2006年06月29日(木)

「砂沙美☆魔法少女クラブ」第11話 みんな一緒(WOWOW)感想

評価: 10点[前回比: ±0](累計: 107/110 平均 9.7)

 「なんかなんか」とか「わっしょいわっしょい」とか、くり返し言葉が相変わらずたまらない。

 言うまでもなく感想書き決定作品。残りあと2話ガンバりますよー。ういういっと(それは違う)。
 といいつつ、そこから話を広げるわけなのですが。私が「よぉーしガンバるぞ」という言葉が好きなのは周知の通りですが、逆に他人に対して「ガンバって」というのはあんまり好きじゃない。がんばるがんばらないはあくまで自分の意志なのだから、たとえ励ましであっても、人によっては押しつけがましく聞こえる可能性があって、自分では言いたくない言葉(自分が言われて嫌だというわけでは必ずしもないのですけど)。
 で、翻って今回の話。まさに砂沙美の言葉に、押しつけがましさを感じた真琴とアンアン。いっぽう、もんたくん絡みでココロココニアラズな美沙緒ちゃん(この話も、むしろクリティカルにクライマックスにつながってくる予感で、実に構成が素晴らしい)。ついでに眠気に負けた司様。危機に瀕したお料理クラブ、もとい魔法少女クラブ。今回ようやく、タイトルが単なる「魔法少女」ではなく、「魔法少女クラブ」である意義に思い当たりましたよ。クラブとは、倶に楽しむ部。それは単なる当て字ではあるけれど、当て字だけに当を得ているところがあって。みんなと一緒だから、楽しいこともある。悲しいこともある。だからこそ、みんなで「ガンバろう」。魔法少女は、けっしてひとりぼっちではないのだから。
 それにしても、こういう、些細なことで微妙な雰囲気になったり、また仲直りしたり、実に実に「小学生」という感じが相変わらず、ふつうの深夜アニメには見られないこの作品のでっかい「特別」です。なんでしょうねぇ、このいたたまれない憧憬というか郷愁は。今となっては、鷲羽先生のの言うとおり見ているだけしかできない、触れることのできない世界ですが。これぞまさに、かつて少年少女だった大人たちのための作品かも。たとえ魔法少女、魔法少年ではなかったとしても。

投稿者plateau: 2006年06月29日 20:11 [砂沙美☆魔法少女クラブ]