「だって、この初音島で起こった不思議な出来事はみんな、あの木の魔法の助けがあってこそだもの」(鷺澤美咲)
予感的中ーー! ちゅちゅちゅのちゅーです(それはやめい)。
いや、前回の予告で、どこもかしこも田村ゆかりが出てくるんじゃないかなんて予想してたから(何故CV表記)、いつも以上に関東組の感想ネタばれに注意してたんですが(といいつつ、某f.r.aでネタばれしそうになったのは秘密です)。
てなわけで鷺澤美咲@松来未祐登場。まあ、愛し合う兄妹のこととなれば、みゆみゆが一番よく判ってるわけで(だからいい加減Φなるネタは封印しろ)。窓から、いつも桜並木を見てるというセリフには涙が出そうになりましたね。ってか本編中では名前も出ずに何も説明されないし、ほとんど前作ファンのための友情出演みたいな感じになってますが。今回はサービスカットもほとんどありませんでしたけど、充分楽しませてもらいました。ええ、たとえ眞子ちゃんが出ておらずとも全然気にしませんとも!(してるだろ)
とはいえ、彼女とアイシアとの出逢いが、純一と音夢のこじれる関係を改善させる糸口になるあたりは実に巧い。冒頭、いったんは歩み寄るかと思わせ、アイシアがさくらのおばあちゃんの知り合いだと知ったとたんに頑なになる音夢。芳乃のおばあちゃん、音夢と純一、そしてアイシアがこの島を訪れた目的、「人を幸せにする魔法」。そのすべてが、あの枯れない桜の木につながっていく構成は見事の一言です。
子供の頃の記憶を胸に、今ふたたび契りを交わす純一と音夢。まさに、「卒業しても変わらないよ、約束を交わしたあの日と」。桜の木が枯れてしまっても、ひとつの出来事が終わりを迎えても、それは決してゼロからのスタートではない。ダ・カーポのように、また何度も始めればいい。この作品のテーマを体現している名場面です。正直、一期(ちなみにファーストシーズンがダメなら、イニシャルシーズンでD.C.I.S.と略せば良いのでは? と思った)を観てない方にこの感動がはっきり伝わるかどうかは心許ないですが、そういうテーマの作品である以上、一期を観てることがある程度前提になってしまうのは仕方のないところかも。
「ふたり」の関係を特別なものにするために、登場人物を絞り込んだのも大成功。心の奥で純一に対する想いを捨て切れていないであろうことりや眞子ちゃんには、このエピソードに出演を許されず。出てくるとギャグにならざるを得ない杉並や萌先輩も、いまだに海のものとも山のものともつかないプラスなキャラも然り(や、島なんだから海の<そのネタ二回目よ、イエローカード)。必然的に残るのは、D.C.I.S.で「桜の魔法」を享受したのとは別の存在であるところの天枷美春、そして、いまだ純一への好意よりも、ひたすらに「魔法で人を幸せにする」ことのみを純粋に考えているアイシア、ふたりの少女。朝倉兄妹を引き合わせるための、実に絶妙なサポート役を演じてくれました。
しかし今回の美春はやたらツボに入った。「ねーむせーんぱーい! あーそびーましょー」って、小学生かお前は(笑)。「いっしょにバナナパフェ食べて、バナナ博物館に行って、バナナウォーズのエピソード3を見るですー」と言う美春に思わず音夢ちゃんが「そんなものあるの!?」とツッコんでるとこも笑いました。
そしてアイシアですよ。前回、なんとかふたりを魔法で仲直りさせようとする様子がめちゃめちゃ健気で愛おしかったんですが。今回はその願いも叶って良かったです。ラスト、OPのあの崖に4人が集うシーンは実に感動的。「すごい、やっぱり桜の魔法は生きてたんだ。これこそが、人を幸せにする魔法なんですね」とアイシア。桜の魔法が生きていたというより、魔法を信じる人の心こそが大事なんだ、というようにも読み取れるのですけどね。そのへんをどうつきつめていくのかは、今後に期待ということにしましょう。
さーて、こうなったら調子に乗って次回の展開も予想してしまいますよ! ズバリ、次回は杉並も眞子ちゃんも登場してのドタバタコメディが復活するでしょう! シナリオは本命花田十輝、対抗で長谷川勝己・あみやまさはる、大穴あかほりさとる(や、それはない)。
ちなみに本日KBSは時間変更で1:00から。新聞欄は一行で「ダカーポ」。ああもう、こういうときこそ、こっそり直すチャンスなのに!
投稿者plateau: 2005年09月01日 02:31 [D.C.S.S.(殿堂入り)]