2005年11月02日(水)
「Canvas2〜虹色のスケッチ〜」第5話 溜息のムーングレイ(KBS京都)感想
「上倉先生! さっさと挨拶してください!!」(鳳仙エリス)
これは青春学園教師ものだったのかー! ちょっと「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」が頭をよぎったよ(どうしてそんなんしか思い浮かばんのだ)。
ついにサブタイトルが虹色と関係なくなっちゃいましたけど、本編は変わらず素晴らしい。笑わない病弱少女・藤浪朋子@高橋美佳子。ちょっと一話でやるには展開早すぎかなぁと思わなくもないですが、しかし見事にまとめてくれました。やっぱこういう性格の娘、好きなんですよ。美術の授業中に「見えない」「見せない」なんてやってるシーンとかツボですよ。それでいて猫には「笑顔ならあります!」ってんですから、もうたまりません。ラストシーンも最高です。
そんな中でもエリスとか霧の存在感が薄れないのはアニメ作品として高ポイント。まああれだ、可奈の出番はなくなっちゃってるんですが、そこはそれ。教育実習生として正真正銘みんなから「上倉先生」と呼ばれている浩樹に対して、人前でも「お兄ちゃん」と呼んでくれるエリスは素晴らしいですね。家でうどんに唐辛子をかけ合うとこもほほえましいし(ってか麺類好きだなこの娘)。と、電話の相手が霧だと判って沈んだ気持ちでダイニングを出るところも巧い描写。と思ったら、そのあとのCMで寝ぼけてるとこにちょっと笑った。
理事長代理@猪口有佳に、「自分ならではの力で」と言われ朋子との接し方を考える浩樹。OPテーマをアコースティックで流す演出もダカーポっぽくて心に染みます。そしてついに浩樹が筆ならぬペンを執る! 感動的なシーンです。と思ったら浩樹、「芸術家ってのは、女体の美しさを追い求めるもんだ」なんて言ってて台無し。なんたることでしょう、小さいことの素晴らしさを理解しないなんて!(台無しにしてるのはお前だ)
浩樹と朋子、みんなの観察日記。良かったですね、浩樹の描いたエリスみたいに、変なふうに特徴を捉えた似顔絵を描かなくて。それだと余計にクラスメイトとの軋轢を増しかねませんから。でも逆に言えば、そんなふうに相手を描けるのは親しみの現われ。それを考えると、一晩明けて朋子がああいう浩樹の似顔絵を描いてきたというのは実に感慨深いことです。ってかエリス、「朋子ちゃん」なんて親しげによんでるから元々友達同士なのかと思ったけど、向こうは別にそう思ってなかったみたいな返し方をされたとこも笑えました。
で、もしかしてこの絵も声優謹製だったのかな、と思ってEDを注視してみたら、そんなクレジットは見つからないかわりに、女子生徒の中に小清水亜美や三瓶由布子といった名塚佳織にひとやりならぬ関係を持つ面々の名を発見。なんかいろんな意味で油断ならんアニメです。
ところで、深夜アニメでBPOのCMを流すのは悪い冗談としか思えない。
「ラムネ」第4話 自治会長とごほうび(関西テレビ)感想
「えっとー、二名様ご案内っと」(石和多恵)
これまた山本天志演出。そう思ってみると、ゆるゆるっとした中にもテンションの違うシーンがちらほら。もっとも、その大半はひかりちゃんと端野くんに割かれてた気がしますが(笑)。
ちなみに作監は同じく「Φなる・あぷろーち」で多くの回の作画監督を務めた伊部由起子さん。ちびキャラとまではいかずとも、なんかちっちゃいこがいっぱい出てきてかあいかったです。もちろんアバンの回想シーンの出来も絶品ですし。しかし、子供の時ですら、ひかりちゃんがみんなと同じ背丈ってのはどうかと(作画レベルでどうにかなる問題じゃないとは思いますけど)。
シナリオレベルのことを言うと、実に不思議な話。きっと多恵先輩のお当番回とかフラグ立てとか、そういうものじゃないんでしょうね。友坂くんは相変わらず七海と長年連れ添った夫婦のような間柄で、あえてその関係性を壊そうとする者は(今のところ)存在しない。佐倉さんも友坂くんといっしょにゴミ拾いしただけで満足してるみたいですし。D.C.S.S.にしてもそうだけど、この「島」という舞台装置が余計に外界から隔絶された理想郷のような世界観を強固にしているのかもしれませんね。まさにこのまま永遠に終わらない夏を見ているかのような幻覚に囚われそうになります。っていうか、EDで「夏休み終わらなければ」なんて歌ってるわりに、いまだに夏休みが始まってすらいなかったというのはちょっとした衝撃。友坂くんの父親が教師という以上の衝撃。七海があんなふうで赤点回避したという以上の(もういいっての)。
にしても、この作品も予告が面白いなぁ(ってか予告してないんですけど)。家にいるときもジャージ、外に出るときもジャージ……そりゃただの変な人だ(Canvas2と混ざった)。
2005年11月03日(木)
「今日からマ王!」第35話 雪降る大地(NHK教育)感想
「陛下って呼ぶな名付け親!」(渋谷有利)
なに〜、こうくるか〜。事態がのみ込めないのは有利も視聴者も同じ。定番の引きですが面白い。
んー、しかし、コンラッドはいったいどういうことでしょうかね。ヨザックは「彼が三人目だ」と言ってますが、このセリフ、単純に三人目の対戦相手という意味じゃないのかもしれません。有利の前に現れたのは大シマロンでひそかに育成されてきたコンラッドのクローンで、つまり「私は、たぶん三人目だから」みたいな(ネタ古いなー)。
ツェリさんとフリンさんの間で交される会話もなかなか含蓄があります。有利のことといい、国(民)を治めることについて、意外にも突っ込んだ話になるんでしょうか。にしても、フィクションでも現実でもいつも思うんですが、世界を征服しようだなんてアホなことよく思いますよね。私の場合は、人に支配されるのが嫌なのはもちろんですが、それと同じくらい人を支配することもしたくないと思う人間でして。出来れば、世界なんてものから遠く離れたところで自由に生きていたいものですが。三次元現実にはしがらみが多すぎますね。
そういう意味では大賢者様なんてけっこう理想的な立場だと思いますけど、村田くんは有利の側に立って全然中立じゃありませんね。ってかよく考えると何もしてないよね。
ところで普通、こういうときは有利の前に出てくるまでコンラッドの顔を隠す演出が普通じゃないかなと思いました(そのあとにD.C.S.S.を観たから余計に)。
「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#18 桜色の蜃気楼(KBS京都)感想
「ただいま、お兄ちゃん」(芳乃さくら)
おっかえりー!! 帰ってきた幼なじみにして魔法少女・芳乃さくら@田村ゆかり! やはり彼女がいてこそのダ・カーポ!(繰り返しますが私は別に田村ゆかりのファンではありませんので)
もう今回は何も言うことはありませんね(といいつつ、いつもどおり以上に長々と感想書くんですけど。まあ明日祝日だし、気兼ねなく夜更かしできます……26:00に放映終わって、書き終わったの28:00。校正して28:16。そのくせ蜃気楼の解説してないし。すみません、また今度なんかでっち上げてメールします)。
ひとりの少女の帰還、ただそれだけの話を1話まるまるかけて描ける、それこそが二クールアニメの強みであり、もっと言えば前作という蓄積があってこそなのですが。「胸に散る時の葉」が流れ出したときはもう感動の涙ですよ。「リリカルなのは」の13話なんて目じゃないですよ(ごめんなさい言い過ぎました)。まあ、少なくとも「美鳥の日々」の最終回で栞ちゃんが出てきたときくらいの感動は(喩えが偏ってません?)。
アバン、まずはお約束のミスディレクションから。さくらが「せくしーばきゅーん」になって帰ってきたと触れ回る美春。まあ、ここまであからさまにやってくれれば逆に安心して信じないで済みます(笑)。私は別段あみやまさはる氏に相性がいいと認識はしてませんが(長谷川勝己と花田十輝が特別すぎるせいかも)、こういうところを外さないのはさすが。にしても萌先輩が子供に交じってラジオ体操やってるのはいいとして、それにつき合ってる眞子ちゃんは相変わらずいい娘だなぁ。
CM。今回の挿入歌、ボーカルアルバムでネタばれしちゃったのだけはちょっともったいない感じですね。ところでアイシアの「Smiley Clover」、セリフみたいなのが入っててかわいい。「得意科目はLOVE!」ともども、カラオケで配信してほしいなぁ。今月中によろしく。
本編。純一といっしょにはみがきアイシアちゃん。と、眞子ちゃんたちからのさくら目撃証言。「どうしてまっすぐ帰ってこないんだ」って、その原因は後ろ後ろ! というツッコミを視聴者に任せる演出もスマート。「で、さくらって誰です?」とアイシア、まさかと思ったけど、ホントにこれを最後までひっぱるとは。たしかに誰も「芳乃さくら」とフルネームでは呼んでないけど、誰が教えてやれよ。こういう一種強引な展開も#2を思わせます。
安全な料理のみそ汁を作る音夢。ところでアイシアも音夢もノースリーブですね(純一はどうでもいいけど)。眞子ちゃんの制服といい、このアニメのスタッフには強烈なノースリーブマニアがいるようです。まあ私は素肌もいいけど長袖もね! 派なのですが、その心意気や佳し。
さくらと音夢のことも、さっきの玄関前での会話も「いろいろ」で済まそうとする純一くん。Canvas2じゃないんだから、いろいろだけでは済まんでしょう。それとも、使ってる絵の具がサクラだったり(黙れ)。
で、「誰ですか、さくらって」とすべてをぶちこわすアイシアの一言。あ〜、やっぱ空気読めないアイシアちゃんも大好きです。「読めない空気」ってSS一本書こうかな(そういうこと言うと期待しちゃう人がいそうですが)。
「よけいなことを〜」とアイシアの頭をぐりぐりする純一。ここめっちゃかわいいなぁ〜、そして純一許せんなぁ。そしてカメラさんもっと近く寄って!
部屋に閉じこもる音夢。と、「兄さん、行こ、さくらちゃんを探しに!」このへん珍しく純一が視点になってますね。純一視点なのは#1, #2と、あとは音夢が帰ってきた#6の一部くらいだと思いますが。つまりアイシアが介在し得ない、一期の延長線上にあるエピソード。言うなればD.C.S.S. というメイン文にD.C.という外部ファイルをインクルードして関数呼び出ししてるときの引数みたいなもんで、グローバルなもんではないでしょう(と、私もそういう喩えをしてみたいお年頃)。
で、みんなでさくらちゃん捜索隊。この面子も完全に一期に出てきたメンバだけで構成されているのも意図的でしょうね(まあ美春は別存在だし、杉並は相変わらず無視されてるけど)。そんな中、ひとりだけ蚊帳の外なアイシア。「なまえはさくら……純一たちの友達……二年ぶりに戻ってきた、らしい……せくしーばきゅーん……ますますわかりません!」と置いてけぼり。「みんなー! 純一ー! もういいです!!」ふくれっ面をする女の子に弱い最近のぷらとーさんです(だから何)。ってそのまま帰っちゃうのかよ。
捜索の基本は一次証言に当たること……と思ったら美春も「この目で見たわけではないんです」って、都市伝説の典型的パターンですな。セミのシーンを挟む演出がなんか好き。
そこに現れたうたまるさんに水先案内猫を頼むことに。まあもともとうたまるはさくらの飼い猫のはずでしたし。じゃあなんで置いてったんだ? というのは今シリーズが始まって以来の疑問ですが。検疫で謎生物として止められたとか(おい)。「まるで磁石のS極とN極、あるいは美春とバナナのように!」相互作用がはたらいてるんですか?
うたまる、初音島を我が物顔で縦横無尽。BGMが「うたまるえかき唄」なとこがしゃれてます。今回だけで今までのセリフ分喋ったんじゃないかと思うくらい、実は桃井はるこ祭でもありましたね。まあ桃と桜は咲く季節が近いし(うまくない!)。
無駄骨で疲れ切った一同の前に、金髪ツインテールの少女が。いっぽう家ではアイシア、「も〜う、こうなったら家にあるアイス、ひとりで全部食べちゃいますから!」純一が構ってくれないからすねてるっていうか、子供みたいな態度がかわいいなぁ。
アイキャッチ、スポーツ後のことり&美春に、普段着っぽい水越姉妹。こういうのもいいですね。ってか美春以外全員ノースリーブですよ! やっぱこだわりを感じるなぁ。
「せくしーばきゅーん」と見とれる一同。と振り向いた少女は眼鏡っ娘……はいいとして、昭島先生の妹かよっ! 人違いネタはいいにしても強引だなぁ。てっきりひかりちゃんが乗る船を間違えて初音島に着いちゃったのかと思いましたが(いらんことを言うな)。
一方その頃朝倉家。扇風機に向かって「あ〜」って、なんでそんな日本の夏を満喫してんだアイシア! ああもうかわいいなぁ、ここもチャプタ打っちゃる!
