2005年11月11日(金)

「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#19 さくらの言葉(KBS京都)感想

「君には、魔法は教えない」(芳乃さくら)

 ぬああ〜。芳乃さくら@田村ゆかりとアイシア@宮崎羽衣のかけ合いを延々と聞いてたら、もう何も考えられなくなりそうです。この二人の声、中毒性強すぎ。

 でもまあ、期待してくれてる方がいらっしゃるのでがんばって解析しましょう。ちなみに前回の補足として、nishisさんにお送りしたメールの内容が公開されてます。自分のサイトでこれだけ書いてるのにも飽きたらず、他のサイトまで乗っ取る気か自分という感じですが(笑)。
 今回のシナリオは予想通り花田十輝、実に安定感のある筋運びです。さくらの帰還、魔法を教えてもらおうとするアイシア。そしてすべてはあの桜の木、「二年前」に収斂する。水野さんのおっしゃるとおり、我々(と勝手に複数形にしても許してくれますよね?)のように前作を知っている人にとっては、さくらの側に立って物語を見つめることが出来る。いっぽう、前作未見の人は、アイシアに感情移入とまではいかないにしても、少なくとも同じ目線でさくらの言葉を聞いていることでしょう。私なんか前作の思い入れが強すぎるもんだからついつい勘違いしてしまうんですが、前回の話にしてもけっきょく音夢とさくらの間に何があったのかは全然描かれていませんね。でも、美咲さんのこともそれなりに解説されたように、次回あたりで過去の話を少しは掘り下げることになるでしょう。それがおそらく、アイシアという少女を主人公に据えた意味。開始当初は前作を知らない人には意味不明なんじゃないかと思いましたけど、ちゃんと計算尽くの演出だったのですね。それもこれも、つくづく二クール作品というのはありがたい。
 朝、純一の布団に入ってくるさくら。あれ、窓から入ってくるんじゃないんですね。っそこに音夢がやってきて、修羅場かと思いきや笑顔。「女ってのは判らん」判らなくて当然だよ(違)。ってか怖いからこういう演出はいい加減やめてください。そしてさくらが来ていることを知って目を輝かすアイシア。
 二年前を知らないキャラも混じって、盛大なさくらの歓迎会。花より団子ならぬ、さくらよりバナナな美春。それと萌先輩、「吟遊詩人として世界各地でならず者と闘っていると聞いていましたので」って、どこのラギさんですかそれは。そしてアイシアはまたメモメモ……「冷やし中華は久しぶり」だからメモるとこがおかしいって。今回は宮崎羽衣イラストは無し?
 さくらが初音島に帰ってきた理由……って特にないのか! D.C.S.G.とは設定が違うんでしょうかねぇ。ホントに単なる「さくらの胸(はぁと)騒ぎ」だったとは。
 いきなりお引っ越しアイシアちゃん。お隣さんならクロネコの手も借りなくて済みます(やかましい)。床が抜けて、天井も抜けて……って、この前の嵐の夜を持ちこたえてこのタイミングってのはよく判りませんが。
 というわけで、みんなで芳乃家リフォーム大作戦。二年間ほったらかしって、庭はけっこう綺麗だったんで定期的に手入れしてるのかと思いましたが。ホントにほっといてたら、もっと雑草で荒れ放題になりそうですけど。特殊な薬剤でもまいてるんでしょうか。それともやっぱ、この家にはあまねく生物の生長を妨げる広域魔法が! しかも土地を離れてもその効力は半永久的に持続するのだとしたら、魔法というより一種の呪。ううむ恐ろしい、でも少なくとも私は幸せになりました(むしろ危険だ)。
