評価: 10点[前回比: ±0](累計: 254/260 平均 9.8)
観ているこっちの心まであっためてくれました。あらん限りの想いを込めて、ありがとうの言葉を。
ついに完結の時。もう、冒頭(というか提供背景)から幼少砂沙美ちゃんの笑顔に、万感の思いがこみ上げてきました。これでもう砂沙美ちゃんは、なのはちゃんみたいなことにはならないと確信して一安心(まだ言うか)。すべての人に笑顔を、心もあったかアミターヴ。実に砂沙美ちゃんらしい、この作品らしい終わり方だったと思います。これぞ本当の意味で、人を幸せにするひかりのまほう。
そして魔法少女たちに、ふたたび日常が訪れる。身長が1cm伸びたと喜ぶマコちゃんに……えぇ、私も心から祝福の言葉を捧げたいと思います。何を心配することがありましょうか。牛乳いっぱいのんで元気に育ちましょう。いつだって貴女には、ちっちゃくなる魔法があるのですから。
司様もお変わりなく、おかわりは3杯までが魔法少女の掟。渋柿もすっかり甘くなって……って何ですかそれは(笑)。かきみーらではないようですが。一撃必殺の決め台詞はいつでも最高でした。そんなクールな表情の中にときたま見え隠れする女の子らしさがたまらないというか、正直こういう娘は、中学生になって制服着たらものすごく印象変わるんじゃないかとドキドキですが。一足先に進学するアンアンが、制服だけでもムリヤリ着せようと躍起になる姿が目に浮かびます。
そんなアンアン。司様一筋に見えて、弟想いなところも見逃せません。Get! Get the B・L・T! な一幕は今思い出しても胸が熱くなります。ケウラに邪念を払われて、トーマ様並にいい人になってそうな巫女長様に、今度あらためておごってもらいましょう。
こちらも巫女長様にひとやりならぬ迷惑をこうむった美紗緒ちゃん。それでも、今にして思えば、それも彼女の選ぶべき道だったのでしょう。魔法少女であるというだけで、他は普通の子となんにも変わらない彼女たち。自分で自分を好きになれなかったり、人をうらやんだり、そんなどうすることもできない衝動を、一度は吐き出してしまわないと前に進めない。でも、そんなとき、そばに砂沙美ちゃんという存在がいてくれた彼女は、本当に幸せだったと思います。美紗緒ちゃんに幸あれ。せめて、もんたくんくらいはその手でつかんでごらんよという感じです。
そのもんたくん、最終回に出番無し(笑)。まあ、前回でネタフリされて、最後にどっちかを選ぶなんて修羅場は当然ながら期待してませんでしたけどね。君にも駆くんと同じ言葉を贈りましょう。砂沙美ちゃんはあきらめたほうが身のためです。いつか君にも見えるといいね、キラキラデイズ。
同じく最後の出番はありませんでしたが、こずちゃんとちーちゃんも忘れてはいけません。今回発生した閉鎖空間にうっかり紛れ込んでるのかと思いましたが。そして砂沙美ちゃんと第一種接近遭遇(なんか既視感のある展開だ……)。なんてリリカルなことはなくても、いつの日か、魔法少女クラブみんなで、秘密をそっと打ち明けてアゲルのですよ。なかよしの指輪といっしょに。
教職員もついでに(ついでかよ)。と言いつつ、とのべーとマチヨコ先生には何も言うことはありません。シリーズ通して意外にハッスル(死語)してた鷲羽センセに乾杯。このキップの良さが大人連中のうちではいちばん好感持てましたね。過去、彼女に何があったのか……それは訊くだけ野暮というものでしょうが。まあ、ここからさらにスピンナウトして、若き日の鷲羽センセを主役にした話をやってくれても、それはそれで構わないのですが。鷲羽☆語り部少女クラブ(やっぱりクラブなの?)。その時はぜひ衣斗紀さんもご一緒に。実は学生時代は地味な眼鏡っ娘だった! ……とか。大門さんは後半、解説者の役を銀次パパに奪われちゃったのが微妙に不憫でした。
銀次パパ。とりあえず、砂沙美ちゃんをこんないい子に育ててくれたことに感謝です。ケウラの中のアミターヴを見捨てておけなかった、在りし日の銀次。そんな優しさが、やはり砂沙美ちゃんにも受け継がれているのだなぁと思います。
そしてあみちゃん。よもや、こんな形になるとは思ってもみませんでしたが。「アミちゃんの歌」には一本とられたという感じです。でもでも、大好きな銀次パパの椅子に座って、砂沙美ちゃんの声を聴いて、ふたたび動き始める日も遠くないでしょう。砂沙美ちゃんがまきまきするのです(違)。以心伝心なあみちゃんなら、ひょっとして銀次パパの文字も読めたりするのでしょうか。最終的には編集さんのお株を奪って専属秘書に就任なのですよ。あみちゃんをめぐって、銀次パパと砂沙美ちゃんの親子三角関係なのですよ(えー)。ママさんは参戦しませんか?
えっと、あとは……。きらめき組の皆さんもこっちに戻ってこられたようでご機嫌麗しゅう。ねこは元気でしたか? 逢えなかったぶん、いっぱいなでなでしてあげましょうね。ペットも家族の一員ですから。……そうそう、それで思い出した、魎ちゃん(おい)。んーと、んーと。人間界と魔女界との架け橋、エイリアス、シンボリックリンクの役割は果たしていたのではないかと。ショートカットは美紗緒ちゃん。
そんなこんなで、そろそろ締めましょうか。まあ、まだまだ物足りない! 三期が見たいDVD特典でもOVAでも、いやむしろ Magical Sweets 実写版で! という想いはもちろんありますが(最後のは何だ?)。まずは、シーズン1から数えて2クール26話、きっちり完結させてくれたことに、感謝と賞賛の言葉を。高本宣弘監督、シリーズ構成の岡田麿里さん、主演声優の小川真奈さん志村比芽子さん波多野桃子さん川上早春さん船山真凛さん、他のキャスト陣の皆さん、素晴らしい音楽で彩ってくださった多田彰文さん、そして、こんな素晴らしい話をノンスクランブル、しかも夕方に放映してくれたWOWOW。シーズン2では、シーズン1で積み残された伏線の数々をものすごい勢いで消化する怒濤の展開、ダーク美紗緒ちゃん発動でよもやの重い話に。それでも、骨の髄まで魔法少女クラブ。ここまでまっすぐに小学生を描いてくれた作品は、過去も未来も、そう無いんじゃないかと思えます。みんなみんな、大好き。そして、また逢いましょう。100てんまんてん、あげちゃいます。
シーズン1も含めての評点グラフ。壮観です。

明日からはアニマックス毎週金曜の六時半蔵ですよ!
2007年01月11日 23:35 [砂沙美☆魔法少女クラブ]