「言っちゃった……。心、閉じないと、ね」(白河ことり)
言っちゃったー! 次回予告で、「夢の扉」って!(黙れ馬鹿者)
予期していたことではありますが、切ない話になりましたねぇ。ここで前作を思い出してみると、その構図がよりはっきりします。どうせ長文感想書くんなら、前作からのファンとしてこのくらいの責務は果たしませんと。
前作では、いわゆる美少女アニメ的サービス回と見せかけた回は二つあって、海水浴回である#6「海へゆきましょう」、および温泉回の#13「さくらの胸(はぁと)騒ぎ!?」がそれに相当します(ちなみに#13の脚本家は今回と同じあみやまさはる氏)。しかし、その実両方とも本作のテーマに深いレベルで関わってくる回でした。#6では、音夢が純一と二人で海に行こうという約束をしていながら、成り行きで他の友人たちと一緒に行くことになってしまい機嫌を損ねるという展開。#13では、萌先輩の胸に目を奪われた純一に、さくらが成長しない自身にコンプレックスを抱くという展開。どちらも、大多数はみんな一緒に旅行を楽しんでいながら、一人だけが純一に対する独占欲を抱いて胸を苦しめる、という構図が見られます。その点に関して言えば、今回の話もそれに沿ったものとなっています。
しかし、今回の話がそれらと決定的に違う点。それは、これらの話がどちらも、彼女たちが純一と直接話すことによって、一話の中において表面上の解決を見たという点。翻って今回は、純一本人は問題を認識してすらおらず、解決の糸口も見えてこない。既に第二クールに突入していることを考えても、どうも一気に修羅場展開まっしぐらなように思えてわくわく……もといドキドキなのですが。
そこで重要なのがアイシアの立ち位置。D.C.S.S.が実質彼女が主役の物語だというのはやはり間違いないようで、今回も視点の大半を彼女が占めていました。今回だけでは解決は見られませんでしたが、ことりと純一の問題を認識しはじめたアイシアによって今後、物語が進展していくであろうことは想像に難くありません。それこそ、前作のラストあたりで純一が担った「憑物落とし」的な役割を彼女が果たすことになることも充分に考えられます。
また、とくに今回印象的だったのが、ことりと純一が話しているときに間に割って入らなかったというシーン(かわりに二人の会話を止めたのが音夢だというのも注目すべき点)。空気を読まないアイシアはもはや過去の存在。しっかりと相手の立場に立って「幸せ」を考えられるキャラに成長していたようです。やはり#10〜#13は単なるプラスなキャラのお当番回じゃなかったということでしょうね。毎度ながらのシリーズ構成の妙に脱帽です。
では硬い文章はここまで。やっぱりどうがんばっても1024字以上はこういうテンション続きません(お前な)。いつものように逐次感想行きますよ〜。
アバン、デパートみたいなとこでお買いもの白河さん。お、その手にした音符はSDフィギュア(D.C.P.S.D.)のものですね?(違) と、水着売り場に向かおうとしたところで朝倉くんの姿発見。
CM後、純一くんの見ていた水着を見て「えっちだぞ、朝倉純一」。あぁもう、ことり@堀江由衣にまでフルネームで呼ばれてしまった(だから何だ)。考えてみれば前期のころから、自分は「ことりでいいですよ」と言っているくせに「朝倉くん」としか呼ばないというのが、彼女のほうから距離をとっている証拠でしょうね。
そして音夢との約束に向かう純一くんを少し寂しげに見送ることり。で、音夢と一緒に何故かアイシアもいたのはちょっと怖かったですけど。音夢のアイシアに対するわだかまりは解けたんでしょうかね。それによっても今後の展開は変わってくると思いますが。
で、海へ出発。道中のバス内で海しりとり。「ゴムボート」「土用波」「水着」ときて美春、「キャベツだけの焼きそば!」マニアックというか、連文節を認めるとなんでもありになるんでは……。で萌先輩、目的地に着いてから「バニラアイス」と思いつく。それこそ美春の番だったらバナナ焼きだの言いそうだし(別人だけど前来たときやってるんだからOKでしょう)、萌先輩だったら海関係なく鍋ネタを思いつくんじゃ……と思ってたら、眞子ちゃんの番で「す……杉並ー!」ってそういうネタですか。「いらっしゃい、ペンション俺ん家」ホントにあんたが経営してるのか? 「疲れただろう? 入ってひやしあめでも飲んでくれたまえ」なんてことないセリフだけど妙にツボに入りました(笑)。
