2006年12月02日(土)

「ちょこッとSister」第21話 Let's 遊園地!(キッズステーション)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 198/210 平均 9.4)

 「来夢来人」が背景ネタじゃなくて伏線だったとは。石崎幸二かと思いましたが(それは来木来人)。

 あぁもう、なんですかこの子猫の子守歌。(「この子、猫の子、益田西守歌」には非ず)。異界への扉が開きかけてますよ。その完璧な妹ぶりに思わず忘れかけていましたが、ちょこちゃんだってサンタさんのプレゼントだという人知を超越した存在なんだから、こういうのが許される世界観ではあったはずで。しかし完全な不意打ち。何度もカットインされる安岡さんのアップとか、墓石にマフラーだとか、ギャグすれすれなんですけど、しかし許容。むしろ了承! エンディングが「風の辿り着く場所」じゃないのに違和感を感じたくらいです(OPの雰囲気はけっこうそれに近いけど)。
 大切な存在を喪って、それを忘れようとするちょこちゃん。そこにもはや、おにいちゃんの介在する余地すらなくなってきたような。クロと培った想い出は、誰のものでもない、彼女自身のものなのだから。
 迷子になったユキちゃんという情景は、第1話のちょこちゃんと重なりそうで、けっして同一ではない。まるでひとつ場所のずれたジグソーパズルのように。ユキちゃんに「ありがとう、おねえちゃん!」と言われて、否定するちょこちゃん。でも、「おにいちゃんの妹なの」という名乗りを上げさせてもらうことは出来ずじまい。ちょこちゃんはもはや、お兄ちゃんの妹としてだけではなく、つばき荘の住人であり、ゆりぴょんの友達であり、駆くんの知り合いであって(知り合いレベルかよ)。そのひとりひとりに、ちょこちゃんの存在ははっきりと「視えて」いる。たとえば、この作品のラストとして最悪の結末を考えてみたとき、彼女の想い出は、お兄ちゃんひとりの心の中だけに残るのか、それとも……。このアニメが純粋な妹アニメなのか、それともそれ以上の何かなのか、結論が出るのももうすぐ。怖くもあり楽しみでもあり。

 ……などと思っていたら次回予告。こ、この期に及んでこういうことをやってくれる、そんなちょこSis.が大好きです(笑)。

2006年12月02日 14:33 [ちょこッとSister]