けっきょくふたりきりになる音夢と純一。そこにうたまる疾走。BGMが気分を盛り立て……って熱暴走で失速したのが笑った。しかし丘の先に目を移すと、そこに現れるちっちゃい影! さあ来ました「胸に散る時の葉」! 素晴らしい、まだ#18なのに使っちゃっていいんだろうかと思うくらいの絶妙のタイミングで来ましたよ。
いいなぁ、ちっちゃいままの君でいての願いはきっと叶うよ! 前と全然変わってません! これがホントのちっちゃなイトコ。丘一面に絶対正義の花が咲く。感動です(そういう感動じゃないっての)。駆け寄る音夢、ぎゅっと抱きしめ「おかえり、さくらちゃん」。のわあぁ、あんたら、なのはとフェイトちゃんですか。野川さくらと田村ゆかり、ふたりの抑えた演技も最高です。
朝倉家、すっかり我が家のようにくつろいでアイシア、ソファに寝そべってTVのリモコンをいじるのもかわいい。で、さくらちゃんとご対面。「せくしー……ばきゅーん……」って何回言うんだ。私も気に入ってきましたけど。こりゃ忌み言葉ですね(何)。ところで、さくらちゃんのほうはアイシアのことをどう感じたんでしょうね。お兄ちゃんの家に居候してるって状況、昔の彼女なら音夢ちゃん以上に嫉妬心を燃やしたことでしょうが。今のさくらなら大丈夫かな。
何故かふたりでお風呂に入る音夢とさくら。「でもさすが音夢ちゃんだね、人生設計しっかりしてるな」コミック版(D.C.S.G.)だとさくらって(ネタばれ注意)なんですけど、アニメではどうなんでしょうね。と、あらためて音夢に謝るさくら。あのー、浴槽に入ってたさくらと身体を洗ってた音夢が一瞬で移動してるように思えるんですけど。水音は一回しか聞こえなかったし。ってかいいから湯から上がったさくらちゃんをちゃんと映せ(と、いろいろ気になってセリフが耳に入ってこないから、重要そうなシーンを風呂の中でやるのはやめてください。や、別に入浴シーンをなくせと言ってるわけじゃなくて以下略)。
まあともかく、二年の時を経てわだかまりの消え去ったふたり。一期「最終回」の真エンディングを観てるようで非常に感慨深いものがあります。それはいいけど純一立ち聞きしてんじゃねぇ。
で、みんなでデザート。「二年前と変化無し」なさくらちゃんも素晴らしいですが、横に並んではっきり判りました、アイシアはそれ以上に小さいじゃないですか! 少なくとも背は(他に何がある? って、さくら自身に言われてしまった)。「実は、お兄ちゃんの趣味に合わせてたりして〜」というさくらのセリフにアイシアが反応してるとこが面白いですね。ここでようやく幼なじみモードな田村ゆかり演技が聴けて満足です。
布団を運んで転ぶアイシア、こっちもどじっこキャラが変わってないなぁ。そこに純一、さくらは隣の家だと説明。「なるほどー、おとなりさんでしたか」……ってちょっと待て、なんだこの面白すぎるコントは。みんながみんなボケばっかりでツッコミが一人もいないですよ。ようやく気づくアイシア、「ってことは、うわぁぁ! さくらさんは、芳乃おばあちゃんの!!」と瞳を輝かす。さあ、また以前みたいな暴走展開が見られるのか、期待しましょう。そろそろ花田十輝の番っぽいし。
次回予告。うわははは! 素晴らしい!! ダカーポ最高。
「まんが日本昔ばなし」第3話 ききみみ頭巾/第4話 雉も鳴かずば(MBS毎日放送)感想
予想通りほとんど誰も感想を書いてない。こうなると逆に書きたくなる私(需要なんて知ったことか)。
いや実際、実に面白い。Aパートはなんか観ててめっちゃ幸せな気分になりました。ラスト、夕陽に向かって走るお爺さんのセリフを、あえて語りの市原悦子に言わせてるのがいい味出してます。対照的にBパートは悲劇的なお話で、効果音や演出もけっこう現代的だったりと、メリハリが効いているのも良い。
ってか、さすが昔話だけにフォーマットが完成されていて、いろんな作品がこれのインスパイアに見えてしまいます。Aパートの話、根の上に倉を建てられた楠がその家の一人娘を呪うなんて、どっかの島の魔法使いさんかと思ってしまいますし(人じゃなくて木自体だけど)、Bパートのチヨちゃんも一歩間違えば「いっぺん死んでみる?」とかって人を地獄送りにする少女になってしまいそうです。
……やっぱ需要ないかなぁ、こんな感想。
2005年11月05日(土)
小島あきら「まほらば」10(ガンガンWINGコミックス)感想
「私にも心の準備というものがいるのですよ。ねっ隆ちゃん」(緑川千百合)
ついに10巻目。ってか、出るの早いと思ったらなんだこの構成は! 番外編多っ。
ううむ、肝心の本編、続きがかなり気になる引きですが、そろそろ締めにかかってるってことなんでしょうかねぇ。まあ白鳥くんと梢ちゃんが(ネタばれ略)になった以上、変化が訪れるのは当然のことで。ってか今回は千百合ちゃんにノックアウト。ああ、やっぱりとってもコレクトですよこの人。とくにメガネがコレクト! この幸せはアニメ版しか触れていない方には味わえないものですよ。ああ、アニメ版……そのうち観ないと。
ちなみに今回の単行本内に収録されてるゲームブックはやたら簡単ですね(ってか普通に前から順番に読めるし)。8巻特装版のが岡嶋二人並に超難度だったのが非難されたんでしょうか。
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「To Heart2」第5話 勧誘(KBS京都)感想
「貴ちゃん、大胆だね」(笹森花梨)
またすごいキャラが出てきたなぁ。ハーレムアニメのはずなのに、だんだん貴くんは女運が悪いだけのような気がしてきましたよ。ミス研なんかより開運研究会に入ったほうがいいんでは。
また入学式かよっ! ホントに延々とループしてますな。ゲーム的なマルチシナリオを、こういう形で再構成するのは結構面白い試みかも。まさか委員長の回とリンクするとは思いませんでした。3話を見返してみると、ちゃんと笹森花梨@中島沙樹のうしろ姿映ってます。
ミステリ研究会を売り込む花梨。たしかにその名称は紛らわしい。しかし、大学ならともかく、高校の同好会ならそっちのほうを思い浮かべる人のほうが多そうな気もしますけどね。私のいた高校にはどっちもなかったと記憶してます。ってか話を聞きに来た眼鏡っ娘、クイーンって渋いな! それとも、有栖川有栖から入ったクチですか? 国名シリーズの火村はそっち方面でもけっこう人気だと伺っておりますが(やめい)。
で、キャッチセールスに引っかかる貴くん。いやほんと、あんた簡単に騙されそうなタイプですよ。質問のないアンケートなんて怪しげなもんにほいほい名前を書くな! 証拠もないのに脅迫に負けるな! むしろそのまま押し倒せ(最悪だ)。なーに、一通り楽しんだら期限ギリギリに返品してクーリングオフを(できません)。
ミス研の課外活動。なんかこういうノリは涼宮ハルヒシリーズを思い出します。しかもあれよりはるかにパンチが弱くてちょっと物足りない。ってか貴くん、「たまご♪たまご♪」なんて歌ってる奴に対して普通の女の子だなんて言うとは、あんたのほうが変わってますね。またしても「ボク女の子苦手だから」大作戦が始動していた模様です。UFOで浮かれる花梨に優しい言葉をかけて惑わすとは、まさに外道! これで花梨にフラグが立ったとしたら、それこそ吊り橋効果以外の何物でもないような気がしますが。
次回……なんだこりゃ。「るーこ」ですかね? 今回のUFOが彼女の伏線だったりして(笑)。
「フタコイ オルタナティブ」FILM-8 サはさよならのサ(キングレコード)感想
「いいじゃなーい」「いいじゃなーい」「「所長ー!」」(白鐘沙羅・双樹)
むう。なんか、どう感想を書いていいか途方に暮れる回ですねぇ。
訪れた「忘れルナ!」の日。白鐘姉妹の決断。それに応えられない恋太郎。タバコの煙のように漂う、このもやもやとした状況は、やがて訪れるカタルシスのためのものと期待しておきましょう。
「BATHROOM」の懸札の映る構図がEDにあったシーンでちょっと感動。と思ったら今回から絵が変更に。アルバム調の、これもいいなぁ。
次回はD.C.S.S.の後信治助監督の絵コンテ・演出回ということで楽しみ。
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「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」DVD II期間限定版(キングレコード)感想
DVD第二巻。やっぱりセルDVDは絵が綺麗でいいですなぁ。下宿だとKBS京都(UHF帯)、あんまり受信環境がいいとは言いがたいんで。
今回は#3〜#6を収録。アイシアが「ご主人様」と純一に魔法を教えてくれるようつきまとう3話分と、音夢の帰還の回。既にTV放映後なんで秘密にする必要もないでしょうし、パッケージにも朝倉音夢が描かれてます。けっこうDVDの区切りを意識したシリーズ構成になってるんですね。封入特典の「初音島観光協会だより」と称した単なるリリース案内を見ても、この先DVD IV収録の#14で話は大きく動きますし、その次のDVD Vではラストに#18「桜色の蜃気楼」を構え、もうひとりの少女の帰還が描かれることになります。
ところで#6「美春への手紙」の冒頭のほうで、アイシアが純一たちと登校するのを見下ろす窓際のシーンが出てて、これは#9「枯れない想い」の伏線になってるんですね。こうやって少し話が進んだ段階になって前の回を見ることで、より意図がはっきりしてくるのは面白いもの。もちろん、今の時点の印象も最後でくつがえる可能性もありますし。
ちなみに、#18で阿部雅司さんの演出がなかなか面白かったんですが、#4「桜並木の向こうに」の絵コンテ・演出も担当されてるんですね。しかもD.C.一期でもキャラ別エンドでは最高評価を下している#24「記憶の扉」(美春エンド)もこの方の手によるもの。けっこう波長の合う人なのかな、と思っていろいろ調べてみたら、某まじかるなのの監督、この人だったのか……。うーむ。
そしてお楽しみD.C.S.S.外伝、「ぱたぱたアニメ劇場(2)〜まだ見ぬ夢の職業〜」。う、うわははは。素晴らしい、らまマンはさすが音夢というキャラをよくわかってらっしゃる(なんてことを!)。こりゃ絶対観てもらわねば。
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2005年11月06日(日)
「BLACK CAT」#02 戸惑う猫(MBS毎日放送)感想
「がんばれよ、オ・ヤ・ジ」(ターニャ)
オヤジだろうとちびキャラは正義! それが宇宙の法則世界の基本。
いやぁ、なんか面白いですよこのアニメ。思い切ったギャグ演出が心地良い。スヴェンとターニャの漫才も相変わらずだし、そのあとのエレナ@ゆかなにめろりんきゅ〜なスヴェンも楽しい。コーヒーを顔に吹きつけるというギャグ展開がそのまま普通に後の流れにつながっていくとこに笑った。
向こうがゆかなならこっちはゆかただ! ってことでトレインが出逢う謎の少女・ミナツキ サヤ@豊口めぐみ。謎のキャラにさらに謎のキャラを出逢わせてどうすると言いたくもなりますが、これまたツボに入ります。牛乳大好きみたいですけど、牛乳を飲むと胸が大きくなるというのは迷信ですね、見事に微かな方で素晴らしい(最悪だ)。やたら自信満々で高額賞金首を狙うサヤ、あっさり捕まってトレインに助けられてたらキャラ立てに失敗してるんじゃ……と思ったら最後にひっくり返してくれて拍手喝采。ってか関西で観てる人は「砂ぼうず」かよっ! と思ったに違いない。
ああ、このED何度観ても笑えるなぁ。この先どんなシリアス展開になっても、最後にこれが待ち受けてると思うと絶対マジメに観れない(それとも、そんな展開にする気はさらさらないってことでしょうか?)。次回予告の遊びもGood。
「The SoulTaker〜魂狩〜」第9話 死美人の幻影 篇(MBS毎日放送)感想
「痛いの? でも、あたしはもっと痛かった」(岬真夜)
大事なものをとられちゃった人の心は(黙れ)。
なんてネタを書いてる場合かっ! めちゃめちゃ面白くなってきました。ここに来て急にテーマが表に出てきたような感じですが、今までもちゃんと伏流としてあったので唐突には思いません。ってか、単に私が小麦ちゃんにばっか目を奪われてただけかも(笑)。
次回、中井英夫かよ!
「灼眼のシャナ」第5話 それぞれの想い(MBS毎日放送)感想
「出来る……大丈夫……言える」(吉田一美)
坂井くんとのデートを邪魔されてふてくされる吉田さん@川澄綾子が素敵。絶対最後には「どーして私だけを見てくれないの!?」って問いつめると思ったのに。
今回は「それぞれの胸の誓いなの」というわけで、なかなか役者が揃ってきましたねぇ。ラミー@清川元夢なんか、どこの惑星の監察官さんですかという感じですが。ラミーの言葉に揺さぶられる坂井くん。ところで坂井くん、トーチの炎がまだ勢いがあるって言われて、この前けっこう消費したはずなのに、と疑問に思わなかったんでしょうかね。まあトーチの存在意義にしても、ちゃんとフリアグネの目論見があったと説明されましたし、けっこう後で伏線が効いてくるのかもしれませんが。
いっぽう、坂井くんを避けて、また屋上で一人メロンパンなシャナ。彼女の心もアラストールの言葉によって揺さぶられる。「それは嫉妬というのだよ〜」とか、そんなテンションじゃないのが残念ですね。や、案外全部判ってて、あえて挑発してるのだとしたらアラストールに頭領の称号を冠したいところですが(いらんわ)。
ちなみに今回はシャナ@釘宮理恵があんまりしゃべってくれないかわりに、「ご主人様」としか言わないマリアンヌ@こやまきみこにノックアウト。
「蟲師」第3話 柔らかい角(関西テレビ)感想
「真火、聞こえる? これが母さんの音」(真火の母)
ぬぅ、相変わらずすごい雰囲気のアニメです。なんか、D.C.一期のCパートみたいな感じというか。そうか、だからアフタヌーンのCMも美春仕様なんですね(えー)。あれだけはどうも見るに堪えないんですよ。
毎回、五感+第六感に訴える実に希有なアニメ。今回は聴覚でした。こういう時に主役の男の子に子役を当てるというのも故意でしょうね(本城雄太郎くん、「愛してるぜベイベ★★」の健くん役の子)。ちなみに母親は笠原弘子さんというキャスティングもナイス。
報酬は真火くんの角ってギンコ、その筋の好き者に売り飛ばす気だな! 最低入札価格はいくらですか(黙れ)。
「交響詩篇エウレカセブン」第29話 キープ・オン・ムービン(MBS毎日放送)感想
「やかましーい! いい加減にわしにも喋らせんか」(アクセル・サーストン)
サーストン祖父@青野武、自己主張するの巻。
ドミニクの独白ではじまった今回。カッコよく決めようとしながら、いきなり情けないことになってるのが面白かった。これが大佐への報告書という体裁をとっているのなら、最後には独白でなくなっているのは正しいですね。レントンの元クラスメイトたちに翻弄されたり、アクセルの情にほだされたりと、やっぱり憎めない人です。
いっぽうのゲッコーステイト。レイとチャールズの往時に思いを馳せ、ゲッコーステイトの環境改善に乗り出すレントン……と、タルホさん一気に喋っちゃった!! な、なにー、驚くべき展開です。なるほど、コーラリアンとはすなわち coralian 、珊瑚だったのですね。ということはエウレカと対比されるアネモネも同じなんでしょうか。まさにももいろさんご(黙れ)。
文字通り「世界」であったエウレカ。そんな彼女に、レントンは「君は君だ」と想いを伝える。ゲッコーステイトも、それを取り巻く環境も、激変を予感させる引きですが、レントンがその想いをどれだけ貫き通せるかが見ものです。
あのクラスメイトの中では、私にしては珍しく眼鏡っ娘じゃない娘が好きかな。
「雪の女王」第24話 月夜の人魚姫(NHK総合)感想
「今度逢ったら、ともだちになれるよね」(リリー)
かないみかかっ!!(NTTに非ず←2006.2.6 22:45 カテゴリ漏れ修正ついでにネタ追記) 大谷育江かと思った(よく考えたらマッチ売りの少女で出てるし)。まだまだ修行が足りませんねぇ。
やはりゲルダが語りの回は名作の法則があるのか、今回も素晴らしい。演出もいつも以上に感動的でした。ってか、海が好きなのかもしれませんねぇ私。
人魚伝説のある街を訪れたゲルダ。行く先々の店で人魚をプッシュしてるという描写が、町興しに躍起という感じで、妙にリアルで面白かったです。そして出逢った琴を持つ少女・リリー。必至にともだちになりたいと言ってくるリリーに、「まだおともだちってほどじゃ」と冷淡に返すゲルダ、本日二回目の素敵川澄綾子です。リリーも惜しいですね、なのはちゃんみたいな女の子に近寄ればもっと早くおともだちになれたのに(でも大事な物をとられちゃったら、なのはは怒るだろうなぁ)。
そしてラストはまた悲劇的なお話になるのかなと思ったら、カリオストロの城並に「あま〜い」締めにされてしまいました。いやまあ、こういうの嫌いじゃないんですけど。
それにしてもまたハンスかよっ! 発明家じゃなくて紙芝居屋になってるし。子供から金を集めるわ、いつのまにかオリバー(違)が友達以上恋人未満になってるわ。まさにひとつながりの奇跡(もういいって)。
2005年11月08日(火)
「はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜」第6話 三人目の双子(KBS京都)感想
「わたくしたちはふたりでひとり」「いっしょじゃなくっちゃだめでございます」「「ねー」」(寿みな・寿なみ)
双子万歳! 恋の華咲くふたこいセブンでございます〜。なんだこのツボにくるラブコメディは! と思ったら脚本が花田十輝。や、やっぱ私この人とめっちゃ相性いいみたい。
今週の提供&アイキャッチはお菊さん。やっぱ劇中のお当番回と一回ずれてる模様。
アバンは固定みたいでちょっと残念。行きつけのコスメショップから在庫品をもらってきたたもんちゃん。「論理的に言いますと、私の髪型に髪留めは必要ないのですが」って面白いなくあんちゃん。猩々がイヌのアクセサリなら、まひるさんはやっぱサカナ……って、ななみちゃんの髪留めみたいなもんかと思ったらやたらリアルだなぁ。
で、みな&なみはアクセサリの形が違うと拒否。あぁ、やっぱ声を合わせるふたごはいいなぁ。南央美さんもいつも以上に重ね録りが多そうでお疲れ様です。
就寝前に現れたマガツ神を前に変身するふたり。これこれー、これを待っていたのですよ!(以下二十文字ほど略)
と、みなに変身するマガツ神・鏡戯。見分けられないなみ。菊之介の助太刀で危機は脱するも、二人の間に感情の亀裂が走る。今回、マガツ神が誰かの不幸に便乗するんじゃなくて、その存在によってはっぴぃセブンの仲間自体に不幸を呼び寄せるという展開が面白いですね。
仲違いするふたりの処置に困るみんな。意味不明な下ネタみくさんはほっといて、ここでみなとなみを見分けられるのが菊之介だけというのがまたラブコメちっく(他のはっぴぃセブン衆も区別できるのかもしれませんけど)。
翌日も口をきかないふたり。なんかこの小学部のクラスメイトや先生がやたらかわいくて困った(ごめんなさいホントは困ってません)。その様子を困って見守るみんな。ってかまひるさん、「修羅場」って、それ違うから。
「僕がなんとかするよ」と一肌脱ぐ菊之介。あんた、やっぱ前回の若菜さんときと態度が全然違うじゃないですか。同志!(待て)
語られる二人の思い出。「みな姉様はもうひとりの自分……いつしか私は、そう思うようになりました」って、これはむしろ翠星石&蒼星石@RozenMaiden原作版では。
みなを見分けられなかったことを悔いるなみに、「判らなくて当然だよ」と、ふたごのそれぞれの個性を認める菊之介。やっぱ美少女アニメの主人公みたいですよ、こいつ。
鏡戯の居場所を捜すくあんちゃんと猩々。他のみんなにはちょっとした幸せが訪れて有頂天。しかし、ちびキャラの使い方が微妙だなぁ。やっぱ川崎ヒロユキじゃないと使いこなせないんでしょうか。やはりここはちびキャラ使いの名手・長谷川勝己を(って、ホントに来週あたり召還されたりして)。
別々の髪飾りをつけて仲直りのみな・なみ。そこにふたたび鏡戯の襲来。現場に行くと既に来ていた菊之介、こいつ偽者なんじゃ? とも勘繰ってしまいましたけど。
学園にも襲来するマガツ神。自分の偽者に対し、「わたくしは、そんな汚い言葉は使いません」と返すみくさんに笑った。いやいや、ふだんの姿だとそういうしゃべり方ですから。変身前と後で性格が変わるって設定をこういうふうに使うのは見事。
自分相手との闘いに敗れるはっぴぃセブンの面々。そしてふたたび双子が三人に。「論理的に考えて……わからないですわ」ってくあんちゃんのセリフがまたツボ。
片方のリボンのほつれで本物を見分けるみな&なみ。合体攻撃ということで、鋏と如雨露でも出すのかと思ったら、スペルによる戦闘開始!? うわはははは、大笑い。ってかとどめを菊之介に任すとこもフラグ立ってるっぽいなぁ。
後日、今回全然目立ってなかったあまのっちによる双子見分けテスト。「この髪飾りに、この指輪。このワッペンにこのネックレスがみなでございます」「この髪飾りに、この指輪。このワッペンにこのネックレスがなみでございます」って、あからさまに地域限定版っぽいぞここ。ちなみに順にくいだおれ人形に舞妓さん、通天閣に鹿と京都タワー……って最後の組み合わせがめちゃめちゃだ(笑)。
はっぴぃステーション。サカナだらけ……と思ったらとっておきの笑顔!