ってか中広いなー。純一だけはスペシャルルーム=外のテントですが。イルカを膨らませてるアイシアがかわいいです。その横で「兄さんが選んでくれた水着」を手に迷ってる音夢。このあたりですかね、ことりが決心したのは。
そして水着祭り。えーと、音夢ちゃんはどうでもいいんですけど、なんでアイシアはすくみずじゃないんですかっ! 純一も音夢にばっか構ってないで、日本文化の真髄をちゃんと教えないと(どこが日本文化だ)。ほらほら、サーカスだったらアリスも一緒に(いい加減黙れ)。そんな喧噪の中、ことりだけが普段着で現れアイキャッチ。
Bパート。ぷちプラスキャラ補足シーン。そういえば工藤叶来てませんね。そりゃ当番回やってない以上来れないんでしょうが。
スイカ割り環さん、なんで一撃で十等分出来るんだ。実はあの一瞬で連打してたり……としても8分割とか16分割とか、2の階乗にしかならんと思うんですが。
アリスは念願のイカ焼き……でも「なんだかずいぶんイメージと違います」。えっと、たしか彼女たちってD.C.P.C.のクリア後の状態なんですよね? ってことはアリスが想像してたのは(検閲削除)
砂のお城ななこさん。きっぺいおにいちゃんほどではないけどなかなかの大作です。絶対波にさらわれるかアイシアに蹴飛ばされるかして崩れると思ったんですけど(酷)。「アイシアさんは、何故海が塩辛いか知っていますか? それはですね、悲しみに暮れた乙女が、流す涙のせいなんですよ」って、本人は信じてる風だしギャグだと思ってたらラストに効いてきてびっくり。
音夢ちゃんは海岸で貝殻拾い。あー、アイシアの横からの映像いいなぁ。やっぱ水着の種類なんてどうでもいいですよ、今この瞬間に広がる微曲線を目の当たりにしたら!(だから黙れと)
ビーチバレーを抜けてひと休みことりちゃん。純一くんと、この二年間のサポート部隊の思い出を語る。と、先ほど言及したシーン。二人に気づいたアイシア、「じゅん……」ってそこで止めるなー!! 心臓に悪い(何)。「ことり、なんだかうれしそう」と微笑むアイシア。
みんなでバーベキュー。純一と杉並のいなくなった場で、改めてことりに礼を言う音夢。それに答えて、「朝倉くんのことが、好きでやったことだから」とことり。せめて最初の「朝倉くんのことが」がなければ、「自分の好きでやったことだから」とも取れる発言でしょうけど。それよりもこのあと、まっさきに眞子ちゃんが「あ、あたしも、朝倉のことが好きだからやったんだ! な、な、な〜んちゃんって……」とフォローするのがたまらなくいいんですよ。それにつられてみんなも同じセリフを口にする。美春と萌先輩あたりは判ってなさそうですけど。恥ずかしそうにうつむいてる眞子ちゃんがまたいい。ことりちゃんのことは当然ですけど、眞子ちゃんも自分の想いを心に秘めてるのは間違いないわけで、彼女の動向も今後気になるところです。や、別に私が眞子ちゃんファンだからってわけではなく(笑)。
海辺でひとりことりちゃん。そこにアイシア、「好きなんですか? 純一のこと」と問いつめ(ちょっと違う)。それを認めることりですが、そのあとの温泉でも、花火でも、音夢に純一を譲るような態度を見て複雑な表情を見せるアイシア。ところで杉並の姿が見えませんけど、またどっかで変な花火上げてんでしょうか。
夜のとばり。って杉並も純一と一緒かよ! そんなんともかく、夜の海辺でひとり、純一を想うように水と戯れることりがめちゃめちゃ切ない。私、それほどことりに思い入れはないんですけど、これはけっこう肩入れしたくなってくるなぁ。さあ、どうなるか。
そういえばDVD Vol.1もまもなく到着予定。特典中心にレビュー予定です。
投稿者plateau: 2005年10月06日 03:43 [D.C.S.S.(殿堂入り)]