「美しい……」(虹郎)
今回も素晴らしかったです。それはいいけど、そろそろビデオデッキが寿命っぽくて不安なのですが(笑)。
虹をつかもうとした男の話。虹を高度の高いところから見るとドーナツ状に見える……という理系ネタはひとまず置いて。「虹」という字そのものが虫偏であるとおり、古くは生物の一種であると考えられていたわけで。虹自体が蟲だという話になるのかなとも思いましたが、あくまで普通の虹とは別に「虹蛇」という存在がある、ということのようで。擬態の一種なのかなぁ、とも思ったり。蟲に天敵ってあるのか?
「虹」という字を分解すれば、「虫」と「工」になる。おそらくそこから発想して、虹郎を代々続く橋職人の出自に設定したのでしょう。さらにそこから発想を広げて、人の生き方、地に足をつけるというところまで持っていく物語構成力は並じゃないですね。おそらく原作者の方の力なのだと思いますが。
あと、自分の見たいちばん美しいものを我が子の名につけるというエピソードもまた良い。名前というのは単なる識別符号に過ぎないけれど、そこに意味を求めるのもまた人間。ええ、私も両親がつけてくれた本名は気に入ってますよ(笑)。
ところでnishisさん、この程度の暗合は他所でも良くあることですんでお気になさらずに(笑)。まして今回の場合、この連想はたぶん正解だと思うんで。巷説百物語ってのもたしかに微妙に違うんですけどね。もっと近いものがあったはずなんですけど、思い出せないのです。
投稿者plateau: 2005年12月07日 23:29 [蟲師]