評価: 10点[前回比: ±0](累計: 20/20 平均 10.0)
「しっ、目を合わせちゃいけません」みたいなシーンはあんまり好きじゃないんですが、ダブルでやられて不覚にも笑ってしまった。
これは本当に凄いですよ。思っていたよりずっと繊細に丹念にキャラの心理を描き出してくれます。もうね、よそよそしいとまり@田村ゆかり&やす菜@堀江由衣のやまなこ萌え萌えとか思ってる場合じゃありませんよ。まあ、思うのは事実ですけどね(はいお約束)。
夏祭りと聞いて、はずむの心に刺さっていた小さなトゲ、それはオルタナティブ(二者択一)の問題だったのですね。他愛ないと言ってしまえばそれまでですけど、個人的にもけっこうそういう選択に迷うタイプなので共感してしまいます。前回のあゆきが「選ばない」ことを決めていた人間ならば、はずむは「選べない」側の人間。どちらにしても、前へ進めないことは事実だけど、それをどう受け止めるかは大きく違う。
もっと突き詰めれば、わたがしの色がピンクか白かなんて、どっちでもいい問題。でも、はずむにとって、ふたりは「どっちでもいい」存在かというと、そんなはずはないわけで。このふたつの問題、似ているようで実は全然違う次元の話。やす菜の提示した解決策は、まさに前者にしか通用しないもので、巧いことごまかしてるなぁと思うのです。それはちょうど、D.C.S.S.中期のアイシアの「魔法で人を幸せにする」というテーゼのように。でもこれって一クール(未満)なんですよねぇ。早くも次回話が動き出すようで、ここからどういう結論に持っていってくれるのか非常に気になるところです。