 純一隊長、勝手に役割決め。別部隊の音夢と萌先輩を除き、見事に二年前を知ってるキャラと知らないキャラ同士のコンビになってますね。しかも揃いも揃って、プラスなキャラのほうがしっかりしてると。む〜、これはやっぱ、桜の魔法に頼ってると人間ダメになるという教訓でしょうか? って、眞子ちゃんは願いを叶えてもらってないけど。眞子ちゃんはそれでおっけ〜なのです〜(だから人のネタをパクるなよ自分)。ここの「ひとりだけ担当が決まっていない者がいるのですが隊長?」ってしゃべり方が普通と違ってて、なんか新鮮。「すぅぎなみぃ〜、さぁぼるなー!」ってとこもいいなぁ。
 屋上に登るさくらとアイシア。屋上というとNieA_7を思い出すなぁ。あの作品での宇宙船が、このアニメの桜に相当するでしょうね。神通力を失った過去の遺物、でもそれがそこにあるただそれだけのことで、今なお住人の心を縛りつける圧倒的な存在感。ちなみに今思うと、NieA_7こそ元祖なんちゃらセブンシリーズ(違)。
 案の定、さくらが魔法で屋根を直すのかと勘違いするアイシアですが、当のさくらは単なる休憩……っていきなり休むのか。そしてアイシアに、魔法を教わりたい理由を問いただすさくら。
 カナヅチを落としてしまったアイシア、そのまま純一の頭に直撃かと思った(おい)。で、やっぱ「にゃはは〜」が出てこなければ田村ゆかりじゃありません(何)。「カナヅチくらいなら、あたし出せます!」と、魔法でカナヅチを出そうとするアイシア(杉並もさっき出してたような気がしますけど)。でも失敗続き……最後に出したのは何だ。そんなアイシアにさくらは「魔法は教えない」と宣言。
 その流れのまま、ショックのアイシアなアイキャッチ。さらにCMに入ってもフタコイDVDなど、しっとりが続く! と感動してたらアニメロミックスはいつも通りでした。
 Bパート。なんということでしょう〜とリフォーム終了。なんもやってない杉並が吠える。「工藤の工は、大工さんの工ー! 立派な職人目指して頑張るのだー!!」OFFだと全部岸尾アドリブに思えてしまう(笑)。「進路決定ー!」ってか、他の面々はどうなのかと疑問に思わないでもない。
 音夢の夕食の誘いに、今日は家で食べるとさくら。そりゃあんなモノを毎日食べさせられたら身が持ちません(おい)。そして完全に無視されるアイシア。前半でギャグ演出だったおっきな風呂敷が、逆の意味を持って見えてきます。
 しかし翌日も懲りないアイシア。「落ち込んでいる場合じゃないですよね。私には、さくらさんしかいないんだから」「私、絶対うんって言わせてみせます」まあ、何度拒否されても無視されても、押しかけ続ければそのうち心を開くかも(おい)。「よぉ〜し、ガンバルぞー!」この言い方好きなんですよ私。「はいがんばりまーす」より好きかもしれない(それはもういいって)。
 さくらへの挨拶がわりにトーストを出すアイシア。なんかバターがすごい色してますが。そんなアイシアを「見せたいものがある」と連れ出すさくら。
 街の商店でも人気者さくらちゃん。「ちょっと待ってな」と言われて、もらったのはアイスキャンデー。夏休みだけにラムネかと思ったらそっちの方か!(そっちの方って何だ) そしてアイシアは二年前のことを知ラナイナイ空(黙れ)。
 ふたりが向かった先は、桜公園の魔法の桜の木。そしてさくらはこの木に宿された想いを語る。ああ、いいなぁこのシーン、私にとっては実に心に染みます。魔法が危険だということを知らないアイシアには魔法は教えられないというさくら。それに対し、あくまで魔法は人を幸せにすると主張するアイシア。やはりこのテーマが現出してきましたね。前半のプラスなキャラお当番回に見せかけた伏線もいよいよ回収の時を迎えようとしています。

 そういえばこの提供画面、セルDVDに収録されてないんですよね。もうTV放映版だけでも何度となく見返してるんで、やたら違和感を感じてしまいます(笑)。

投稿者plateau: 2005年11月11日 00:02 [D.C.S.S.(殿堂入り)]