「ブラック・ジャック」Karte:48 コマドリと少年(よみうりテレビ)感想
「こりゃ、ますますミステリーだ」(写楽)
名探偵シャラクくん。って実際に捜査するのはピノコとBJかよ! しかもむしろ花梨ちゃん系でしたし。
ううむ、小銭ならともかく、お札があんなふうに道端にぽんぽん落ちてるもんかということが気になって、もう一ひねりあるのかと思ってしまいましたよ。まあ30分あとの番組ならともかく、この作品にそんな高度なトリックを期待する方が間違ってますが。ってか次回もミステリー話みたいだし、何故急に。
鳥の恩返しというネタも、いかにもマンガ的な美談といった感じ。まあ動物の擬人化は手塚治虫の功罪のひとつですからね。しかし、いくらちっちゃいは正義といえど鳥にまで萌えられるわけでは。せめてネコとか人型に変身するとか(黙れ)。
幸男くん@朴ロミの目がキラキラしてるのはなんかのスターシステムなんでしょうけど、イヌを散歩してるお姉さんがやたらかわいかったのが謎。
「Canvas2〜虹色のスケッチ〜」第6話 誘惑のエメラルドグリーン(KBS京都)感想
「しゃーぼんだーまー、とーんーだー、やーねーまーでー、とーんーだー……」(美咲菫)
って、上から下までつながった黒い水着はどうしたっ!(お約束)
3年生のキャラとか、まだよく把握してないのに「海へゆきましょう!」な回。Aパートはまたテンション高い展開で、ロープウェイのくだりなんか大笑いしていたら、Bパートで急に雰囲気変わりましたねぇ。実に素晴らしい。
男主人公が同じ生徒ではなく、仮にも教師であるというこの作品ならではの設定を活かしたすれ違い展開になっていたのは見事。
お兄ちゃんだけを見ているエリスが、浩樹の気を惹くためか単なる自棄か、クラスメイトの正太くんと行動を共にすること。でも結果として、陶芸という自分の目標がある彼との差を見せつけられることになる。
いっぽう、幼なじみらしく昔の思い出を語り合う霧と浩樹。「神社の石段でラムネ飲んだの」って、まさに夏休み終わらなければ! 「てへり」とか言え霧さん!(いや、いらんから) こっちの勝者は幼なじみか妹か、実に予断を許さない状況です。
アイキャッチ、見たことある絵柄だなぁと思ったら「らき☆すた」の美水かがみかっ! コンプティークつながりでしょうか。
「ラムネ」第5話 星空と望遠鏡(関西テレビ)感想
「やくそくだよ。やくそくげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます! やーくそく」(友坂鈴夏)
あうあうあー! こ、こういう話弱いです私。鈴夏ちゃんめっちゃええ娘やなぁ。
夏の夜の流星群に蘇る、子供のころの思い出。アバンだけじゃなく、ちゃんと本編にも回想シーンが出てくるだけで私はもう参ってしまいます。集中力なんか切れまくりです。って鈴夏ちゃん、そんな長々と回想するくらい倒れたままってまわりの人が心配するぞ。学校ではお父さんじゃなく先生と呼べ! な父親もグッド。
話を動かすのは、あんたも微妙に空気が読めてないひかりちゃん。でもまあ、七海と健次の間で世界が閉じてしまってる状況を打破するのは、彼女みたいな外力しかありえないわけで。「七海に嫉妬しちゃったんでしょー」と言われて、「お兄ちゃんには、七海お姉ちゃんと幸せになってもらいたいし」なんて受け答えがマジメに出てくるとこがこのアニメのすごいとこです。別のアニメだったら修羅場になってそうな話なのに。もちろん、妹は妹、幼なじみは幼なじみ、恋人は恋人、許嫁は許嫁、みんな別々ですからね〜(って何のアニメの話だ!)。
にしても、またまたラジオから流れる鈴夏ちゃんの歌。普通に挿入歌として流す気はないのか、それとも壮大な伏線なのか。
次回予告……なんだこりゃー! 「てへり」以上の衝撃。
2005年11月09日(水)
「フタコイ オルタナティブ」FILM-9 フタコイ(キングレコード)感想
す、素晴らしすぎる。私の感想スタイルではこの作品に対して語る言葉を持ち得ません。
ここまで、ことあるごとにこの作品を極めてアニメ的だと評してきましたけど(ちなみに、私は「アニメ的」とか「マンガ的」という言葉を悪い意味では使いませんので)、今回はそれをとことんまで突き詰めて、その先の世界へ到達したかのよう。デパートの屋上のシーンとか、ああいう演出が嫌いな人もいるかもしれませんが、私には来るんですよね。ここのところ精神が安定してるから大丈夫でしたけど、久々に危うく泣くかと思いました。
最終回みたいなサブタイトルとは裏腹に、離ればなれになってしまった白鐘姉妹。沙羅と双樹が全然似てない、お互いを補完し合っているというのもこのためだったのですね。まったく区別がつかなかったら、恋太郎に違いを認めてもらってめでたしめでたし、ってことになっちゃいますからね(この期に及んでお前よくそういうことが書けるな)。
ありえない「もしも」にやり直しを要求しても、この現実に6マス戻る選択肢は存在しない。夢の中なら空も飛べように、白鐘姉妹は庭師でもないから夢の扉も開かない(だから)。そんな残酷な現実に、飛んで火に入るイカファイアー。こっから先はホントにどういう展開か知らないんで、実に楽しみです。長島雄一さんふたたび!(とりあえずこれ書き終わったら反省会ですね)
残りは4話。いっそのこと一気に観ちゃってもいいんですけど、やっぱりもったいないと思ってしまう私。諸般の事情から今月中には見終えたいと思ってるんですけど。
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2005年11月10日(木)
「まんが日本昔ばなし」第5話 こぶとり爺さん/第6話 風の神とこども(MBS毎日放送)感想
さてさて。なんかいっぱい「しゃんしゃん♪」してもらったことだし、感想継続しますよー。
前半はよく知られたこぶとり爺さんのお話。しかしこれ、よく考えたら酷い話ですね。陽気なお爺さんは世渡りがうまくて鬼との約束を破ったままで知らん顔。いっぽう、同じ境遇にあるはずのもうひとりのお爺さんのほうは、たまたま引きこもりがちな性格だったために割を食う。しかも語りで何度も「心の狭いお爺さん」とけなされる始末。踊りが嫌いなこととは何の関係もないはずなのに。まあ、こういう対人関係を重んじるあたりがいかにも日本らしいという感じですが。
後半の話はなんかオチがよく判りませんでした。BGMもけっこう印象的でしたし、不思議な話ではあったのですが。どうせなら子供たちといっしょに飛行船が消えるとか、もっと不思議なことが起こらないと(この時代に飛行船はないよ<そこがツッコミどころか)。まあラスト、風の変化を感じるごんべえおにいちゃんがちょっとだけ大人になったということでしょうか。ならなおさらあの風の神の子は女の子じゃなくちゃ(脳味噌腐ってんな自分)。
次週は休み。MBSは深夜アニメじゃなくても休止が多いね。
「今日からマ王!」第36話 さらばコンラッド(NHK教育)感想
むー、けっきょく真相はうやむやなままに。長丁場のシリーズだと、こういうのもどかしいなぁ。
まあとりあえず、フリンさんはちゃんと国民の方を向いた良い指導者になれそうで一安心。ちなみにギーゼラさんもある意味良い指導者になれるかも(笑)。
そういえばこれ、原作もけっこう長いシリーズみたいですけど、毎回終わりあたりになるとマ王覚醒のシーンが出てくるって感じなんでしょうかねぇ。お約束っぽくてちょっといいかも。
2005年11月11日(金)
「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#19 さくらの言葉(KBS京都)感想
「君には、魔法は教えない」(芳乃さくら)
ぬああ〜。芳乃さくら@田村ゆかりとアイシア@宮崎羽衣のかけ合いを延々と聞いてたら、もう何も考えられなくなりそうです。この二人の声、中毒性強すぎ。
でもまあ、期待してくれてる方がいらっしゃるのでがんばって解析しましょう。ちなみに前回の補足として、nishisさんにお送りしたメールの内容が公開されてます。自分のサイトでこれだけ書いてるのにも飽きたらず、他のサイトまで乗っ取る気か自分という感じですが(笑)。
今回のシナリオは予想通り花田十輝、実に安定感のある筋運びです。さくらの帰還、魔法を教えてもらおうとするアイシア。そしてすべてはあの桜の木、「二年前」に収斂する。水野さんのおっしゃるとおり、我々(と勝手に複数形にしても許してくれますよね?)のように前作を知っている人にとっては、さくらの側に立って物語を見つめることが出来る。いっぽう、前作未見の人は、アイシアに感情移入とまではいかないにしても、少なくとも同じ目線でさくらの言葉を聞いていることでしょう。私なんか前作の思い入れが強すぎるもんだからついつい勘違いしてしまうんですが、前回の話にしてもけっきょく音夢とさくらの間に何があったのかは全然描かれていませんね。でも、美咲さんのこともそれなりに解説されたように、次回あたりで過去の話を少しは掘り下げることになるでしょう。それがおそらく、アイシアという少女を主人公に据えた意味。開始当初は前作を知らない人には意味不明なんじゃないかと思いましたけど、ちゃんと計算尽くの演出だったのですね。それもこれも、つくづく二クール作品というのはありがたい。
朝、純一の布団に入ってくるさくら。あれ、窓から入ってくるんじゃないんですね。っそこに音夢がやってきて、修羅場かと思いきや笑顔。「女ってのは判らん」判らなくて当然だよ(違)。ってか怖いからこういう演出はいい加減やめてください。そしてさくらが来ていることを知って目を輝かすアイシア。
二年前を知らないキャラも混じって、盛大なさくらの歓迎会。花より団子ならぬ、さくらよりバナナな美春。それと萌先輩、「吟遊詩人として世界各地でならず者と闘っていると聞いていましたので」って、どこのラギさんですかそれは。そしてアイシアはまたメモメモ……「冷やし中華は久しぶり」だからメモるとこがおかしいって。今回は宮崎羽衣イラストは無し?
