評価: 10点[前回比: ±0](累計: 313/350 平均 8.9)
ええ、四週連続満点ですよ。これに満点をつけずしてどうするのですか。今回ばかりは山田隆司を褒めて称えて評価しますよ。
といいつつ、例によって例のごとく、期待通りというよりはむしろ、予想の斜め上を行く展開だったわけですが(笑)。クロミのほうにまで感動するとは思わなかったなぁ。というか、クロミの父親が「酒もタバコもやめた」っておい! あんたらぬいぐるみだろうに。綿が傷むゾナ。
まあマリーランドの住民はほっといて。サンタさんに願った、琴ちゃんの純真な想い。いつもはライバル同士のクロミとマイメロも協力し合って、メロディマーク&開け夢の扉、略しておねがい水銀燈(違)。っておい、その怪しげなサンタクロースはそこで何をやってますか。琴ちゃんの部屋への住居不法侵入でお縄です(台無し)。
ともあれ、叶えられた琴ちゃんのおねがい。それはまさに聖夜の奇跡。お父さんや歌ちゃんたちにとっても、思いがけないプレゼントだったことでしょう。大人だから、口に出しては言えない想い。口に出しても癒えない傷。でも、琴ちゃんのおかげで実現した、お母さんとみんなで、刹那のGyu!と。
お母さんは皆口裕子さんだと何の根拠もなく思い込んでたんですが、笠原弘子さんとは。琴ちゃんだけが覚えていなかった、その歌声。ここでもまた、「歌」が主題に乗せられているのが心憎い。歌ちゃんのバイオリンに文句を言う琴ちゃん、というのは確か第一話でもあったシーンだと思いますが、今にして思えば感慨深い。言葉は口にした瞬間虚空に消えてしまうものだけど、歌は、何度も人々の巷間に乗せられることで永遠となる。紛う事なき傑作でした。