2005年08月25日(木)

「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」#8 嵐の予感(KBS京都)感想

「と、とにかく、あのふたりのことなら大丈夫。心の奥底では、誰よりも深く結ばれているはずなんだから」(白河ことり)

 ってΦなる6話かよ! やってくれるぜ長谷川勝己&山本天志コンビ!!

 しかしまあ、この作品はギャグアニメじゃありませんからね。ケンカしてすぐ仲直り、ってわけにはいきませんか。でも、地味な話ではありながら、修復に向けた筋道はついてるようにも見えて希望が持てます(って、サブタイトル通り、嵐の前の静けさだったりするかもですが)。

 前回はたしか雨が降ってはいなかったはずですが、いつのまにか降り出した雨の中、あてもなくさまよう音夢。そこに一匹の猫。「お前も、ひとりなのね」手をひっかかれなくて良かったですね。でもそうなったらすぐに純一が傘を差し伸べてくれたかも(だからΦなるネタはもうやめろって)。ところでこの猫、もしかして鷺澤さんちの頼子さん? とも思ったんですけど。ファーストシーズンのDVD確認したら三毛猫でした。まあでも、純一くんだって髪の色指定が変わってるし判りませんよ〜。
 いっぽう朝倉家。だーから、純一はなんですぐ追いかけないんですか! ようやく音夢の正体を(一部ながら)知ったアイシアのほうが心配してて、よっぽど好感が持てます。っていうかこのへんの演出怖かったなぁ。いきなり次の日から天枷研究所で作られたロボ音夢が出てきたらどうしようかと思いましたよ。
 やっと音夢を捜しに外に出る純一(ちなみに、出がけにアイシアがちっちゃい傘を出したのがちょっとツボ)。しかし音夢が昭島先生の車に乗っているところを目撃してしまう……って波、高すぎ! 完全に堤防超えてます。純一のうしろでざっぱーんってなる演出なんかギャグにしか思えませんよ(別に山本天志演出だと知ってたわけでもないのにそう思いましたからね、頼みますよ)。
 翌朝。なんか寝床のアイシアがかわ(略)そんな彼女の目にすら不自然に映る朝倉くん。素直じゃないなぁ。
 気分転換にお出かけ……って萌先輩何やってんだ!! そして眞子ちゃんも参戦。「こぼれる、こぼれるってば〜」……だから、なんなんだこれは。明らかにメインストリームとは関係ないシーンが異常すぎますよ。まあ面白いか面白くないかと言われれば、破格に面白いんですが(あのな)。とりあえず眞子ちゃん@松岡由貴さんのシーンがあれば(略)。
 ともかく、これで純一くんの調子もいつもに戻って……ないじゃないですか。道端のオルゴールに目を留めるアイシア。って、オルゴールも純一にとっては切ない思い出の品でしょうからねぇ(もちろん一期を観てる私にとっても)。「純一……純一! やっぱり、変だ」だー、だからもう、そんなに何度もなまえをよばれると(略)。<お前さっきから「略」多すぎ。と、ことり登場でCM。このアイキャッチいいなぁ。
 Bパート、港町に舞うゆりカモメ。いきなりブラックジャックがはじまったかと思いましたよ。ってことは昭島先生は実は岬に住まう天才外科医!(違)
 ことりに純一と音夢の関係を問うアイシア。ふたりがケンカするのは「仲が良すぎるから」。ふたりはただの兄妹ではなく、恋人だと言うことり。それはことりにとっても辛い事実。アイシアという第三者に対しているからこそ言える言葉でしょうね。いっしょにどこかにでかけたり、ごはんを作ってあげたりするのが恋人なら、「あ、じゃあことりも純一の恋人なんですね。もしかして美春も恋人ですか? えっと、それから眞子も!」と言うアイシア(何故最後だけ強調する)。うーん、無知とはかくも残酷なものか。「違うの……。仲のいい友達と、恋人は、違う……」と、自分に言い聞かせているようなことりの口調です。「あのふたりが仲良くするのが、いちばんいいの。あたしにとっても、みんなにとっても」うーん、セリフ起こしばっかしてないで少しは考えよう。つまり、ことりをはじめとする「サポート部隊」と称する面々は、みな心の奥で純一を狙っていたってことですね? しかし、音夢の不在という「大空位時代」においては、「純一くんは音夢のもの=安全ですから」という免罪符によって、誰も手が出せない状態で均衡を保っていた。しかし、実際に音夢が戻ってきて、それでも純一が音夢のもとに行かないのだとしたら、もはや皆を縛る鎖はないに等しいわけで、つまり修羅場ふたたび!(おいおい)
 帰宅する純一とアイシア。と、中から聞こえる鈴の音。戻っていた音夢ちゃん。ああしかし、まだ言い争いは続く。はじめはすぐ仲直りするかと思って楽しんでたんですけど、どんどん話はこじれていく。そうだ、こういうときこそアイシアの出番ですよ! 「あ、あの、ホラこれ、かわいいでしょ、ね? え、えーっと……」ああもう、愛しいなぁこの子。徹頭徹尾、出来損ないの魔法使いですよ。ってこらー!! なーにやっとんじゃい純一! 本気でムカついたぞこの瞬間。やっぱこういう辛いシーンの次は眞子ちゃんあたりにコブラツイストでもかけてもらいたいものです(だからΦなるは忘れろって)。
 「こうなったら、イヤでもはっきりさせなきゃ、俺が」と純一くん。って会うのは昭島かよ! ところでたぶん昼休みの屋上なのに誰も来ないのね。そういえば杉並すら今回は出てこなかった(別にいいけど)。看護学校での音夢の様子を語る昭島先生。これで1話冒頭の手紙の謎も明かされたということでしょうね。まさに「出せなかった手紙」ですな(だからそれはΦなるボーカルアルバムの益田西守歌@野川さくらメッセージだ)。「今、ホントに彼女の気持ちを判ってあげなきゃいけないのは、誰なんだい?」さすが保健医ですね、すっかり純一くんの頑なな心を溶かしてしまいました。で、タクシー代はつけといてあげても治療費はしっかり請求して一千万(黙れというに)。

 次回、KBSでは1時から(またまた「ダ・カーポ2」の字幕が出ました)。予告はアイシアの「○月×日」ふたたび。やっぱ鷺澤さんちの美咲さんが出てきそうな気がするんですけど、果たして。

投稿者plateau: 2005年08月25日 03:12 [D.C.S.S.(殿堂入り)]