2005年11月03日(木)

「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#18 桜色の蜃気楼(KBS京都)感想

「ただいま、お兄ちゃん」(芳乃さくら)

 おっかえりー!! 帰ってきた幼なじみにして魔法少女・芳乃さくら@田村ゆかり! やはり彼女がいてこそのダ・カーポ!(繰り返しますが私は別に田村ゆかりのファンではありませんので)

 もう今回は何も言うことはありませんね(といいつつ、いつもどおり以上に長々と感想書くんですけど。まあ明日祝日だし、気兼ねなく夜更かしできます……26:00に放映終わって、書き終わったの28:00。校正して28:16。そのくせ蜃気楼の解説してないし。すみません、また今度なんかでっち上げてメールします)。
 ひとりの少女の帰還、ただそれだけの話を1話まるまるかけて描ける、それこそが二クールアニメの強みであり、もっと言えば前作という蓄積があってこそなのですが。「胸に散る時の葉」が流れ出したときはもう感動の涙ですよ。「リリカルなのは」の13話なんて目じゃないですよ(ごめんなさい言い過ぎました)。まあ、少なくとも「美鳥の日々」の最終回で栞ちゃんが出てきたときくらいの感動は(喩えが偏ってません?)。

 アバン、まずはお約束のミスディレクションから。さくらが「せくしーばきゅーん」になって帰ってきたと触れ回る美春。まあ、ここまであからさまにやってくれれば逆に安心して信じないで済みます(笑)。私は別段あみやまさはる氏に相性がいいと認識はしてませんが(長谷川勝己と花田十輝が特別すぎるせいかも)、こういうところを外さないのはさすが。にしても萌先輩が子供に交じってラジオ体操やってるのはいいとして、それにつき合ってる眞子ちゃんは相変わらずいい娘だなぁ。
 CM。今回の挿入歌、ボーカルアルバムでネタばれしちゃったのだけはちょっともったいない感じですね。ところでアイシアの「Smiley Clover」、セリフみたいなのが入っててかわいい。「得意科目はLOVE!」ともども、カラオケで配信してほしいなぁ。今月中によろしく。
 本編。純一といっしょにはみがきアイシアちゃん。と、眞子ちゃんたちからのさくら目撃証言。「どうしてまっすぐ帰ってこないんだ」って、その原因は後ろ後ろ! というツッコミを視聴者に任せる演出もスマート。「で、さくらって誰です?」とアイシア、まさかと思ったけど、ホントにこれを最後までひっぱるとは。たしかに誰も「芳乃さくら」とフルネームでは呼んでないけど、誰が教えてやれよ。こういう一種強引な展開も#2を思わせます。
 安全な料理のみそ汁を作る音夢。ところでアイシアも音夢もノースリーブですね(純一はどうでもいいけど)。眞子ちゃんの制服といい、このアニメのスタッフには強烈なノースリーブマニアがいるようです。まあ私は素肌もいいけど長袖もね! 派なのですが、その心意気や佳し。
 さくらと音夢のことも、さっきの玄関前での会話も「いろいろ」で済まそうとする純一くん。Canvas2じゃないんだから、いろいろだけでは済まんでしょう。それとも、使ってる絵の具がサクラだったり(黙れ)。
 で、「誰ですか、さくらって」とすべてをぶちこわすアイシアの一言。あ〜、やっぱ空気読めないアイシアちゃんも大好きです。「読めない空気」ってSS一本書こうかな(そういうこと言うと期待しちゃう人がいそうですが)。
 「よけいなことを〜」とアイシアの頭をぐりぐりする純一。ここめっちゃかわいいなぁ〜、そして純一許せんなぁ。そしてカメラさんもっと近く寄って!
 部屋に閉じこもる音夢。と、「兄さん、行こ、さくらちゃんを探しに!」このへん珍しく純一が視点になってますね。純一視点なのは#1, #2と、あとは音夢が帰ってきた#6の一部くらいだと思いますが。つまりアイシアが介在し得ない、一期の延長線上にあるエピソード。言うなればD.C.S.S. というメイン文にD.C.という外部ファイルをインクルードして関数呼び出ししてるときの引数みたいなもんで、グローバルなもんではないでしょう(と、私もそういう喩えをしてみたいお年頃)。
 で、みんなでさくらちゃん捜索隊。この面子も完全に一期に出てきたメンバだけで構成されているのも意図的でしょうね(まあ美春は別存在だし、杉並は相変わらず無視されてるけど)。そんな中、ひとりだけ蚊帳の外なアイシア。「なまえはさくら……純一たちの友達……二年ぶりに戻ってきた、らしい……せくしーばきゅーん……ますますわかりません!」と置いてけぼり。「みんなー! 純一ー! もういいです!!」ふくれっ面をする女の子に弱い最近のぷらとーさんです(だから何)。ってそのまま帰っちゃうのかよ。
 捜索の基本は一次証言に当たること……と思ったら美春も「この目で見たわけではないんです」って、都市伝説の典型的パターンですな。セミのシーンを挟む演出がなんか好き。
