<これは凄い。素晴らしい。今風にいうと、凄すぎる。素晴らしすぎる。>
「日経パソコン」誌で連載されていた、身の回りの道具や工業製品にまつわるエッセイ。オビがないのはbk1で買ったせい?
これは素晴らしい。小説外での森博嗣の最高傑作といっていいでしょう。元工学部建築学科助教授という肩書き以上に、この方のモノに対する認識が如実に表れている一冊です。まさに私のように、これから技術者を目指そうという人間には必読の書かもしれません。
森先生らしい文章の面白さも健在。上に引用した一節の出てくる「少年たちを虜にした魔法」は、接着剤について書かれたものですが、とくに飛ばしてます。日記も再開されたことですし、小説の中ではないこの方の文章が毎日読めるのは実に嬉しいことです。同様にブログ(みたいなもん)を書いてる私としても、少しでもそれに近づけたらいいなぁという希望的観測。とりあえず来年4月になれば私も名古屋ですから物理的には近づきます(無意味)。
あと、「7は不思議な数字だ」という一編も(既に道具から離れてますが)興味深かったです。デビュー作「すべてがFになる」の頃から書かれている話題ですが。なるほど、ここ最近アニメ界隈でなんちゃらセブンシリーズが横溢してるのも納得(笑)。
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