2006年09月09日(土)

森博嗣「カクレカラクリ」(メディアファクトリー)感想

森博嗣_カクレカラクリ

 ロケ地:雛見沢。

 コカ・コーラ120周年記念コラボとやらで。来週9/13にドラマが放映されるそうで、やっぱり先に読みたいと思って通勤中に読破。
 やはり森博嗣らしい、実に映像的な小説。むしろアニメで観たいですよ。舞台は寂れた村、ヒロインは名家の姉妹。村に残された120年の伝説、隠れ絡繰りの謎が、祭りの日に明かされる……。怖ぇ。いつ凄惨な連続殺人が起こるかとハラハラでした。とはいえ、そこはそれ(酉つ九に非ず)、読後感は非常にスカッと爽やか、コカ・コーラ(それが言いたいだけやん)。
 やっぱり作中に天才が出てくると面白さが抜群ですね。天才絡繰り師・磯貝機九朗。中村青司ほどはた迷惑でもなく、正木博士ほどエキセントリックでもなく、それでもそこに確実に見受けられる、常人を超越した意志。そういえば、この前電車で隣に座った中学生くらいの娘が「ドグラ・マグラ」読んでて、思わず惚れそうになりました。たぶん挑発的な表紙の角川文庫版だと思うんですが、カバーがかわいかったのがまた(本の感想を書け)。
 まあ、そんな感じで、ぜひとも森作品のアニメ化を、ハルフィルムメーカーあたりにお願いしたいところです(限定かよ)。

投稿者plateau: 2006年09月09日 00:09 [] [森博嗣]