2005年09月29日(木)

「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#13 アイシアの夏(KBS京都)感想

「おばあちゃん。だいじょうぶ、今わたし、とっても幸せだよ、おばあちゃん。でも……」(アイシア)

 一気に話が動きましたねぇ。良い意味で予想を裏切られましたけど、これで工藤叶(と紫和泉子)はモブキャラ決定か(笑)。

 つくづく二クールというのはありがたいなぁ、と実感。こうやって、それなりに各キャラに愛情を注いで、本筋となるべきストーリィも進めて、となると絶対一クールでは足りません。無理にそれをやろうとしてグダグダになってしまったアニメをいくつも観てきてますからね。そんなわけで贅沢に伏線を散りばめつつ、今回もアイシアのかわいさを十二分に堪能させていただきました。ってことで今日は時間がないのでいきなり逐次感想!(省略する気はさらさら無い)

 アバン、期末試験に苦しむ眞子ちゃんたち(だから視点がおかしい)。現国の時間らしいんで、アイシアもかなり苦しんでる様子……というかそのあとで、暑さにもへばってることが判るんですが。「ぐはぁ〜、もうだぁめだぁ〜」眞子ちゃんって、そんなに成績悪かったっけ。でもそれはそれで! ごちそうさまです(おい)。
 CM明けでテスト終了。「別の意味で終わった」眞子ちゃん、「補習なんかこわくないぞー」とかBGで嘆くとこがかわいい。相変わらずピンポイントで私のツボを突いてきますね。そして魔法の修業アイシアちゃん、「じきに私の生まれ変わった姿をお見せしますから、どうぞお楽しみに!」といいつつ暑さにやられてる。北欧育ちだからというか、日本でも北の出身の方は大変そうですね。まあ私みたいに、夏はしょっちゅう体温越えるようなとこで育っててもそうそう慣れるもんじゃないですが。でも初音島の気候は都市型ヒートアイランドじゃないからまだ楽なんでは? ところでnishisさん、そりゃ〜私も二年前、真っ先にその島を連想しましたとも。
 環さん提唱、納めの儀式 as known as 打ち上げ。案の定、眞子ちゃんも寄ってきて「誰かこの傷ついた私の心をなぐさめてぇ〜」私でよければ(却下)。
 「では自由を勝ち取るため最後まで試験という難関に雄々しく立ち向かった戦士たちに哀悼の意を込めて、乾杯!」最後がおかしいぞ。キャラOFFだと杉並@岸尾大輔はどこまでアドリブだか判りませんな。もともと長谷川勝己脚本は妙に凝ったセリフが散りばめられてるから余計判定が難しい(せんでいい)。死刑宣告を待つお転婆土壇場眞子ちゃんに、お悔やみの花を献ずる杉並。そんなふたりのファイトを「これは幻の!」と言ってスケッチするななこ、このあたりはあからさまに#1のリフレインですね。同じように見えるシーンでも、あれからほんのちょっとの時を過ぎた今。視聴者側にとっては新キャラにもある程度なじむことができたという点で違った見方ができますし、そしてなにより、劇中人物たちにとって最大の変化点は音夢の帰還という事実。
 そんな音夢につつかれて、純一くん、みんなを温泉一泊つきの海水浴にご招待。温泉回&海水浴回の予告が来ましたよ(笑)。でも前作もそうだったけど、こういう「いつもと違う場所」に向かうときは、各人の想いのすれ違いが浮き出て、けっこう話が進むので期待です。ここで、ことりだけが微妙な表情を浮かべてるのがポイントですね。あと「イカ焼き食べたい」とかつぶやいてるアリスも(おい)。
 いっぽう、ひとりで魔法の修業アイシアちゃん。またいろいろ出してるなぁ(ちっちゃいとび箱がちょっとかわいい)。暑さにやられてアイスクリームを所望。魔法を自分のために使っていいのか!? ひとりプロミネンスだからいいのか(違)。でもやっぱダメなんでしょうね、出てきたのはあんまん……って既に純一の域に達してませんか? そういえば純一は自分で食べるために和菓子を出したことあったような。でも自分のカロリーを消費してるから意味ないけど。アイシアはどうなんでしょうね。無機物でもE=mc2に沿ったりして(そんなものに沿ったらどんだけエネルギーを消費するんだ)。「ああもう、どうして日本の夏はこんなに暑いんですか〜あ〜あ〜」声を伸ばすとこがかわいいなぁ。
 家でも旅行のプランを練る音夢ちゃん。「それに……早くけじめをつけないと、わたしも兄さんとふたりっきりの夏休みが楽しめないでしょ」それが目的かっ!! よっぽど三年前の夏を根に持ってるようですね。で、なにやらいいムードのふたり。これは来るぞ来るぞと期待してたら、「うぇ〜あっちぃ〜」と、予想の斜め上を行く登場ぶりを見せてくれたアイシアちゃんに拍手。勝利だーしゃんしゃん(どこの拍手だそれは)。
