評価: 5点[前回比: -2](累計: 110/140 平均 7.9)
世の中には昼食を食べない人もいることを知ってほしい。
今回の話、すごく怖い。表象を見るとなんてことないんだけど、その奥を覗くと子供向けアニメとは思えないくらいドロドロしてます。とりあえず今回は、不快感が先立ったので評価を下げてますけど、今後本気でこの深層に切り込んでくれるなら(そして、なのはシリーズ並に綺麗に締めてくれるなら)評価を反転させます。
とりあえず、今回のキーワードは「コミュニケーション不全」なんでしょうかね。他者と心を通じ合おうとしない満と薫。何言ってるのか判んないドロドロンも、他者の存在を疎ましがってるように見えるし。そもそも「ウザイナー」という言葉自体、自分と他者とを完全に別個の存在として切り離そうとする意思の表れから発せられるもの。
ラストで明かされる満と薫の正体。ここから、いつものように一見無関係にみえる戦闘シーンとそれまでの日常話が、実は非常に皮肉な鏡像関係を成していることが明らかになります。満と薫のことに対しては「話せばわかる」と言いながら、そのあとのウザイナーとの闘いでは、対話もなしに力で押し切ってしまう咲。
敵として、つまり自分から遠い存在として目の前に現れれば排除の論理が働くけど、自分と近い存在として現れれば、歩み寄ろうとする意志が働く。でもそれは、本当に相手を想ってのことなのか? 一見「新しい友達が出来ました。めでたしめでたし」に見える話の裏側は、単なる善意の押し売りで、心はこれっぽっちも通っていないという残酷な現実。
う〜ん、ホントに怖くなってきた。ちゃんとまとめてくれることを期待しますが、果たして。
投稿者plateau: 2006年05月07日 12:07 [ふたりはプリキュアSplashStar]