。
素晴らしい。途中までは割と普通に観てたのですが、病室に舞が現れたあたりから、涙があふれて止まらなくなりました(花粉症の季節ですね)。
last regrets. 最後の後悔。続く後悔。祐一くんの心の航海。あるいは、定冠詞がつかない故に、これは特定の人の経験をさすものではないともとれます。集合的無意識なんてものをここで引き合いに出す気はありませんが、「祐一くん」は視聴者のひとりひとりであり、私自身であって。
隠蔽された記憶、美化された思い出。どこまでも澄んで美しい世界、沸き起こる奇跡。それが、自分の弱さによって生み出されたものならば、果たしてそれは否定されるべきものなのか? 少なくとも私には、この作品は徹底した赦しの物語なのではないかと感じられました。
総評。原作ゲームは知らないので、その観点からの評価はさておいて。東映アニメーション版は決して嫌いではなく、むしろ個人的にこの手の深夜アニメを見始めた時期の作品としてはかなりの水準だったと思います。しかし、さすがに比べるのには相手が悪すぎる(もとい、良すぎる)というところでしょう。もちろん、それで先にあらかたの作品の構造が判っていたことも理解の一助になったということで、その功績は決して忘却すべきではないとも言えますが……。ともあれ京アニKanon。二クール(-2)という時のなか、くり返される旋律。すべてのキャラクタを遺憾なく描ききり、さらに個々が全体へと昇華し、組み上がった全体図には旋律ならぬ戦慄を憶えます。京都アニメーション万歳。
総点。昨年から導入した、「DVDを一巻でも買わなければ95点は超えない」という自分ルールを破ります。いや、それこそ買いたい勢いなんですけどね。むしろBlu-rayで出たら思わず買ってしまいそうな。たいやきを食べるあゆあゆや、たこさんウインナを食べる川澄舞がHDで観られるのならっ……(観れないって)。97点。

そして終了直後、「CLANNAD」のTVアニメ化も発表。当然BS-iでしょう、期待してます。「らき☆すた」(原作既読)のほうは、また「涼宮ハルヒの憂鬱」と同じ状況で観れないっぽいのが残念。DVDで追いますか(既定事項!?)。あ、「怪物王女」はなんとなくチェック。皆口さんも出ますし。
2007年03月17日(土)
「ネギま!?」#24 「ネギ先生、どうやらクライマックスです」 byアキラ/「みんなで一緒に帰ろうね、ネギくん!」 by美空(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 228/240 平均 9.5)
まさか、OPがアーニャの夢の扉の中だったとは。いや、最初のころから「Rozen Maiden」に出てきたジュンくんの鬱々ワールドみたいだと思ったのですよ。
相変わらず斎藤千和がラスボスなだけですべて許せてしまうのですが。さんざん、ぱにぽだぱにぽだ言われてきて、最終的には(まだ最後じゃないけど)「The Soul Taker」になってしまうのが何ともマニアック。どれだけてんこ盛りなアニメですか。こちらは残り2週、楽しみにさせてもらいます、いい意味で。
2007年03月20日(火)
「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第50話 ブラッククリスタルキング登場☆学園の危機(BSジャパン)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 448/500 平均 8.9)
ちょっと若本さん、やり過ぎかと思われます。いい意味で。
もはや若本規夫がラスボスなだけで……許すとかそういうレベルの話ではなくなってしまいます。二年間、聞き慣れたはずの「ふたご姫」というよびかけがこんなに笑いを誘うなんて、ふしぎふしぎ。思いもかけぬオメンド@田の中勇さん再登場にも驚いたり、何気に声アニメ。鳴りひびけ声帯。あとはプリンセスグレイス@皆口裕子さんの復活という奇跡さえ起これば、もう何も言うことはありません。
ブラック学園長あらためホワイト学園長先生に目をきらきらのビビンちゃんとか、エドちんの不憫キャラがトーマさん最後の一花の呼び水になったりとか、出オチキャラにされてしまったティオとか、それぞれの面々に見せ場があったのもさすがの佐藤総監督絵コンテ。例によって全体的にまるい作画の中、ブライト様とシェイドだけやたら美形になってるのはギャグでしょうか? そんな中、シフォンがトーマさんの手をしっかり握ってるシーンを私は見逃さなかった。
「カレイドスター」第22話 仮面の下の すごい 覚悟(AT-X)感想
評価: 9点[前回比: +1](累計: 193/220 平均 8.8)
- とりあえず、ポケモンチェックの用をなさないポケモンチェックに大笑い。いいのか、これ?
