2005年12月11日(日)

「雪の女王」第29話 山賊の娘(NHK総合)感想

「うらやましいな。ゲルダはひとりぼっちでも、いろんな人といっしょにいるんだ」(フリーダ)

 横山智佐はともかく、内海賢二さんって改名されたのでしょうか?

 「ともだち」を鎖で縛っておかないと耐えられない山賊の娘・フリーダ。えらく過激な描写ですけど、それ以上に辛い内面が待ち受けていました。彼女を本当に縛っていたのは、母親の外に出るなという見えない鎖。だからこそ、物理的なつながりしか信じられなくなっていたんでしょうね。翻って、彼女との出逢いが、ゲルダのこれまでの旅(あるいは人生)の大切な思い出を蘇らせることに。相変わらず隙のないシリーズ構成です。
 ところで草笛光子さんって、ポワロとマープルにも出演されてましたっけ? なんかやたら巧いなぁというか、内海さんと対等にかけあってるのがすごいと思ったり。領土争いで一気に「戦争だ!」という血気盛んさに不安を感じていたら、互いの悪口を言い合うだけという描写に思わず笑ってしまいました。ちゃんと全員で声揃える練習までしてたのかよっ! みたいな。
 と、禁断の木の実を食べてしまったフリーダとゲルダ。あぁやっぱり、だからそういう曰くありげな木に近づいちゃ危険ですって。ってことは、初音島のさくらんぼも食べちゃダメってことでしょうかね? あ、さくらんぼって言っても芳乃さくらのことじゃないですよ(判っとるわ)。

 とりあずゲルダ語りが続いて平和なのですが……。今回最後に出てきたあのシカがそのうち語りを務めそうでなんか怖い。

投稿者plateau: 2005年12月11日 20:16 [雪の女王]