さくらが初音島に帰ってきた理由……って特にないのか! D.C.S.G.とは設定が違うんでしょうかねぇ。ホントに単なる「さくらの胸(はぁと)騒ぎ」だったとは。
いきなりお引っ越しアイシアちゃん。お隣さんならクロネコの手も借りなくて済みます(やかましい)。床が抜けて、天井も抜けて……って、この前の嵐の夜を持ちこたえてこのタイミングってのはよく判りませんが。
というわけで、みんなで芳乃家リフォーム大作戦。二年間ほったらかしって、庭はけっこう綺麗だったんで定期的に手入れしてるのかと思いましたが。ホントにほっといてたら、もっと雑草で荒れ放題になりそうですけど。特殊な薬剤でもまいてるんでしょうか。それともやっぱ、この家にはあまねく生物の生長を妨げる広域魔法が! しかも土地を離れてもその効力は半永久的に持続するのだとしたら、魔法というより一種の呪。ううむ恐ろしい、でも少なくとも私は幸せになりました(むしろ危険だ)。
純一隊長、勝手に役割決め。別部隊の音夢と萌先輩を除き、見事に二年前を知ってるキャラと知らないキャラ同士のコンビになってますね。しかも揃いも揃って、プラスなキャラのほうがしっかりしてると。む〜、これはやっぱ、桜の魔法に頼ってると人間ダメになるという教訓でしょうか? って、眞子ちゃんは願いを叶えてもらってないけど。眞子ちゃんはそれでおっけ〜なのです〜(だから人のネタをパクるなよ自分)。ここの「ひとりだけ担当が決まっていない者がいるのですが隊長?」ってしゃべり方が普通と違ってて、なんか新鮮。「すぅぎなみぃ〜、さぁぼるなー!」ってとこもいいなぁ。
屋上に登るさくらとアイシア。屋上というとNieA_7を思い出すなぁ。あの作品での宇宙船が、このアニメの桜に相当するでしょうね。神通力を失った過去の遺物、でもそれがそこにあるただそれだけのことで、今なお住人の心を縛りつける圧倒的な存在感。ちなみに今思うと、NieA_7こそ元祖なんちゃらセブンシリーズ(違)。
案の定、さくらが魔法で屋根を直すのかと勘違いするアイシアですが、当のさくらは単なる休憩……っていきなり休むのか。そしてアイシアに、魔法を教わりたい理由を問いただすさくら。
カナヅチを落としてしまったアイシア、そのまま純一の頭に直撃かと思った(おい)。で、やっぱ「にゃはは〜」が出てこなければ田村ゆかりじゃありません(何)。「カナヅチくらいなら、あたし出せます!」と、魔法でカナヅチを出そうとするアイシア(杉並もさっき出してたような気がしますけど)。でも失敗続き……最後に出したのは何だ。そんなアイシアにさくらは「魔法は教えない」と宣言。
その流れのまま、ショックのアイシアなアイキャッチ。さらにCMに入ってもフタコイDVDなど、しっとりが続く! と感動してたらアニメロミックスはいつも通りでした。
Bパート。なんということでしょう〜とリフォーム終了。なんもやってない杉並が吠える。「工藤の工は、大工さんの工ー! 立派な職人目指して頑張るのだー!!」OFFだと全部岸尾アドリブに思えてしまう(笑)。「進路決定ー!」ってか、他の面々はどうなのかと疑問に思わないでもない。
音夢の夕食の誘いに、今日は家で食べるとさくら。そりゃあんなモノを毎日食べさせられたら身が持ちません(おい)。そして完全に無視されるアイシア。前半でギャグ演出だったおっきな風呂敷が、逆の意味を持って見えてきます。
しかし翌日も懲りないアイシア。「落ち込んでいる場合じゃないですよね。私には、さくらさんしかいないんだから」「私、絶対うんって言わせてみせます」まあ、何度拒否されても無視されても、押しかけ続ければそのうち心を開くかも(おい)。「よぉ〜し、ガンバルぞー!」この言い方好きなんですよ私。「はいがんばりまーす」より好きかもしれない(それはもういいって)。
さくらへの挨拶がわりにトーストを出すアイシア。なんかバターがすごい色してますが。そんなアイシアを「見せたいものがある」と連れ出すさくら。
街の商店でも人気者さくらちゃん。「ちょっと待ってな」と言われて、もらったのはアイスキャンデー。夏休みだけにラムネかと思ったらそっちの方か!(そっちの方って何だ) そしてアイシアは二年前のことを知ラナイナイ空(黙れ)。
ふたりが向かった先は、桜公園の魔法の桜の木。そしてさくらはこの木に宿された想いを語る。ああ、いいなぁこのシーン、私にとっては実に心に染みます。魔法が危険だということを知らないアイシアには魔法は教えられないというさくら。それに対し、あくまで魔法は人を幸せにすると主張するアイシア。やはりこのテーマが現出してきましたね。前半のプラスなキャラお当番回に見せかけた伏線もいよいよ回収の時を迎えようとしています。
そういえばこの提供画面、セルDVDに収録されてないんですよね。もうTV放映版だけでも何度となく見返してるんで、やたら違和感を感じてしまいます(笑)。
2005年11月12日(土)
「To Heart2」第6話 七輪と少女(KBS京都)感想
「るーこ、きれいな空だ」(るーこ)
東鳩セブン(黙れ)。
なんだか謎な作品になってきましたねぇ。自分が宇宙人だと言い張る少女・るーこ@夏樹リオ。その異常なシチュエーションに反して、演出がどうも単調であんまり惹かれません。このみの「センセー、貴くんの隣が空いてまーす」ってのもギャグかと思いましたよ。
「るーこ係」の謎が明かされたり、花梨がミステリ研らしく興味を示してきたりと、キャラが出揃ってきてこれまでの伏線が効いてきてるのはなかなか面白いというか、浦賀和宏かよという感じですが。にしても貴くんは相変わらず証拠もないのに花梨に脅されてますな。言われっぱなしじゃ癪なんで、やっぱ一度襲った方がいいと思います。例のPC版でホントにそんな展開だったら面白いかも(買いませんが)。
宇宙人の証拠をつかめと花梨に言われる貴くん。そんなもん、メロンパンでも与えて興味を示したら一発だと思いますが(違)。まあでも、商店街では人気者なのは確かなようで。ホントにマッチで買い物出来るってどういう店員だ。
けっきょく今回も変人からおかしな奴扱いされる貴くん。災難続きですが、「なんて変な……じゃない妙な、違う嫌な、そう嫌なウー!」とか言われないだけましかと(やかましい)。この作品、ラストは侵攻してきたるーこの母国の艦隊に対し、るーこが裏切り者となって地球のために闘う一大スペースオペラだったりします?
次回。あれ? もう新キャラ一段落? Rに出てたふたごは?
西尾維新「ネコソギラジカル」下 青色サヴァンと戯言遣い(講談社ノベルス)感想
ついに戯言シリーズ最終巻。な、な、なんだこの画に描いたようなハッピーエンドは!!
いやぁ、素晴らしい素晴らしい。終わらせ方という点ではまさに圧倒的に徹底的に、完膚無きまでの完結であります。ラストの一文に感涙してしまいましたよ。物事はなべて始めるより終わらせるほうが格段に難しいのですが、ことここに至ってまで私と西尾維新の波長はぴったり合う模様。やっぱり誰がなんと言おうと似てるんですよこの作者と。同年齢だということでデビュー当時から勝手に意識してましたが、もう仕方ない。私の方こそ死ぬまでおつきあいいたします。
西尾維新という作家にとっても、良い意味で呪縛から解けたという感じなんじゃないですかね。小説家にしてもマンガ家にしても、デビュー作がいきなり人気作になってしまった人はなかなか次のシリーズを当てるのが難しいというのはよくある話で。そのうち引き際を間違ってずるずるシリーズが続いてしまうのは作家にとっても読者にとっても良くないよなぁと思います。「物語の終わりが見たい」というのは、読者としての西尾維新の(そして、もちろん私にとっても)偽らざる気持ちだったんでしょうね。それを踏まえて、この結末を眺めてみると、いかにもこのシリーズらしい、この作者らしい終わりになってると思います。作品のテーマらしきものもうかがえつつ、いつもながらの軽快な会話も楽しめ、お約束のジャンプ的バトルシーンもあり、ミステリも……あ、あんまりないかもしれないけど(笑)、そして最終的には「まるごと戯言、お見事!(by清涼院流水)」なわけですか。もう何も言うことはないですね。いや、この場合は何を言っても言葉足らずだと言ったほうがいいかな? 戯言シリーズはこのまま忘れ難き偉業になるとして、次作以降が早くも楽しみです。
ところで、昔誰かが書いてましたけど、西尾維新の小説の中の京都って、ほんと人がいませんよね。それとも歩道の幅が通常の三倍とか。今巻で出てきた四条通の本屋ってブックストア談だと思うんですけど、あそこ絶対あんな会話なんかできないくらい人多いですから。こういう京都だったら私もずっと住んでても良かったと思いますけどね。
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2005年11月13日(日)
「BLACK CAT」#03 闇の中の猫(MBS毎日放送)感想
「わたし、鬼なの。つかまえないと、終わらないの。鬼ごっこ」(イヴ)
ナノテクノロジーなの。恋の魔法なの(それは違う)。まさかこの作品でこんな素敵シーンが見られるとは。てれりこてれりこ(日曜になったので解禁)。
ああ、やっぱアニメは少なくとも三話まで観てみないと真価は判らないものですね。良い意味で印象を覆されましたよ。もう感想率調査送っちゃいましたけど(面倒なので訂正はしません)。これは単なるギャグアニメではなく、イヴ@福圓美里の自由のトビラを開いてく物語だったのですね!! はじめてスヴェンが本当の紳士っぽく思えましたよ。最初、不審者丸出しでイヴに近づくとこは公園での少女への声かけ禁止! とか思いましたけど。エサとかいってアイスクリームを買ってきたりなんかして、さすが紳士はストライクゾーンが広くていらっしゃるとか思いましたけど。アイスクリームに感動するイヴに対し、「世の中にはもっとうまいもんがある」と言うスヴェンの言葉に不埒なことを考えてしまった私は恥ずかしい妄想禁止。最後にコーンを握りつぶしてホントにハトのエサにするシーンはお見事。
ラスト、トレインとスヴェンのシーンが二重写しになる演出は毎度ながら冴えてます。重なる言葉に、重ならない想い。それとも、トレインの真意は実は別のところにあるということでしょうか? タイトルにされてるだけあって彼が主役なのは間違いないでしょうが、あえて彼の内面を描かずに周囲から描いていく手法はなかなか面白いです。
次回、なんかちよちゃんがいたような。
「The SoulTaker〜魂狩〜」第10話 虚無への供物 篇(MBS毎日放送)感想
「院長先生の手も、大きかったんだよ」(中原小麦)
キャミソール小麦ちゃん(かな? よく判らん)。そして……!! むあー、これをやられたらもう私はたまりません。
ううむなるほど、たしかに中井英夫(塔晶夫というべきでしょうか)のような気がしないでもない。といいつつ、むしろ私には昨日読んだばっかの「ネコソギラジカル」が頭をよぎって仕方ありませんでした。戯言シリーズも新房監督にだったらアニメ化してほしいかもしれません。その場合、玖渚友のCVは(略)。
次回はなんと月に行く模様。そうか、よく考えたらルナだからか。そのまま宇宙船が漂流して無人惑星(違)。
「灼眼のシャナ」第6話 交錯・発動・対決(MBS毎日放送)感想
「ただのなんて言わないで。お前は坂井悠二よ」(シャナ)
シャナ最強伝説ここに降臨。時計の針が深夜零時を回った瞬間、坂井くんのトーチと同様に釘宮声も復活。まさに真夜中は別の声。
ああもう、なんて素晴らしい構成なのでしょう。吉田さんとのデートに嫉妬して美術館の前で待ち伏せしたり(ってか吉田さんは不憫)、「その名で私をよぶな!」と言ったり、「うるさいうるさい!」と言いつつ坂井くんの言葉に合わせて身体を動かすシャナ。いやあの、いくらトーチだからやりたい放題っつっても、坂井くんそれはやりすきでしょ〜(何言ってんだ)。
坂井くんをつかまえてデパート(?)の屋上でシャナを待ち伏せるフリアグネ。遊具なんかに憑依させて闘うのかと思ったら、マリアンヌ@こやまきみこが「ご主人様、どうかご無事で」とかいって、そのまま戦闘に参加したのに驚き。まあ最後はふたりともあっけないやられ方でしたが(まだ死んでないかもしれないけど)、アイキャッチで念願のちびキャラにもなれたから見せ場はありましたね。ちびキャラよ永遠に。
それにしても、坂井くんを「ユーちゃん」とよぶお母さんが「今日からマ王!」のママさんに見えてしまった。この人もけっこう最強そう。
「蟲師」第4話 枕小路(関西テレビ)感想
魔法は危険よ、ということ(どこをどう観たらそうなる)。
や、津波を予知できなかったとき、村人が「どうしてこんなときばっかり」と言ってるとき勝手だなぁと思ったんですよ。善意で人を救ってるように見えても、いざというとき救えなければ恨まれることもある。まして、彼自身が実は元凶だったという結末。何の悪意も介在してなくても、結果として最悪になってしまうという状況、救いようがなくてけっこう好きです(性格ひねてんな自分)。
枕はダニの温床だとばかり思ってたけど、そんな蟲も棲んでるとは。今度から気をつけよう。
「交響詩篇エウレカセブン」第30話 チェンジ・オブ・ライフ(MBS毎日放送)感想
「技術屋って人種はこんなもんだ」(モリタ)
技術屋礼賛アニメ万歳。
いやぁ、なんか技術屋マニアにはたまらん展開です。途中の、いかにもな説明フィルム「ライトファインディングオペレーション 開発のあけぼの」もツボにはまりました。「ほら、この通り。今度は自動車になりました」とか素敵すぎ。これだけ切り出そうっと(笑)。まあ映画が始まったときは、いきなり長い鯨幕が続いて、1話からのシーンが繰り返されて、レントンが「いったい何なのだ……」とつぶやくことになるのかなとか思ったりなんかしちゃったりしたんですが(またそのネタかよ!)。今まで一度として出てこなかったはずの字幕が今回にかぎり出てきたのもそんなメタ展開の伏線かな、とか。
モリタ@小野健一とか、ソニア・ワカバヤシとか、トレゾア技研の所員の名前が日系っぽいとこも「日本の技術力は世界一ィ!」なこだわりですかねぇ。この世界の成り立ちは依然謎に包まれてますが、使用されてる文字に一部日本語(漢字も中国簡体字じゃなく日本の書体)が混じってるのも、案外ご都合主義じゃなくちゃんとした理由があるのかもしれません。
人は変われるのか、という命題に対する答えは、変わるところもあるし、変わらないところもある。多くのヒトやモノと出逢うことによって、当然自己の内面にまで影響を受けることもあるでしょう。誰かに憧れて、自分もそうなりたいと思ったり。でもそれも、自分が変わろうと思えば変われるし、そうでなければ変わらない、その法則に則ってるだけのような気もします。誰も、自分が本当になりたくないモノにはなれないんじゃないかなぁ、みたいな。普通の意味で、自分が好きじゃなければ、「自分は自分」という言葉は吐けないでしょう。次第に、レントンの父親だけでなく、メカニックである祖父、さらにはホランドとつきあいがあったという姉まで、どうやらいろいろとすごい人だったらしいことが明かされてきましたが、そういう素地はあるにしても、最終的に彼がレントンという人間としてどういう道を選ぶのかが興味深いところです。
ちなみに、私としてはタルホさんはこっちの方が好みですね。とはいっても、おばさんには興味は(殴られるぞ)。
「ふたりはプリキュアMaxHeart」第37(86)話 なぎさ飛ぶ!ほのか舞う!志穂全力の大舞台!(ABC朝日放送)感想
「ぜったいぜったいぜーったい、がんばろうね!」(久保田志穂)
なんかラスト5分に衝撃映像が続々と。さかのぼって本編も再評価。
昨年に引き続いて志穂炸裂の学園祭。なんですけど、修学旅行も終わった今、ひょっとしたらこれが、なぎさたちにとってベローネ学園中等部での最後の行事になるかもしれません(まだ合唱コンクールとかあるかもしれませんが)。演劇という非日常の舞台であると同時に、三年間過ごしてきた(視聴者に見えるのは二年分だけですが)仲間たちとの、それはやはり代え難い日常のシーン。
志穂が去年以上に奮起する理由が、映画監督になりたいという夢に自信を持ちたいからというところも示唆深いですね。修学旅行で行った時代村も彼女にとって得るところがあったんでしょうか(あくまで映画村ではないですけど)。現在の想いと行動が、ちゃんと未来につながっていくというのはこの作品のテーマにも通じるような。
とはいえ、お話の方は昨年以上にいきあたりばったりというか、相変わらず練習とか積み重ねを真っ向から否定するようなものになってるのはちょっとどうかと思いますが。いったんは諦めたワイヤーアクションを、本番でいきなり使うなんて、万一事故が起こったときにどう責任をとるつもりでしょうか。ってか、どっかから出てきたあの大人たちも、そんなもん置いたままにしてんじゃないって。舞台を使うのはさくら組だけじゃないと思うんですけど……。
……なーんて、野暮なツッコミは申しません(もうしてるっつうの)。いくらそれまでに血のにじむような努力を続けたところで、観客に見えるのは本番の、たった一度きりの演技だけ。それが「ぶっつけ本番」な舞台の残酷な現実というものです。このお話が、なぎさとほのかたちのためだけでなく、観客席から見ているひかりの視点をも内包していると言うことを考えれば、納得のいかない話ではありません。ひかり、あるいは志穂の両親にとって良いものに映ったんなら、まあ結果オーライ。
ってかぶっちゃけ、なんであろうと女子中学生は正義ですから。舞台上で輝いてるなぎさもほのかも最高。何着ても似合っちゃうなぎさは天性のヒーロー体質(ヒロインでしょ)。プリキュアとしての戦闘シーン自体を、そのまま劇のアクションに活かしてしまうという発想は見事。ここでは明らかに、「キュアブラック」<「美墨なぎさ」という不等式が成立しています。ってか、ウラガノスもそんなに目立ちたいんだったら他のみんなを眠らしたりせずに、去年みたいに舞台に乱入すれば良かったのに。たぶん問題ないですよ。
裏方さんも素敵満載。なぎさやほのかの衣装に目を輝かす谷口聖子はすっかりその道に目覚めた様子(お前、そういうコト書くと怒られるぞ)。そして夏子&京子もふたたび持ち前の魔法の指を発揮して衣装担当。いやー、京子@名塚佳織なんか、最初ほのかが弁慶役をやると言い出したときは、「でも雪城さんて、弁慶のイメージじゃなくない?」なんてツッコんでて恐怖しましたが。美術部の先輩からいびられた恨みをこんなとこで晴らさんでも(違うってば)。「ありえなーい」とか言い出すかと思った(だから)。
で、最後に出てきたハーティエル・ハピネン@石毛佐和。まあ笑う門には福来たるというか、原点に戻ったという感じで素晴らしい。ところで頭が音符の形をしてたのはぽっぷちゃんだから?
