「なぁに、ちょっとね。ちちんぷいぷいっておまじないを」(ウィリアム・P・バクスター)
MBSだけに?(関西人にしか判らんぞ)
なんてしょうもないネタで引用セリフを消費するのがもったいないくらい良いセリフ満載でした(だったらやるな)。チャールズとの話のあと、すぐレントンをゲッコーステイトに戻さずに、もう一段こういう話を挟んでくるあたり巧いと思います。
ナチュラリストともいうべき思想の持ち主・ウィル@古川登志夫とレントンの出逢い。やっぱりこの作品、レントンの目を通して、さまざまな愛の形を描いている様子。「絶望病は、周囲が絶望するから絶望病と呼ばれる」。絶望せずにマーサに献身するウィル。その生き様はたしかに小さなハコニハウチュウ箱庭の世界に閉じこもるものかもしれませんが、否定できるものでもないでしょう。何にせよ、幸と不幸は当人の意識次第だということでしょうね。そんなウィルに愛されるマーサの姿を見つめるレントンの瞳に、エウレカの姿が重なって。そしてそれは、より一層輝きを増していることでしょう。
ちなみに、息をすることの大切さというのは喘息を患った人間なら身に染みて実感していることでしょう。ふだん無意識にしている息を意識的に行わなければならない発作時は、たしかに生と死が隣り合わせの存在であることを感じさせてくれます。まあ、この感情は容易に世界に対する呪詛に転化されるので要注意ですが。
さあそして、次回第26話。ここが一番重要な話でしょう。鮮やかな浮上を期待。
投稿者plateau: 2005年10月09日 12:32 [交響詩篇エウレカセブン]