 で、旅行の計画に乗ってくるアイシア。冷房が一番のポイントかよ。くぅ、このへんからCMまでの流れが面白すぎる。裏音夢炸裂は、もはやヒロインとしての座をアイシアに譲り渡してギャグ担当に横滑り就任したかのように思えました。実際、アイキャッチも両方アイシアでしたし。まあそれは大いに結構!
 Bパート。相変わらず暑がってるアイシアを尻目に、音夢ちゃんの言葉を思い出す純一くん。「アイシアがいるおかげで不自由なこと」って何だ! 1.アイシアの分だけ食費が余計にかかる(むしろ音夢ちゃんが作る方が医療費がかかる) 2.観たいTVが観れない(こないだ夜通しDVD観てたしなぁ) 3.せっかく看護婦さん(見習い)になったのに、兄さんと「おいしゃさんごっこ」ができない(実は一番真相に近そう)
 アイシアと話をつけるため、浜辺に誘う純一。わざわざそんな日陰のないとこに行かんでも。ベンチに座って「あちっ」なアイシアを見たかったのでしょうか(見せたかったのは制作陣だと思うけど)。って、アイシアが朝倉家に来てから、まだ一ヶ月しか経ってなかったんですか。……あれ? まじかるシフォンの回だけで一ヶ月は過ぎてるはずでは(まあラストシーンだけは後の話だと思えばいいけど)。遠回しに言っても勘づかないアイシアに、単刀直入に訊く純一。
 「帰る場所がない」という言葉の真意。両親がいない、という前回の話もうまく伏線として効いています。魔法使いだったおばあちゃんといっしょに、各地を転々としていた幼少期。回想シーンのアイシアがかわいいのは言うまでもないので略(言ってるぞ)。旅をしていた理由、アイシアは「他の人のために、幸せを分けてあげるため」と言ってますけど、見方を変えれば、魔法使いであることが知られているせいでひとところに安住できなかった、とも取れますよね。この後、それを匂わす展開にもなりましたし。
 そんなおばあちゃんのような魔法使いになりたいと言うアイシア。初音島で出逢った、はじめてのお友達。「そんなみんなを、魔法で幸せにしたい!」これまた、OPラストの崖ですね。あの桜の木と公園に次いで重要な場所になっているようです。#9のような「集う場所」だけでなく、願いを宣言する場所の意味づけもされたということでしょうか。
 「問題は、魔法の部分をどうごまかすか」だーかーらー、音夢ちゃんにぐらい言えばいいんじゃないかとも思うんですけどね。でも#9の他所感想で気づいたんですけど、音夢ちゃんが芳乃のおばあちゃんの顔を思い出せなかったりしてるから、やっぱり記憶が完全に戻ってないのかも。これも今後の伏線かもしれません。
 魔法の修業はいいけど、誰にも見つかるなと言う純一に、これからは朝早くに修業するというアイシア。ラジオ体操かと思った。ちゃーんちゃらーんちゃーんちゃらーん、魔法体操第一! おお、これをネタに一編書けるぞ(笑)。
 翌朝、新聞配達の時間にお外へ。って早!(離島だと配達時間も遅かったりするかもしれませんが) ということは逆に夜は早寝でしょうね。じゃあ朝倉兄妹、アイシアが寝静まってからやればいいじゃん(何を?)。
 公園に行くと、そこにいたのはいつかの朝と同じく美咲さん。おおー思わぬ再登場! ってか、どんどん彼岸の住人っぽくなってますが。まあしかし、アイシアが気兼ねせずに本心を打ち明けられる存在というのは非常に貴重。「おばあちゃんは他人を幸せにするばかりで、本当に自分は幸せだったんでしょうか」正直、本当にこのテーマが出てくるとは思いませんでしたねぇ。そんなアイシアに、「その答えを見つけるためにここにきたのね」と美咲さん、アイシアの気持ちを代弁。おばあちゃんのように他人を幸せにする魔法使いになりたい、から一歩進んで、それで本当に自身は幸せだったのか、を知りたかった、それがアイシアの本当の願い。
 「信じていれば、夢はきっと叶う」これもきっと、D.C.の物語の根幹にかかわるテーマでしょうね。って、「私も、まだ夢の途中だけど」それはみゆみゆじゃなくて田村ゆかりだー!(黙れΦなるバカ)「自分の足で一歩踏み出せたんだから」今度は彩ちゃんですか(いい加減にせい)。と、暁の空でEDにつながる(最後だけ綺麗に締めてもムダですよ>自分)。

 次回予告。ここにうたまる@桃井はるこか〜(笑)。

投稿者plateau: 2005年09月29日 05:04 [D.C.S.S.(殿堂入り)]