そして待ってました新ED! あと一クールぐらいしかないのに今さら変える意味は? とも思ってましたが、これはめちゃめちゃ素晴らしい! 今見てるアニメの中でも随一です。なるほど、一月終わりという変則的な構成だから出来る演出ですね。本編の方はこれからけっこう話が動く可能性もありますが、少なくともEDでは毎回みんなの笑顔が見られるということで嬉しいかぎり。
さてさてさて次回。いよいよクライマックスに向けて怒濤の展開が待ち受けているのでしょうか。なぎさのときのような勘違いということはないと思いますが……。まあ楽しみに待つですー。
「雪の女王」第25話 王家の鍵(NHK総合)感想
錦織一清に負けたくないのか、やたらラギさんの自己主張の激しい回でした。肝心なときには寝てたくせに。
なんか、いきなりよくあるファンタジーみたいなお話に。ここは剣と魔法の商店街ですか? じゃ、せっかくだから次回はトキメケ恋愛商店街に(やめい)。数百年後の世界に飛ばされたゲルダが、普通の女子中学生となって朝「遅刻、チコク〜」と(妄想するな)。
床に書かれた欧文を読んでるゲルダが何か新鮮でした。これって北欧の話でしたっけ? ひょっとしてゲルダ、アイシアちゃんと同郷?(北欧でそれしか思い浮かばんのか)
2005年11月14日(月)
藤崎竜「封神演義 完全版」9・10(集英社ジャンプコミックス)感想
好きなものは好きだから(違)。
ついに10巻目到達。全18巻だそうだから、ちょうど折り返し地点ですよ。ってかまだ折り返し地点なのか! 趙公明との闘いと、聞仲率いる金ゴウ島と崑崙山との仙界大戦。このくらいになるとフジリュー色全開で、原作無視で突っ走ってるんですけど。今回のあとがきマンガにはそのへんのこともネタにされてましたね。これだけ長く連載してて、まだ出られなかったキャラがいるのか……。そういえば当時、原作小説も読んでみようと一瞬だけ思い立って、すっかり忘れ去ってたんでしたっけ。昔からテキトーな奴ですな自分。
ちょっと残念なのは四不象の「復活の玉」のあたり。このネタは、当時の単行本にあったあとがきマンガ「断崖絶壁今何処」を読まないと判らないでしょうな。連載開始当初、「四不象の持ってる玉は何か?」という質問ハガキが殺到したらしくて、四不象自身に「これは先祖代々伝わる不思議な玉ッス」と答えさせてお茶を濁した回があったのですよ。反対に、私にとっては今となってようやく判明したネタもありまして。それでいっしょに復活した太公望の宝貝・打神鞭が巨大化して、曰く「N(ニュー)打神鞭」と言ってるんですけど、この元ネタってナディアですね。なんといっても、そのシーンで太公望、宇宙に出てるし。そのあと島も動いてるし(笑)。あ、ちなみに、国立アンニュイ学園は今も昔も笑えます。
そういえば、私が米倉千尋さんの存在を知ったのもこれのアニメ版の主題歌が最初なんですよねぇ。今また再盤されるみたいですが。アニメ自体はあんまり評価できなかったんですが……(これも今観たら印象変わるかもしれない)。
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「はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜」第7話 禍転じて大覚醒(KBS京都)感想
「はーい! わたしはげんきでーす!」(迫守亜麻乃)
うわははは! なんだこの話は! こういう、ギャグなんだかシリアスなんだか判らん話は好きだなぁ。
今日の提供&アイキャッチは菊之介……って男かよ! まあ今回で提供&アイキャッチ→次回変身シーン、という法則は崩れたみたいですけど。でもアイキャッチのちびキャラはけっこうかわいかった(笑)。
CM、いつだってMyサンタOVA……あれ? こんな話だったっけ?
開運研究会の面々の平穏な日常……を監視する黒闇天@井上喜久子。今回、ちびキャラの使い方がなかなかツボを心得てますね。脚本の子安秀明さんという方、お名前はこれまで意識にとめてませんでしたけど、要チェックかも。
そんな中、相変わらず菊之介先輩らぶらぶ〜なあまのっち。あ、まだ本人の中では告白してないつもりだったのか。相手も相当ニブそうだから、はっきり言わないと通じなさそうな(受け入れられるかどうかは別として)。
そんなあまのっちの態度にイラつくように、黒闇天、学校侵入。行く先々で超常現象を起こす……あんたはアイシアちゃんかっ! まあ奥さまは魔法少女には違いない(違います)。とはいえ、ちっとも楽しくなさそうな黒闇天。
購買(?)で遭遇あまのっち。海鮮焼きそばパンでも奪い合ってるのかと思ったら、恋愛成就のおまじないのために納豆を手に入れたとのこと。このおまじない、どこが出自なんでしょうね? 開運研究会が絡んでるという線はあるかな。初対面の人に、いきなりちびキャラになってはしゃいだらそりゃ引かれるでしょうな。でもって、おわびにと納豆を渡してしまうあまのっち……うわ! あんたいい娘だな! いい娘すぎるっていうか不自然ですけど。でも、「判るんです」と言われたら仕方ない。
で、ここから迷いつつもおまじないの手順を踏んでしまう黒闇天が面白すぎ。完全なギャグ演出なのに、当人は至ってマジメで、しかもそれが他ならぬあまのっちの手によって中座されてしまって、後半のシリアス展開につながっていく。むー素晴らしい、単体エピソードとしてみるとD.C.S.S.にも匹敵するかもしれません。
怒りにまかせて正体を現す黒闇天、それに応じて開運研究会も久々の7人揃ってはっぴぃセブン。黒田くりやの変身シーンが補完できて満足(笑)。
黒闇天が力を失ってるというセリフに、あれ? そんなエピソードあったっけ? と思ったら、もっとずっと前の話だそうで。「地球の自転を止めたり」って、それ論理的に考えて無茶すぎですから。「路上に自転車を駐めたり」よりもっと迷惑ですから(やかましい)。
往時の千分の一の力しかない黒闇天を追いつめるはっぴぃセブン。そしてとどめを刺そうとする菊之介を、身を挺して止めるあまのっち……ちょっと間合いが空きすぎな気もしますけど、力が覚醒しなかったらあまのちゃんごと斬られてたってことですか!?
そしてやっぱり黒幕の九鬼智也登場。黒闇天すら彼の操り人形にすぎなかった……ということで、当然あまのっちあたりは黒闇天も助けようとするでしょうな。ってか、ナレーションの「今日私は恋敵を知りました」ってのにまた大笑い。いやいやいや、恋敵なら貴女のそばにもいっぱいいますから。そういう伏線をすっ飛ばして、いきなり黒闇天の事情を描いてしまうところも個人的にはツボでした。
はっぴぃステーション……何故紅白幕が?
「ブラック・ジャック」Karte:49 人面瘡の本音(よみうりテレビ)感想
また花梨ちゃん系の「ミステリー」かと思ったら、意外にも別の意味のミステリーでした。でもあくまで「ミステリ」や「ミステリィ」じゃなくて「ミステリー」というか、伏線を張るなら張るでちゃんと描いといてくれないとアンフェアだと思ってしまう私(だからそういうのを期待する方が悪い)。
むー、何か今回は今までで一番怖かったです。話云々じゃなくて、作画レベルで。なんでこの話をアニメ化する気になったかなぁ。
ラストで患者が死ぬ死なないは正直どうでもいいんですけど、この場合はあのまま死なせちゃいかんでしょうな。ってか、今の日本の司法制度で終身刑という判決は存在しないのでは。BJ、病名にはこだわるくせに法律はどうでもいいのか。
にしても、あの男と人面瘡、ダブルキャストにするまでもなく演じ分けられる声優さんくらいいそうなもんですけど。関俊彦さんでも充分こなせそうですし、いっそ人面瘡は関智一にするとか(らぶげじゃないんだから)。
ドクターキリコは鹿賀丈史なのか……まあいいや、どうせ映画は見ない(おい)。
2005年11月15日(火)
「フタコイ オルタナティブ」FILM-10 クマのように舞い、イカのように刺す(キングレコード)感想
むあー面白い。なかなか素直に泣かせてくれませんねぇ。
寂れ始めるニコタマ商店街、忍び寄る再開発の足音。まああまり政治的な匂いがし出すと拒否感を示してしまうのですが、個人的にもこういうシャッタの閉まった商店街の風景というのは切なさを感じてしまいます。うちの地元も、というか日本全国どこの街も似たような光景でしょうね昨今は。それと重なって、双樹を幸せにするための長期的プランを問われ答えに窮する恋太郎。こういう現実的な問題を表に出されると、なかなか抜本的な解決策を提示できにくい気もしますが。まあ、それを克服するためのイカファイヤーなんだったりして。
この作品において、ギャグ描写はあくまで目くらましの機能しか持っていないと思うんですけど、それがめっぽう面白いんで困りものというか、罠のようにも思えてしまうのですが。クマのぬいぐるみを着た恋太郎を取り囲む子供たち、とくにウサギの帽子を着た女の子がとんでもなくかわいかったのもなんかの罠でしょうか。I wanna you(針山警官出番です)。
エンディングはまた変わるかっ! しかもOFF Vocalかと思わせてこの演出。そのまま次回予告につなげるのも絶妙。
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「Canvas2〜虹色のスケッチ〜」第7話 潮騒のサンドベージュ(KBS京都)感想
「鳳仙さんって、備前焼みたいだね。ざらざらごつごつしてるけど、それがいいんだ」(橋爪彰太)
って、何を言ってやがりますかこの小僧は。前回漢字を間違えたけどもう直してやらん(おい)。エリスちゃんの敵、おにいちゃんの敵、パプリックエネミーナンバーワンは君に決定です。
なかなか男女関係をいじってきてくれてますねぇ。修羅場展開への期待という点では、D.C.S.S.よりむしろこっちのほうがD.C.一期の正統的後継者と言えるかもしれません。エリスに急接近する彰太、対して微妙な距離を保ち続ける霧と浩樹。なんか今回、霧さんがやたら幼く描かれててかわいかったです。マイクを浩樹に渡すとこで、手が触れて思わずてれりこてれりこ、ってお前らいくつだ。あやうく騙されそうになるとこでしたよ。
それにしても、浩樹は何故霧さんの告白を断ったのか理解に苦しみますねぇ。幼なじみという特別な間柄を壊したくなかった、というところでしょうけど。回想シーンを見てもまんざらでもなさそうだった様子。ってか、小学生(?)くらいのエリスちゃんの上から下までつながった黒い水着がすぐそばにあるのに、霧さんの方に目を奪われてるのもまったく理解の埒外です(黙れ)。
脇役キャラも相変わらずいい味出してます。部長さんにも謎のキャラが立ち始めてますし、美咲さんに至ってはすっかり失神キャラが定着してしまいました。ことりちゃんじゃなくて萌先輩レベルに達してますよ? さりげなくエリスの「赤色が苦手」という設定を回収してるとこも見事。あと、言うまでもなく可奈@徳永愛の魔法少女コスプレもグッド。これは彼女も次回あたり浩樹にコイゴコロを抱くという伏線でしょうか?(ないない)
今回のアイキャッチは天広直人。さすがにすぐ判りました(笑)。
「ラムネ」第6話 三人と二つの真珠(関西テレビ)感想
「まあ、季節外れの謎の美少女が転校してきたと思えばいいじゃない」(仲里ひかり)
っておいおいおい! まだ夏休み始まってなかったのかよ!! また挿入歌はラジオから流れるし(今回は七海)、明らかに狙ってるでしょ。
今回は脚本が冴え渡ってましたねぇ。いくらなんでも無理筋だとも思えるんですけど、ひかりちゃんのパーソナリティで突っ走ってしまえばこっちのもん。ものすごい勢いで笹塚くん化してる端野くんもひたすら笑えます。
ひかりちゃんの真意が、この話だけではどちらとも取れないのが巧い処理の仕方ですね。ほんとに「三人でいたい」なのか、それともやっぱり健ちゃんに七海と同等以上に扱ってほしい想いがあるのか。らぶらぶ夫婦の仲は揺るがないままに、見事にひかりちゃん主体の話を描くことに成功しています。まあこの路線はつきつめても、どうやったって「恋人ごっこだからね!」の域を超えられないのが痛し痒しではありますが。まあ私は悪いですが七海ちゃん以上にひかりちゃんを応援する気にはなれませんけど。だってちっちゃくないし(黙れ)。
ひとつ残念だったのは、今回アバンの作画の切れがいまいちだったこと。せっかくのちっちゃいころなのに等身が上がってしまっては台無しですよ。ちっちゃい子は手の指もみじかいとこがよくって、それが私がふたご姫のドレスアップシーンを最大評価してる理由でもあるんですが、これじゃ納得いきませんですよ(お前ふだん作画にはあんまこだわらないくせに、やけに語るな)。まあでも、七海ちゃんとひかりちゃんが「ねー」と声を揃えてるとこはかわいかったです。ふたごじゃなくても声を揃えるシーンは最近のお気に入り。
2005年11月17日(木)
「今日からマ王!」第37話 箱の行方(NHK教育)感想
グレタとウルリーケが同じくらいの等身で並んでて和んだ(いろいろ終わってるな自分)。
なんか急に箱箱言い出しましたねぇ。あんまそういう大枠っぽい話はどうでもいいんですけど(なんて姿勢で3クールも見続けてんじゃねぇ自分)。しかし、次回予告を見るとまたなんかかわいい子が出てきそうなんで切るに切れない(最悪すぎる視聴体勢だ)。
幼なじみは最高ですけど、生まれる前から縁があったとか言われるとさすがに引くかも(笑)。「神無月の巫女」もそれであんま評価できなかったし。
「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#20 戻らない季節(KBS京都)感想
「ボクは、古き良き日本をこよなく愛してるからね」(芳乃さくら)
ぬあっ! ぐあっ! だ、ダメだ、本筋も極上なんですけど、それとは別の方向から途中10回くらい不意打ちに遭ってダメージ蓄積中(笑)。
またまたまた長谷川勝己シナリオ&山本天志演出コンビ。ちなみに絵コンテの山本郷さんもΦなるの絵コンテの半数を担当している方。もう最終回までこのメンバで突っ走ってくださいと言いたいくらいの満点の出来。流れ的にはここ数回、ほとんど予想通りにアイシアが禁断の桜魔法(アルスみたいな言い方するな)に手を出すまでを着実に描いてくれているのですが、やるべき段取りを普通に流さないで、ここまで印象的な回に出来るのが脚本力演出力。しかもやらんでもいいことまでやってくれるというサービス精神(笑)。キャラもオールスター総出演というか、なんかいろいろとんでもないことになっとります。
冒頭、お出かけ音夢ちゃん。料理は作らずにおいてくれたことを感謝する純一。さくらと純一をふたりっきりにして「何かあっても、多少のことなら大目に見ます」って、ホントにこれが音夢ちゃんの口から出る言葉とは信じられません。ちなみに多少のことってのは具体的にどのレベルのことでしょうかね? 前回いっしょの布団で寝てても無反応だったから(以下削除)。でも、この平穏がやっぱ今後の伏線になってそうな気もします。サポート部隊のこともあるし。
なんか今日はアイシアがいつも以上にかわいいなぁ〜。これまでにない表情だからかな。「二年前」のことを純一に訊くアイシアですが、やっぱ純一に話す気はないようで。にしても、やっぱ話さないと、言葉にしないと伝わらないこともきっとあるよ! なんで、ちゃんというべきことは言ったほうがいいと思いますけどね。
ってことで、「やっほー! おにーいちゃん、あーそぼー」と田村ゆかり登場。あ、あのなぁ、マジメな話をしてるとこに、この一言で全てが水泡に帰しましたよ。しかも浴衣っ!! だーもう、よっぽどこのスタッフは私を萌え殺したいようですね? 「それより、今日はちゃんと玄関から来たんだから褒めてよぅ」と、だったら前回の朝はちゃんと窓から入ってくるシーンが欲しかったところですが。ってか、うたまる@桃井はるこもうにゃうにゃ鳴きすぎ。
葉桜並木を歩きながら、純一たちの言葉を思い返すアイシア。「昔々、一年中枯れない桜の木があることで有名な島がありました」とか、これまでの各人のセリフが絶妙に効いてきます。実に素晴らしい。
ふたつのラムネっ! またここで台無しですよ。一本を回し飲み、じゃないのね(台無しにしてるのは誰ですか)。さくらが古き良き日本好きだってのは、むしろ一期のCパートで丁寧に描かれてたような。今回、おばあちゃんの話も出ましたし、あの謎のCパートまで絡んできたりしたらホントにすごいと思いますが。って、私も純一と同じく「ロンドンの魔法学校」ってとこに関心を示しました。えーっと、それでタイムマシンで刻をさかのぼって森の中で遭難して(何の話ですか、それは)。北欧中を旅して回っていたというアイシアのおばあちゃんの話を純一から聞いて、何か思うところのある様子のさくら。ん〜、魔法使いは己の幸せのために魔法を使っちゃいけなくて、そのために自らの身を共同体の中に置かなかったとか、そういうことでしょうかね?
