2005年12月19日(月)

藤崎竜「封神演義 完全版」11・12(集英社ジャンプコミックス)感想

藤崎竜_封神演義完全版_11藤崎竜_封神演義完全版_12「奈良漬!」(トウ蝉玉)

 何も表記できないキャラの台詞をムリヤリ引用せんでも>自分。

 いよいよ仙界大戦突入。このあたりから、とあるキャラの正体とか、封神計画の真相とか、予想だにしない事実が明かされてはさらに二転三転して、ミステリ読みとしても実に面白いところ。しかも、これらが全部ジャンプならではの週刊連載からアドリブ敵に生み出されたというわけでもなく、けっこう最初のほうから伏線を張ってたらしいことに読み返すと気づいたりして、ますます感心してしまうところ。
 思うに、藤崎竜という作家はとことん展開における王道を外してくるというか、読者の予想を裏切るのが好きなんでしょうかね。この2巻の中でも、普通にキャラの多さを活かした同時多発的戦闘を描いていくのかと思いきや、いきなり一キャラに話が絞られてきたりする。その意味で、ジャンプ的じゃない作家だったりするかも。とはいえ、ジャンプ的じゃない作家でもけっこう活躍の場を与えられたりするところが、逆にジャンプらしさだったように、かつての読者としては思います。ここ数年来読んでないんで、今はどうなのか知りませんけど。まあ私が好きだった作家って、かずはじめとか八神健とか浅美裕子とか、それこそジャンプ的じゃない人ばっかでしたしね。

 あとがきマンガはよくやったなぁ。北欧ファンタジー。
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投稿者plateau: 2005年12月19日 22:17 [マンガ]