- 仮面スターはウサミミ仮面というよりは黒薔薇男爵でした。
- しつじ仮面もよろしく……ではないですが、メイドさん@島涼香に殊勲助演女優賞。
- ユーリ、やっぱりブラッククリスタルに取り憑かれてるとしか思えません。
- 前回消息が確認された「っていうか」の人と「っぽい」人の続報も希望。
- そして衝撃のラスト。わたしにもみえるよ(違)。
2007年03月21日(水)
「おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」第13話 気づいてくれたらイイナ!(アニマックス)感想
評価: 9点[前回比: ±0](累計: 124/130 平均 9.5)
3x3が判らないバクロミ。そうか、そういう対象年齢の作品でしたね、すっかり忘れてました。
修羅場を予感させた前々回の引きはどこへやら、小暮くん・潤くんは今日もなかよしコンビです。日和見主義万歳。ていうか潤くん@五十畑迅人、最近どんどんしゃべり方がおかしくなってきて、楽しいことこの上ありません。
そんな感じで天才バコちゃん音符を吐いた(事実誤認)。これもなんかの伏線だったりしそうなのがこの作品の怖いところですが。鳥肌鳥肌。クロミのは単に記事がケバ立ってきたのでは(こらこら)。地上波のほうはそろそろクライマックスなのでしょうが(例によって全然知らない)、うちはうちでゆるゆる〜っと追っていくです。
2007年03月24日(土)
「涼宮ハルヒの憂鬱」第14話 サムデイ イン ザ レイン(角川エンタテインメント)感想
評価: 10点[前回比: ±0](累計: 132/140 平均 9.4)
SOS団に栄光あれ。
素晴らしい。アニメにおける原作のあり方がどうとか、そんな議論は古泉くんにでも任せておきましょう。間違いなく、日本のアニメ史とライトノベル史上に残る、幸せなアニメ化を果たした作品であったと言えましょう。原作は読み手の想像力を喚起してくれる、きわめて優れた小説であると思っている私ですが、このアニメはそんな自分のちっぽけな想像力が生み出した世界を遥かに上回る世界を見せてくれました。
唯一のアニメオリジナルストーリィであり、原作者の谷川流自らが脚本の筆を執ったこの回、まあ実に見事な最終回でありましたことよ。SOS団の何も起こらない一日を描いた一話、「日常」というものの意味合いがまったく違うとはいえ、「ARIA The NATURAL」の雪玉ごろりごろーりに匹敵する最終回です(「有希玉」と変換されて愉快な想像をしてしまいました。ファンの人ごめん)。そんな長門有希の活躍にも、ひとつ前の「射手座の日」に引き続き目を奪われたりしつつ、やっぱり最後の団長の熱視線に、私の心もらんらんレイン。
思うに、原作の第一作「涼宮ハルヒの憂鬱」を中途半端に水増しして一クールに仕立て上げることもなく、あるいは「消失」あたりと二本立てにすることもせず、こういうシリーズ構成にしたのも慧眼というべきでしょう。むしろ、短編回のほうが本筋であったといわんばかりの毎回の趣向の凝らしよう。物語の核がどこにあるのかという、原作を読んでた時点では気づかなかった観点に蒙を啓かれた思いです。いや決して、鶴屋さん@松岡由貴さんやキョンくん妹の活躍が見られたからというわけではなく。
総評。京都アニメーション万歳。平野綾さん最高。杉田智和さんお疲れ様。後藤邑子さん天才。そのほか、すべてのスタッフに感謝。ぜひとも第二期を期待してます。あと、映像特典に出てきた二次元平野綾さん&涼宮ハルヒのツーショットを商品化してください。97点。

2007年03月25日(日)
わかつきめぐみ「ゆきのはなふる」(白泉社コミックス)感想
「あかねさん」とか「ゆりかちゃん」とかいう子が出てくるだけでテンションが上がってしまう私も、たいがいΦなるバカですか。あやめちゃんはお姉さんのほうでした。
「月は東に日は西に」で奇跡のような出逢いをした、わかつきめぐみ作品。この本は昨年出ていたようですが、つい最近存在を知りまして。相変わらず、コマの割り方というか筋運びが実に私好み。ちょっと藤崎竜を思い起こします(例によって影響関係は逆かもしれない)。
そして、やはり女性の描き方が実に実に魅力的。名前だけでなく、茜姫とかゆりかちゃんとか素晴らしいですね。こう見えて、心の中では深く愛し合っているのですから。こういうのが私にとって理想のツンデレなのですよ(苦情お問い合わせは受けつけません)。
2007年03月27日(火)
「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第51話 届け!☆奇跡のプロミネンス(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 457/510 平均 9.0)
- オメっち&キャメちゃんふたたび。
- ビビンちゃん、やっぱり すごい いいひと。
- 相変わらず加減を知らないブラッククリスタルキング若本。
- っていうか、これ、女児向けアニメですよね……?