あの桜の木の下でうつむくアイシアのカットが入った後、アイキャッチ、またまたゆかたなさくらちゃん&うたまるにドッキドキ!
CM。悪いですが今後ドワンゴは敵とみなしますので。アニメロよりポケメロですよ。
Bパートアイキャッチ。って誰だ! ともちゃん@服部加奈子とみっくん@白石涼子だ!! まさか彼女たちまでアイキャッチの恩恵にあずかれるとは思いませんでしたよ。
二年前のことを知ろうと友人たちを訪ねるアイシア。しかし折悪しくみな出払っていた。ってまどかちゃん@下屋則子がまさかの再登場!? うわーいうわーい、さすがです長谷川勝己! なんかもう、僭越ながらホントに私をピンポイントで狙って書かれてるんじゃないかと思いますね、この作品。鍋姉妹は「夏の限定お鍋の特産市、たった10名様限り」……眞子ちゃんのほうが先導してるのが実にコレクトですなぁ。話が詰まってるんで、一セリフ必殺という感じでどんどんシーンが流れていきますが印象は薄れません。というか最後の杉並の「そんなこと言うな工藤、工藤の藤は」の印象がやたら強いし(笑)。しっかりこいつらだけアイシアは無視してるし。
そして名コンビ復活、ことりちゃん&ともちゃん&みっくん。ってかみっくんかわいいよ。たしか一期は眼鏡っ娘だったはずですが、こっちのほうが断然良い。っていうか前期ではなんか知らんけど毎回顔の半分しか出してもらえてなかったし。「なんちゃら部隊」って、「なんちゃら」まで使うかよっ! 今回暗合がありえない域に達しております。いったい何なのだ(同ネタ三回目! 退場さすぞ自分)。
泣きそうな顔でことりにすがるアイシア。アイシアが期待するのは当然ですが、ことりも語る言葉を持たないのもまた当然。「あたしだけ、何も知らない」これは危険な兆候ですよ、と思ってたら「こんなとき、人の心が読めたらいいのに」とNGワード。ほのめかしレベルですけど、一期未見の人も少なくともことりに何があったかは想像つくでしょうね。サポート部隊を務めながら虎視眈々と純一くんを狙ってた、わけではなくて、想いは二年前のあのときから変わっていなかったというわけですか。もちろん、これも本心から出た言葉とは限りませんけど。
「おかしいです、そんなの」「だって魔法は、ひとりでも多くの人に幸せを導くもの。誰もが平等じゃなきゃいけないんです」と、ことりに対し言葉をぶつけるアイシア。ずっとずっと、彼女の言い分が一貫している(というよりも、他の方向に考えを向けられない直情径行)というのが注目に値しますね。さくらの「まっすぐな子」という評は言い得て絶妙。
そしてアイシアが向かうのは、魔法の桜の木。って、そこで「おにいちゃん」の三乗はやめいっ! 「もしも……もしもこの木の魔法を、私の力で完全なものに出来たら」と木に手を当てるアイシア。本当に桜をふたたび咲かしてしまうんでしょうか。ここで美咲さんが出てきて止めたらちょっと面白いなというか、深刻にならなくて済んだのにとも思いましたが。
あ、EDのキャスト、芳乃さくら@田村ゆかりがアイシア@宮崎羽衣より上に来てる(前回までは後ろのほうでした)。そしてさらに席次の下がる白河ことり@堀江由衣。時間が元に戻っても、このキャスト順は戻らなそうだなぁ。
2005年11月18日(金)
「ふしぎ星の☆ふたご姫」第4話 すてきなデコール☆がんばっちゃおう(バンダイビジュアル)感想
「「プンププーン、プンププーン、プンプンプーン」」(プリンセスファイン・プリンセスレイン)
久々の視聴でDVD一巻了。キャメロットめちゃめちゃおもろいなぁ(笑)。
なんか今回(今回っつっても半年前に放映された話ですが)、作画がちょっと違ってて、いつも以上にファインとレインの顔が丸かったですね。いきなり回想シーンかと思いましたよ。てれりこてれりこ(言うと思った)。
まあ、きっとどっかで書かれてることと予想しますが、タビィ@泰勇気の職場は明らかに効率が悪すぎるような。コードなんか全部ワイヤレスにして床もスッキリさせましょうよ。ってかあのプリンタの印字スピード速いなぁ。それより何より、いつも「かったりぃ〜」とか言ってる人があんな寝不足になるまで働いてるのがびっくりです(D.C.S.S.を見返した後に見てるから)。
前半は暴走展開かと思いきや、最後はちゃんとオーソドックスに締めてくれるあたり、実に安心して見れる休日朝のアニメって感じでやっぱいいですねぇ。といいつつ、あの技術者さんたち、星の力が弱まってる原因を究明しようなんて言ってますが、ふたご姫も教えてあげればいいのに(ってプロミネンスのルールで出来ないんでしたっけ)。実はこのお話、組織のトップと末端の技術者たちとの意識のすれ違いを描いた悲劇だったりして。
ちなみにDVD二巻以降は買ってません。まあ、今後もなんかの形でゆるゆる〜っとチェックしていきますよ(笑)。
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2005年11月19日(土)
「To Heart2」第7話 UFO(KBS京都)感想
「れんたらー、れんたらー」(笹森花梨とゆかいな仲間たち)
そういえば、この作品になってから最初のアニメ魂ロゴが出なくなってますね(今頃気づいたのか)。
な、なんだこりゃ。ようやく入学式ループから抜け出したと思ったら、もはや意味不明を通り越して不条理ギャグの域に達する超展開でお腹が痛いよお兄ちゃん(誰)。天体観測の名を借りたUFOチャネリング大会であることを隠してみんなを呼んでしまった貴くん、メインヒロインやら無名キャラやらに囲まれて壮絶な問い詰めが始まるかとわくわく……もといドキドキでした。1話の卒業式で出てたふたりが再登場したのは嬉しい誤算ですが。
時系列的には4話の翌日の話なんですかねぇ。由真@生天目仁美の私服がやたらかわいくって、彼女の貴くんに対する深層心理が窺えたりなんかしてちょっと楽しい。
にしても、この作品は美少女アニメの皮をかぶったハイパースピリチュアルアニメだったんでしょうか。このみやタマ姉をさしおいて花梨の出番が異様に多いのも謎です。るーこのこともあるし、ほんとに未知との遭遇がテーマになってくるんですかねぇ。まあ、前作にしろヒロインはアンドロイド(ヒューマノイド?)だったわけで、人外との間に恋愛感情は成立するか、という点では共通してると言えなくもなくもなくもないです(西尾維新か)。
とりあえず、タマ姉にもこのみちゃんにも流星群にまつわる悲しい思い出がなくて良かった良かった(言わんでいいことを)。ってか、るーこじゃないけどものすごい綺麗な空ですな。この作品の舞台もけっこう田舎なんですかね。
次回、ついに例の双子登場の様子。でも予告を見る限り、このふたりもタチ悪そうで不安(笑)。
2005年11月20日(日)
「BLACK CAT」#04 微笑む猫(MBS毎日放送)感想
「うまく行ったようだな、ねこねこまねき弾」(スヴェン)
ねこーねこー。てれりこてれりこ(お前、それ言いたいだけだろ)。
ううむ、まあ定番のエピソードを積み重ねてくれますねぇ。随所にちびキャラならぬデフォルメ演出を挿入してくれるのも良い兆候です。スヴェンの「ヴィジョンアイ」というネーミングセンスはギャグなのか素なのかよく判りませんが。
まあ展開が早いせいで、スヴェンがここまでイヴに拘泥する理由が今ひとつ弱いかな、と思う向きもあるかと思われますが、このイヴのかわいさを見たらもうそれだけで十全たる説得力になり得ます。まさに孤島の鬼ですよ(間違ってない)。たとえ兵器でも私は平気です(黙れ)。
にしても、これじゃすっかりスヴェンが主役になっちゃってるんじゃ、と思ったらラストでちゃんとブラックキャットの話にすり替えてくるところはちょっと感心。せっかくだからなまえをよんでシチュエーションは完遂してほしかったところ。まあでも男は(以下略)。
ナノテクとか言ってるくせに記録媒体がフロッピィだったとこがちょっとツボ。
「The SoulTaker〜魂狩〜」第11話 孤島の鬼 篇(MBS毎日放送)感想
「包帯の怪人がいっぱい」(中原小麦)
うさみみ着ぐるみ小麦ちゃん(+ニンジン)。何度も「包帯の怪人」って言ってるとこがツボでした。
って、それどころじゃねぇぇ。マジですか! ホントにあの方の再登場ですよ奥さん!(だーれが奥さんか) 美少女戦隊ですよ。いいお土産が出来ましたですよ(謎)。
残された謎もほとんど解明。たしかに一クールでやるには詰め込みすぎと思わないでもないですが、ムリヤリにでも話をまとめてくれるのは評価できます。最終的に描きたいことは明らかなんで物語の軸はぶれません。
にしても、相変わらずこの演出はすごいですねぇ。一歩間違えればギャグになる(というか、ギャグとしても観れる)んですが、たとえ本筋が判らなくても演出だけで楽しめてしまいます。サービス精神満点ですねぇ。そういえば時逆琉奈のキャラデザもサービス精神満点(黙れ)。
「灼眼のシャナ」第7話 二人のフレイムヘイズ(MBS毎日放送)感想
「何でもできそうな気がする。悠二といっしょなら」(シャナ)
っておいぃぃ。何言ってますかこの娘は。だまされてるよー貴女。
ということで二人のフレイムヘイズ。さくらちゃんとアイシアちゃんだったらまだ互角の戦いでしょうに、シャナとマージョリー・ドーじゃあ端から勝負になりません。なんといっても年の差が(黙れ)。「これで勝ったと思うなよ!」とか負け惜しみを(もう何が何だか)。あのお母さんだったら、素でユーちゃんとシャナをいっしょにお風呂に入れそうだと思いました。てれりこてれりこ(いい加減にせい)。
本編で酷い扱いを受けてる吉田さんですが、アイキャッチが凶悪にかわいいのはスタッフのせめてもの親心でしょうか。
「蟲師」第5話 旅をする沼(関西テレビ)感想
「私、この沼の一部になるの」(いお)
ってエウレカかよ! 世界の一部かよ! それともむしろ玖渚友。
ううむ、いいですねぇこの、悲劇の一歩手前の物語。どんな作品にも、多かれ少なかれ生と死というテーマは横たわっているわけですが、これはなかなか理想的な描き方。人間であることをやめることの恐ろしさというのはこの作品ならではの意味を持って響いてきます。まあ何にせよ、いお@佐藤利奈、今回も良いちっちゃいこ分でした(お前も人間やめてみい)。
ところで前から気になってるんですけど、この作品っていつの時代のことなんでしょうね? みんな和服だし、描かれてる風習的からして江戸時代くらいにも思えるんですけど、何故かギンコだけ洋服なんですよね。まあこういう世界観を描くには、昔ながらの因習の残ってる架空の時代、というのが都合がいいのかもしれませんが。
どうでもいいけど、ギンコがホントに柔らかい角とかを化野@うえだゆうじに売り飛ばそうとしてたのに吃驚。
「交響詩篇エウレカセブン」第31話 アニマル・アタック(MBS毎日放送)感想
「みんな知らない、あたしを知らない。みんなが見てる嘘見てる〜」(アネモネ)
おぉ〜い、どこへ行くエウレカセブン。変貌を告げ、眼前に広がる新たな世界。まさかそれがギャグアニメの地平だとは思いませんでしたよ。
や、これもきっと狙い通りなんでしょうね。ここんとこ立て続けに明らかになる新事実。レントンにとっても視聴者にとっても、これまで見てきたものが世界のほんの一部。タルホさんのお色直しに続き、改造されるニルバーシュもそれを象徴しています(って、私の眼にはどこがどう違うのかさっぱり判りませんが)。
そして噂のアゲハ隊の正体も明らかに。って、まさかちっちゃい子たち(福圓美里・こじまかずこ・加藤英美里)だったとは! デューイ大佐も良い趣味をお持ちですな。アゲハ計画ってのも実は、この三人をアイドルユニットとして売り出す計画だったりします?(やめい)
そういえばこの世界って地球ではなかったんですね。別の惑星に人類が移住してきたってことでしょうか? ってか、ボイジャーのLDを古い技術って言ってるくせに、パソコンがeMacっぽいCRTディスプレイだったのも狙ってるんでしょうか。
とりあえず、ゴンジイに茶飲み友達が出来て良かった良かった。
「ふたりはプリキュアMaxHeart」第38(87)話 さよならほのか!? 絆は固く永遠に(ABC朝日放送)感想
「ねえほのか、キャッチボールしよっか」(美墨なぎさ)
ぬあっ、なんだこの素晴らしいシチュエーションは! 青春真っ盛り、ここは墨谷ですか。
両親と一緒にフランスへ移住する話が持ち上がったほのか。とりあえず結論は先送りですか。このシリーズの終わりに向けて、また今後この話が効いてくる可能性はありますが、今の段階での締めとしては良いんじゃないでしょうか。前回から登場しているハピネン@石毛佐和の含意はおそらく、今そこにある幸せ。今が肯定できているからこそ、将来に向かって歩みを進めていくことが出来るというのがこの作品の基本姿勢なんでしょうね。
「ほのかの好きなようにすればいい」と言ったことを悔やんで、友人やアカネさんに突撃リサーチなぎささん。「ちなみに登場する人物はフィクションです」(違)。志穂莉奈といいアカネさんといい(ちなみにほのかに直接話を聞いたユリコも)、みんな自分のことしか考えずに発言してるのが注目ですね。それは相手に対する思いやりがないとかいう話ではなく、「自分のことは自分で考えなければならない」という理念に沿っているもの。他人のことを想うのはたしかに大切だけれど、それでも最終的には本人の意志が重要なんだという、これもプリキュアに特徴的な主題だと想います。だからこそ、「自分は何者なのか」というアイデンティティを揺らがせている洋館の少年が対比的に描かれることにもなっています。もっと言えば、今回の件がひかりちゃんにもどう影響したかがもっと描かれていれば良かったんですけどね。まあ今回のところは、あくまで「ふたりはプリキュア」なほのかとなぎさを中心に描かれていたということで。
映画チケットプレゼントは親子限定なのか……。せめて兄妹で!(いないって)
「雪の女王」第26話 ホルガー伝説(NHK総合)感想
「ホルガー……すてきな名前でしょ。わたしに感謝しなさい、なんて……」(ゲルダ)
なんてね(やめい)。
今回は素晴らしかったですねー。や、別に、前回がつまらなかったわけではないんですけど(笑)。作品自体の評価と、感想を書きたいと思う動機づけというのはまた微妙にずれる気もします。
まあともかく、熱を出したゲルダが健気で泣きそうになりましたよ。ラギが倒れたあと、すぐに復活するとこがまた健気。めちゃめちゃいい娘だなぁ〜、そりゃラギも「ラギさん」から「ラギ」に降格人事してもらいたくもなりますよ(そんな邪な気持ちなわけがあるか、お前じゃあるまいし)。それでもちゃんと敬語なところがコレクトです。
そして、ふたたび明かされるラギの過去。なるほど、やっぱり雪の女王と関わりがあったんですね。しかも、本人の中でまだ決着がついていないエピソードだからこそ、前回のときちゃんと語られなかったのですね。今回も、けっきょくオオカミのほうのホルガーの正体とかみなまで明かされてませんし、こういう小出しの仕方はじれったいですが興味をそそられます。ちょうど残すはあと一クールですし、今後すべてのピースが壮大な絵を描くことを期待しましょう。
ところで、風の化身@大塚明夫がキャストで「愚か者」にされてたのには吹き出しました。
