2006年12月12日(火)

「Gift〜eternal rainbow〜」8th Gift 思い出の時間(AT-X)感想

評価: 8点[前回比: +1](累計: 54/80 平均 6.8)

 藤本義孝もたいがい神出鬼没だなぁ。神のような絵コンテさばき、鬼のような過密スケジュールをものともせず。しかして神でも鬼でもない。ここはひとつ、魔女っ子演出家とよばせてもらいましょう(前回、まじょっこまじょっこ連呼されてたのがやたら笑えた)。

 なんか、地味に面白くなってきたようなきてないような(どっちだ)。正直な話、第5話で5点を出して、視聴継続黄信号だったのですが、そこから毎回1点ずつ上がってきてます。じゃあ再来週は満点ですな(そんな右肩上がりの夢は20世紀の遺物です)。
 ちなみに評価が上がってるのは別に頭のおかしい教師のおかげではありません。修学旅行の行き先が奈良じゃなくて良かったですね。夏だったら鴨川(出町柳付近)がオススメですよ。もちろん通常の意味で。
 それはそれとして。この、毎回がダカーポ末期な修羅薔薇男爵ぶりも、これはこれでと思えてきました。未だに霧乃ちゃん@宮崎羽衣以外のなまえをおぼえられないD.C.S.S.な脇役冷遇ぶりも、メインのふたりと一匹(って、男はペットかよ! 使い魔かよ!)に絞って描くというなら、それもアニメとしてのひとつの手法。まあ、私なら断然、霧乃ちゃんのほうを選びますけどねっ! ……とか思ってみたりもしますけど、そういう理屈では割り切れない想いこそがラブコメの真髄。新幹線はたしかに音速は超えんでしょうけど、想いは遠く離れてても届くものですから(作品違うぞ)。
 そんなこんなで、ますます想いが遠くなるばかりの霧乃ちゃん。どうもまだ、この作品にとっての「ギフト」の位置づけがよく判らないところがありますけど、それもどう絡んでくるか期待しつつ。「勝利だーしゃんしゃん」などと言うと切なくなるばかりなので言いませんが(言ってるぞ)、霧乃ちゃんもあと一矢報いてほしいところです。

2006年12月12日 01:26