- ついに次週、最終回っ。
「月面兎兵器ミーナ」#08 不機嫌なナコル(BSフジ)感想
評価: 10点[前回比: +1](累計: 74/80 平均 9.3)
何だっ!? このとんでもない話は!
あぁ驚いた。マイメロもびっくりの、勢いだけで突っ走ってるかのような超絶脚本。武上純希ってこんなすごい作家だったのか……。相変わらず羽蝉ナコル@花澤香菜はいい子だと思ってたら、実は義理の妹だったとか、はじめての汁実とか、筋書きのないドラマにも程があります。もはや文句のつけようもなし。
2007年03月29日(木)
「ひとひら」第1話 む、無理です…(AT-X)感想
評価: 8点[前回比: -](累計: 8/10 平均 8.0)
青春もののお約束。とりあえずムダに走れっ。
まだ今期の作品も全然終わっていませんが、暖冬らしく早咲きの桜のようにさっさと始まってしまったのでチェック。相変わらず作品数が大変なことになってるので定期感想はなるべく控えめにしたいところですが、まあ初回くらいは。
原作未見。けっこう好みの絵柄でありつつ、アニメで動かすのは難しそうな印象を事前には受けていましたが、意外によく動いてます。XEBECのくせにやるもんですね(おい)。まあ、「ぺとぺとさん」の実績もあるM2は別なのかもなの。
ということで、ムギムギ言わない麦ちゃん@樹元オリエ。あがり症というか、対人恐怖の嫌いもありそうな感じですが……。さわやか学園青春モノにも、逆にドロドロした展開にもなりそうで油断なりません。背景に見えてる大橋が「RED GARDEN」を思い起こさせるのも不安な兆候(えー)。大橋といえば、生徒会長が珍しく生天目さんじゃなくて斎藤千和さんなのも気になるところです。
男性陣では西田くん@岸尾大輔に期待がかかります。舞台の上でどんどんアドリブを飛ばす怪優を目指してください。マジメにやれって、お姉さんにおしゃもじで飛ばされないように注意。
「まほろまてぃっく」第12話 いつか夢見た風景に(BS-i)感想
評価: 9点[前回比: +2](累計: 106/120 平均 8.8)
これが本当のまほ……。
なんだか途中ガイナっぽいなと思いつつ、無事終わりました。戦いよりも、日常の持つ訴求力の大きさを感じさせる締め。折に触れ感じていましたが、やはり「Rozen Maiden」に通じるところがあります。つまるところ、ちづちゃん@真田アサミ嬢は最高という理解でよろしいでしょうか。
総点は77点。続編は、またどっかで放映してくれたら観ます、ということで。

2007年03月31日(土)
古野まほろ「天帝のはしたなき果実」(講談社ノベルス)感想
これぞ天帝のまほ。
第35回メフィスト賞受賞作。これは久々に、言っちゃ悪いですが久々に過剰なまでの本格ミステリ。某読売の書評で、竹本健治・麻耶雄嵩・清涼院流水と並べられていたのも一読すれば納得。横溢する衒学趣味。大時代的な舞台設定。キャラクタはうっかり大学生かと思ったら高校生。文体とか竹本ちっくといえばいえなくもないけど、独特の喧しさはやはり新本格第三世代といったところ。吹奏楽部が舞台だからという以上に、バックグラウンドで音ががんがん鳴ってる感じ。げに、「虚無への供物」と対比されるべき作品を志向したのだなと理解できます。
まあ、文体の好き嫌いは最初の10ページくらいを読んで判断されるがよろしいでしょう。参考までに申し上げますと、私の場合、主人公がまほろくん(まほろって言うなぁ!)な上に後輩が由香里ちゃんという時点で購入を決断した次第であります。