2005年11月21日(月)
「はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜」第8話 部活対抗歌合戦(KBS京都)感想
「亜麻乃! 限界見せるがいいわ」(お菊)
うわーい素晴らしい! 今回最高評価です。前回と同じく脚本は子安秀明。どうやら花田十輝と同じくSATZの方のようで、やっぱ私、あかほりさとる好きでしょ。
今回何が素晴らしいって、あまのっちが押しも押されぬ主役! ってことももちろんあるんですけど、それに開運研究会のみんなが自然に絡んできてキャラ立てに矛盾しないこと。さらに、前回のあまのっちの思いを引き継ぎつつ、あえてまったく戦闘シーンを入れずに1話が成立してしまっていること。これはやっぱり、日曜朝の番組とかとは違って、「大人のアニメでございます〜」(違)だからできることなんでしょうけど、シリーズ的に見ても特筆すべき話だったと思います。
今回の提供&アイキャッチは北山くあん@仙台エリ。「〜お送りしますわ」って言ってるし(笑)。
黒闇天の菊之介に対する思いを知り、お悩みあまのっち。アバンじゃないけど、こうやって冒頭で前回のバトルを振り返るのがプリキュアっぽくて勝手に笑ってしまいました。「思ってもみなかった……私の他に先輩を好きな人がいたなんて」だからそれは他にも……ってやっぱギャグにしてきましたか。思わず言いそうになるお菊さんを他のみんなが止める……えーだから、何で秘密にしなきゃいけないのかよく判りませんけど。なんでしょうか、純一くんみたいに昔それで痛い目に遭ってるからとか?
と、いつのまにやら部活対抗歌合戦に出場することになってしまったあまのっち。このシーン意味不明だったんですけど、最後で謎が明かされて巧い演出だなと思いました。にしてもこの子、髪型が志穂みたいだなぁ。思わず仙台エリのダブルキャストかと思いましたよ。
悔しがるお菊さんですが、○○プロデュースという名声を勝ち取る方向に。とりあえずあまのっちの歌声チェック。画面分割したり、カメラ引いたり、このへんの演出がちょっとツボ。
そして始まる特訓の日々。「コンクールまであと○日」の出し方がフタコイみたいだ(笑)。まあ私が言えたことじゃないんですけど、このメニューじゃ、声量・度胸・呼吸法はマスターできても(それも怪しいけど)、肝心の音程はどうにもならないんじゃ、というツッコミは無しの方向で。
コンクールまであと1日。放課後、菊之介先輩の前でふたりっきりのリハーサル。もうこれでオチは見えましたけど、お約束で実に素晴らしい。
で本番当日。菊之介以外の開運研究会のみんなの前で歌うと相変わらずの破壊力。ということで一計を案じるお菊さん……って着ぐるみかよ! ここ大笑いしてしまいましたよ。やっぱ「大人のジョークでございます〜」だなぁ(違うってば)。それにしても司会の人の紹介、「人に幸せを配る見習い天使」って。やっぱアイシアちゃんに通じるところがあります。
あまのっちの歌声の秘密を見抜いたお菊、今度はまともに舞台に立たせる。その衣装はスルーですか? 報道席の美々&寧々が「がんばれー」と言いつつ耳ふさいでるとこも芸が細かい。
ってか前奏長いな! と思ったら歌い出せなかっただけですか。そして袖の菊之介を見て歌い出すあまのっち。実にフツーのレベルのキャラソンです(おい)。これ、完全版は11/30発売のキャラソンアルバムに収録されてるんでしょうね? 12/3にどっかで買おっと(笑)。
優勝は出来なかったけど参加賞。これ本日の地域限定映像? ちなみに「とら」印の羊羹(かな?)。そしてらぶらぶふぁいあーあまのっち再び。本人目の前にして妄想するなよ! しかも結婚式までってエスカレートしすぎ。そして婚姻届にサインを……ってこういうことなのね。で、なんで部外者が部室にフツーに入ってきてるですか。次は漫才……その道は厳しいぞ〜(笑)。ってことで次回からは「あかほり外道アワー2」がはじまります(違)。
はっぴぃステーション。なんかいつもと「益子美々で〜す」の言い方が違ってますね。そして乱入。あまのっち、一般受けするのはイヌよりネコですよ!(そりゃ一般じゃなくて逸般だ)
「ブラック・ジャック」Karte:50 引き裂かれた兄弟(よみうりテレビ)感想
「ただし、芝居の出来は保証できないぞ」(BJ)
またまたご冗談を〜。そこいらのゲスト声優じゃあるまいし(やめんか!)。
幼い日に約束を交した兄弟。やっぱ兄弟はいいですよね、兄妹だったらもっと良かったですが(おい)。
あの秘書さんはいくらなんでも社長の個人的な事情を知りすぎなのがちょっと気になりました。やたら社長を尊敬してるみたいだし、実は幼なじみで……とかいう展開を期待したのに(どうしてそういう発想しかできないかなお前は)。
それにしても、弟がいくら兄に勉強教わってもバカのままで、しかもそれでIT企業の社長になっちゃったなんて話にCM打つ進研ゼミはけっこう度胸ありますね。まあ私もチャレメでしたけど(笑)。
次回は琵琶丸だそうで、ちょっと楽しみ。
2005年11月22日(火)
清涼院流水「ぶらんでぃっしゅ?」(幻冬舎)感想
清涼院流水初のハードカバー。やっぱこの人天才ですわ。
常磐真昼のひとり息子としてこの世に生を受けた常磐ナイト。「ぶらんでぃっしゅ」という謎の言葉に彩られた彼の、そして彼を取り巻く人々の生涯。まあとにかく、全編から溢れ出すコトバ遊びの奔流というか、たしかに小説ではありえないくらいのスケールの大きさというか、これはちょっとこの作家以外には書け得ない世界でしょうね。ものすごい強引なコトバ遊びに呆れつつも笑い、そして最後には感動してしまいました。タマゴが先かニワトリが先か、この作家が好きだから自分もこういうコトバ遊びを好きになったのか、それともコトバ遊びが好きだからこの作家を気に入ったのか、そんなことは私には判らんですが。……えっと、このココロは、「三人でいたい」=「sonny daytime(まひるの子)」というわけですが(こりゃコトバ遊びじゃなくて戯言だな)。
それにしてもスペシャルゲストってこういうことね。森博嗣流<ぶらんでぃっしゅ>はまた飛び抜けていてさすがお見事というほかありません。それはいいけど、西尾維新の<ぶらんでぃっしゅ>、なんか昨日私が個人的に出したメールとネタがかぶってて、またしても驚愕なのですが(ネタバレになるから書けないけど世界でお二人だけ判ってね)。
えっと、それで、「あなたの<ぶらんでぃっしゅ>も、ぜひ教えてください」とのことなので、ぷらとー流<ぶらんでぃっしゅ>もやってみましょうか。
「おにいちゃーん」
「Canvas2〜虹色のスケッチ〜」第8話 哀愁のミッドナイトブルー(KBS京都)感想
「ラムネ、飲んだの? お兄ちゃんと」(鳳仙エリス)
なっつっやーすーみ(違うっつーの)。だから関西だと同日なんですってば(局は違うけど)。
むうう。なんか理想とするテンポと一拍ずれてる気が。大人になりたいエリスと相反するように、今回は浩樹お兄ちゃんの顔が丸くなって幼く見えてしまいました。にもかかわらず「若いもんは若いもんどうし」なんて言って、エリスや教え子たちをほっぽって霧とふたりっきりになろうとするその行動の意図が見えません。そんな枯れた男に美少女アニメの主役は務まりませんよ。もっと可奈ちゃんと絡みなさい(そっちかよ)。
夏祭りといえば巫女さん、ということで唐突に登場した能登麻美子&水樹奈々巫女さんコンビですが、ここまで登場してこなかった(と思う)理由がよく判りません。キャスト的にやたらに豪華という点からすると、音夢やさくらみたいな前作由来のキャラかとも思えてしまいますけど、この作品に限ってそれはありえないはずですし……(あくまで声優という観点からすればですが)。
とりあえず、エリスが赤色の花火を見ても無反応というのは大きなミスと言わざるを得ない気が。
それにしても、ミッドナイトブルーなんて名前の色がホントにあるのね。ひとつ勉強になりました。
「ラムネ」第7話 バイク少女とアルバイト(関西テレビ)感想
「み、水……」(鮎川美空)
ホントにそんなネタをやるとはっ! それがラムネクオリティ。最高です。
バイク少女こと鮎川美空@新谷良子の登場。原作での彼女の立ち位置はいざ知らず、このアニメにおいての役割は明らかに、健次と七海という関係性を外側から見るとどうなるかという他者の視点の導入。「D.C.S.S.」にしろ「かみちゅ!」にしろ、こういう閉鎖空間を舞台にした作品においての外界からの侵入者というのは、良くも悪くも作品の方向性を決定づけてしまうものですが、少なくとも今回はまだ揺らぐことのない健次たちの世界。まあ、厳密に言えばそれ以前にひかりちゃんも外部の人間ではありますけど。
冒頭のエピソードにしても、七海のポンコツぶりを如実に示すとともに、「田舎」という舞台設定を限りなく簡にして潔に表している名シーン。どうもこの作品、毎回原作由来エピソードを効果的に挟んでるらしいんで、むしろそれがねこねこクオリティというべきでしょうか。ラストもちゃんと本編であのセリフが出てくれて感激です。
それにしても、七海ちゃんの喫茶店のメニューに驚愕。うわーい、ますます誰かとご一緒したいお店です。ここなら声優ソングも聴き放題だし(違)。
次回予告はさらなる高みに挑戦(笑)。
2005年11月23日(水)
「フタコイ オルタナティブ」FILM-11 燃える二子魂川(キングレコード)感想
す、素晴らしい(としか毎回言えない自分の語彙力の無さがふがいないですが)。
いいですねぇ。実にいい。私、基本的にひねくれ者なんですけど、やっぱり物語の最後は王道展開が好きなんですよ。ひねり具合が一周して元通り、ただしメビウスの帯! みたいな。ワダツミ機関なんていうムダなはったりのかまし方、荒唐無稽な筋書き、アニメってこんなに面白かったんだ、こんなに自由に出来るんだ! ということを再認識できる貴重な作品です。
派手な演出の奥に立ち現れるテーマ、「三人でいたい」。イカファイヤーに侵攻される街の描写も恋太郎の一人語りの前では夢か現か。三次元立体が二次元に展開された時点で、それはもはや意味をなさない、あくまで表象にすぎない些末なもの。
でも、だからこそ、飾りにすぎない表象がものすごく輝いて見えるのもまた事実。はっきりいってここまで過剰にアニメする必要は全くないはずなんですけど、でもそれをやってのけたのがこのアニメの存在意義。アニメという表現法自体、もともとは白黒のマンガで事足りるはずの物語を、あえて色までつけて、何千枚ものセル画で動いているように見せて、効果音、挿入歌、CVまでつけて壮大な世界を形作っているという大いなるムダをやってるわけで。ムダはムダだからこそ素晴らしい。
あと2回。FILM-12は今週末に観るとして、最終回はあえて東京で観ようかな。ニコタマじゃないけど(笑)。
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「まんが日本昔ばなし」第7話 かもとりごんべえ/第8話 座頭の木(MBS毎日放送)感想
「わしはよくよく空に縁があるなぁ」(ごんべえ)
幼少期以来の生見。やっぱこういう作品はリアルタイムで観るのが本来ですねぇ(就職したら逆に生見出来るかも)。
Aパートはやたら面白かったです。とりあえずカモがかわいい(笑)。絶対99匹もいないよねというツッコミは無しで(だから書いてるっつうの)。空から降ってくるのは美少女幼なじみしか認めないのに(黙れ)。まあ何事もちっちゃいのが一番という教訓です(絶対違うぞ)。
そしてBパートもまったく違った雰囲気で素晴らしかった。やっぱりこの作品、演出の仕方がすごく印象的ですね。淡々と流れる川の音、語り、そして和の音。これもたしかに日本アニメのひとつの到達点。
溺れた座頭を埋めた土から生えてきた大木。ほんとにみんなを幸せにする魔法の木だとは思いませんでしたよ。演出が最初からけっこう重い感じだったんで、最後は悲劇になるのかとも思いましたけど、幸せなままで終わって一安心。でもやっぱり、人を幸せにするためには誰かの犠牲が必要というようにも読めて感慨深いです。
花の中から出てきた座頭のうち、無芸のものがずぶずぶ沈んでったというとこにツボを突かれました。容赦ないなぁ、ニート否定?(笑)
2005年11月24日(木)
「今日からマ王!」第38話 ギュンターVSコンラッド(NHK教育)感想
二人の魔族。コンラッドはともかく、ギュンターがマジメに闘ってる姿は逆に笑えます。悪魔人形になってたこともあるのに。
なんかまともに政治を描くつもりなのかな? そーいう展開は個人的にちょっと厳しいなぁ、と思ってたら、この相手国の国王がなかなか面白いキャラ造形で楽しかったです。このライラ@長沢美樹って絶対幼なじみですね、尻に敷かれてますね、いいなぁいいなぁ。
それとベアトリス@下屋則子なんて娘もうっかり忘れてましたよ。なんで金髪ツインテールの女の子はこうかわいく見えるんでしょうね。いやまあ髪型はどうあれちっちゃいは正義なのですが。実にこの作品のテーマにふさわしい。なんかネタフリされてましたし、ゲルダ@くまいもとことの絡みも今後期待です。
なんか次回、最終回みたいなタイトル。たしかに3クール目の終わりですけど、ぜんぜん話の途中だと思うんでちょっと不思議。
「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#21 二人の魔法使い(KBS京都)感想
「お兄ちゃん、幸せそうだね」(芳乃さくら)
ぬああ〜、なんだこの話は! こちらの予想を軽く上回ってくれました。長谷川勝己天才。
えっと、もはやシーンを追っての逐次感想モードは無意味なんで放棄します。桜の木に「ん〜」ってやってるアイシアの声がいいとかしょうもないことしか書けないんで(だから書くなっての)。
EDのキャストを見るまで気づかなかったんですけど、なんと今回、たった五人しか出演してないんですね。オールスター状態だった前回とは一転です(まあ前回もサブキャラはほとんど一言だけなんですけど)。それも、うたまる@桃井はるこや朝倉音夢@野川さくらはほとんど背景で、実質、芳乃さくら@田村ゆかりとアイシア@宮崎羽衣、文字通り二人の魔法使いの一騎打ち。それに対し一段上の存在として朝倉純一@泰勇気が存在してるわけですが(ひとりだけCV表記無しなのは可哀想なんで珍しく書いてみた)。
D.C.S.S.において、プラスなキャラは必要だったか? という命題は、またDVD Vol.3が出たあたりでじっくり書きたいんですが、結論だけを言えば「逆説的な意味で必要だった」と思っています。みんなの幸せを願うアイシアの、叶わない想い。それを象徴するように、出てこないほかのキャラたち。しかし、彼女たちの報われない想いを代弁しているかに見える彼女ですが、その実、誰からも感謝されることのなかった彼女のおばあちゃん、ひいては自分自身のことを念頭に置いたものだったというのは今回でよりはっきりされました。この意味で、彼女はやはり、純粋に「他人のため」を想って魔法を使うことが出来ていないことが判ります。とはいえ、本当に「他人のため」に魔法を使うなんてこと、普通の人間に出来るもんでしょうか?
