「上倉先生! さっさと挨拶してください!!」(鳳仙エリス)
これは青春学園教師ものだったのかー! ちょっと「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」が頭をよぎったよ(どうしてそんなんしか思い浮かばんのだ)。
ついにサブタイトルが虹色と関係なくなっちゃいましたけど、本編は変わらず素晴らしい。笑わない病弱少女・藤浪朋子@高橋美佳子。ちょっと一話でやるには展開早すぎかなぁと思わなくもないですが、しかし見事にまとめてくれました。やっぱこういう性格の娘、好きなんですよ。美術の授業中に「見えない」「見せない」なんてやってるシーンとかツボですよ。それでいて猫には「笑顔ならあります!」ってんですから、もうたまりません。ラストシーンも最高です。
そんな中でもエリスとか霧の存在感が薄れないのはアニメ作品として高ポイント。まああれだ、可奈の出番はなくなっちゃってるんですが、そこはそれ。教育実習生として正真正銘みんなから「上倉先生」と呼ばれている浩樹に対して、人前でも「お兄ちゃん」と呼んでくれるエリスは素晴らしいですね。家でうどんに唐辛子をかけ合うとこもほほえましいし(ってか麺類好きだなこの娘)。と、電話の相手が霧だと判って沈んだ気持ちでダイニングを出るところも巧い描写。と思ったら、そのあとのCMで寝ぼけてるとこにちょっと笑った。
理事長代理@猪口有佳に、「自分ならではの力で」と言われ朋子との接し方を考える浩樹。OPテーマをアコースティックで流す演出もダカーポっぽくて心に染みます。そしてついに浩樹が筆ならぬペンを執る! 感動的なシーンです。と思ったら浩樹、「芸術家ってのは、女体の美しさを追い求めるもんだ」なんて言ってて台無し。なんたることでしょう、小さいことの素晴らしさを理解しないなんて!(台無しにしてるのはお前だ)
浩樹と朋子、みんなの観察日記。良かったですね、浩樹の描いたエリスみたいに、変なふうに特徴を捉えた似顔絵を描かなくて。それだと余計にクラスメイトとの軋轢を増しかねませんから。でも逆に言えば、そんなふうに相手を描けるのは親しみの現われ。それを考えると、一晩明けて朋子がああいう浩樹の似顔絵を描いてきたというのは実に感慨深いことです。ってかエリス、「朋子ちゃん」なんて親しげによんでるから元々友達同士なのかと思ったけど、向こうは別にそう思ってなかったみたいな返し方をされたとこも笑えました。
で、もしかしてこの絵も声優謹製だったのかな、と思ってEDを注視してみたら、そんなクレジットは見つからないかわりに、女子生徒の中に小清水亜美や三瓶由布子といった名塚佳織にひとやりならぬ関係を持つ面々の名を発見。なんかいろんな意味で油断ならんアニメです。
ところで、深夜アニメでBPOのCMを流すのは悪い冗談としか思えない。
投稿者plateau: 2005年11月02日 01:08 [Canvas2〜虹色のスケッチ〜]