 そこに現れたうたまるさんに水先案内猫を頼むことに。まあもともとうたまるはさくらの飼い猫のはずでしたし。じゃあなんで置いてったんだ? というのは今シリーズが始まって以来の疑問ですが。検疫で謎生物として止められたとか(おい)。「まるで磁石のS極とN極、あるいは美春とバナナのように!」相互作用がはたらいてるんですか?
 うたまる、初音島を我が物顔で縦横無尽。BGMが「うたまるえかき唄」なとこがしゃれてます。今回だけで今までのセリフ分喋ったんじゃないかと思うくらい、実は桃井はるこ祭でもありましたね。まあ桃と桜は咲く季節が近いし(うまくない!)。
 無駄骨で疲れ切った一同の前に、金髪ツインテールの少女が。いっぽう家ではアイシア、「も〜う、こうなったら家にあるアイス、ひとりで全部食べちゃいますから!」純一が構ってくれないからすねてるっていうか、子供みたいな態度がかわいいなぁ。
 アイキャッチ、スポーツ後のことり&美春に、普段着っぽい水越姉妹。こういうのもいいですね。ってか美春以外全員ノースリーブですよ! やっぱこだわりを感じるなぁ。
 「せくしーばきゅーん」と見とれる一同。と振り向いた少女は眼鏡っ娘……はいいとして、昭島先生の妹かよっ! 人違いネタはいいにしても強引だなぁ。てっきりひかりちゃんが乗る船を間違えて初音島に着いちゃったのかと思いましたが(いらんことを言うな)。
 一方その頃朝倉家。扇風機に向かって「あ〜」って、なんでそんな日本の夏を満喫してんだアイシア! ああもうかわいいなぁ、ここもチャプタ打っちゃる!
 けっきょくふたりきりになる音夢と純一。そこにうたまる疾走。BGMが気分を盛り立て……って熱暴走で失速したのが笑った。しかし丘の先に目を移すと、そこに現れるちっちゃい影! さあ来ました「胸に散る時の葉」! 素晴らしい、まだ#18なのに使っちゃっていいんだろうかと思うくらいの絶妙のタイミングで来ましたよ。
 いいなぁ、ちっちゃいままの君でいての願いはきっと叶うよ! 前と全然変わってません! これがホントのちっちゃなイトコ。丘一面に絶対正義の花が咲く。感動です(そういう感動じゃないっての)。駆け寄る音夢、ぎゅっと抱きしめ「おかえり、さくらちゃん」。のわあぁ、あんたら、なのはとフェイトちゃんですか。野川さくらと田村ゆかり、ふたりの抑えた演技も最高です。
 朝倉家、すっかり我が家のようにくつろいでアイシア、ソファに寝そべってTVのリモコンをいじるのもかわいい。で、さくらちゃんとご対面。「せくしー……ばきゅーん……」って何回言うんだ。私も気に入ってきましたけど。こりゃ忌み言葉ですね(何)。ところで、さくらちゃんのほうはアイシアのことをどう感じたんでしょうね。お兄ちゃんの家に居候してるって状況、昔の彼女なら音夢ちゃん以上に嫉妬心を燃やしたことでしょうが。今のさくらなら大丈夫かな。
 何故かふたりでお風呂に入る音夢とさくら。「でもさすが音夢ちゃんだね、人生設計しっかりしてるな」コミック版(D.C.S.G.)だとさくらって(ネタばれ注意)風見学園の教師なんですけど、アニメではどうなんでしょうね。と、あらためて音夢に謝るさくら。あのー、浴槽に入ってたさくらと身体を洗ってた音夢が一瞬で移動してるように思えるんですけど。水音は一回しか聞こえなかったし。ってかいいから湯から上がったさくらちゃんをちゃんと映せ(と、いろいろ気になってセリフが耳に入ってこないから、重要そうなシーンを風呂の中でやるのはやめてください。や、別に入浴シーンをなくせと言ってるわけじゃなくて以下略)。
 まあともかく、二年の時を経てわだかまりの消え去ったふたり。一期「最終回」の真エンディングを観てるようで非常に感慨深いものがあります。それはいいけど純一立ち聞きしてんじゃねぇ。
 で、みんなでデザート。「二年前と変化無し」なさくらちゃんも素晴らしいですが、横に並んではっきり判りました、アイシアはそれ以上に小さいじゃないですか! 少なくとも背は(他に何がある? って、さくら自身に言われてしまった)。「実は、お兄ちゃんの趣味に合わせてたりして〜」というさくらのセリフにアイシアが反応してるとこが面白いですね。ここでようやく幼なじみモードな田村ゆかり演技が聴けて満足です。
 布団を運んで転ぶアイシア、こっちもどじっこキャラが変わってないなぁ。そこに純一、さくらは隣の家だと説明。「なるほどー、おとなりさんでしたか」……ってちょっと待て、なんだこの面白すぎるコントは。みんながみんなボケばっかりでツッコミが一人もいないですよ。ようやく気づくアイシア、「ってことは、うわぁぁ! さくらさんは、芳乃おばあちゃんの!!」と瞳を輝かす。さあ、また以前みたいな暴走展開が見られるのか、期待しましょう。そろそろ花田十輝の番っぽいし。

 次回予告。うわははは! 素晴らしい!! ダカーポ最高。

投稿者plateau: 2005年11月03日 04:16 [D.C.S.S.(殿堂入り)]