そんなテーゼがはね返ってきたのが、他ならぬさくら自身。桜の木の下で、アイシアの憑物落としを試みる彼女。成長しない身体とは裏腹に、声やしゃべり方のほうが変わってますよっ! 本来の成長を遂げていたらこういう声の似合う女性になってたということでしょうか。何というかもう、さすが田村ゆかりというしか。もうファンでもなんでもいいですよ(待て!)。
戯言はともかく(あくまで戯言です)、「二年前からずっと変わらない」ことを否定するさくら。自らは二年前の姿のまま、という矛盾を、ここでは押し隠したまま。いやホント、さくらちゃんが昔のままの姿で再登場したときに喜んだ奴は全員反省したほうがいいです(お前だよ)。「お伽噺」の終わりを通告するさくらの言葉は、ある意味でキャラクタの永遠性を尊ぶ萌えの否定。前作といい、世間的には「美少女アニメの代表作」という評価が定着してる本シリーズですが、実際にやってることはその否定とも取れるものなんですよね。まあ、歴史に残るミステリがほとんど例外なくアンチミステリであるように、それもまた必然でしょうが。萌えキャラ殺しの西尾維新にも匹敵するような展開で、さて果たして本作が「ネコソギラジカル」以上の結末を迎えることが出来るかどうか、実に興味深いところです。
実際、これでアイシアも納得して、絵に描いたようなハッピーエンドを迎えたらそれはそれですごかったんですが、しかし話数(命数)はまだ尽きていない。しかしあの、アイシアが現れるまでの台所のシーン、さくらに言われるまでもなく、ものすごく幸せそうな世界だな、と思ったんですよ。冒頭の、いまだに平穏すぎる音夢ちゃんといい、幸せすぎる描写もまたトリックのひとつ。アイシアのことを巷間にのぼらせる音夢の口調が、まるで娘の子育てに苦労する若夫婦みたいだと思ってしまいました。しかし、飼い犬に手をかまれるがごとく、アイシアまさかの猛反撃。「飼ってるつもりでーもー、つながれーてるのはーどーっちー」みたいな(そりゃD.C.S.S.じゃなくてDearSだ)。さくらの言葉の矛盾点を突いてくるアイシアにはドキドキ。まさか、誰もが待ち望んだ修羅場がこんな形で訪れようとは(おい)。
「事件解決」に失敗し、自滅したさくらは、さながら「翼ある闇」のメルカトル鮎。ならばやっぱり最後に登場する木更津悠也は純一くんなんでしょうかねぇ。あるいは人類最強の請負人(そりゃ名前は似てるけど)。前作でもさくらの思いを受け止め、音夢を救ったのは彼ですし、かったりぃと言っててもやるときゃやる子です。今回でもちゃんと宿題を自分でやるという気概を見せましたし。サポート部隊にも感謝はしてたんですね。まあ行動で表さなきゃ意味ないんですけど。それとも、もう一段上の香月実朝として美咲さんが出てくるというセンはありませんかね?(笑) 前、お昼はあの桜の木の下で食べるとか言ってたはずですけど、全然アイシアと接触してないふうなのが気になります。というか、そもそもホントに存在してる人なのかどうかも怪しいんですけど。壮大な叙述トリックとか仕掛けられてたりして。
次回予告。アイシアの言葉を引きずるさくら……と思ったら一転(笑)。う〜む、いろんな意味で楽しみです。私が観られるのはちょっと遅くなりそうなのが実に残念。
2005年11月26日(土)
「To Heart2」第8話 すれちがう想い(KBS京都)感想
「ラブラブやもん〜」(姫百合珊瑚)
ベントラーなんて知らねえよ! こちとら'80年代生まれだ! 以上、前回の恨み節。
ようやく登場の姫百合珊瑚@石川さより&瑠璃@吉田小南美のふたご姉妹。予想の斜め上をゆくタチの悪さでございました(笑)。このサブタイトルも狙ってるとしか思えません。
ついに暴かれる恋愛帝国主義者・貴くんの悪行。いまだかつて痴漢呼ばわりされて生徒指導室に呼ばれた美少女アニメの主人公がいたでしょうか。ってか、女の子苦手な奴が水着グラビアなんか持ってるわけないでしょ!? もう言い逃れできませんねぇ。ベッドの下に隠しておくのも、ベタすぎでかえって怪しいし。あえて相手に見つけさせて話題作りを狙ってたに違いありませんよ。「貴くんってこういうのに興味あるんだ〜」とか言うこのみちゃんに(以下自粛)。
ってことで雄二と同じくらい貴くんにムカついてしょうがない私、そんな独裁者に正義の鉄槌を下す瑠璃ちゃんにラブラブです。由真と同じく、こういう性格の娘好きなんですよ私。ぜひともお二人には打倒河野貴明の共同戦線を張っていただきたく(それはこの前見かけた同人以下略)。
いや実際、今までの話からいって、そういう流れになってもおかしくないと思ったんですけど。今回時系列もごっちゃになってないし、キャラ同士の相関がちょっと弱いような(と今は思ってるだけで、今後また、実は裏でこんなことが……という話があるのかもしれませんけど)。まあ、珊瑚ちゃんは「るー」なんて言ってますけど、そんな意味不明な相関はいらんから。とくに、貴くんにラブラブアタックをかける珊瑚ちゃんに、このみがまったくの無反応(というかむしろ協力してる)のがちょっと物足りないですねぇ。まさか、どっかの島の妹さんみたいに心の中で黒いものが渦巻いてるわけでもありますまい(誰のことだ)。まあ、Rのときみたいに修羅場られても、もうこの世界に「だいすきーだよー」魔法は存在しませんからね。タマ姉はもうちょっと貴くんをからかうと思ったんですけどねぇ。とはいえ、珊ちゃんは「てれりこてれりこ〜」とか言いそうにないのが残念なところではありますが(最近このフレーズで検索してうちに来られる方が急増中)。
閑話休題。由真もそうだと思いますけど、瑠璃ちゃんのこれもきっと愛の制裁。その証拠に、ちゃんとひとしきり珊瑚ちゃんに好きにさせてから、一拍置いて攻撃を加えていますもん。ボケとツッコミのパターンと同じで、その点でも愛とかほるの絶対正義(違)。正反対のように見えて、実はふたりとも同じ想いなのだというのをちゃんと描いてます。
そのパターンが崩れてくるのが後半。貴くんへのカバンアタックという朝の挨拶を放棄して、全教室の黒板に「河野貴明は痴漢」の文字……いや、これ普通に登校拒否になりますって。そしてここからふたごの役割が交代。や、石で窓をぶち割ろうとする珊瑚ちゃんは天然なんだと思いますが。ともあれ罪滅ぼしにと貴くんに得意の料理をふるまう瑠璃ちゃん。……って、狙ってまずい料理を作るとは新機軸! 素でタチの悪い子と、確信犯(誤用)でタチの悪い子、二人いっしょじゃダメですか? とはなんとも恐ろしい。
そんな感じで、けっきょく話の展開はふたごお約束の相互依存関係、というところに落ち着くのかと思いきや、まさか次回に続くとは。まあこれまで原則一人一話でしたから、二人で二話ぶん枠が確保されてるということでしょうか。じゃあ、あのクマのみっちゃんでもう一話あるのね(ないない)。
とりあえず次回こそは、ふたごのハモりを希望。
「フタコイ オルタナティブ」FILM-12 光ある場所へ(キングレコード)感想
くぅ〜、来てる来てる。やはりこれぞまことのふたごアニメ。
9話以来の登場となる沙羅。前話までを受けて、決意を固め一歩を踏み出した恋太郎と双樹に対し、沙羅はいまだそれ以前の段階にとどまっている。「もしも」を繰り返す沙羅の独白と、「もしもなんてない。俺達は出逢ったんだ」と力強く宣言する恋太郎のセリフが重なる冒頭のシーンは印象的。
RTP委員会はワダツミ機関の仕業だったのか!(違) むー、この公彦さんもなかなか憎めない性格の人ですよ。許嫁の相手が白鐘姉妹じゃなくて桃井愛だったらうまくいったかもしれないのに(黙れと言うに)。
イカファイヤー量産型だの、変形ロボだの、このアニメはスーパーヒーロー&ヒロインタイムですか? ニコタマ商店街とドイツ、場所を越えてつながる想い(時差は?)。恋太郎と双樹のピンチにゴスロリ仮面が颯爽登場したところで大喝采。いいですな〜、ハモり声が最高です。「みんな全力でバカやるのに憧れてたんだよ」との野球中年(笑)のセリフ、これもまさにこのアニメ自体を象徴してますね。
ということであと1話。最終話は11/30に視聴するという、一年で一度の栄誉にあずからせて差し上げましょう。
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山口舞子「もうすこしがんばりましょう」2(白泉社)感想
1巻の感想はこちら。
えーっと、今回は、「オビのアオリは間違っている」というテーマで話をさせていただきたいのですが。や、たしかにメガネッコいいんちょは萌え萌えですし、メインの三人にしても、今回からの新キャラ・かやのんにしてもその言動に萌えを見いだすことは用意なんですけど、それは外野あるこっちが勝手に言うことであって、自分からそれを名乗るもんじゃないと思います。「みなみけ」みたいな、ある意味オトコ視点で描かれてる作品と違い、れっきとした少女漫画誌で連載されてる、女性の手による(断定は出来ませんけど多分そう)作品である以上、その視点はあくまで彼女たち自身に寄り添ってるわけで。「かみちゅ!」以上の妄想中学ならぬ妄想高校になってますけど(ってかむっちゃんは小学生にしか思えん)。お約束的にテストとか補習ネタはありますけど、あとは恋愛とも世事とも無縁な平穏な世界。あ、でも百合はちょっとあるかも(黙れ)。
2005年11月27日(日)
「地獄少女」第8話 静寂の交わり(MBS毎日放送)感想
松岡由貴さんが出るという車坂さん情報にほだされて観てしまった(笑)。
……すみません、普通になかなか面白かったです。別に柴田つぐみ@水樹奈々という思わぬ収穫があったから言うわけじゃないけど(おい)。失敗だったかなー、1話の印象が悪くて思わず見切ってしまったの。俗に言うダフネ現象(言ってるの私だけですけど)。
1話みたいな典型パターンが続くのならキツいなぁと思ってたんですが、状況を動かしてくれるのなら面白いかも。ってかまあ、つぐみちゃんが今後も出番がありそうなんで、それだけで見続ける気力が湧きますよ(お前な)。うえだゆうじも芸達者ですし。
あ、肝心の松岡さん分が補給できたのは言うまでもないことで。沼にずぶずぶ沈んで「たすけてー」って言うとこがベストショット。
「BLACK CAT」#05 決意する猫(MBS毎日放送)感想
「小さな女の子を見捨てるのは、俺の紳士道に反する」(スヴェン)
よく言った! 感動した!
……と、本編はあんま関係なく、ようやく語られるトレインの事情。なるほど、ここでトレインが「猫」と定義されてることが生きてくるわけですね。そしてクリード@三木眞一郎に押しかけ女房されると(違)。ってかクリードもセフィリア@井上喜久子も、本人の意向を無視して取り合いするなよ。俄然美少女アニメじみてきました。修羅場修羅場!
次回予告……えーと、ノーコメント。
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