評価: 10点[前回比: ±0](累計: 123/140 平均 8.8)
サブタイ見た瞬間に「お菓子な森」と連想した私です。
ぬあー、今回もやられました。敵ながら過剰なお兄ちゃんっ子ぶりをアピールしてきたグレーテルの記憶の扉が開かれる。やはり、この物語では「おとぎ話」というのは完全な空想ではなく、人々の記憶に根ざしたものなんですね。それも、今は手の届かない遠くに行ってしまった、刹那のお話。
お兄ちゃんのいるグレーテルをうらやましがる草太くん。そんなキミだって、「だゾ」とか言ってくれる幼なじみがいるのは貴重だゾ。実際、守るべき人、愛すべき人がいるのは幸せなこと。それが妄執に変わろうと、世界を敵に回そうと……。この物語の終着までに、彼女の想いもしっかり昇華されることを願います。そう、草花は枯れても、いつかきっと華は咲く、日は昇る。