「ネギま!?」#26 「寂しいなんて言いません!だって、きっとまた会えると信じてますから!」 byネギ(BSジャパン)感想
評価: 9点[前回比: -1](累計: 247/260 平均 9.5)
表記は違えど、「よーしがんばるぞー」が出てしまったからには評価せざるを得ず。
そんな感じで新房監督の次回作にご期待ください。にぱ〜なこのちゃんお持ち帰りぃ〜、ごいっしょにぱにぽのどかさんもいかがですか? ふたご探偵鳴滝姉妹そして31人がいなくなる(また閉鎖空間に戻る気か)。葉加瀬さんはもう、そうするしかない。お父さんの謎解題のまき絵さんは紛う事なき合格です。
総評。ちびキャラが出てくればそれでいいんですっbyぷらとー。最後の最後まで実に「ネギま!?」でした、いい意味で。この作品の主題は何かと言われれば、31人の生徒たちひとりひとりを描くこと、それに尽きると思うのですよ。そのための仮契約、そのためのちびキャラ。ちびキャラ踊れば世界も回るとあみちゃんも言ってます(言ってません)。最終的にはアーニャ@斎藤千和とネカネさん@沢城みゆきも加わって、一大スペクタクル学園ロマン。物語のためにキャラクタが奉仕するのではない、キャラクタがいるからこそ、そこになにがしかの物語が捏造される。それはまさに、このアニメの企画自体がそうであったように。その点では要求定義を1000%満たす、大成功の作品であったと評価します。
総点は91点。

「コードギアス 反逆のルルーシュ」stage 23 せめて哀しみとともに(CBC)感想
評価: 10点[前回比: +2](累計: 213/230 平均 9.3)
なんたるカオス。
終わってないので総評保留。後日でもちゃんと続き(?)を放映してくれるだけありがたいと思いましょう(除かれる「一部地域」ではイレブンのごとく暴動が起きかねませんが)。実はBS-iで、とかいう話だったりして(どこぞの在京キー局じゃあるまいし)。第二期でネット局が変わったりもしませんように。
妹ナナリーちゃんのためにという崇高な理念のもと始まったはずのルルーシュくんの闘いが、しかしここにきて暗雲立ちこめる。たしかに、物語を覆う崩落の予兆に覚悟してはいましたけど、やはり辛いものがあります。皇神楽耶姫@かないみかの表情の豊かさに、どうして貴女はもっと牧歌的な作品に出てくださらないのですかと畏れながら奏上したい気分にございます。お持ち帰りぃ。
「護くんに女神の祝福を!」第24話 護くんに女神の祝福を!(WOWOW)感想
評価: 9点[前回比: +4](累計: 202/240 平均 8.4)
がくえんゆーとぴあ摩耶さんストレート。
いろいろあったけど、最後は全部忘れて王道エンド。つまるところ、山本天志演出に代表される生徒会連中のハイテンションなノリをこそ楽しみにしてる身としては、話が本筋に入れば入るほどテンションが下がっていくという、厄介な作品でした。シリアス話はギャグの前振りとしてこそ輝くのにっ。やはり、Φなるセカンドシーズンの称号は簡単には与えられませんか。
ということで、例によってヒロインの平穏な日常をぶちこわす子安な敵キャラには猛省を促したいところ。正樹さんといっしょに、銀のマリアしゃまをずっとちっちゃいままにする研究にでもいそしんでください。いっそ若本総理がラスボスになってくれれば問答無用で異次元のテンションになってくれたのですが。オールハイルビアトリィチェ。
総点は75点。主に清水愛な妹ちゃんと真田アサミなエメちゃんに祝福を。




